季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「薮蘭 (やぶらん)」

2017-08-26 04:45:39 | 暮らし
忘れかけていた大切なこと(渡辺和子著より)


「外見と心⑤」

「剃りたきは 心の中の乱れ髪」

これはたしか、鎌倉前期の人、鴨長明の句である。

外見は頭を剃って出家し、仏に仕えているようでも、心の中には

髪の毛が残っているどころか、乱れている。修道生活を送っている

私の自戒の句である。

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7月より咲いている花「薮蘭 (やぶらん)」

開花時期は、 7/25 ~ 10/末頃。
・日陰に生える。
・葉が斑入り(ふいり)
 のものもある。
・実(タネ)は黒い丸形。


・別名
 「山菅」(やますげ)。

   ちなみに、
   万葉集で「山菅」
   として歌われたのは 
   竜の髭(りゅうのひげ)
   のこと。
   万葉集では
   薮蘭は登場しないようだ。


・10月26日の誕生花(薮蘭)
・花言葉は「謙遜」(薮蘭)

(季節の花300より)





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季節の花「秋海棠 (しゅうかいどう)」

2017-08-25 04:00:59 | 暮らし
忘れかけていた大切なこと(渡辺和子著より)

「外見と心④」


ただ一人、女に石をなげる資格を持っていたにも関わらず、

キリストは投げなかった。しかし、厳しく諭している。

「これからはもう罪を犯さないように」

罪そのものに対しては厳しく、罪人に対しては、あくまでも

優しいキリストであった。

「私がいつも、この度のように、助けてやれるわけではない

のだよ」と、きっとキリストのまなざしは語っていたことで

あろう。

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7月より咲いている花「秋海棠 (しゅうかいどう)」

開花時期は、 7/25 ~ 10/25頃。
・中国原産。
・中国名が「秋海棠」で、
 その音読みで
 「しゅうかいどう」。
 いかにも”秋到来”
 という感じの名前。

・晩夏から秋にかけて咲く。
 真ん中の黄色い花弁がいい。
 なぜか、やや下向きに咲く。
・ベゴニアに似ているが、
 ベゴニアより花の枝が長い。

・別名
 「瓔珞草(ようらくそう)」


・「秋海棠
  西瓜(すいか)の色に
  咲きにけり」
   松尾芭蕉

(季節の花300より)







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季節の花「臭木 (くさぎ)」

2017-08-24 04:38:21 | 暮らし
今朝は嬉しいヌユースを最初に書きます。

それは、わが埼玉県の花咲徳栄高校が、甲子園の夏の田尾99回高校野球大会で

初優勝して、埼玉に初めて」優勝旗を持ちかえったことでした。まさに快挙です。



忘れかけていた大切なこと(渡辺和子著より)


「外見と心③」



「あなたたちの中で、罪のない人がまずこの女に石を投げなさい」

キリストは、この女をどうするかとの問いには答えず、石を投げる

資格を相手に問いただしている。それに応えるかのように、石を

投げることなく、一人去り二人去って、残ったのは、女とキリスト

だけになった時、キリストは女に向かって「私もあなたを罰しない、

行きなさい。これからはもう罪を犯さないように」と言われたので

あった。

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7月より咲いている花「臭木 (くさぎ)」

開花時期は、 7/25 ~ 8/末頃。
・木や葉の薬品臭から
 臭木の名がついたが、  
 花自体はとっても甘い香り。

・実は瑠璃色でよく目立つ。
 秋に実る。
 鳥の好物らしく、
 鳥がよく来る木の実は
 すぐなくなってしまう。
 (青く丸いのは「タネ」らしい)

(季節の花300より)





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季節の花「蔓荊 (はまごう)」

2017-08-23 04:33:13 | 暮らし
忘れかけていた大切なこと(渡辺和子著より)

「外見と心②」

ある日のこと、姦淫の現場を押さえられた女性がキリストの前に

引き立てられてくる。モーゼの律法に従ってこの女を石打の刑に

処すべきか、それとも憐みをかけて釈放すべきかと、ファリザイ

人たちはキリストに、二者択一を迫る。釈放せよと言えば、神の

掟をないがしろにすると責められるであろうし、石打にせよと言

えば、日頃、罪人を赦せと説いている自らの訓えに背くことにな

る。この、絶体絶命の窮地を、キリストは相手の意表を突く返答

で切り抜け、さらに、人間の行動に先立つ心、目に見えない思い

こそ、裁かれるべきものであるということをものの見事に示され

たのであった。

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7月より咲いている花「蔓荊 (はまごう)」

開花時期は、 7/20 ~ 9/10頃。
・海岸の砂地を這ってのびる。

・漢字はぎょうぎょうしいが、
 想像とは違って、
 青紫色のきれいな花。
 葉っぱを燃やして
 香煙を仏にささげた「浜香」が
 語源になっているらしい。

・実のことを「蔓荊子(まんけいし)」
 と呼び、鎮痛薬などに使われる。

(季節の花300より)






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季節の花「浜朴 (はまぼう)」

2017-08-22 04:27:45 | 暮らし
忘れかけていた大切なこと(渡辺和子著より)

「外見と心①」

この二つも必ずしも相反するものではない。私たちは相手に見せることの

出来ない心を、物で表し、態度で示し、言葉に表現して相手に伝えようと

する。これは、心と体を併せ持つ人間の宿命といえる。キリストがお嫌い

になったのは偽善であった。醜いものを内に持っていながら、持っていな

いかのように見せかけ、他人の弱さを糾弾するファリザイン人、偽善者達

に対して、キリストはあからさまに、その嫌悪を示された。


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7月より咲いている花「浜朴 (はまぼう


開花時期は、 7/20 ~ 8/ 5頃。
・海岸に生える。
・黄色のとても爽やかな花。

・浜に生える
 ” 朴の木(ほおのき)”で
 「はまほお」、
 次第に「はまぼう」になった。
 漢字だと「浜朴」。
 「黄槿」の漢字は
 なんとなく当て字っぽい。


(季節の花300より)






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