季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「木槿 (むくげ)」

2017-08-07 04:31:28 | 暮らし
忘れかけていた大切なこと(渡辺和子著より)

「聖書との出会い⑤」

敗戦、戦後の混乱に加えて、家庭の経済的逼迫の中で、学業と

仕事の両立をこさねばならなかった私からは、いつしか聖書を

毎日読む習慣が失われていった。聖書は日々読むものから、必

要な時に開くものになってしまって今日に至っている。

毎晩のように寝床の上に正座して15分ずつ読んだ日々が懐かし

い。物質的には極めて貧しい時代だったが、私にとっては幸せ

な一時期であった。

歳時記

立秋

8月7日。および処暑までの期間。

太陽黄径135度。大暑から数えて15日目頃。

朝夕が涼しくなり、秋の気配が立つ頃。

立春からちょうど半年が経過し、この日から立冬の

前日までが秋。暦の上では秋になりますが、日中は

まだ残暑が厳しく1年で最も気温が高くなる時期です。

この頃は、月遅れのお盆を前に各地で夏祭りが開催

されます。

まだまだ夏のレジャーを楽しむ頃ですが、よく観察

してみると秋の気配を感じることができます。

夏の風と秋の涼やかな風が混在し始めます。

空を見上げると、巻雲など秋の雲も見えますよ。

この日から、残暑見舞いになります。 

※残暑が厳しくても、出すのは8月末までに。

===============================

6月より咲いている花「木槿 (むくげ)」

開花時期は、 6/25 ~ 10/15頃。
・中国原産。平安時代に渡来。

・中国名を
 「木槿(ムージン)」と呼ぶ。
 漢字はこの字があてられている。
 漢名の「木槿」の
 音読み「もくきん」が
 変化して「むくげ」となったとも、
 韓国の呼び方
 「無窮花(ムグンファ)」または
 「ムキュウゲ」が変化して
 「むくげ」となった、
 ともいわれる。

 韓国では
 国の繁栄を意味する花として
 国花になっている。


・早朝の3時頃に開花した花は
 夕方にはしぼんでしまう。
 「一日花」。
 「槿花一朝
  (きんかいっちょう)の夢」
  (人の世ははかない、の意)に
 例えられているが、
 次々に別の花が咲くため
 長く咲くように見える。


・強い木で、
 枝を切って地面に刺しておくと
 いつの間にか根づくらしい。

・8月28日の誕生花(木槿)
・花言葉は「信念」(木槿)


・「道のべの
  木槿は馬に 食はれけり」
   野ざらし紀行
   松尾芭蕉

 「それがしも
  其(そ)の日暮らしぞ
  花木槿」
  小林一茶


(季節の花300より)





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする