季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「浜木綿 (はまゆう)」

2021-08-21 04:23:41 | 暮らし
人生日訓(770)

「人の生をうくるは難く」

わけて文士の中には「我生まれざりせば」とまで人間否定を口にしている。そ

んなことを言えるのも人間に生まれてきたからのことではあるまいか。とにか

く、私共はしみじみと全生物の中で人間としての生命を受けてきたことを何よ

りうれしく思うのである。

ウォーキングの思い出



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8月に咲いている花「浜木綿 (はまゆう)」

開花時期は、 7/10 ~ 9/末頃。 ・海岸近くに植えられる。 ・浜辺に生え、白色の花を  「木綿」  (コウゾの皮から採った繊維で、   神事のとき榊につけて   垂れ下げたもの)  に見立てたことから。 ・おもしろい咲きかたをする。  実の形もユニーク。 ・宮崎県の県花(浜木綿) ・別名  「浜万年青」(はまおもと)。    葉が万年青に似ているから。 ・「み熊野の   浦の浜木綿 百重(ももへ)なす   心は思(も)へど   直(ただ)に逢はぬかも」    万葉集 柿本人麻呂

(花図鑑より)



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季節の花「向日葵 (ひまわり)」

2021-08-20 04:58:49 | 暮らし
人生日訓(769)

「上下の和」

にこにこしても、はたが「上」にしてゆくのが自然である。「下」だと言って

見くびらず、自分も「下」だと卑下せずに、自然に、そのところを得て行くの

が「和のある店舗」の一つの風景ではあるまいか。

ウォーキングの思い出


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8月に咲いている花「向日葵 (ひまわり)」

開花時期は、 7/10 ~ 9/10頃。 ・夏の代表花。でかい花。 ・北アメリカ原産。  16世紀にイギリスに伝わり、  「太陽の花」と呼ばれ始めた。  (花の形が太陽を思わせる) ・「向日葵(ひまわり)オランダ人画家ゴッホが  好んで描いた花の一つ。  (「ひまわり」という作品が    ありますね) ・ロシアの国花。 ・名前は、花が太陽の動きにつれて  まわることから”日まわり”。  しかし実際には、  「花首の柔らかい、   つぼみのときだけ   昼間、太陽の方向を向いて   夜に向きを戻し、   成長して花が咲いてからは   東を向く」、  というのが本当のようだ。  とはいえ、  「太陽の方向にくるくる回る」、  というのは  わかりやすく  おもしろい説ではある。 ・漢字の「向日葵」は漢名から。 ・種子は食用になる。  種子から採った油は  石鹸や塗料の原料になる。  茎や葉は家畜の飼料となる。 ・薬効   食欲不振、下痢止め ・薬用部位 タネ ・別名  「日輪草」(にちりんそう)  「日車」(ひぐるま) ・8月17日の誕生花 ・花言葉は「私の目は     あなただけを見つめる」 ・「向日葵の   ゆさりともせぬ 重たさよ」    北原白秋  「髪に挿(さ)せば   かくやくと射る 夏の日や   王者の花の   こがねひぐるま」    (ひぐるま=ひまわり)    与謝野晶子

(花図鑑より)


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季節の花「屁糞蔓 (へくそかずら)」

2021-08-19 04:27:16 | 暮らし
人生日訓(768)

