二つ星の空

(旧「風からの返信」-11.21.09/「モーニングコール」/「夢見る灯台」/「海岸線物語」)

明日を夢見て♪

2010-12-31 00:46:24 | Weblog
なんか暗いかな?本人いたっていつもの通りなのですが。


前のブログで少々小難しいことを書いてしまって反省。

ものごと前向きになってから新年を迎えたいので、もう一個。(BGM:地響きのような雷鳴がおっかないっす・・・)


振り返ることができるほど、今の自分に余裕は無いのですが、今年は色々無いようでありました(苦笑)。

正確に言うなら、「自分が何者でもなく、過去の自分も何者でもなかった」ことにやっと気づいたのでした。
ふっと気づくと「ああ、何も持ってねーな」ということを実感した、とも言えます。

それは寂しいことかもしれませんし、退化なのかもしれませんが、数年前「頑張っている」と思っていた自分には見えなかったことが今頃になって見えてきて、それは今からでは間に合わないことばかりなのですが、「ああ、そういうことだったんだなぁ(残念)」的な軽い懺悔の気分になっているのは、自己憐憫とは言いませんが、妙に心地よい認識だったりします。

この状態にいつまでもいると、マジやばい、というのは何となく本能で感じるんで、今だけですけどね。

これからは、リセットではなく、撤収しつつ前進。


まずは早寝早起きだ・・・って、もう日付変わってますがな(汗)。

今日は紅白歌合戦。雪を越えて故郷に帰り着き、家族みんなでちゃんと見られますように(祈)。
来年のおいらが、もうちょっと地道にマメな生活を身につけられますように(祈)。

みなさん、よい夢を。
よい年を。

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「日本語 語感の辞典」について考える「逃げ遅れた鼠」

2010-12-30 22:51:16 | Weblog
どうも。ご無沙汰してます。

いきなり変なタイトルですんません。帰省を延ばしたら、ホントに寒波が来て、今日の内に移動しておけばよかった、とやっぱり後悔(こうなることは予測済みだったが・・・)

逃げ遅れた鼠一匹、沈没船の中、っていう気分です。


「人間ってさぁ、どっかで最後まで「自分は死ぬはず無い」って思ってるよね。」

どっかからのんびりとした不吉な声(「めぞん一刻」の朱美さんの声で・・・)が聞こえる・・・(爆)

明日安全運転で郷里まで帰れますように。


さて、「日本語 語感の辞典」は11月末に出版されたばかりですが実に面白い辞典です。著者:中村明、出版社/発売元:岩波書店。

辞典を買ったのなんて何年ぶりだろう(爆)


最近ニュースや書物、音楽などでもやたら頑固親父のように「言葉遣いがなっとら~ん!」とか感じることが多く、精神衛生上悪いので、白黒はっきりつけたくて購入した次第。もちろん、言葉は時とともに変わりゆくものだとはわかっているし、若者言葉も一定の?理解と受容はできるのだが、既成の言葉遣いが場違いな使われ方をしているように感じると、違和感で気持ち悪くなるのである。(所詮門外漢なので、自分の間違った思い込みなのかもしれないし、そういうのは恥ずかしいのだが。)


最近血圧が上がったのは以下の2例。


事例1:「(「トイレの神様」は、おばあさんとの)些細な日常の中から生まれました。」(某TV番組のナレーション)

「些細な日常」という表現(否定的)と「トイレの神様」を誉めてる文章全体(好意的)のアンバランスさが気持ち悪かった。
「些細」って、悪い意味じゃないのか。
おいらだったら「ありふれた日常の中から生まれました」とか言うけどなぁ。「ありふれた」なら、「些細」ほど否定的なニュアンスはないし。それとも、ここ数年の間に、急に「些細」の使い方は変わったのか?


