前日の演奏会の興奮が冷めやらない。
目覚めると、どんより重たい空。
台風の影響で、雪が降っていました。
自家用車だったら、カラオケボックスで音出しをしてから行くのだけれど、
強風とみぞれ雪、しかも気温が低く、歩きでは行きたくない。
とにかく、体を冷やさないように、建物の中にいることを決めました。
札幌駅から、紀伊国屋で本を買い、二階のスタバで読書。
レッスンのヤマハは、この直ぐ近く。
少し早めに到着したら、T先生も来ていました。
緊張のレッスンが始まります。
最初のフレーズを吹き始めると、それを聴いていた先生が、頭部管を締め始めました。
今まで、頭部管と胴部管は7mm位空けていて、最初に音出しする時に、チューナーで合わせて微調整するという風にしていたのですが…
「音が綺麗な人は、狭いほうが良いのです。低い音が出しやすくなる」
音が綺麗、と言われて嬉しくなるも、3mm位も狭くなって、目が点になりました。
記しも付けてくださって、音を出すと、今まで頑張って何とか音を出そうとしていたことが、まるで無かったみたいに、出しやすくなりました。
最近練習していて不思議だった事。
高音esから中音esに下がるとき、難しくないのによく間違えるようになった。
自分でもなぜ?と思っていたのですが、それを解決してくれました。
次の音がcisで、左親指をずらす作業を、中音esに行くときにしていた。
自分でも無意識でしていた事。
「こういう動作は難しいので、esを吹き終わってから動かして下さい」
「指の間違えやすいところは、楽譜をいつも持って、いつも(フルート吹いていない時も)
見られるようにする事」
レッスンで吹いた曲は、ベームの「アルプスの思い出」
ゆったりとした美しい曲です。
それ故、なんせ息が続かない。
それに関しても、「どこでブレスしても構わない」
「長く息を持たせるのを取るか、美しい音を取るか?」と言われました。
かのパユも、ブレスの多い人なんだそうです。(CD持っているけど、気が付かなかった)
とても気持ちが楽になりました。
何カ所か、私の楽譜にブレスの記号を入れてくださったり、
「ピアノ伴奏もあるのだから無理をせず、次の音に行く前にしっかり息を吸う」よう
アドバイスを頂きました。
人はロボットじゃない。
人はそれぞれ違う。違って良いと学びました。
「何度も同じフレーズが出てくるメロディは、ベームがこの旋律を愛していたのでしょう」
特にここはこう吹きなさい、という事がなくても、大切に吹こうという気持ちになります。
1時間のレッスンはあっという間でした。
緊張の1時間でもあったけれど、本当に濃密な時間でした。
前日の演奏会も含めて、本当に素晴らしい時間を与えて貰いました。
ありがとうございます。
そして、いつも三村先生のレッスンに誘って下さるT先生にも、心からお礼を言いたいです。
生憎の雨。
美瑛に戻ったら、5cm位雪が積もっていました。
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私も無事おわって、ほっとしています。
三村先生からたくさん学んだよね。
これを糧にまた、がんばろうね!
お疲れ様です。
いろいろ学べましたね(^^)
頑張ろうね!
コメントありがとうございます。
三村先生のレッスンは、先生が北海道にいらした時、4回ほど受けていますが、この記事は昨年の10月で、今年はお会いしていません。
昨年は札幌kitara小ホールのコンサートにも行きました。
素晴らしい音色でした。
今年の3月まで、三村先生の教え子に当たる先生に師事していましたが、今は違う先生に習っているので、もう三村先生のレッスンは受けられません。
多分お元気だと思います。
三村先生に教えて頂いたこと、本当に私にとって宝物です。