「仏も昔は人なり」

こうした仏教思想が日本人の日本的な考え方を育て上げてきたのである。欧米

人のように、神と人とが天地のへだてを持っているのとは違って、初めから仏

凡一体である。かくして日本人は初めから自分はいやらしい存在、劣等のもの

とは思っていない。それに民族の自信、自尊があった。日本人は神仏に挑戦す

ることを考え得る自由な宗教思想の中に育て上げられてきたのである。自分に

成仏の可能性のあることを強く信ずべきである。

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8月に咲いている花「屁糞蔓 (へくそかずら)」

開花時期は、 7/10 ~ 9/15頃。 ・つる状でどんどん伸びてくる。  道端のフェンスなどで  夏によく見かける。 ・筒状の、こげ茶色の花。 ・すごい名前だが、  枝や葉をもむと悪臭があるから  この名前になったとのこと。  (私も匂ってみましたが    それほどでもなかったです)  匂いのため、  この植物を食べる虫は  ほとんどいないらしい。 ・秋に、茶色いパチンコ玉の  ような丸い実をつける。 ・薬効   下痢止め ・薬用部位 根茎 ・薬効   肌荒れ、       しもやけ、あかぎれ ・薬用部位 実の汁 ・別名  「灸花」(やいとばな)。    灸(やいと)とは   ”おきゅう”のこと。    花の内側の茶色い部分を、    お灸をした跡に    見立てたことから。  「馬食わず(うまくわず)」    悪臭があるために(?)    馬が食べないところから。 ・「かはらふぢに   延(は)ひおほとれる   屎葛(くそかづら)   絶ゆることなく   宮仕へせむ」    万葉集    高宮王    (たかみやのおおきみ)

(花図鑑より)


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季節の花「紅葉葵 (もみじあおい)」

2021-08-18 04:34:52 | 暮らし
人生日訓(767)

「生活に計画を立てる」

もとより、この世の中は万事が計画通りにゆくものではない。しかし、意外の

出来事迄も一応計画に組み入れて、綿密な計画を立てることが現在のモラルの

一つだと思う。くれぐれも行き当たりばったりの無計画に生活せぬことであ

る。それに人間というものは、不安な明日に一応のプランを描くことに楽しみ

を感じる地上唯一の生物である。

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8月に咲いている花「紅葉葵 (もみじあおい)」

開花時期は、 7/10 ~ 8/末頃。 ・北アメリカ原産。 ・鮮やかな赤。  いかにも”夏”っぽい花。 ・葉っぱは  その基部がひっついた状態で  深く3裂または5裂する。  裂がやや浅いものもある。  名前のとおり  「もみじ」に似ている。 ・別名  「紅蜀葵(こうしょくき)」

(花図鑑より)



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季節の花「槐 (えんじゅ)」

2021-08-17 04:28:30 | 暮らし
人生日訓(767)

「勝つ者怨みを招かん」

筆者のように、この戦争で一子を失っている者にとって、平和ほど、不戦ほど

願わしいものはない。平和ほど人間の文明にとって大切なものはない。しかも

人間の心理の奥底には争闘の本能が、いまも尚、働いている。これを正常のス

ポーツにすり替えても。尚残る暗雲があるのは気遣いである。怨みに報ゆるに

愛と恩とを以てする精神的な平和の運動を世界中に普及することが大切であ

る。15日の終戦記念日にこそ、永遠の平和に反省すべきではなかろうか。

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8月に咲いている花「槐 (えんじゅ)」

開花時期は、 7/10 ~ 8/末頃。 ・中国原産。  仏教伝来の頃に渡来。 ・中国名を「槐(ファイ)」といい、  和名にも  この漢字があてられている。 ・排気ガスに強く、伸びすぎないので  街路樹としてよく植えられる。 ・花が散ったあとは  木の下が真っ白(または真っ黄色)  になる。  それで「何だろう?」と見上げると  エンジュだったということがある。 ・花が終わると  数珠状の豆の実をつける。 ・中国では昔から尊貴の木として  尊重されており、  周の時代(2000年くらい前)の  宮廷の庭には  3本のエンジュが植えられていて、  朝廷の最高位にある三公は  それに向かって座ったという。  また、学問と権威のシンボルとされ  最高の官位は  「槐位(かいい)」と称された。 ・薬効   止血、動脈硬化予防 ・薬用部位 つぼみ、葉、実 ・生薬名  つぼみは「槐花(かいか)」       葉は「槐葉(かいよう)」       実は「槐角(かいかく)」 ・別名  「槐樹」(かいじゅ)  「黄藤」(きふじ)

(季節の花300より)


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