季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「屁糞蔓 (へくそかずら)」

2021-07-13 04:22:32 | 暮らし
人生日訓(733)

「賢を見ては斉(ひと)しからんことを思う」

孔子らしい言葉である。立派な人物を目にしても「到底、自分は

叶わない。自分は駄目だ」としょげてしまわぬところに人類の今

日までの進化向上というものがあったのではあるまいか。できる

、出来ないは別として、賢を見て、我もこれに近づき、これに等

しく成りたいとと思い立つということは人間として大切な本能で

はなかろうか。もし、賢を見て全く無関心であり、平気でいるよ

うであっては情けないことである。

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7月から咲く花「屁糞蔓 (へくそかずら)」

開花時期は、 7/10 ~ 9/15頃。 ・つる状でどんどん伸びてくる。  道端のフェンスなどで  夏によく見かける。 ・筒状の、こげ茶色の花。 ・すごい名前だが、  枝や葉をもむと悪臭があるから  この名前になったとのこと。  (私も匂ってみましたが    それほどでもなかったです)  匂いのため、  この植物を食べる虫は  ほとんどいないらしい。 ・秋に、茶色いパチンコ玉の  ような丸い実をつける。 ・薬効   下痢止め ・薬用部位 根茎 ・薬効   肌荒れ、       しもやけ、あかぎれ ・薬用部位 実の汁 ・別名  「灸花」(やいとばな)。    灸(やいと)とは   ”おきゅう”のこと。    花の内側の茶色い部分を、    お灸をした跡に    見立てたことから。  「馬食わず(うまくわず)」    悪臭があるために(?)    馬が食べないところから。 ・「かはらふぢに   延(は)ひおほとれる   屎葛(くそかづら)   絶ゆることなく   宮仕へせむ」    万葉集    高宮王    (たかみやのおおきみ)

(花図鑑より)


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