人生日訓(731)
「罪なき者まづ石をなげうて」
イエスの言葉である。とかく、私共も性のスキャンダルを聞いて、
苦々しく思うことだが、さて静かに自分の本心を尋ね、もし自分
がその立場にいたらどうであろうかと反省してみると、私も石を
投げ捨てた一人であろう。この地上に、この姦淫の女をさばきう
るものは、恐らく、一人もいないであろう。モーゼの律法につい
てとやかくいう余地もあるが、私共お互い、免れているものには
姦淫について他人を咎め立てする資格を持つ者は、恐らく一人も
、この地上にはいないであろう。
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7月から咲く花「槐 (えんじゅ」)」
開花時期は、 7/10 ~ 8/末頃。 ・中国原産。 仏教伝来の頃に渡来。 ・中国名を「槐(ファイ)」といい、 和名にも この漢字があてられている。 ・排気ガスに強く、伸びすぎないので 街路樹としてよく植えられる。 ・花が散ったあとは 木の下が真っ白(または真っ黄色) になる。 それで「何だろう?」と見上げると エンジュだったということがある。 ・花が終わると 数珠状の豆の実をつける。 ・中国では昔から尊貴の木として 尊重されており、 周の時代(2000年くらい前)の 宮廷の庭には 3本のエンジュが植えられていて、 朝廷の最高位にある三公は それに向かって座ったという。 また、学問と権威のシンボルとされ 最高の官位は 「槐位(かいい)」と称された。 ・薬効 止血、動脈硬化予防 ・薬用部位 つぼみ、葉、実 ・生薬名 つぼみは「槐花(かいか)」 葉は「槐葉(かいよう)」 実は「槐角(かいかく)」 ・別名 「槐樹」(かいじゅ) 「黄藤」(きふじ)
(季節の花300より)