人生日訓(772)
「仏法には明日という事はあるまじき由の仰せに候」
蓮如のことば、ちょっと聞くと、蓮如上人は性急のように聞こえるけれども、
宗教の道というものは、かくも厳しいものであろう。明日聞こうと思っている
前夜死ぬこともあり、妨げの起こることもある。聞ける時間があって世事をさ
し措いてもも聞法しようとする火のような熱意が大切であろうかと思われる。
これは何も仏法のことばかりではない。人生百般のことも同じことで、「明
日」に延ばしたばかりに一生の幸運を逃したものもあろうし、思い立ったばか
りに一命を失わずにすんだこともあろう。何事も善事には急げいそげではある
まいか。
歳時記
処暑
8月23日。および、白露までの期間。
太陽黄径150度。立秋から数えて15日目ごろ。
暑さが和らぐという意味。萩の花が咲き、穀物が実り始める頃。
厳しい暑さの峠を越し、朝夕は涼風が吹き始め、山間部では早朝に白い露が
降り始め秋の気配を感じます。この頃は台風のシーズンでもあり、二百十日
二百二十日とともに台風襲来の特異日です。
夏バテや食中毒にかかりやすい時期でもありますので、まだまだ注意が必要
です。夏の家具や雑貨を片づけ、秋の準備を始める目安にしましょう。台風
への備えもお忘れなく。 |
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8月に咲いている花「西洋風蝶草(せいようふうちょうそう)」
開花時期は、 7/15 ~ 9/15頃。 ・花の形が 蝶が飛ぶようなところから命名。 ・別名 「風蝶草(ふうちょうそう)」 「クレオーメ」 「クレオメ」 この”クレオーメ”が 名前のとおりがいいかも。
(季節の花300より)