二つ星の空

(旧「風からの返信」-11.21.09/「モーニングコール」/「夢見る灯台」/「海岸線物語」)

懐かしの「シルクロード浪漫」と本日の「世界の鉄道グラフィティ」

2007-04-30 21:20:49 | 吉岡秀隆
NHK「世界の鉄道グラフィティ」で、南彊鉄道が取り上げられていた。

ウルムチからカシュガルまで。天山山脈を越える壮大なルートが、周辺の風景とともに紹介されていた。

で、思い出したのが、数年前に放映されたフジテレビ(東海テレビ制作)の「吉岡秀隆 シルクロード浪漫~渇いた3,000キロの果てに~」だ。

ドキュメンタリー好きでシルクロード好きのおいらとしては、当時、吉岡秀隆が出てるってだけでもびっくりして、しかも内容も面白かったので印象に残っている。

もっとも、物語(フィクション)と現実(ドキュメンタリー)が混在してて、不思議な筋立てだった。でも、それも含めてすごく、なんと言うか、味わいのある番組だった。もともとドキュメンタリーが100%偶然とか段取りなしとかってことはあり得ないだろうと思ってるので、その辺はOK。ただ、あまりに感動的なので「どこまで本当でどこから演出なのか?」と疑り深くなってしまった面もあった。すれててゴメン。まぁ、それほど感動的だったのだ。

中でも、映像の美しさは凄かった。当時導入されたばかりのHDカメラで記録された風景、人々、砂、水、動物や木々。夕日の情景から風力発電の羽根まで、息をのむ程の美しさだったのだ。カメラマンの撮ろうとしている世界が、すごく伝わってくるように感じた。テーマ曲もよかった。「地平を翔る風」(作曲:小林亜星。演奏:Vn天満敦子. Pf吉武雅子.)は名曲だなぁ、、、と思う。
なんというか、映像美、というか、情緒というものをしみじみ感じる番組だった。

今回NHKの番組を見て、「あ~あの地域だ」と懐かしく見ながら、思ったことがあった。

NHKはやはり情報メディアとして信頼がおける公平な番組作りをするなぁ、ということ。そして、客観的な情報は、やむを得ず、感動から少し遠ざかる、ということ。

あの数年前の番組は、やはり、メッセージの力がすごかったのだ、ということ。だって、似た映像見ながら、いちいち思い出しちゃうんだから。「あの、ホータンの一家は今頃どうしてるかな」とか「夜行列車の中で『東京に来たい』と言っていた解放軍の兵士達は今頃どうしてるだろう」とか。「通訳のおじさん、元気かな」とか。

情報としての客観性と、人に肉薄する感動。両立するのは難しいな、と思いつつも、もっと、そんな番組を見たいな、とも思うのでした。(もちろん、両立してる番組は今までにもいっぱいあるけどね。)

。。。とか言ってますが。実は「ドラマ・その5分前」みたいなのも好きなんだ(笑)。

「その5分前」は、何とも言えない「スキマ感覚」がいいよなぁ。。。ちなみに、一挙放送で今回見た中では、原田知世がダントツでしたが、退職する美術教師と女子生徒と翼の話も、思わず感動しちまったです。(同時に木村祐一に感情移入して泣きそうになる、この単純さ(笑))

いやぁ、テレビっておもしろいですね♪
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神林長平の時代

2007-04-30 20:56:35 | 
「家のパソコンで科学に貢献=ネットで分担、スパコンしのぐ」
4月30日15時1分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070430-00000047-jij-soci

いや、もうSFですね。

怖いのは、さ。記事の書き方に微塵も恐怖感がないってことなのだ。コンピューターはすでに「家電」の時代。規格化されて、単なる端末になっちゃったら、エンドユーザーがあれこれできなくなる日も近いかも、な~んて、ね。

「戦闘妖精・雪風」の中の短編。アニメ化の頃に発表された小編。おいらは零の感覚を少しだけ信じる。あの苛立を。(おいらにとっても、パソは「ぼくの、マシン」だから。あの話自体はけっこう悲劇的だったが。)

