季節の花と言葉の花束

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季節の花「クラリンドウ」

2017-12-15 04:43:45 | 暮らし
名言名句(95)

「苦しい時には、自分以上に不幸な男のいたことを思う」

『ゴーガン』


仕事、生活を問わず、人間の日常には、必ず辛く苦しい時が

あるものです。奇妙なもので、そういう時、こんなに辛く苦

しい立場に置かれているのは、自分一人ではないか、という

思いに駆られることです。まわりに、目がいきません。

しかし、そのような時こそ、自分よりももっともっと不幸せ

な人間がいると思うことで、救われるものなのです。

「俺の不幸は、あいつに比べるとまだまだ大したことではない」

と思うことこそ、大事なことです。

ここの「不幸な男」とは、フランスの画家ゴーガン「(1848-1903)

の友人で、おなじく画家のゴッホ(1853-90)のことで、二人は、

おしまいには別れることになりますが、アルルで二カ月あまり共に

暮らしていたことがありました。

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12月に咲いている花「クラリンドウ」

花の特徴 緑色を帯びた白い花を下垂して咲かせる。

合弁花で花冠は5つに裂け、裂片は横に開く。

長い雄しべが突き出している。

葉の特徴 葉は披針形で、向かい合って生える(対生)。

葉は艶のある緑色をしている。

実の特徴 花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が

多い実)で、黒く熟し、星状に開いた赤い萼をつける。

この花について ―

その他 グレープバニラ(grape vanila)、ブライダルベール

(bridals veil)などの英名があるという。

学名のクレロデンドロン・ウオリキーでも流通している。

ただし、種小名の片仮名表記は「ワリッキイ」や「ワリチィ」

などまちまちである。

属名の Clerodendrum はギリシャ語の「cleros(運命)+dendron

(樹木)」に由来する。スリランカにあった同属の2種を

「幸運の木」「不運の木」と呼んだことからきている。

種小名の wallichii はインド植物の研究者「ウォリッチ

(Wallich)さんの」という意味である。

(みんなの花図鑑より))



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