二つ星の空

(旧「風からの返信」-11.21.09/「モーニングコール」/「夢見る灯台」/「海岸線物語」)

笑顔の練習中

2015-08-29 13:22:44 | 猫弁
ども。生きてます。崖っぷちでサボり中。

ああ、仕事に戻りたくねえなぁ、とか、相変わらず寝ぼけたことを呟きながら、ぼんやりと雨から曇りに変わった空を眺めています。

ふう。おいらよりもっとずっと大変な状況の人はいくらでもいるとわかってるけど、バッテリー不足(というかスペック不足)の手持ちのカードで勝負を続けるのはしんどいぜ。

最高だな。こうでなくっちゃ。(と最後に一言呟けば、どんなしんどさも越えられるアドレナリンが出る、と教えられたんだが、まぁ、確かに意味もなく笑えてくる)

閑話休題。

大山淳子著「猫弁と魔女裁判」の文庫版が出るそうです。9月15日発売。もう読んだよ、という人も、もう一度、あの世界を訪れて、猫弁達と旧交を温めてはいかがでしょう。

今回、文庫化に当たって、巻末に、著者である大山淳子氏、猫弁シリーズドラマディレクターの北川雅一氏、ドラマで猫弁を演じた吉岡秀隆氏の鼎談が収録されているらしい。

本編の再読もさることながら、彼らの猫弁にまつわる裏話を読むのが楽しみだ。

猫弁文庫化完了計画、完遂に拍手!の心境です。

さて、行くか。

WANDA BLACK THE DOUBLEがいつにもまして重く苦い、曇天の午後。
皆さん、よい週末を~!(おいらこれから(自称)仁義なき戦いを生き残れるようがんばります。)
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「流星落ちる果て」・・・じゃなかった、「流星の飛ぶ先」を追う

2015-02-09 23:33:25 | 猫弁
「流星ワゴン」毎週観てます。
おもしろい。というか、目が離せない。

先週も今週もへろへろで、感想もろくに書けんかったけど、どの話もとても味わい深くて、安心して観ることができます。

永田(同い年)親子が、頭から湯気出しながら怒鳴り合ってるの観ると、「仲良きことは美しき哉」なんて武者小路実篤の茄子の絵を思い出したりする。(武者小路先生でわかるのは、この語だけなんだけど(汗))
いや、皮肉じゃなく、二人ともガチで本心をぶつけ合ってるのが、なんかええなぁ、と思うんだ。実際は、長年お互いにすれちがってばかりいたんだろうと思うと、よけいに。

ああ、一雄も忠さんもよかったな、この思い、成仏するなぁ、なんて思うのだ。
そう。思いは成仏する。そんな風に思う。生き霊でも、幽霊でも。
だから、死んでいる人もそうだけど、生きている人の、陽炎立ち上るような悲しみや恨みや怒りは、ちゃんと成仏させたいんだ。幸せになるために。


ああ、なんか意味不明。ごめんなさい。

若い方の永田親子は、まだまだ色々ありそうで、正直しんどい。だが、これこそが、この物語のメインコース。
目をそらさず、見守っていきたい。

橋本親子も、ちゃんと成仏できるといいな。なんだか、悲しみが形になったような親子だから。(喜劇の様相を呈しているから、よけいにもの悲しい。)


登場人物が、それぞれ、人魂ならぬ、魂の輝きに見える。
そんな輝きを乗せた流星ワゴンの軌跡は、とてもきれいだ。暗い闇の中を、キラキラと駆けていく、光の筋だ。
来週も、楽しみだ。

最後に、少々ひんしゅくかもしれないけど、他の感想を一言。

美代子(井川遥)さんの、髪を下ろした「眼鏡っ娘」ぶりが、猛烈ツボったのでした。

アニメ「ワールドトリガー」の栞ちゃんに匹敵する、長髪・眼鏡・黒目がち、と最強レベルの眼鏡っ娘。
(いや、ラブリーな栞ちゃんと、アダルトな美代子さんを比べること自体、まずいとは思うんだが、外見上の話ね(汗))

