季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「箱根空木 (はこねうつぎ)」

2017-06-16 04:17:16 | 暮らし
忘れかけていた大切なこと(渡辺和子著より)

「回診③」


私は「望まれないで生まれた子」でした。身ごもった時、

すでに43歳だった母は、北海道旭川第七師団の師団長

夫人という世間体があり、出来ることなら、私を生まな

いで済ませかったらしく、医者であった義兄にもこのこ

とで相談したようである。その母に向かって「産んでおけ」

と言ってくれたのは他でもない父でした。そんないきさつも

あって、私は母よりも父がずっと好きでした。54歳だった

父も孫のような私をとても可愛がってくれましたが、

1936年2月26日の朝、2.26事件というクーデターで

私の目の前で死にました。

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5月から咲いている花「箱根空木 (はこねうつぎ)

開花時期は、 5/15 ~ 6/15頃。
・海岸近くに生える。
・箱根近辺でも自生する。

・花の色は、つぼみのときは白。
 しだいに赤に変わっていく。
・二色空木(にしきうつぎ)
 に似ているが、
 すごく似ていて、
 看板などがない限り
 ほとんど区別がつかない。
 ちなみに、
 箱根空木は海岸に多く、
 二色空木は山地に多い。


(季節の花300より)








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季節の花「吸葛 (すいかずら)」

2017-06-15 04:22:00 | 暮らし
忘れかけていた大切なこと(渡辺和子著より)

「回心②」

かくて、他力本願bの仏教を宗旨とした家に生まれ、人間の力の

偉大さをたたえ、自力での修業を重んじる小学校教育を受け、

神棚が祭ってある茶の間で父から儒教の「論語」のてほどきを受

けて育った私は、特定の宗教というようなものには、露ほどの

関心も持たないまま、やがて、高等女学校というカトリック系の

ミッションスクールに入学しました。これが私のキリスト教との

最初の出会いですが、これとても自分の意思によるものではなく

て母や姉が決めたことでした。

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5月から咲いていた花「吸葛 (すいかずら)」

開花時期は、 5/15 ~ 6/15頃。
・「水を吸う葛」の意から
 「吸葛」となった。 
 また、昔は、花の奥の方にある
 蜜(みつ)を 
 子どもが吸って遊んだことから
 「吸葛」となった、
 との説もある。

・花の色は、
 白から黄に変化していく。
 このことから
 中国では「金銀花」と呼ばれる。

・「忍冬」とも書く。
 また、「忍冬」の字のごとく、
 「にんどう」と
 呼ばれることもある。



(季節の花300より)







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季節の花「ブラシの木」

2017-06-14 04:14:34 | 暮らし
忘れかけていた大切なこと(渡辺和子著より)

「聖書と私の出会い・回心①

「天高こうして日月懸かり、地厚うして山河横わる。日月の精、山河の

霊鍾(あつ)まりてわが心にあり。高き天と、厚き地と、人に対して三

つとなる。人無くしてそれなんの天ぞ。人無くしてそれなんの地ぞ・・」

このように、人の心の偉大な力をうたいあげたものでしたが、幼いなが

らにもこのひとときは、厳粛なものとして心に残っています。


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5月から咲いていた花「ブラシの木」


開花時期は、 5/15 ~ 6/10頃。
・オーストラリア原産。
・明治中期に渡来。
 暖地に栽培される。

・花の形が、
 ビン洗いのブラシにそっくり♪


・実は、枝にずらっとついて並ぶ。
 翌年の花はその上部に咲き、
 実は次々と何年も残っていく。
 その後もずっと大きく
 なりつづけ、
 7~8年は枝についていて
 発芽能力も持ち続ける。

 この木は、乾燥地が原産地のため、
 極端な乾燥や山火事のときに
 パァーンと実が開いて
 中の細かい種子が
 風に飛んで散布される、
 という仕組みになっている。
 山火事でまっさらな土地に
 なったところに
 すばやく芽を出して、
 その土地一帯の
 優占種になるのが目的らしい。
  (ユーカリの木も同じ)


・別名
 「花槇(はなまき)」
   葉が槇の葉に
   似ているところから。

 「金宝樹(きんぽうじゅ)」

 「カリステモン」(学名から)


(季節の花300より)



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季節の花「水蠟の木 (いぼたのき)」

2017-06-13 04:32:47 | 暮らし
忘れかけていた大切なこと(渡辺和子著より)

「休ませてあげよう⑥

そして、その通りでした。ひとさまのお世話になりたくないという、

私の思い上がりを病気は打ち砕いてくれ、張り詰めていまにも切れ

そうだった心の弦に、ゆとりを与えてくrふぇる(休み)だったの

です。

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5月からさいていた花「水蠟の木 (いぼたのき)」

開花時期は、 5/15 ~ 6/ 5頃。
・白い花でほとんど目立たないが
 ちょっとだけ香る。
・秋に黒く小さい実をつける。

・鼠黐によく似ているが、
 鼠黐より花序が小さく、
 花期は鼠黐より少し早い。
・「疣取の木」とも書く。


・幹に「イボタロウムシ」という虫が
 寄生することも
 「イボタの木」の名前の
 由来らしい。

・「水蠟の木」より、
 葉っぱが幅広い、
 「大葉水蠟(おおばいぼた)」
 という木もある。


(季節の花300より)






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季節の花「扉 (とべら)」

2017-06-12 05:13:04 | 暮らし
忘れかけていた大切なこと(渡辺和子著より)

「休ませあてげよう⑤」

「休ませてあげよう」とは、何と優しい言葉でしょう。それは、私が

数年前思いがけない病気にかかった時、私の耳元で囁かれられたイエス

の言葉でもありました。そして、私といえば「いいえ、休みたくなど

ありません。一日も早く健康にしてください」と、言い張っていました。

「今のあなたには、この休みが必要なのだ」と、イエスは呟いていらし

たに違いありません。


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5月から咲いていた花「扉 (とべら)」

開花時期は、 5/15 ~ 6/ 5頃。
・「扉」と書いて、
 この花の場合”とべら”と読む。
 2月の節分に、
 この木の枝を扉にはさんで
 邪鬼を払う風習があったため、
 「とびらの木」と
 呼ばれていたのが
 しだいに変化し略され
 「とべら」になった。

・「海桐花」とも書く。漢名。

・葉っぱは固い楕円形で、
 外側に反り返る。
 葉っぱを火にくべると
 はぜて燃える(パチパチッ)。
・花には芳香あり。

・秋に実が割れ、
 赤いタネが現れる。
 タネのまわりは
 ネバネバになっている。
 鳥の好物らしい。

(季節の花300より)









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