季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「カンザキアヤメ」

2017-12-10 04:41:32 | 暮らし
名言名句(90)

「陥ちる所まで陥ち ひたすら陥ち そこからして積み上がる」
『鈴木 敏幸』


「雪」という詩の中の詩句で、このタイトルを頭の中に

置きながらこの言葉を読むと、この言葉の意図する

ところがよくわかります。雪の降りしきる情景にじっと

目をあてていると、高い空から、無数の雪片は、正に、

落ち切ってしまう、t言った形で舞い落ちてきます。

「陥ちる」という言葉でないといい表せない雪片の

舞踏は、やがて地に積もっていくことで、逆に、上方へへ

と盛り上がっていくのです。落ち切ってしまうと、その次

は、上へ上へと向かっていく以外に、雪の命の存在はない

と言ってもいいのです。

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12月に咲いている花「カンザキアヤメ」

花の特徴 花の色は青紫色で、花被片は6枚である。

花茎はほとんどなく、花筒が長いのが特徴である。

そのため、花が葉の陰に隠れてしまうのが残念なところである。

葉の特徴 根際から生える葉は剣状である。

アヤメと異なり葉は枯れない。

実の特徴 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が

裂け、種子が散布される果実)である。

この花について ―

その他 名の通り、冬に咲くアヤメである。

属名の Iris はギリシャ語で虹を意味する。

種小名の unguicularis は「爪のある」という意味である。

(みんなの花図鑑より))



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