二つ星の空

(旧「風からの返信」-11.21.09/「モーニングコール」/「夢見る灯台」/「海岸線物語」)

BUDDHA2は来春2月8日公開!+スタートレック・イントゥ・ダークネス全国公開!

2013-08-24 22:16:38 | Weblog
ぼけっとしているうちに世の中動いてました(汗)

松山ケンイチ、『BUDDHA2』で吉永小百合と初共演 2月に公開へ(cinemacafe)
http://www.cinemacafe.net/article/2013/08/20/18660.html

すごいなぁ。期待無限大だ。
吉岡氏のコメントはないが、それは納得。
シッダールタは、コメントなんか必要ないのだよ(^-^;)
情報の無さこそが、シッダールタにはふさわしい。

今ごろは、修行(?)してるに違いない、とか、痛い妄想付きで納得するファン心理でした。

そして、記事で松山ケンイチ氏がクローズアップされているが、彼と吉岡氏の共演は、実際、とても楽しみである。
そして、もう一つ。あまりに自然なんで、記事ではあまりクローズアップされていないようだが、「吉岡秀隆、吉永小百合と初の親子役!」なのである。これは、二人のファンとしては大興奮である。

ずっと、親子役やってほしかったんだよなぁ。今回、かなったんだなぁ・・・それこそしみじみ感動しています。



さて、話題かわって。

スタートレック、お盆先行上映を経て、全国公開が始まりました。
もう一度、絶対見に行きたい!そして、DVDは日本版が買いたくて悶々としている今日この頃・・・(だって、スコッティがクラブで飲んでる場面、日本オリジナルのきゃりーぱみゅぱみゅじゃん。UK版もUS版もそれぞれの音楽なんだよな・・・と思うと、日本版で買おうかなとか思ってしまう。英語字幕なかったら買わへんけど。)

ベネディクト・カンバーバッチ氏のインタビューがいくつも雑誌掲載され、映画情報誌は軒並み「スタートレック・イントゥ・ダークネス」の特集を組んでいる、前代未聞の黄金週間。

スタトレがメジャー。幸せな時代になったなぁ・・・としみじみ感慨を覚えます。(といいつつ、来日取材はことごとく見逃している、相変わらずの崖っぷち生活・・・)

http://www.cinemacafe.net/special/5335/recent/SPECIAL+%E3%80%8E%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF+%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%80%8F

上記は、シネマカフェのスタトレ特集ページっす。非常にわかりやすいんで、未見の方はぜひ!




残業帰り、満月を見上げて、月光に洗われたいと思った。
果てしなく続く、憎しみの連鎖を、哀しみの連鎖を、光が、流してくれたらいいのに。

実際には、エジプトでも、シリアでも、日本でも、人間の業を思い知らされるような事件ばかりだ。

お願い、月よ。ぼくらの正気を守って。

月は、ぼくらを狂わせるんじゃない。ぼくらが隠している覆いをはがして、くまなく、臓腑を見せてくれるだけ。
その衝撃に狂うのは、ぼくらの弱さ。

光に負けないように。もっと強くなりたい。

明日も、がんばろう。崖の草を感じながら。
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STIDを見て、色々考えた(スタートレック・イントゥ・ダークネスのネタばれ有り)

2013-08-18 11:09:08 | Weblog
(注:「別の話題のはずだったのに、気づいたら「スタートレック・イントゥ・ダークネス」のネタばれ入ってます。未見の方はご注意!)









スタートレック・イントゥ・ダークネスを見た。お盆先行上映だ。
見てよかった。エンターティンメントとしても最高だし、その世界観、メッセージも非常に現代的かつスタートレックらしい普遍的なものだった。

ここ数日もやもやしていたものが、だんだんほどけていくように感じた。

もやもやのきっかけは、ここ数日(以前からだが)の政治家の皆さんの様々な発言と、それに対する諸外国の反応。

おいらが世界の端っこでぼやいてるレベルと、国際的な公式見解のやりとりは、全く違う次元の話だと思うわけだ。
おいら、数日前に「お盆」という話題で、国家=家族の集合体的な部分もあるのでは?って書いたけど、それはあくまで個人レベルのぼやき、って前提であって、面と向かって他国の人に公式見解としてそれを伝えるつもりはない。

でも、そのことを意見として書いたこと自体に居心地の悪さを感じるくらい、この国の代表者さん(?)たちが、個人的なレベルでものを語っているような気がして、心配でならない。

