季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「吉祥草(きちじょうそう)」

2017-12-12 04:28:06 | 暮らし
名言名句(92)

「その罪を悪(にく)んでその人を悪(にく)まず」
『孔叢子(くぞうし)』


『孔叢子(くぞうし)』は、孔子とその門人の言行、及び孔子の

親族のことを記した本です。

人間は罪深い存在です。だからと言って、人間の本質は、悪の

かたまりとばかりは言えません。罪は人間が犯すものですが、

罪そのものを憎んでも、それを犯した人間を憎んではならない、

というのです。刑法に、教育刑主義と応報刑主義という立場が

あります。前者は、罪を犯した当人の置かれた社会環境が悪い

のだから、犯人を教育して改善させようというもので、後者は、

罪を犯したのは犯した当人が悪いのだから、犯人を懲らしめる

ために刑を科すべきだ、とする立場です。この二つの主義を考

える時、罪は憎悪すべきであるが、罪を犯した者を憎悪するな、

という意味は、教育刑主義の根幹にある思想と言えるでしょう。

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12月に咲いている花「吉祥草(きちじょうそう)」

花の特徴 淡い紅紫色の花が穂状につく。

花は下から上へと咲き上がっていく。

花びら(花被片)は6枚あり、まくれるように反り返る。

花びらの外側は濃い紅紫色、内側は淡い紅紫色である。

6本の雄しべと1本の雌しべが花の外に突き出している。

花は葉より低いところにつくので、なかなか見つけにくい。

葉の特徴 根際から生える葉の形は広めの線形である。

ジャノヒゲ(蛇の髭)に似ているが、葉の幅がそれより広く、

明るい緑色をしている。

実の特徴 花の後につく液果(果皮が肉質で液汁が

多い実)は赤紫に熟し、動物に食べられて広がる。

この花について ―

その他 和名の由来は、吉事があると開花するという伝説

からきている。

属名の Reineckea はベルリンの園芸家「ライネッケ(H. J.

Reinecke)さん」の名からきている。

種小名の carnea は「肉色の」という意味で

(みんなの花図鑑より)


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