季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「昼顔(ひるがお)」

2017-06-20 04:13:32 | 暮らし
忘れかけていた大切なこと(渡辺和子著より)

「回心⑦」



ただ、チェスタトの言葉でしたか、「人間に神のことがすっかり

分かってしまったら、その時、神は神でなくなる」という言葉に

納得し、「信仰というものは、目をつむって溝を飛び越えるよう

なものですよ」というシスターの言葉に勇気づけられ、さらに、

昼夜を分かたぬ空襲に「死」の近いことをいつも意識していて、

このままの自分で死んではいけないという思いがありました。

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5月から咲いている花「昼顔(ひるがお)」

開花時期は、 5/15 ~ 10/10頃。
・名前のとおり、昼間に開花。
 夕方にはしぼむ。
・晩春から秋まで長い間咲き続ける。

・「昼顔」と「小昼顔」は、
 花のサイズは
 「昼顔」の方が少し大きく、
 葉っぱも「昼顔」の方が
 細長いなどの
 こまかい違いがあるが、
 見分け方が難しいことから
 ページの名前は
 広く「昼顔」としました。
 (小昼顔の写真が
  載っているかもしれません)


・「打日さつ
  宮の瀬川の
  容花(かほばな)の
  恋ひてか寝らむ
  昨夜(きそ)も今宵も」
  (容花=昼顔)
   万葉集

 「高円(たかまど)の
  野邊(のべ)の
  容花(かほばな)
  面影(おもかげ)に
  見えつつ妹(いも)は
  忘れかねつも」
  (容花=昼顔)
   万葉集
   大伴家持
   (おおとものやかもち)

(季節の花300より)










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季節の花「定家葛 (ていかかずら)」

2017-06-19 04:40:03 | 暮らし
忘れかけていた大切なこと(渡辺和子著より)


「回心⑥」

いまでも、なぜかはっきり覚えているこの言葉・・・それは、

何でもない言葉のようで、私にとっては、回心、心の方向を

百八十度転回させる言葉となりました。

「ちょっと待っていて」ろ言ってシスターは奥に入り、一冊の

本を持ってきて渡してくださいました。それが私の聖書との出

会いとなったのです。それまで反対ばかりしていた私が、素直

にその聖書を読み始めたのは、多分、私の心が乾き切っていた

からだったのでしょう。

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5月から咲いている花「定家葛 (ていかかずら)」

開花時期は、 5/15 ~ 9/末頃。
 7月頃いったん花は途絶えるが、
 その後
 新しい枝が伸びてきて
 また開花する。
・スクリュー型の変わった形。
・おいしそうな香りがする。



★謡曲の「定家」に由来する名前。

 京都を旅していた僧侶が
 夕立にあい、雨宿りで
 駆け込んだところが、
 歌人の「藤原定家」が
 昔建てた家だった。

 どこからか現れた女性が、
 その僧侶を、
 葛(つる)のからんだ
 「式子内親王(平安時代の、
  後白河法皇の第三皇女)」の
 墓に案内し、こう語った。

 ”藤原定家は式子内親王を
  慕い続けていたが、
  内親王は49歳で
  亡くなってしまい、
  定家が式子内親王を想う執心が
  葛となって
  内親王の墓に
  からみついてしまった。
  内親王の霊は
  葛が墓石にからんで
  苦しがっているらしい”

 僧侶はそれを聞き、
 内親王の成仏を願って
 墓の前で読経した。

 じつは、先ほどの女性は
 式子内親王本人の「霊」で、
 僧侶が読経してくれたことで
 成仏できて喜んだ。
 そして、この、からみついた
 「葛」に後年、
 「定家葛」の名前がつけられた。


・「石綱(いわつな)の
  またをちかえり
  青丹(あおに)よし
  奈良の都を また見なむかも」
   万葉集



(季節の花300より)






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季節の花「昼咲月見草(ひるざきつきみそう)」

2017-06-18 05:25:02 | 暮らし
忘れかけていた大切なこと(渡辺和子著より)