美代子さんは(ダメな意味でだが(爆))かなりマニアックな嗜好をお持ちのご様子。
彼女の容姿端麗なお姿と、パチンコや競馬で、あるいは夜の公園?でビールを飲みながら見せる笑顔というのは、ものすごい違和感を呼びながらも、猛烈癖になる魅力があって、言うなれば「堕天使」とも呼びたくなるような、危うい美しさと、アンバランスなおかしさが絶妙なのだ。

現実だったら最悪の状況だが、第4話の美代子さんは、背徳的な美しさを日常に包んで、妙にはまる構図を見せてくれたと思う。グッジョブ演出さん、カメラさん。そしてもちろん井川さん。

そういや、もう一つ思い出した。

第3話の真夜中?の学校の校庭で、4人が話していた場面。
何かの拍子に、すっと、橋本が忠さんに近づき、忠さんが、不意にぎょっとして後ずさりした場面。

忠さんが、橋本さんを「こいつ、幽霊だった(死んでるんだ)」と感覚的に認知して、ぞっと肌が粟立った、ように感じた。
あの場面の吉岡秀隆の表情(無表情なんだが、何とも言えない「無」という雰囲気を表出させる)がすごい。

まじ、びびりました。忠さんに完全にシンクロして飛び上がりそうになった。

いやぁ、本当にこの作品、おもしろい。

そろそろ頭がうになので、この辺で撤収。乱文失礼つかまつる。
寒いけど、みんな元気で。
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雲の上の月と星へ

2015-02-04 00:26:15 | 猫弁
眠すぎる崖っぷちで、角笛が遠く呼んでる。
身も心も眠すぎるんだけど。それでもおいらはまだ生きている。

じたばたしよう。明日も周回差のスタートだけど、あきらめんな、自分。

流星ワゴンのスタッフブログに日々癒されて、頑張るのだ。

では、おやすみなさい…o(__*)Zzz

(無性に猫弁が見たくなって、前半見てしまった(苦笑)何やってんだか)
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「2分でわかる『流星ワゴン』」サザンオールスターズの主題歌入りで、Youtube配信中!

2015-01-02 01:16:28 | 猫弁
です。わお。

「新番組」主題歌サザンオールスターズ!2分でわかる『流星ワゴン』1/18スタート!重松清の大ベストセラー初映像化!【TBS】
(ちなみにTBSの「流星ワゴン」公式サイトでは、このダイジェストの1分バージョンが視聴できます。)

わぁ、わぁ、わぁ、しか言えない、崖っぷちの酔っ払いですので、今宵はその喜びをここに記すのみで失礼します!

すっげーいいよ!2分はすごい!たしかな満足!

新映像、新台詞、サザンの曲がバックのせいか、田中秀幸さんのナレーションも若干軽快(新録?)

いろいろともやっていたおいらの憂鬱なんぞ、吹き飛ばしてくれました。新年のお年玉!
もちろん、今までの15秒や30秒バージョンの、千住さんの音楽に乗ったしっとりとした雰囲気の予告編も大好きだが、今回のは、「いよいよ!」って感じの華やかさがいい。

そういえば、12月31日に久しぶりに朝のNHKなんぞ観てたら、スポーツハイライトのナレーションが田中さんで「おおお!」と感動した。錦織圭選手と稲葉選手、まさにピンポイントでおいらも興味ある話題だったもんで、耳澄ましててよかった~!これも「田中さん!この一年の疲れがあなたの声で吹っ飛んだぜ!」と浮かれたもんでした。

単純やなぁ、おいら。
悲喜こもごもの毎日を、こんな風に軽く過ごしてていいのだろうか。。。きっとしゃーないな。(ヲイ(汗))

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「猫弁と魔女裁判」がすごい!~挑戦的視点を持つ「癒やし系ミステリー」~

2014-06-29 23:43:01 | 猫弁
大山淳子氏の最新作「猫弁と魔女裁判」が発刊された。

まだ読んでいない人のために、ここで、具体的な感想は書きません。

それよりも。

読んでください。ぜひ、手にとって、この作品を味わってほしい。
子供から、大人まで。多くの人に読んでほしい作品です。
書店にもっと置いてほしい。夏の一冊「猫弁と魔女裁判です!(舞台は冬だけど(爆))