事例22:「くだらない景色にも涙する それを幸せという」(超有名な某曲・・・曲も歌ってる人も大好きなんですけどね・・・)

「くだらない景色」と表現する場合、話し手は目の前の景色を全否定している。「くだらない」は価値ゼロなわけだ。どんなに平凡な景色でも、平凡だという理由で全否定される筋合いはないと思うのだが、この主人公はなぜ、景色を積極的に否定したいと思うのか。

穏当な表現なら、これも「ありふれた景色」となるところだろうか。



そこで、普段おおざっぱなくせに時に些細なこと(笑)が気になるおいらは、こんなことにこだわるのはくだらない(笑)と思いつつも「教えて、『語感の辞典』様」となったのです。


事例1について:(以下、「日本語 語感の辞典」より引用)
---------------------------------------------------
「些細(ささい)」 細かくて価値が無く、取るに足らない意・・・(中略)・・・<ほんの―なこと><―なことにこだわる><―なことから喧嘩になる> 取り上げるに値しない点は「瑣末(さまつ)」と同じだが、この語は、細か過ぎるところに重点を置き、その点で「瑣末」とニュアンスが違う。
--------------------------------------------------
「ありふれた」 どこにでもよくあるの意で、会話やさほど硬くない文章に使われる日常の和語。<―話><―結末><ごく―事件> 評価よりも、珍しくない点に中心がある。
--------------------------------------------------


おいらの結論:
やはり「ありふれた日常の中から」にしてほしかったなぁ。。。「些細な日常」じゃ「取り上げるに値しないほど細かすぎる日常」で、誉めてるんだかけなしてるんだかわかんないよ。(わざと逆説的な表現を衒っている文章でもないのに。)


事例2について:(以下、「日本語 語感の辞典」より引用)
---------------------------------------------------
「くだらない」 価値のきわめて低い意で、会話や軽い文章に使われる日常の和語。<―話><―ものを買いあさる>・・・(中略)・・・「つまらない」よりさらに露骨に低い評価として使う。「―人間」は最低の評価となるが、「つまらない人間」は交際する上で面白みがないというだけで、必ずしもその人間の価値が低いとまでは言及していない。
--------------------------------------------------
「ありふれた」 どこにでもよくあるの意で、会話やさほど硬くない文章に使われる日常の和語。<―話><―結末><ごく―事件> 評価よりも、珍しくない点に中心がある。
--------------------------------------------------
「景色」 自然の眺めをさし、くだけた会話からさほど硬くない文章まで幅広く使われる日常生活の基本的な和語。
--------------------------------------------------


おいらの結論:
「ありふれた景色」なら曲中で字振りもオッケーなのに、何で、あえて「くだらない景色」にしたんだろう。
通常は使わないような言葉を組み合わせることで、聴いている者に「あれ?」と思わせようとしたんだろうか。
でも、この場合は、言葉の新鮮さよりも、この曲の主人公が「こんな景色は価値ゼロだけど、それでも涙が出る」と思ってるということで、主人公の価値観に違和感を感じ、感情移入できなくなってしまうのです。(おいらだけかな。だとしたらすごく寂しいが。)

彼女の歌詞に時々表れるスリリングな言葉選びは好きなんだけど、これだけは、どうしても受け入れられなかったなぁ。。。残念。
(今の20代は「くだらない」を肯定的な意味で使うのかな、、、だとしたら、中年以上と話する時は気をつけて。場合によっては印象下げるから(汗))


以上。なんか、腹真っ黒な中年の戯言?
いえいえ、ナイーブ(笑)な一般市民の語感のなせるわざ、と思ってください。
(※「ナイーブ」の意味、本来は「甘ちゃん」「何も知らんやつ」です(苦笑)。わかってても、日本語として半分受け入れられてるから、「テンション」とか他の語と同じで「どうしようもないから、使うしかない」んだけどね。あ、そういや、以前、黒田氏がそんなことをラジオかCDで言ってたなぁ。)


