季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「金鶏菊 (きんけいぎく)」

2017-06-25 04:28:12 | 暮らし
忘れかけていた大切なこと(渡辺和子著より)

「弱さ③

私にも、折に触れる心と体に、とげが与えられます。

それは、失敗、挫折、病気であることもあれば、他人

の嫉妬、中傷、誤解であることもあります。そして、

そういうものを謙虚に受け止めきれないのが、私の

弱さなのです。

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5月から咲いている花「金鶏菊 (きんけいぎく)」

開花時期は、 5/20 ~ 8/10頃。
・花のつぼみがまん丸なのが特徴的。
・美しい花の色、姿、
 大きさなどから、
 「金鶏
  (きんけい:体の黄色い鳥)」
 を想像して命名された。


・「金鶏菊」の近縁種に
 「大金鶏菊
  (おおきんけいぎく)」と
 「細葉波斯菊
  (ほそばはるしゃぎく)」
  がある。

 「金鶏菊」は、
  花の中央部まわりに
  紫色の模様があるが、
 「大金鶏菊」にはそれがない。
 また、
 「細葉波斯菊」は
 「大金鶏菊」とよく似ており、
  区別がつきにくい。
 さらに、
 「細葉波斯菊」のことを
 「金鶏菊」と呼ぶことが多く、
 ますますわかりにくく
 なっているのが実状のようだ。

 掲載写真は、
 「大金鶏菊」または
 「細葉波斯菊」の
 どちらかだと思います。
 (ページ名は広く
  「金鶏菊」にしました)


・別名
 「コレオプシス」 学名から。


(季節の花300より)







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季節の花「毒痛み (どくだみ)」

2017-06-24 04:13:08 | 暮らし
忘れかけていた大切なこと(渡辺和子著より)

「弱さ②」

そこで私も、私の弱さは何であろうと考えてみました。ありがたい

ことに体は生まれつき割りに丈夫、意志も、どちらかというと強い

方、責任感も持っていると思うし、ひととおりの仕事は人並みに

している。どこと言って、あまり弱いところはない。ここまで考え

て、ハタと思い当たりました。この、弱いところがないかのように

思っていること、私のに働いている神の力を忘れがちでいること

こそが、私の弱さなのだと。


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5月から咲いている花「毒痛み (どくだみ)」

開花時期は、 5/20 ~ 6/末頃。
・「毒」を
 「矯める(ためる=収める)」、
 即ち、毒を止める効能がある
 ところからの命名。
・葉、地下茎は漢方薬になる。
 (「どくだみ茶」
   というのがあります)

・「毒痛み」は
 ハート型の葉の先端に、
 十字型の白い花を咲かせる。
 道端のちょっとしたところで
 この時期よく見かける。

・花びらがたくさんある、
 「八重毒痛み(やえどくだみ)」
 という品種の花もある。
 なかなかきれいな花。

・別名
 「十薬」(じゅうやく)。
   10種類の効能が
   あるところから。


(季節の花300より)






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季節の花「栴檀 (せんだん)」

2017-06-23 04:55:51 | 暮らし
忘れかけていた大切なこと(渡辺和子著より)

「弱さ①」

パウロというキリストの弟子が、コリント人に宛てた手紙の中に、

弱さについて面白いことを述べています。「私は自分の弱さを大い

に喜んで誇る」というのです。それは、「キリストの力が私のうち

に宿る」ためであり、かくて「私は、弱い時にこそ強い」のだと言

い切っています。4つまり、私が強かったらキリストの出番がなくな

ってしまう。だから、自分は己の弱さを大切にし、その弱さがある

ことを誇りとさえ思っているというのです。

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5月から咲いていた花「栴檀 (せんだん)」

開花時期は、 5/20 ~ 6/10頃。
・紫色の小さな花。
 花びらは5~6弁。
 竹とんぼが
 回転しているような姿♪
 あまり目立たない。

・秋に楕円形の実が
 枝一面につき、
 落葉後も木に残るさまが
 数珠のようであることから
 「センダマ」(千珠)
 の意で命名された。

・材は建築用装飾、
 家具、木魚、下駄などに
 用いられる。
・漢方では、実、樹皮、根皮が
 駆虫に用いられる。


・”栴檀は双葉より芳し”
 の栴檀は
 この栴檀のことではなく、
 白檀(びゃくだん)という木
 のことを指す。
 (白檀は別名を栴檀と呼ぶ)

 <参考>
 ”栴檀は双葉より芳し”
 (せんだんは
  ふたばよりかんばし)
  栴檀(白檀)は発芽したころから
  芳香を放つことから、
  優れた人物は、
  幼いときから他と違って
  優れていることを
  示すことわざ。


・「妹(いも)が見し
  楝(あふち)の花は
  散りぬべし
  わが泣く涙
  いまだ干(ひ)なくに」
  (楝=栴檀)
   万葉集
   山上憶良
   (やまのうえのおくら)

