季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「アジュガ(セイヨウキランソウ)」

2023-05-11 04:55:27 | 暮らし
一日一名言(239)

政(まつりごと)とは正なり

孔子による名言の宝庫『論語』から、「政治とは正です」の意。

「あなたが率先して正しくしたならば、だれもが正しくなりましょう」

と続く。

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5月に咲いている花「アジュガ(セイヨウキランソウ)」

花の特徴 茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を直立させ、花径1、2センチの青紫花をした唇形の花をたくさんつける。 花冠は長さ1センチくらいで、上唇と下唇に分かれる。 上唇は短く2つに裂ける。 下唇は大きく3つに裂け、真ん中の裂片は更に先が裂ける。

葉の特徴 根際から生える葉は楕円形で、ロゼット状となる。 茎につく葉は向かい合って生える(対生)。 葉には毛は生えておらず、縁には低い波状のぎざぎざ(鋸歯)がある。

実の特徴 分果(複数の子房からできた果実)

この花について 根茎は地を這って横に広がる。

その他 日本に自生するジュウニヒトエの近縁種である。 別名をセイヨウジユウニヒトエという。 観賞用として渡来したものが逸出して野生化している。 

(花図鑑より)
        


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季節の花「アザレア(西洋ツツジ)」

2023-05-10 05:01:30 | 暮らし
一日一名言(288)

誇り高く、高貴だった彼がかくも変わり果てたことは、

同情するほかなかった。

アーネスト・サトウは、駐日歴が通算で二十五年に亘った英国の外交官。

冒頭は初来日した幕末の1862年からの六年半を綴った回想録にある。

「彼」とは徳川慶喜。十五代将軍に就任したばかりの慶喜は「私(サトウ)

がこれまでに見た日本人の中で最も貴族的容貌をもった一人」だった。

それが八か月後、起死回生の「大政奉還」への大打撃「王政復古の大号令」

で、政権もお家も危うくなったときの様子である。

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5月に咲いている花「アザレア(西洋ツツジ)」

花の特徴 品種により、一重咲き、二重咲き、八重咲きなどがある。 雄しべが花びらに変わっているものや、花びらの縁に縮みのあるものなどがある。 花の色には赤、桃色、紅紫色、白などがあり、覆輪や絞りなど複色のものもある。

葉の特徴 葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。

実の特徴 さく果(熟すと果皮が裂開する果実)

その他 東アジア原産のツツジがヨーロッパに渡って品種改良されたものである。 日本へは明治時代の初期に渡来した。 別名をセイヨウツツジともいう。 

(花図鑑より)
       

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季節の花「 アザミ [薊]」

2023-05-09 04:52:40 | 暮らし
一日一名言(237)

私は人間ではないのである。

私はダイナマイトだ。ーーーーー

フリードリヒ・ニーチェ。顧みられることなく息を引き取りながら、次世紀

以降の思想界に偉大な影響を与えたドウイツ人。誤解を招きやすい人でもあ

る。冒頭は死後八年がたって出版された『この人を見よ』から。

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5月に咲いている花「 アザミ [薊]」

花の特徴 茎の先に頭花をつけ、筒状花をたくさん咲かせる。

葉の特徴 葉は羽状に裂け、縁に棘がある。

実の特徴 そう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)

その他 アザミは、キク科アザミ属の多年草の総称である。 日本だけでも100種類以上あり、見分けるのがむずかしい。 俳句の季語は春である。 ただし、夏薊、秋薊などの季語もある。 

(花図鑑より)
       

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季節の花「アサザ [浅沙]」

2023-05-08 04:42:34 | 暮らし
一日一名言(236)

物の尊卑美悪は、形の大小にはよらず、

狭小なりとて、美(よき)国は美なり  『霊能真柱(たまのみはしら)』

代表作の『霊能真柱』で、日本を中国やインド、ロシアなどの大国と比較した

一節にある。平田篤胤(ひらたあつたね)は漢学や洋学かぶれから脱した国学

の確立を目指した。勇み足気味だが、地動説やアダムとイブの物語の原点を

『古事記』の世界に求めたのはその例だ。彼が師の本居宣長の説の一部を

「非説(ひがごと)」としたとき、門下から「山師」と批判が沸き起こった。

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5月に咲いている花「アサザ [浅沙]」

花の特徴 縁が糸状に裂けてフリルのようになった黄色い花を花茎の先につける。 花びらは5枚あるが、花の根元はつながっており、合弁花である。 一日花で午前中に開き、夕方には閉じる。

葉の特徴 葉は緑色のハート形をしており、地下茎から柄を出して水面に浮かぶ。 葉の直径は5~10センチくらいである。

実の特徴 果実は卵形で扁平なさく果(熟すと果皮が裂開する果実)

その他 漢字では「阿佐佐」とも書く。 環境省のレッドリスト(2007)では、準絶滅危惧(NT)に登録されている。 若葉は食用になり、ハナジュンサイの別名がある。 俳句の季語は夏である。

(半図鑑より)
       

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季節の花「アケボノフウロ [曙風露]」

2023-05-07 04:34:11 | 暮らし
一日一名言(235)

一、身をあさく思、世をふかく思ふ

/一、我事におゐて後悔せず

国民作家、吉川英治の代表作『宮本武蔵』。「武蔵のような史料の乏しい

人物をとらえて、書くと言うことは、土中の白骨え再び血液を通わせて

みようとする所業にもひとしい」吉川は『随筆宮本武蔵』でこうつづっている。

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5月に咲いている花「アケボノフウロ [曙風露]」

花の特徴 花径は4センチくらいの濃いピンクの5弁花を咲かせる。 花の色は白、青紫色、赤紫色などのものもある。

葉の特徴葉 は腎臓形で、つけ根の部分まで深く7つに裂ける。

実の特徴 さく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)

その他 種小名の sanguineum は「血紅色の」を意味する。 学名のゲラニウム・サングイネウムでも流通している。 属名の読み方はゼラニウムとするものもある。 

(花図鑑より)
       



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