「猫弁」シリーズは、今までずっと読んできたけれど、今回が一番面白い。

大山先生、勉強して、取材もたくさんしたんだなぁ、とか、何人もの専門家が、猫弁の世界を生み出すために協力したんだなぁ、とか、下世話なことをつい考えてしまったおいらは、いわゆる俗物の典型という自覚がありますが、そんなおいらが、二時間、きっちり集中して、読むことができた。物語の世界を想像し、頭の中で場面を描きながら、夢中になって、でも、ちゃんと飛ばさずに、一字一句をゆっくりと味わった。

読み終わったら、深い満足とともに、猫弁がおわってしまった喪失感がひたひたと打ち寄せてきて、「もっと、何日もかけて読めば良かった」と少々後悔した。


読んでいて、楽しかった。悲しかった。寂しかった。はらはらした。衝撃を受けた。混乱した。
そして、じんわりと、心が揺さぶられた。


おいらは50年近くこの世に生きてきたので、それなりに小説読むときは色々あらすじを予測しちゃうわけですが、そんなことに、この作品のおもしろさが損なわれることはないのでした。
大事なのは、展開の中で「何」が描かれるか。
おいらの貧弱な想像力なんか軽く凌駕して、「猫弁ワールド」を実に魅力的に描き出してくれた、大山先生の筆致に、感動した。

人々の内面の描写、情景の描写。
大山先生の筆を通して描かれる世界が、とても好きです。

おおっ!!!と唸る予想外の展開も随所にあり、様々なことを考えながら読んだ今作でした。

「猫弁」は、ミステリーと呼ばれている。
そして、そのストーリーに荒唐無稽さはないが、おいらの印象としては「ファンタジー」と呼んでもよいと思う。
「ファンタジー」としての成分は、児童文学が持っているような、デリケートで上品な作風だ。
そして、たまに織り込まれている、不思議な出来事。それを自然と受け入れている、百瀬太郎の柔軟な感受性。

「猫弁」を読んでいると、あまんきみこさんを思い出す。
百瀬太郎は、運転手の松井さんみたいなんだ。


今回、百瀬太郎が、葛藤も苦しみも持つ一人の人間であることが、印象に残った。
そして、百瀬太郎は、あくまでも、彼らしく、全力で生きていた。


「猫弁と魔女裁判」・・・あああ、しかし、この作品の多面性がすごい。
のんきに描いているようで、ものすごく、現代の世相が透けて見える。

優しい語り口でありながら、「司法記者」に負けず劣らず、問題提起の視点は鋭い。
(これは、前作「猫弁と少女探偵」でも感じたことだ。)

すごいなー。これは、映像化難しいぞ(爆)でも、作品自体はすごく評価されると思うぞ。

柔らかな情景、描写の中、だまし絵のように「現実」が織り込まれている。
安心して読みながら、時々、ひやっとした。

大山先生は、読者が、現実から目を背けることを望んでいない。

百瀬太郎が、決して目の前の現実から、逃げないように。読者にもそうあってほしい、と思っているように感じる。


今、ぼくらが生きているこの世界。その先のどこかに、この町がある。
そう思わせてくれて、「ぼくらも頑張らなくちゃ」と思わせてくれた、大山先生と猫弁先生に感謝します。亜子ちゃんにも、その他全ての登場人物・登場動物たちにも。


「猫弁」をお読みになったことのない方がいらっしゃって、もし興味を持っているようでしたら、できれば、一作目の「猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち」から読まれることをお勧めします。

「猫弁全集」という、今までの作品が(今作も含めて)一冊にまとめられた本もあります。
なかなか洒落た装丁で、重量感も、書斎に似合うタイプの本です。一冊ずつ買いそろえるよりも割安なので、30代までなら、こちらが買いでしょう。

