天気予報があまり良くなかったので、吹上温泉から三段山でも行こうかと思っていました。
そしてまた紅葉の中を下ります。
なんて幸せな時間を過ごしているんだろう。
感動の登山でした。
前日、キャンバス背負って画家さんが上富良野岳山頂下まで登っていたので、紅葉の様子を聞くと、すごく良い!との事。
三段山から上ホロカメットク山に変更して登山口に向かいました。
朝は濃霧。大丈夫かな?と思ったけれど、走っているうちに雲の上に抜けました。
駐車場に車を止めたあと、凌雲閣から景色を見てみました。
朝から絶景ですよ〜!
山に登らなくても、こんなに綺麗な紅葉が見れます。
そして午前7時07分、登山口を出発です。
ヌッカクシ富良野川を越える前からこんなに綺麗!
ワオー。
斜面をズーム。
美しいです。
先日の情報で、通行禁止だった三段山の登山道(岩崖コース)が開通したと知りました。
8月に歩いた時は、もう廃道?と言うくらい笹に覆われていましたが、綺麗に笹狩りされています。
左に行くと、三段山です。
三段山と斜面の紅葉。
ヌッカクシ富良野川を越え、急登です。
こんな風に紅葉の中を歩ける幸せ。
少し上がって振り返ると、手前の斜面が紅葉の帯になっています。
幸せな気分で登ります。
嬉しくて嬉しくて何度も写真を撮ります。
登り来ると、今まで見えなかった富良野岳が見えて、ここも綺麗!
上ホロ・十勝岳と、富良野岳の分岐手前の沢です。
登る時は逆光になるので白っぽく写ってしまいます。
少し赤みが少ないけれど、ここも綺麗です。
分岐に到着。
少し前を歩いていた女性に追い付きます。
富良野岳に登る人が多い中、彼女は、上富良野経由で富良野岳に回って帰るとの事。
同じ方向だわ!心強いです。
特に一緒に歩いた訳ではないけれど、何故か全くの同じペース。
少し遅れて彼女が歩き、写真を撮ったり、水を飲んで休んだりしたら追い付き、会話しました。
お互いを邪魔せず、お互いを気を使わず自分なりに自由に歩いて全く同じスピードの人って初めてかも?
(上富良野岳まで、ずっと一緒でした😊)
化物岩の紅葉が綺麗と聞いていたので、分岐から楽しみにしていました。
本当だ〜!綺麗!
また紅葉の中を歩いて行ける〜!
紅葉のマフラーした化物岩。
「化物岩」なんて言う岩名もなんかかわいそう。こんなに美しい紅葉を纏っているのに。
ここは長い長い階段があって、結構きつい登りなんだけれど、こんなに全部が紅葉していると楽しくて。一気に登りました。
上富良野岳に到着。
途中でカメラの電池が切れてしまい、剥き出した岩肌を撮れなかった。でも良いや、帰りに撮れるさ。
先程の女性と少しお話しして、彼女は三峰山方向へ、私は上ホロカメットク山に向かいました。
山頂は風が冷たく、長居は出来ないなぁと判断し、カメラの電池を入れ替え、写真だけ撮って下山する事にしました。
十勝岳と噴煙。
ほぼ周期が来ているので、噴火が怖いです。
↑と言いながら登っている私😅
石狩岳と水墨画の様な景色が美しいです。
もう一枚。
下ホロカメットク山と日高の山並み。
富良野岳と三峰山。
今日は高曇りで、午後からの天気予報はあまり良くないけれど、遠くの景色まで見られてラッキーでした。
寒いのでさっさと下山😅
下ホロカメットク山方向の草紅葉が綺麗!
上富良野岳に戻る道も綺麗!
ズームして見ました。
洋服の生地みたいに美しいです。
ああ、なんて幸せな空間に居るんだろう。
上富良野岳には寄らず一気に下山。
ここの山頂下が一番急で滑りやすいので慎重に。
一気に下って振り返ると、草紅葉の向こうに十勝岳が見える。
十勝岳は岩岩だけど、こうして色付いた草紅葉と一緒に写すと、良い感じになります。
見上げると上富良野岳。
今歩いて来た登山道も見えます。
イワギキョウが咲いていました。
周りの草もお花みたいに美しくて、その中に薄紫色の花が更に目立っています。
三峰山。
鷲が羽を広げた様なスケールの大きな山。
大好きな山。
反対側には、十勝岳と安政火口。
こんなに剥き出した岩の中に、紅葉も見えます。
何年もの月日を掛けて、ここに木が根付いている。
人間には計り知れない年月を掛けて、逞しく育っている。
すごいなぁ、大地と植物の力。
いつものお気に入りの場所で、やっと昼食です。
風が当たらなくて、暖かいです。
そしてまた紅葉の中を下ります。
こんなに紅葉三昧しているのに、これから寄り道。
分岐から登山口では無く、富良野岳方面へ行きます。
去年の三峰沢の美しさが忘れられず、もう一度見て見たくて行って見ました。
このドドーンと聳える三峰山。
立ち上がる美しさ。
沢の上流の紅葉。
三峰山と登山道。
沢まで下りて来ました。
美しいです。本当に。
遠くの木々も美しい。
でもね、肉眼が一番美しい。
その場で見ている感動が、写真からでは伝わらない。
なんて幸せな時間を過ごしているんだろう。
帰りたくないなぁ。
でも、帰らなきゃ。
三峰沢から引き返し、ゆっくりゆっくり振り返りながら歩きました。
富良野岳の裾野の紅葉も美しい。
こんな写真を撮りながら下る。
もう富良野岳は見えない。
また、斜面の美しい紅葉を見て、感動。
登って来た上ホロカメットク山がこんなに近く見える。
無事に下り終え、登山口まで紅葉を見ながら長く広い道を歩く。
間近の紅葉も綺麗だね。
感動の登山でした。
今年の紅葉は色づきが遅く、期待していませんでした。
富良野岳の登山道は、風が当たらないのか、強風の日でも枯れずに残っていました。
ありがとう。
山の神様、こんなに素敵な紅葉を見せてくれて。
今年は富良野岳に2回、上富良野岳の山頂下1回、そして今回の上ホロカメットク山1回と、4度も同じ道を歩きました。
素晴らしい山がこんなに近くにあって、改めてその素晴らしさを知ったのでした。
登り 上ホロカメットク山 2時間15分
下り 登山口まで(途中三峰沢に寄る)3時間30分(昼食も含む)
行動時間 5時間50分
行動距離 9km
高低差798m
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます