
2002年の秋だったかな?晩秋の余市岳に行ったことがある。
よい山だとは思っていたが、笹の背が高く、山頂付近がハイマツでうるさい山だったなと思い出す。
キロロスキー場のゴンドラ最終点に到着。
ゲレンデスキーのおじさん達は、ちょっと異様な私たちに興味津々。
「どこまで行くの?」「余市岳です」
「おれらは普通のゲレンデスキーだもんなぁ・・」
平らな高原は風が強く顔が痛い。今後もこんな風に風が吹いたら嫌だなと思いながらも、近づく余市岳のカッコイイ姿に感動する。

なんか熊さんに見える、エゾマツのオブジェ。
急登を登り切り、最後のハイマツ地帯は、時々打ち抜きがあって、慎重に行く。
目の前に羊蹄山が現れ、山頂に到着!!!!!
いやー最高の景色だわ・・・・

風は強く冷たかったけれど、最高の登山日和になった。
スノーモービルの音がうるさく辟易した。暴走族のようなあの集団のスノーモービル、なんとかならないものか。
それでも冬の余市岳は最高に良い。すっかり好きになった。
なんだかいろんな事考えながら登った山だけど、山の迫力がすべてを消してくれたような爽快な登山だった。
やっぱり山は止められない・・・・。