あー、それにしても、神林長平、今の時代をどう見てるんだろな。最近、「(自称)ライトノベル」書いてたし、そっち系のエンタメの才能もあるからなー。どなんでしょ。また、たまに、中年向きの疑似ハードSF書いてほしいっす。ここは一つ、純なココロの主人公で。

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夜風に吹かれて(意味不明モード)

2007-04-28 21:00:52 | Weblog
寒いっすね。

砂と潮を浴びながら海岸線を歩くのは、ちょっとまだ早い感じです。

遠く、遠く、手を伸ばしてつながらなくちゃ、と思うところは多いんですが、いまいち、届かないなぁ。。。自堕落を自戒。つながるためには、エネルギーを注がなくちゃね。気圧とともに細胞の運動量が落ちてます。やべ。

先送りばっかりしてちゃ、こぼれ落ちるばっかりなんだ。。。(@@)。。

Still tommorow's going to be another working day. (as usual)...仕事があるのはいいことです。頑張れ、自分。負けんなよ。BGMは「何度でも」やっぱこれです。
変温系にとっては、明日の晴天を望むところ。最新記事によれば「天気がいいと株価が上がる」当然じゃん!行動経済学も追いついてきたね♪(えらそー(汗))

この世に生きているのは、あなたとわたし。人間達を表現する数字に、生き物のにおいが、しないわけがない。
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生きてますよーでも、話題が無い♪

2007-04-21 20:04:31 | Weblog
まるで、「すばらしい日々」的人生が続いています。

おいらの場合は、ユニコーンだけじゃなくて、矢野顕子がカバーしてる奴が浮かんじゃうんだけど。(ユニコーン版はカラオケで歌う用。矢野顕子版は聴く用。)
いろんなことにいろいろと揺さぶられてるんだけど、とりあえず全てにノーコメント。表現の術を知りません。

あー。とりあえず。酒量を控えんとだめですねぇ。。。いくら酔わないったって、限度ありますからねぇ。。。
自戒自戒の毎日なのでした。


あ、そうそう。「不思議の国のポルタ」美術展やってるみたいっすね。
○ttp://www.city.niigata.niigata.jp/info/naf/

今日は、荒井良二氏のサイン会とライブにトークショーですか。いいっすね。お祭りっぽくて。なんかほのぼのしててよさげです。(東京じゃないのがちょっと驚いたけど。地方の美術館も頑張ってるんですね。)

あう。頑張れ、自分。止まんなよ。
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遠くとおく空へ

2007-04-16 21:05:29 | Weblog
自分の感情なんか、ちっぽけな感傷なんだと思う。

それでも。神戸。灘。ある限りの怒りと涙を。それがあなたを癒すのかはわからないけれど。


Emotional Intelligenceの第3章が脳裏に明滅する。

逆もまた真なり、は、すでに報道にある通り。それも同じ強さで俺を切り刻む。


なんで。なんで。なんで。永遠に繰り返す疑問符。


自分のいる干潟の、ささやかな平和な午後の、いかに当てにならないかが、わかったような気のする、今日の知らせ。

きっと。この目がかすんでしまうまで、幸せな幻想を信じて、そうして、消えていくんだろうけど。


追伸:先週の安倍総理は、多分正しい。今だって、会津は長州を許しちゃいないんだ。そういうのが残ってるのが、この国なんだ。(どっちの友人もいるせいで感情的。失言失礼。)
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「何度でも」明日へ。

2007-04-14 06:07:16 | Weblog
“失敗したら、初めからやり直しなさい。そのたびにあなたは強くなっていきます。やがてあなたは目的を達成するでしょう。たとえそれが当初の目的とは違っていても、あなたは決してそのことを後悔しないでしょう。”

 アン・サリバン(ヘレン・ケラーの教師)
 1866年4月14日生まれ


本日のお言葉。サリバン先生、ありがとう。おいら、また最初からやり直してみます。

ドリカムの「何度でも」みたいだね。それにしても最後の1文がすげぇ。多分そうだろうな、と思えることも含めて。

今の自分を進ませればいいんだよね。全ては、それからだ。
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新モルツ飲んだ!