そのレベルは、広げれば、「ジョン・ハリソン」と同じ立場だからね。
つきつめれば、身内への愛は、外に対して復讐として向けられた場合、反社会的になってしまう危険性を含むんだ。(そうならないように、思考を言語化して、癒やしてみたり、なだめてみたり、論理的な解決法を求めるわけで・・・)

スタートレック・イントゥ・ダークネス(以下、STIDと略します)では、カーク達エンタープライズの乗組員も、ジョン・ハリソンも、ともに、「仲間を思う気持ち」に突き動かされている。どっちも、愛情深く、人間らしいのだ。言うなれば。

「人類最大の弱点は、愛だ」(原語ではSo I responded in kind. My crew is my family, Kirk. Is there anything you would not do for your family?という文脈で語られる)

この言葉の意味を、改めて考えた。「愛」をして「弱点」と言ったのは、作品のメッセージだ。ハリソンじゃない。それを感じた。

そして、物語のクライマックスでのカークとスポックの対話。エンディングでのカークの言葉。そこで、改めて「人類最大の弱点は、愛だ」の意味を考えた。

映画パンフレットに、脚本家達のメッセージがインタビューとして載っていた。やはり、そういうことだったのだ。

やっぱり「スタートレック」はこうでなくちゃ。(気になる人は、ぜひパンフレットを読んでほしい^-^)

おいら、オリジナル・シリーズは見ていないが、子どもの頃から「月刊アウト」というアニメSFサブカル総合雑誌を読んでいて、そこに投稿している「お兄さん、お姉さん」達は、トレッキーが多かった。当然、まつわる特集や二次創作も多く、おいらは本編知らないくせに、いっぱしのスタトレ通を気取っていた。(アホ)今回のパンフレットにはスタートレックの年表やトリビアも載っていて、「アウト」の特集を読み返しているような懐かしさを覚え、嬉しかった。

そんなおいらにとっては、初めての「動くスタートレック」が、今回のSTIDだったのだが、オリジナルファンには負けるだろうが、それなりの感慨と感動を持って、作品を楽しむことができた。

作品の感想として、意外なぐらい、カーク船長に共感した。(日本だったら海猿か?)とか妙なことを感じたが(海猿も映画1本しか見ていないくせに・・・)、とにかく、カーク船長の人物造形が好きだ。そして、スポックも、オリジナルより人間ぽい(笑)けど、恋人までいるし、やるじゃないか(笑)と思った。ウフーラもキャロルも魅力的だ。スールーやスコッティ、マコーイもといボーンズ、等々、クルーのキャラもおなじみ(と言えるほど本編を見ていないが、少なくとも二次的に知るおいらの感覚としては)の魅力を放っている。

提督たちの名演もすばらしい。そして何より、エンタープライズ号の勇姿!かっけー!!!


あ、なんだか、STIDの感想文になっちゃったな。

まとめ。STIDのメッセージをしっかり受け止めて、その上で、相手を思いやる発言をしてください。公の立場で国の顔になっている方々。

思っていることがあるということと、どう伝えるかと言うことの間には、身内への愛だけではなく、思いやりも、国際感覚も必要だと思う、素人なのでした。
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光るウサギ

2013-08-18 09:32:48 | Weblog


世界の雑記帳:「光るウサギ」が遺伝子操作で誕生、薬品開発に技術利用も(毎日JP)
http://mainichi.jp/feature/news/20130816reu00m030011000c.html

いよいよ現実も「バスカヴィル」並になってきました・・・

(真面目に反応してみると、「暗闇で光る性質」って、自然界では負の効果しかないよなぁ・・・)
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68年後

2013-08-15 21:20:38 | Weblog
お盆だ。

そして、終戦記念日だ。

全てのご先祖を迎え、謙虚に過去に感謝し、反省し、身を慎む日だ。
それは個人の日であり、家族の日。国家が家族の集合体なら、国家も家族だ。

身内の弔いを、他国から批判される日本。(逆はあり得るか?)
それは、他国から共感を持って考えてもらえない立ち位置に、この国があるということか。
そもそも、共感なんて、期待する方が間違っているのかもしれない。
でも、この時期までに、もう少し、他の誤解を解く努力ができれば、ここまでの
非難は受けなかったのだろうか。

無邪気に発言する人達の大きな声は、必ずしも国民の声を代弁しているわけでは
ないように感じるが、他国からすると、一億総「空気読めない日本人」なのかな。
(おいらもこの時期にこんなこと書くのは「空気読めてない」のかもしれないけど・・)