ことばって難しい。きっとおいらも、おいらの発する言葉で、誰かの気持ちを苛立たせたり、困惑させたりしているんだろう。

不完全でも、できるだけ、ことばを大切に使いたいと思う、師走の夜更けなのでした。


追伸:SFだけど「銀河英雄伝説」でヤン・ウェンリーが、弟子のユリアン・ミンツに諭す場面が好きだ。
「ことばでは伝わらないものが、確かにある。だけど、それはことばを使いつくした人だけが言えることだ」
「ことばを大事に使いなさい、ユリアン。そうすれば、ただ沈黙しているより、多くのことをより正確に伝えられるのだからね……」

田中芳樹(著者)ってすごいな。今でも思い出す名場面を残してくれたその筆力に改めて敬服します。
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参ったなぁ

2010-12-25 20:28:17 | コブクロ
どうも、おいら音楽大好きみたいだ(苦笑)

某CS音楽番組を延々流してみたんだが、全然飽きない、っつーか、これは癖になりそう(爆)

因果な放蕩者だな(嘆息)

小市民としてのノルマはしばし忘れた振りします。

madarena christmasサイコー。柄にもなく、クリスマス気分の三月の風でした。

追伸 boysⅡmen もよいね。
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聖なる夜に ありがとう♪

2010-12-24 21:20:46 | コブクロ
クリスマス・イブ。

皆さんいかがお過ごしですか。

おいらは、Music Station SP Special Live 2010を観ながら、幸せな夕餉です。
今日は酔っぱらい。週1ですから(笑)。

イブに思いがけずサンタが来ました^-^(株)ミノスケ オフィス・コブクロからクリスマスカードが届いて感動。
あきらめていたのにねぇ。しみじみ幸せを噛みしめています。(こういう企画ものに左右される年ではない、と自認しつつも、地味に感動してしまった(苦笑)。おまえいくつや、という追求はご勘弁願います(爆))


感謝。万物に。世界に。
コブクロに。(株)ミノスケに。ワーナーミュージックジャパンに。音楽業界に。出版業界に。印刷業界に。放送業界に。製造業界に。流通業界に。全ての生きとし生ける、一生懸命生きている市井の人の良心に。


全ての善に光が宿りますように。

おいら、キリスト教徒じゃないけど、今日は敬虔な気持ちで頭を垂れて謙虚に祈ろうと思います。


みんな、よい日をお過ごしください。
雪降ってるけど、あったかい気持ちで過ごせたらいいね。
今日は早く寝よう。Keep Warm. Take care, and good luck.
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吹雪いても 雲の上には月と星 嵐の中で 夢見る夜空

2010-12-24 00:43:28 | コブクロ
どうみても なんか陳腐な 五七五 すんまへんなと 居直る 雑魚よ


ああ・・・恥の上塗り(汗)。相変わらず崖っぷちの三月の風です。

飲み会シーズンですが、酒は週1で節制してる、つもり(苦笑)。

その分「食べ」にまわるので、メタボが心配です。
肝機能はまぁまぁかもしれんが、じわじわと血圧高めでオーマイガな今日この頃です。

さて。NHK教育アニメ「バクマン。」の主題歌、コブクロのBlueBirdが2月にCDリリースとのこと。
同CDには(コブクロお得意の)ダブルコラボで「2010 冬の東京タワー」CM イメージソング、かつ、フジテレビ「めざましテレビ」 第2回ロープジャンプ小学生 No.1 決定戦のテーマソングでもある「きみへの主題歌」も収録される。

そしてさらに!初回版には「ラブレター」demoも収録とのこと!
そしてさらに!(テレビショッピングみたいだな(苦笑))CD初回版の購入者は、ドラマ「流れ星」で使われた「流星」ピアノバージョンが携帯着うたフルでダウンロードできる、らしい!(いつかCDにも入れてほしいが)めでたい!