2007-04-10 23:01:54 | 吉岡秀隆
うめー^ー^この味、のどごし、最高です!

。。。とりあえず、幸せです。今日も元気でよかった。

http://www.suntory.co.jp/beer/malts/index_h.html

あーこの町いいなぁ。吉岡ならずとも、いい町だと思います。

リーマンの住みたい町第一位の具現化ですか?(笑)。

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シェイクスピア ドラマスペシャル 第一夜「王様の心臓」~リア王より~

2007-04-10 22:58:20 | その他テレビ
観ました!よかった!むちゃくちゃひねった展開に、「こりゃ、おいらみたいな左脳人間むきだなぁ」と思いましたです。シェイクスピア/演劇マニアじゃない人にとっては、どうだったんだろうね。いい印象であったことを祈ります。

時間と体力がないので、項目だけ。。。

1.西田敏行最高!彼のシェイクスピアが見たかったんだ。プラス、彼だからこそ、「リア王」でも、最後までだまされて楽しく観ることができたよ。

2.劇中劇。原田大二郎in リア王 、、て、まんまじゃん!(笑)

3.井上真央は、仲間由紀恵ににてる。不思議っぽい無感覚な雰囲気。それが、いい味出していた。もちろん若村麻由美も中島知子も、役柄めいっぱいのキャラの濃さ。すごくいい感じ。誰も悪人じゃない、という描き方が、現代劇っぽくて、いいなぁ、と思った。(だからこそ、このドラマに感情移入できた人も多かったと思う。)あと、福士誠治が爽やかだったね。おいら、この人観ると「黒木君の人」という認識だったんだが、とてもいい演技だったと思う。この人がいたからこそ、このドラマは「爽やか恋愛」の側面をキープできたように思う。(本編、喜劇に描かれてるけど、実はドロドロだし(爆)。)

4.長門裕之ファンのおいらとしては、運転手剣持が最高。「社長に、惨めな思いをさせたくないんです!」と泣く彼の心境は、もう、すげー共感。ある種の人には理解されないんだけどさ。自分の上司を応援したくなる気質の社員もいるんだよ。上司には立派でいてほしいじゃん。そのためならなんでもするさな。そのかわり、尊敬に値する上司であってほしいんだよな。。。

5.ラストのどんでん返し&劇中劇への転換は、どの程度理解されたのかな。おいらにとっては、びっくりしたけど、追認可能な展開だった。あのままリアルで終わられたら、まんま「リア王」だけど、西田目線で観てきた視聴者(おいらとか)は、眠れなくなるって(苦笑)。

あそこで、「ドッキング解除」してくれた脚本&演出は、視聴者にとって過保護かもしれないけど、ありがたかったと思う。幽体離脱しながら、自分の亡骸を、さめて見つめるような感覚(あるのか?!)になって、、、とりあえず、軟着陸したよ。涙でぐしょぐしょだったけど。

悲しいなぁ。一(はじめ)の人生。でも、人生なんて、終わりで決まるもんじゃないよな、とも思う。終わりは誰にでもくる。変化も誰にでもある。いいときも、悪いときも。最後がどんなだったかなんて、無限の一瞬の連続の人生の中で、一つの一瞬でしかない。そんな、負け犬の遠吠えもどきも感じたです。

「我々の人生は、夢と同じ成分で織りなされている。」in Tempest / by W. Shakespeare

全ての人に、よい夢を。グラッチェ。アデュー。


-------------------------付記------------------------

夢二夜 シェイクスピア ドラマスペシャル 第一夜「王様の心臓」~リア王より~
出演 西田敏行 井上真央 若村麻由美 中島知子 ほか
○ttp://www.ntv.co.jp/shakespeare/index.html

Cast
刈谷  一(60)      西田 敏行

刈谷さくら(21)      井上 真央
刈谷 ゆり(35)      若村麻由美
今野あやめ(32)      中島 知子

黒田 数男(52)      佐野 史郎
江戸川雅人(26)      大倉 孝二
福  永           村田 雄浩
今野  繁(35)      吹越  満
金井 俊太(23)      福士 誠治
安  藤 (39)      猪野  学