「回心⑤」

そして、そんな自分がまた嫌で嫌でたまらなかったのです。

ミッションスクールに通い、友人の前では良い子ぶっている

のに、家に帰れば母に冷たくしか振舞えない二重人格の自分

がたとえようもなく「重荷」だったのです。

自己嫌悪がその極限に達した時、私は母校にいらした一人の

好きなシスターのところに行って、素直に自分の心を打ち明

けました。聞き終えたシスターは静かに仰いました。

「和子さん、あなたは自分のことばかり考えているみたい。

少しお母様の身になってみたら」

歳時記

父の日

6月の第3日曜は父の日です。発祥地はアメリカで、

母の日が年中盛んになるのに、父の日が無いのは

不公平だと考えたドット夫人が、亡父の墓に、白い

バラをささげたことが始まりと言われています。

母の日のカーネーションほど有名ではありませんが、

父の日のシンボルフラワーはバラとされています。

仕事一筋で、家庭での自由時間や子供との時間を持つ

ことの出来ないお父さんには、子供に、お父さんの

存在の重要さをじっくり確認させる機会をつくって

あげたいものです。


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5月から咲いている花「昼咲月見草(ひるざきつきみそう)」

開花時期は、 5/15 ~ 7/末頃。
・北アメリカ地方原産。
・初夏から夏にかけて咲く。
 ピンク色のやや大きめの花びら。
 名前には”昼間”とあるが、
 夕方以降にも咲いてるのを見かける。

・別名
 「昼咲桃色月見草」
  (ひるざきももいろつきみそう)

(季節の花300より)







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季節の花「昼咲月見草(ひるざきつきみそう)」

2017-06-18 05:07:47 | 暮らし
忘れかけていた大切なこと(渡辺和子著より)

「回心⑤」

そして、そんな自分がまた嫌で嫌でたまらなかったのです。

ミッションスクールに通い、友人の前では良い子ぶっている

のに、家に帰れば母に冷たくしか振舞えない二重人格の自分

がたとえようもなく「重荷」だったのです。

自己嫌悪がその極限に達した時、私は母校にいらした一人の

好きなシスターのところに行って、素直に自分の心を打ち明

けました。聞き終えたシスターは静かに仰いました。

「和子さん、あなたは自分のことばかり考えているみたい。

少しお母様の身になってみたら」

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5月から咲いている花「昼咲月見草(ひるざきつきみそう)」

開花時期は、 5/15 ~ 7/末頃。
・北アメリカ地方原産。
・初夏から夏にかけて咲く。
 ピンク色のやや大きめの花びら。
 名前には”昼間”とあるが、
 夕方以降にも咲いてるのを見かける。

・別名
 「昼咲桃色月見草」
  (ひるざきももいろつきみそう)

(季節の花300より)






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季節の花「雪の下(ゆきのした)」

2017-06-17 03:34:07 | 暮らし
忘れかけていた大切なこと(渡辺和子著より)

「回心④

父の非業な死に際しても、葬式の間も一滴の涙も見せなかった母は、

その後はそれまでにも増して厳しい躾を子供たちにかけようとし、

私の中には激しい反抗心が育っていきました。戦争が始まり、長兄

は海軍に、次兄は陸軍に取られ母にしてみたら辛い日々をだったと

思うのです。かっての陸軍大将夫人が、なりふりかまわず家庭菜園

に精を出し、バケツリレー、食料の買い出し等に走り回る姿を見て、

ありがたく思うどころか、私はうとましく思い、軽蔑さえ感じる

有様でした。

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5月より咲いていた花「雪の下(ゆきのした)」

開花時期は、 5/15 ~ 7/ 5頃。
・花びらのうち、
 下向きの2枚が長い。
・葉の表には
 葉脈に沿って白い斑がある。

・名前は、雪のような
 白い花をかぶって
 その下に緑の葉を広げるから。
 白い舌状の花の形から
 「雪の舌」、
 それが転じて「雪の下」、
 との説もある。

・漢名は「虎耳草」。
 まだらで毛のある
 丸い葉っぱにちなむ。


・葉はいろいろ使える。
 けがをしたらこの葉を
 火にあぶって患部に貼ると
 効き目がある。
 (昔からやけどなどの
  貼り薬(もんだ葉っぱ)、
  中耳炎やひきつけの薬
  (しぼり汁)として
  重宝された。)
 また、天ぷらにしてもおいしい。
   (花は食べない)

(季節の花300より)






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