ただし、「猫弁全集」の活字は少々小さいので、中高年が気楽に読むなら、単行本もお勧めです。
おいらは、「猫弁全集」を開いて、初めて、高校時代の自分の目の能力(視力だけでない諸々・・・)を取り戻したいと本気で思いました。(爆)
(最近、活字離れしていたことを改めて痛感・・・取説とかは平気なのになぁ・・・)

なんか、最後は与太話になってしまってすんません。

「猫弁」が多くの人に読まれることを祈って、今日はおわります。
それでは!
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明日あると 思う心の仇桜

2014-04-21 00:11:31 | 猫弁
・・・夜半に嵐の吹かぬものかは。


まさに、真実。


半年前に、こんなこと書いていた。

--------------------------------------------------------
ああ、神様、おいらに立ち上がる力を。踏みとどまる勇気を。
走り出す情熱を。


全部、自分の中から見つけなさい、あんぽんたん。

--------------------------------------------------------

願ったとたんに、神様にあきれた声で言われた気がしたんだ。
それは、自分の中にわずかばかり残った良識の声だったのかもな。


そうして、半年後のおいらは、全然変わることなく、同じことを願ってる。

んでもって、明日のノルマを勘定したら、その多さに今更ながらブルーになっている、という成長の無さ(爆)。

ああ、、、明日は、、、頑張ろう・・・(崖っぷち・・)



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「猫弁と少女探偵」における百瀬太郎と、「ハリウッド・レポーター」におけるカンバーバッチ氏の共通点

2013-09-16 21:50:17 | 猫弁
なんかすごい比較ですんません。

「猫弁」シリーズの最新刊「猫弁と少女探偵」読んだら、百瀬太郎があまりにできた青年なんで、心洗われました。

そして、一方、the Hollywood Reporterの以下の記事を読んで、改めて、時の人ベネディクト・カンバーバッチ氏の率直さと、それだけ開放的でいながら奥深い人間性に、深く共感し、改めて敬意を覚えました。

http://www.hollywoodreporter.com/news/benedict-cumberbatch-confessions-fifth-estate-625408(このページと次ページね)

彼は、今でも、南アの強盗拉致事件を語ると、涙が出るんだなぁ・・・そうだよなぁ、と、彼の人間らしさ、まっとうさを記事の中に見た気がした。辛かろうが、ちゃんと言葉にできる彼を尊敬する。

そして、それもこれも、みな、今の彼を形作るものなのだな。

それにしても、今日日の映画スターって過酷だと思う。この記事自体のぴりぴりしたやりとりの感じも「恐竜大決戦」って感じの迫力だが、「(ファンに)「(ベネディクトは)結婚したいって言ってるのに、なぜ結婚しないの?ゲイなの?人間関係を作れないの?」なんて言われなくちゃいけないのか。必要なことは全部言ってるつもりなのに。」って、自分で言わなきゃいけないなんて。むごい・・・(だが、その発言の率直さと端的な指摘ぶりに、深い尊敬の念を感じずにはいられなかった。)

まさに、”Brainy is the new sexy."
ああ、率直で強靱な素直さ。飾らない奥深さ。

フィクションの百瀬太郎氏も、現実の(メディアを通すことでフィクションとなっているかもしれないが)カンバーバッチ氏も。

こんな風に、雄々しく現実世界と対峙できたら。という夢を見たくなった、崖っぷちの中年です。


今日は台風。皆さんの地域は大丈夫だったでしょうか。
おいらは、動物のように、巣穴にこもってました。崖っぷちの巣穴。
現実逃避でル・カレまた読んでしまった。"Call for the Dead"飛ばし読み読了。これって邦題「死者にかかってきた電話」でいいのか?(まぁ、それが一番内容にあってるよな・・・)

スマイリーとメンデルとグウィラムが中心となって話が展開する、何とも豪華な内容です。おいら、この3人とコントロールのファンなので、非常に嬉しい。内容は深刻だし、スマイリー痛そうだけど、、、(いまだに、ちょっと「寒い国から帰ってきたスパイ」がフラッシュバックする軟弱者っす。)