いろんな人の思い。いろんな人の痛み。
いろんな人の恨み。いろんな人の、変えられない人生。
失われた、たくさんのたくさんの命。


お盆だ。全ての魂が戻ってくる、お盆だ。




何も言えないから、空を見上げる。


じいちゃん。おいら、まだまだだよ。ごめん。
じいちゃんがあきらめなくてはいけなかったこと、たくさんあったのに。
じいちゃんは、実はじいちゃんじゃなくて、ほんの新婚の若者だったのに。

おいらは、のうのうと生きて享受してるこの命。
じいちゃんが、奪われた、その命。
おいら、その命を最大限に使っているだろうか。
まだまだだ。

まだまだ人間が小さい。甘えていてごめんなさい。
これからも、叱咤してください。
見守ってください。ぼくらが道を誤らないように。
平和を、あなた方の命で贖われた、血みどろの平和を、
ぼくらは、その血をちゃんと受け止めて、
少しでも長い間、保つことができますように。


戦争で亡くなった全ての人に、心から追悼の意を捧げます。

日本。いつまでも、緑優しく、人心穏やかな平和な国であれ。
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風立ちぬ、いざ、生きめやも

2013-08-14 23:20:46 | Weblog
ヴァレリーの詩を、これだけ多くの日本人が意識するようになったのは、堀辰雄が「風立ちぬ」を発表した時代以来だろうか。

タイトルは堀辰雄氏の訳。原語は以下の通り。

Le vent se lève. Il faut tenter de vivre !
「風が立つ。生きようと試みなければならない!」
(ポール・ヴァレリー「海辺の墓地」より)

ジブリの新作映画「風立ちぬ」は、零戦の設計者である堀越二郎氏と、昭和初期の作家である堀辰雄氏に捧げる、とされている。


作品中には、英国詩人クリスティーナ・ロセッティ女史の「風」も出てくるらしい。どさくさに紛れて、ご紹介。

The Wind

Who has seen the wind?
   Neither I nor you;
But When the leaves hang trembling
   The wind is passing thro'.

Who has seen the wind?
   Neither you nor I;
But when the trees bow down their heads
   The wind is passing by.

「風

誰(だれ)が風を 見たでしょう
僕(ぼく)もあなたも 見やしない
けれど木(こ)の葉を 顫(ふる)わせて
風は通りぬけてゆく

誰が風を 見たでしょう
あなたも僕も 見やしない
けれど樹立(こだち)が 頭をさげて
風は通りすぎてゆく」
(訳:西條八十)

おいら、西條八十氏大好きなので、敬意を表して氏の訳を掲載。(問題等ご指摘あれば削除します。)


実は、ロセッティ女史の詩は、こちらの詩も印象に残っている。

What are heavy? Sea-sand and sorrow:
What are brief ? To-day and to-morrow:
What are frail? Spring blossoms and youth:
What are deep? The ocean and truth.
「重いものってなあに? 海の砂と哀しみ。
 短いものってなあに? 今日と明日。
 儚いものってなあに? 春の花と若さ。
 深いものってなあに? 大洋と真実。」
(訳は試訳)

夕日を見ながら、幼い子と大人が問答しているような、素朴な、でものっぴきならない痛みもわずかに感じさせる、そんな詩だ。


高校3年の頃、親友が堀辰雄と立原道造を愛読していて、ある日「読め」と助言してくれた。
残念ながら当時の自分は、漫画「ドカベン」以外では、武者小路実篤とか高村光太郎に傾倒していて(その後、なぜか北原白秋とか泉鏡花に路線変更するのだが)、ちゃんと堀辰雄の世界を理解することができなかったように覚えている。立原道造も。今考えるともったいない。

「海潮音」は好きだった。それは今も揺るぎない志向性(苦笑)。

閑話休題。

「風立ちぬ」も見たいけど、いつ行けるかな。「スタートレック・イントゥ・ダークネス」も見たいけど、3Dは吹き替え版ってのがなぁ。
まぁ、適当なことぼやいてないで、崖っぷちから落ちないように精進します(汗)。

毎日暑いね。みんな元気で。
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「小さいおうち」音楽は久石譲氏!