 「珠に貫く
  楝(あふち)を宅に
  植ゑたらば
  山ほととぎす
  離れず来むかも」
  (楝=栴檀)
   万葉集
   大伴家持


(季節の花300より)







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季節の花「空木 (うつぎ)」

2017-06-22 04:18:18 | 暮らし
忘れかけていた大切なこと(渡辺和子著より)

「回心⑨」

フランシス・トンプソンの詩、『天の猟犬』にあるように、

逃げても逃げても追いかけてくる神、逃げれば逃げるほど

追いかけてくる神に私はついに捕らえられたのでした。

抱かれてあるとは知らず 愚かにも

われ 反抗する 大いなる手に

九条武子さんの歌もまた、私のキリストとの出会い、聖書

との出会いを表してくれています。

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5月から咲いていた花「空木 (うつぎ)

開花時期は、 5/20 ~ 6/ 5頃。
・髄(ずい。茎や根の
 中心にある部分)が
 空洞になっているので、
 「空ろ木(うつろぎ)」
 が変化して
 「空木」になった。
・材質は硬く、腐りにくい。
 昔から、木くぎや、
 神事のときの杵などに使われた。

・”実”は
 「独楽(こま)」のような形♪
 やぶがらしの花に似ている。


・別名
 「卯の花」(うのはな)、
   卯月(旧暦4月)に
   咲くことから。
   「うつぎの花」の略とも。

 「雪見草」(ゆきみぐさ)。
   見た目が雪のよう。


・5月22日の誕生花(空木)
・花言葉は「謙虚」(空木)


・「ほととぎす
  来鳴き響(とよ)もす
  卯の花の
  共にや来(こ)しと
  問はましものを」
   万葉集
   石上堅魚
   (いそのかみのかつお)

 「卯の花を
  腐(くた)す
  霖雨(ながめ)の
  水はなに
  寄る木積(こづみ)なす
  寄らむ児(こ)もがも」
   万葉集 大伴家持

 「卯の花も
  いまだ咲かねば
  ほととぎす
  佐保の山辺に
  来鳴(きな)きとよもす」
   万葉集 大伴家持

 「五月山(さつきやま)
  卯の花月夜
  ほととぎす
  聞けども飽かず
  また鳴かぬかも」
   万葉集 作者不詳

 「卯の花の
  咲き散る岳(おか)ゆ
  ほととぎす
  鳴きてさ渡る
  君は聞きつや」
   万葉集 作者不詳

 「神まつる
  卯月になれば 卯の花の
  憂き言の葉の
  数やまさらむ」
   金槐和歌集 源実朝

 「卯の花を
  かざしに関の 晴れ着かな」
   河合曽良(かわいそら)

 「卯の花や
  妹が垣根の はこべ草」
   与謝蕪村(よさぶそん)

 「押しあうて
  又卯の花の 咲きこぼれ」
   正岡子規(まさおかしき)

 「山里は
  卯の花垣の ひまをあらみ
  しのびねもらす
  時鳥(ほととぎす)かな」
   加納諸平


(季節の花300より)








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季節の花「ベゴニア」

2017-06-21 04:27:01 | 暮らし
忘れかけていた大切なこと(渡辺和子著より)

「回心⑧」

洗礼を受けたからと言って急に人が変わる訳では

ありません。ただでさえ機嫌を悪くしていたは母

は、事あるごとに「それでも、あなたはクリスチ

ャンなの」と私をなじるのでした。そしてなじら

れることも仕方のない、相変わらずの私でした。

そんな私も、ありがたい沢山の出会いをいただいて、

すこしづつですがキリストの柔和と謙遜に近づこう

としつつあります。

歳時記

夏至

6月21日。および小暑までの期間。

太陽黄径90度。芒種から数えて15日目頃。

一年で、昼間が最も長く、夜が最も短い日。

冬至と比較すると、昼間の時間差は4時間以上

もあります。暦の上では夏季の真ん中にあたり

ますが、実際には梅雨の真っ盛りで、農家では

田植えに繁忙を極める頃。暑さのピークは

1カ月ほど先になります。

冬至にはかぼちゃを食べる風習がありますが、

夏至は地方によって様々で、関西ではこの日に

タコを食べる習慣があり、関東地方では焼き餅

をお供えたりします。

沖縄では、この頃に吹く季節風を「夏至南風」

といいます。この風が吹くと、梅雨が明けて

本格的な夏の訪れるそうです。

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5月から咲いている花「ベゴニア」

開花時期は、 5/15 ~ 11/末頃。
 長い間、咲き続ける。
・ブラジル原産。
・いろいろ種類がある。
 背が高い
 「木立(きだち)ベゴニア」
 という種類もある。

・9月28日の誕生花
    (ベゴニア)
 9月4日の誕生花
    (木立ベゴニア)
・花言葉は
 「幸福な日々」
    (ベゴニア)
 「つりあいが良い」
    (木立ベゴニア)

(季節の花300より)







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