台風前には、超久しぶりに本屋探索した。
「ぴあmovie special 2013 autumn」号を発見。「ベネディクト・カンバーバッチAtoZ」という記事有り。切り口はおもしろかった。本人は、機嫌のよいときならこの程度は笑って許すかな、という感じの内容。でも、ところどころ「違うんじゃ?」という内容もあり。

神林長平「敵は海賊 海賊の敵」を発見。おお、敵は海賊の新刊か!1月に発刊したらしい。例によって情報遅すぎだ、おいら(汗)。
今回のテーマは、神林流「虚像が実体を持った時のホラー」って感じで、ネット上の「それ」をつい連想した。もともと神林氏は、30年前に、人間のインターネットに対する今日的思考や嗜好を予言したSF作家として尊敬しているのだが、今回の作品もおもしろかった。でも、もう少しラテル活躍してもいいと思うぞ。(単にラテルに自分を投影してるだけだろ>自分)

ところで、今更なんだが(数年前に一度気づいたくせに、それを忘れてて)「ロングピース社」って「長平」なんだよな、おお!ってなことに今回感動して、直後に「数年前、気づいてたじゃん!おいら認知症かよ・・・」と脱力した。恐ろしい現実。ちょっとやばいっす。

そして、本屋探索での衝撃。

「猫弁と少女探偵」・・・書店に、ない・・・

数軒探し回ったら、ありました。ほっとした。売れすぎか。早く追加してくれ。本屋にないと寂しいぞ。

そんなわけで、逃げ回ってばかりの日常でした。そろそろ引導渡されっぞ。やべ。
逃げずに踏みとどまれるかどうか、今更だけど、頑張ってみます(爆)。


風に草がなぎ払われる、真夜中の崖っぷちに立ち尽くし、取り残される。
そんなロマンティックなもんじゃないぜ。誰からも見放されて。
ダイナモを回せ。回転数を上げろ。いつまでも眠ってたら、箱の中にしまわれちまうぞ。

真っ暗闇を、歩け。自分。
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猫弁と少女探偵

2013-09-01 08:54:46 | 猫弁
8月30日より、書店に並び始めたそうっす。

大山淳子女史の爽快ミステリーシリーズ「猫弁」第4弾です。
おいら?当然読みましたよ!!(^-^)


ああ、なんか茶川的な感じ(爆)。こんなことでえばってすんません。


感想書いてもええかな?でも、まだこれから読む人多いしなぁ。。。

では、一言だけ。


素晴らしい作品です。読みやすいけど読み応えあり。
読後感が非常によい。わくわくはらはら、途中もやもや、そしてじんときます。
少女も、元少女(あれ?)も、とても魅力的な人物達がたくさん登場します。
もちろん、主人公の百瀬太郎をはじめとして、男性陣も魅力的です

決して浅くなく、でも深刻ぶらず、優しい気持ちで色々なことを考えさせてくれます。
物語そのものは、テンポよく痛快です!

ぜひ、お読みください。

んじゃ!
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The Theme of Harry's Game ~猫弁のテーマ曲を聴きながら~

2013-07-07 01:03:52 | 猫弁
崖の上でノックアウト。
仰向けに空を見上げて呆然としながら、ドラマ「猫弁」を、ふいに思い出した。

「猫弁」テレビ版のオープニング曲はアイルランドのグループ「クラナド」の「ハリーズ・ゲームのテーマ」。
もちろん、ドラマ全体のテーマ曲は、オリジナルで別の曲があるんだけど、甲斐よしひろさんの選曲により、百瀬太郎の母親との別れの場面とか、亜子ちゃんの告白場面とか、重要な場面ではこの曲が流れた。


どうして、この曲だったんだろう。
もちろん、最高の選曲だった、という感想付きで、疑問に思う。


以下、試訳。(実は意味がよくわからない)

-----------------------------------------
ぼくは、東へ、そして西へ行く
月と太陽が来たところ

月も太陽も去るだろう
そして若者も 死後、評価を残し

ぼくは行くだろう
彼がどこから来たのであろうと
そして若者も、死後、評価を残し
-----------------------------------------
(以上、クラナド「ハリーズ・ゲームのテーマ」より引用)
(原語はゲール語。訳は英訳に依りましたが、完全に迷走してます。ご指摘あれば、消します。。。)