リア王 役          原田 大二郎
演 出 家          渡辺  哲
ゴネリル役          西山 知佐
リーガン役          倉田 恭子
コーデリア役         桂木 ゆき
ケント役           森岡弘一郎

都バスの運転手        石丸謙二郎
刈谷 花枝          坂口 良子

剣持 高夫(53)      長門 裕之

Staff
脚本      井上由美子
演出      雨宮 望
プロデューサー 前田 伸一郎
        小泉 守
        大野 哲哉
音楽      糸川 玲子
制作著作    日本テレビ
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新モルツ4月10日発売!。。。で、CMのこと

2007-04-04 22:46:03 | 吉岡秀隆
今日もちゃんと生きていることが嬉しい。毎日、生還してる自分の幸せをかみしめてます。

日々、大殺界らしい展開を見せる、今日この頃。でも、経験値もむちゃくちゃ上がっとるような気がする。筋肉は痛まないと鍛えられない。きっと神経も(笑)。

朝、「めざましテレビ」でモルツのCMに関するニュースを観た。

「吉岡秀隆=リーマン」ですか。そうですか。夢のようです。完全、自身を投影しちゃうじゃん(笑)。サントリーのCMコンセプト、好きだな。観ててほんわか幸せになれそうなCMだ。酒のCMなのに(苦笑)。

CMとしては、すごく品行方正。上質の映像とストーリー(ほめ過ぎ?)。登場人物もすばらしい。こんなに行儀の良いCMでいーのか、とさえ思えるぐらい。すなわち、モルツのビールは真面目に働いてる「いい人」の味方?でへ。それから、あのゴムボール(スーパーボール?)は、寅さんを思い出した。というか、CM全体が「男はつらいよ」へのトリビュートのように、懐かしいデ・ジャブを起こしてくれる。

惜しむらくは、、、サントリーのCM説明webページの日本語。
(http://www.suntory.co.jp/news/2007/9756.html参照。)

「。。。真っ暗な車外を見つめながら、まんまと目論見が外れた吉岡さんでした。」

まんまと、、、って、なんだよー。「まんまと」は「うまく」だろー。せめて「すっかり目論みが外れた吉岡さんでした。」ぐらいにしてくれ。

ところで、辞書検索によると。

「もののみごとにある事が成し遂げられるさま。首尾よく。うまく。「敵の計略に―ひっかかった」」(大辞泉)

「非常にうまく事が運ぶさま。首尾よく。みごとに。「―一杯くわされた」「―敵をあざむく」 (大辞林)

大辞泉の用例は、「気に入らない奴が、敵の計略に引っかかった。ざまぁみろ。」な文脈なら理解できるけど、わかりにくいな。

大辞林の一つ目の用例は。。。逆説的使用っすか。それにしても、定義と用例があってるのって「まんまと敵を欺く」だけじゃん。おいら、日本語は素人だけどさ。なんか、違和感大爆発なのでした。

ところで、めざましで流れたCM中で吉岡が「いいとこっぽいぞー」と言ってましたが、この台詞「っぽい」が吉岡自身の口癖っぽくて、おもしろい。昔、「シルクロード」のドキュメンタリーでも、盛んに言ってたもんな。「あ、ここ、ひとの家っぽい。」とか。なんだか、観ててリラックスできそーなCMでした。早くオンエアにならんかな。

あー、日々、自分との戦い。今日の自分を超えていけ。明日の自分を追っかけろ。精進、精進。そして夜も更けるのでした。では、また。


蛇足;オバマかっこいいなー、しかも、若い!。45には見えん。頑張れ。もっと勉強して、もっと世の中をよくしてくれ。おいらも頑張るぞ。なーんてことを、「クローズアップ現代」を観ながら、思ったです。(おいら、もちろん政治家じゃないけど。)
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生きてます

2007-04-02 23:07:50 | Weblog
とりあえず、生還。


泥のよーに眠りたいです。とかいいながら、さっきまでipodいじってたダメ人です。

はうぅ。世の中、なんだって起こるのです。世の中の人は、そーやっていろんなことに遭遇しながら、生きているのです。

今はただ、合掌。
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