☆★今日のショット★☆

綺麗なお花や美味しいたべものなどあれこれあれこれ載せて行きたいと思います。

ゆれる

2006-09-03 20:16:52 | 映画

やっと観ました。
仲良しの兄弟の奥底にある心理ってどんなものだろう。
兄は家業を継ぎ、弟は自由奔放に生きている。
お互いに持っている尊敬する気持ちと嫉妬する気持ち。
今まで語られなかった本当の想いを知るって、どんな感じ?

自分に置き換えて考えてみると、親の薦めで若くして結婚した姉。
結婚もせず、自由気ままに生きている妹。
だけど姉を尊敬してるし、大好きだし、才能もあると思うし、かなわないと思う。
それなのに、子供の頃はそんな姉を傷つける事もあった。
姉はどう思っているのだろう。
もし、この映画の兄のように嫉妬する気持ちがあったとしたら、(というか、その気持ちを面と向かってぶつけられたら)どんなに戸惑うだろう。

弟は私だ。

多くを語らなくても感じる「ゆれる心」。
オダギリジョーと香川照之の魂こもった演技が、深く心に染みこんで行く。

ミツガシワの花が、二人の「兄弟」としての絆に感じられた。
おそらく、観た人がみんな違う感想を持つに違いないと思った映画であった。

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パウル・クレー

2006-09-03 19:59:07 | 美術館

北海道近代美術館で開催されている、パウル・クレー展を観てきました。
初期の頃は、銅板にエッジングの細かい描写で、ちょっと抽象的な人物像が描かれていました。
そのあと水彩とペンによる幾何学的な模様に、テーマが隠されていました。
面白いことに、麻布に描いたり、水彩と油彩を混合させたり、独自の世界観がありました。
パウル・クレーの独特の太い線で描かれる手法は、彼が皮膚硬化症という病気に掛かり、闘病生活を余儀なくされてから。でもそれでも「絵を描く」という情熱が消えず、発病してから亡くなるまで、千数百点の絵を描き続けたことです。

 
立ち止まってしまった絵に「夜の花」というのがありました。 
夜の花に注目するなんて、なんかすごいなと思いました。
その隣には昼間の花畑の絵があり、花が踊っているように描かれていて、とても対照的でした。
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もう足が動かない!

2006-09-02 20:01:52 | 登山

今日、無意根山に登りました。
2つの誤算がありました。
1、薄別コースの宝来小屋から行くことを選択。
  しか~し、林道で転落事故が相次ぎ、死亡事故まで起こってしまったため、
  ゲートが開いてなく、登山口まで片道3.4キロも歩くことに・・・・
2、北壁はジグをきって高度を稼ぐはずだったが、昨年起きた崩落のため
  粘土状の土が崩れ、しかもかなり滑る。
  ロープ場を見誤って、2mほど滑落(いや、滑って振り出しに戻ったようなもの)
そのため目標時間を2時間もオーバーしてしまいました。
どろどろになりながらも、無事下山しました。
明日、映画観たいけど、行けるか心配です(^^;)
無意根山は豊羽鉱山口から登った方が良さそうです。

コメント (2)
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