聴くたびに、背筋がぞくっとする。
意味わかりかねるが、怖くて、美しい。そんな曲です。

ちなみに、「ハリーズ・ゲーム」は、アイルランドと英国の間の紛争時代を描いた英国ドラマ。IRAに潜入したハリーと言う名のMI6覆面捜査官を主人公とした悲劇ドラマで、ググったところ、「マスター・キートン」でIRAについて少し知った気になっていた自分には、予想以上にショッキングな内容だった。この曲は、ドラマの主題歌で、英語以外で歌われていて全英で大ヒットした異色の曲らしい。

この曲聴くと、深読みしすぎて、「猫弁」がただのほんわかドラマに見えなくなるよ。
ま、百瀬太郎は、たとえどんな悲劇の中にいたとしても、それを悲劇と自覚しないであろうところがいいんだけどさ。

なんか、ぐだぐだだなぁ。では。
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あなたの笑顔

2013-05-18 23:13:31 | 猫弁
猫弁を再視聴。

おばあちゃんの後ろ姿が、実は笑顔だった、というクライマックス。
これがこの番組一番のカタルシス。

思わず百瀬が亜子ちゃんに抱きついた気持ちが、よくわかる。ほんと。

ぼくらは、窓の遠く。後ろ姿は、笑顔なのか、泣き顔なのか。
笑顔だと思ったら、泣き顔だったりしてね。(これは、三原順氏の引用。彼女は本当に、天才だ。)
その逆をついてくれた、猫弁に、心から感謝。ほんと、ありがとう。

新聞読み、ニュース読み。へこむ毎日。へこんだって、世の中は全然変わらないんだけど。

ああ。もうだめ。


というわけで。現実逃避。

HERZのバッグ買っちまいました。今後数ヶ月、自粛。昼飯節約。趣味もできるだけ自粛(爆)。

猫弁の百瀬先生。おいらも、あなたみたいに生きたい。余計なこと考えずに、ただひたすら善いと思うことを追求する生き方を。
一瞬。一瞬。

今日も、コブクロの「ALL THE SINGLES BEST 2」のDISC 1に癒やされました。

風見鶏。こんな風に生きられたら。コブクロ、やっぱすごい。

So Happy Together.

明日も夢を見ながら、この世の中をかき分けていくよ。
決意とも言えない、ささやかな存在証明を、ここに。

じゃね。おやすみなさい♪
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猫弁と透明人間を観た!

2013-04-24 00:45:49 | 猫弁
昨日、TBS系で放映された「猫弁と透明人間」を観た。

最高だった。前回よりもさらにパワーアップして、テンポもよく、心の底から楽しませてもらった。ストーリーも原作との違いが、面白さを増す要素となっていて、うまいなぁと思った。

ありがとうございました。全てのスタッフ、キャストの皆さん。

崖っぷちから落ちそうになっている中年に、心洗われる一時をくれたこの番組に、心からの賛辞と敬意を捧げます。

特に、59番街橋の歌が流れるところで吉岡秀隆が映ってるという、その絶妙な取り合わせには、感動を覚えた。Simon and Gerfunkel がぴったりはまる俳優になったんだなぁ。(前作や警官の血でも証明されていたが、今回もしみじみ再確認した次第。)

ところで、ドラマと原作では季節が異なるため、百瀬氏が推定三月生まれになってたこと、(どこにも明言はされていないのだが)どさくさ紛れに(笑)かなり嬉しかったです。

三月生まれも、百瀬氏みたいになれるよう、精進します((^_^;))

とりあえず、あーちゃんのぬいぐるみ(笑)が一個ほしいと妄想する、崖っぷちのダイ・ハード。

明日も頑張ります。

みんな、よい夢を。
そして、吉岡秀隆氏。素晴らしい百瀬太郎氏を演じてくれて、本当にありがとう!
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