2013-08-10 13:56:31 | 小さいおうち
来年1月の公開が待たれる「小さいおうち」ですが、本日(8月10日)から、映画館で特報が流れるらしい。

公式ウェブサイトでももうすぐ見られると思うけど、公式Facebookのリンクからも、yahoo映画で見ることができます^-^(以下のurl)

http://special.movies.yahoo.co.jp/detail/20130809222592/

この映像についての記事はこちら。
「山田洋次監督「小さいおうち」 倍賞千恵子ナレーションの特報映像がお披露目」
http://news.goo.ne.jp/article/eigacom/entertainment/eigacom-39185.html


いい雰囲気だなぁ・・・実に楽しみ。
そして、久しぶりに「紅の豚」を見直したくなりました^-^

今日も暑いね。みんな体に気をつけて。
んでは。

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ダイヤモンドと、One Song From Two Hearts

2013-08-03 20:18:38 | コブクロ
久しぶりに、人間の世界に戻ってきた、そんな感じの今日(時間限定)。
そういや、Live Tour Book「One Song From Two Hearts」買ってたんだっけ。そう思い、封を切る。




ああ。コブクロだ。


ありがとう。ありがとう。ありがとう。
不覚にも落涙し、同時に感謝と歓喜の気持ちが溢れた。(最近涙もろいっす。中年の宿命・・・)


今、壁にぶち当たってじたばたしていてる、おいらの日常。

二人がそれぞれ語る言葉(ツアーパンフレット)の一つ一つが、違う世界を生きているおいらの課題に、奇妙なぐらい重なる。

二人が歌う歌が、ずっと空を見上げるしかなかったおいらの傷口に、柔らかくしみこんでいく。



10歳も下なのにな。悔しいが、脱帽だ。

ありがとう。改めて。

全く違う世界を見ているはずの二人が、ここであがいている小さな人間を奮い立たせてくれていること。
彼らは知らないだろうけど、感謝の気持ちを記したい。

実は、唯一録画していた「Music Japan」を視聴して、これにも鳥肌が立ったんだ。
かっこええ!!なんてかっこいいんだ!黒田も小渕も!

久しぶりに歌番組を見て、体温が上がった気がした。

そして、今、「ダイヤモンド」を初めて聴いて、なんてすごい歌だ!と震えてる。

当たり前のことを、皆が共感できることを、こんなに鋭く美しく優しい切り口で見せてくれる。
鮮やかな歌声とメロディとアレンジと。

これが、コブクロだ。


今、という果てしない崖っぷちで、しがみついて生きていこう、そう思わせてくれる歌でした。

色々あるけど、あきらめへんで。自暴自棄になるには、まだ早い。


そんなわけで、とりあえず立ち上がれそうです。ありがとう、小渕君。黒田君。
日本のいろんな人の背中を、そっと支えてくれてる君らに、改めて敬意と感謝を捧げます。

追伸:「ラブレター」再録にほほえましく思う。彼ら、ほんと、曲への愛情、凄まじいな(笑)。
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雨が上がった、崖の上

2013-08-02 21:45:41 | Weblog
ども。生きてます。

雨すごかったっすね。皆さん無事でありますように。

ここんとこ、いっぱいいっぱいな毎日をやっと生きてました。情けない有り様ですが、色々ギリギリセーフやら、ギリギリアウトやら、、、

馬場俊英氏の「ファイティングポーズの詩」がはまりすぎ。
でも、ギリギリまでいかずに逃げてる自分にも気づいたり、ひんしゅく買ってる自分にも気づいたり、、、この年になって、このていたらく。我ながらあきれるぜ。

そんでも、日々は過ぎてしまうわけで。

超久しぶりに音楽聴いて、Paul Simonはやっぱりすごい、とか感動している能天気。

Something so right 大好きなこの歌を聴いて、涙が出そうだった。おいら、高校生の頃からちっとも変わらん。

こんな状況なので、コブクロのテレビ出演や、Mr. Benedict Cumberbatchの来日やらテレビ出演やら、ほとんど見逃してます(涙)。元気ならいいや。それしか言えねぇ。

STARTREK Into Darknessいよいよ公開ですね。それまでにちゃんと 、生活を改善したいな。(遠い目)




悲しいんだか、腹が立つんだか、ようわからん。
八重の桜に、身につまされる共感をしている。
一生懸命、よいと思うことに誠心誠意努力して、最後には「悪者」として、大義を奪われ、全てを否定され、罰せられる。

恨みは何も生まないから、恨みに溺れなかった八重ちゃんはホンマに偉い、正しいと思うけど。辛いな。


おいらは、涙ぐむだけの臆病者。オールをこいで、波間に沈むことを恐れてる。


たくさんの雨。どうかみんな無事で。
この世の中の、ひっそりとした隠れ家に、それを必要とする人がたどり着けますように。
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