NHK「世界の鉄道グラフィティ」で、南彊鉄道が取り上げられていた。
ウルムチからカシュガルまで。天山山脈を越える壮大なルートが、周辺の風景とともに紹介されていた。
で、思い出したのが、数年前に放映されたフジテレビ(東海テレビ制作)の「吉岡秀隆 シルクロード浪漫~渇いた3,000キロの果てに~」だ。
ドキュメンタリー好きでシルクロード好きのおいらとしては、当時、吉岡秀隆が出てるってだけでもびっくりして、しかも内容も面白かったので印象に残っている。
もっとも、物語(フィクション)と現実(ドキュメンタリー)が混在してて、不思議な筋立てだった。でも、それも含めてすごく、なんと言うか、味わいのある番組だった。もともとドキュメンタリーが100%偶然とか段取りなしとかってことはあり得ないだろうと思ってるので、その辺はOK。ただ、あまりに感動的なので「どこまで本当でどこから演出なのか?」と疑り深くなってしまった面もあった。すれててゴメン。まぁ、それほど感動的だったのだ。
中でも、映像の美しさは凄かった。当時導入されたばかりのHDカメラで記録された風景、人々、砂、水、動物や木々。夕日の情景から風力発電の羽根まで、息をのむ程の美しさだったのだ。カメラマンの撮ろうとしている世界が、すごく伝わってくるように感じた。テーマ曲もよかった。「地平を翔る風」(作曲:小林亜星。演奏:Vn天満敦子. Pf吉武雅子.)は名曲だなぁ、、、と思う。
なんというか、映像美、というか、情緒というものをしみじみ感じる番組だった。
今回NHKの番組を見て、「あ~あの地域だ」と懐かしく見ながら、思ったことがあった。
NHKはやはり情報メディアとして信頼がおける公平な番組作りをするなぁ、ということ。そして、客観的な情報は、やむを得ず、感動から少し遠ざかる、ということ。
あの数年前の番組は、やはり、メッセージの力がすごかったのだ、ということ。だって、似た映像見ながら、いちいち思い出しちゃうんだから。「あの、ホータンの一家は今頃どうしてるかな」とか「夜行列車の中で『東京に来たい』と言っていた解放軍の兵士達は今頃どうしてるだろう」とか。「通訳のおじさん、元気かな」とか。
情報としての客観性と、人に肉薄する感動。両立するのは難しいな、と思いつつも、もっと、そんな番組を見たいな、とも思うのでした。(もちろん、両立してる番組は今までにもいっぱいあるけどね。)
。。。とか言ってますが。実は「ドラマ・その5分前」みたいなのも好きなんだ(笑)。
「その5分前」は、何とも言えない「スキマ感覚」がいいよなぁ。。。ちなみに、一挙放送で今回見た中では、原田知世がダントツでしたが、退職する美術教師と女子生徒と翼の話も、思わず感動しちまったです。(同時に木村祐一に感情移入して泣きそうになる、この単純さ(笑))
いやぁ、テレビっておもしろいですね♪
ウルムチからカシュガルまで。天山山脈を越える壮大なルートが、周辺の風景とともに紹介されていた。
で、思い出したのが、数年前に放映されたフジテレビ(東海テレビ制作)の「吉岡秀隆 シルクロード浪漫~渇いた3,000キロの果てに~」だ。
ドキュメンタリー好きでシルクロード好きのおいらとしては、当時、吉岡秀隆が出てるってだけでもびっくりして、しかも内容も面白かったので印象に残っている。
もっとも、物語(フィクション)と現実(ドキュメンタリー)が混在してて、不思議な筋立てだった。でも、それも含めてすごく、なんと言うか、味わいのある番組だった。もともとドキュメンタリーが100%偶然とか段取りなしとかってことはあり得ないだろうと思ってるので、その辺はOK。ただ、あまりに感動的なので「どこまで本当でどこから演出なのか?」と疑り深くなってしまった面もあった。すれててゴメン。まぁ、それほど感動的だったのだ。
中でも、映像の美しさは凄かった。当時導入されたばかりのHDカメラで記録された風景、人々、砂、水、動物や木々。夕日の情景から風力発電の羽根まで、息をのむ程の美しさだったのだ。カメラマンの撮ろうとしている世界が、すごく伝わってくるように感じた。テーマ曲もよかった。「地平を翔る風」(作曲:小林亜星。演奏:Vn天満敦子. Pf吉武雅子.)は名曲だなぁ、、、と思う。
なんというか、映像美、というか、情緒というものをしみじみ感じる番組だった。
今回NHKの番組を見て、「あ~あの地域だ」と懐かしく見ながら、思ったことがあった。
NHKはやはり情報メディアとして信頼がおける公平な番組作りをするなぁ、ということ。そして、客観的な情報は、やむを得ず、感動から少し遠ざかる、ということ。
あの数年前の番組は、やはり、メッセージの力がすごかったのだ、ということ。だって、似た映像見ながら、いちいち思い出しちゃうんだから。「あの、ホータンの一家は今頃どうしてるかな」とか「夜行列車の中で『東京に来たい』と言っていた解放軍の兵士達は今頃どうしてるだろう」とか。「通訳のおじさん、元気かな」とか。
情報としての客観性と、人に肉薄する感動。両立するのは難しいな、と思いつつも、もっと、そんな番組を見たいな、とも思うのでした。(もちろん、両立してる番組は今までにもいっぱいあるけどね。)
。。。とか言ってますが。実は「ドラマ・その5分前」みたいなのも好きなんだ(笑)。
「その5分前」は、何とも言えない「スキマ感覚」がいいよなぁ。。。ちなみに、一挙放送で今回見た中では、原田知世がダントツでしたが、退職する美術教師と女子生徒と翼の話も、思わず感動しちまったです。(同時に木村祐一に感情移入して泣きそうになる、この単純さ(笑))
いやぁ、テレビっておもしろいですね♪