そんなわけで、それらは2月の出来事のようですが、今から盛り上がってまいりました。色々煮詰まってて素面なのに頭痛がします(爆)が、嬉しいなぁ。

今日は金曜日。クリスマス・イブですね。
今日は「ミュージックステーション」でコブクロ出演。「流星」フルだといいなぁ。。。(かなわぬ?願い・・・)

頑張れ自分、しっかり仕事しろ。

というわけで、へろへろしている自分にあきれつつも、今日の大雪予報が怖いのでした。
おやすみなさい。
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クラゲのように、漂っていたい♪~「流星」礼賛~

2010-12-22 23:01:29 | コブクロ
いろいろ。いろいろ。

今日、初めて「流れ星」の第一話を見直しました。

すごいな、やっぱり。


家族と一緒に観ましたが、おいら以上に家族がダメージ?受けて、やるせなさに入浴剤大量に使われました(爆)。わけわからんが、何となく理解できる気も・・・

結論:兄貴次第で人生は変わる。


兄貴に屈折した心情を抱く(梨沙に近い)家族としては、複雑だったようです。だいぶ荒れました(苦笑)


風呂桶の大量のラベンダーを満喫しつつ(爆)、家族について少し考えてみたいと思う今日この頃。

フジさん、ドラマ「流れ星」を作ってくれてありがとう。

そんでは、また。
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そして二人は同じ星座だと 信じていた ~「流れ星」完結に寄せて~

2010-12-21 23:07:47 | コブクロ
昨日、「流れ星」を観ました。

よかったなぁ。。。

ほんと、健吾にとって梨沙は「流れ星」だったんだな。

そして、最終回を観て確信した。
梨沙にとっても、健吾は「流れ星」だったんだ。


最後、本当に最後に二人が再会できて、感無量でした。
おおおおおおおっ(笑)って感じで盛り上がったです。
(家族の手前、少々かっこつけて余裕かましてましたが(苦笑))

詳しい感想は後日にしたいが、今日は一つだけ。

実は、健吾と梨沙に寄り添うように、小さな二人の物語が紡がれていたんだよな。


第1話:男の子と女の子が水族館のクマノミを一緒に見ている。健吾が男の子にクマノミの生態について説明する。男の子は怪訝そうに健吾を見る。健吾は先輩に「子どもに専門的すぎること言ってもわからないよ!」とたしなめられる。

第?話:どこかで男の子と女の子が仲良く水族館に来ていたような、、、(記憶曖昧)

第9話:悩む健吾が水族館のクラゲの水槽の前で男の子と再会する。男の子はひとりで、少し寂しそうだ。健吾は男の子に(以前会ったことは気づかず)「クラゲ好きなの?」と話しかける。男の子は健吾に「うん、魚は全部好きなんだ。」と答え、健吾は「僕もだよ」と答える。男の子は「クマノミはね、、、」とクマノミの生態についての知識を披露する。それは、以前健吾が男の子に話した内容だった。自分が話したことを男の子が憶えていてくれた、という驚きと喜びに、健吾は今までの自分の生き方を肯定されたようにも感じた(ようだ)。男の子は、以前健吾に会ったことは気づかないまま「将来は水族館の飼育員になりたい」と健吾に夢を語る。(それで「オレの志はこの子が継いでくれる」と思ったかどうか、健吾は水族館を辞める決意をしてしまう(爆))

第10話:
(1)事件から1年後、男の子が母親と一緒に、梨沙の勤める熱帯魚ショップにやってくる。会話から、女の子が引っ越してしまい、男の子は、水族館での思い出の魚「クマノミ」を女の子に届けたいのだということがわかる。

(2)宅配の配送センターに、女の子と母親がやってくる。男の子から(梨沙の勤める熱帯魚ショップの)クマノミが届けられたのだ。受け渡し担当は、水族館をやめて再就職した健吾。受付伝票の差出人欄に梨沙の名前を認め、動揺する健吾。そうとは知らず、女の子と母親は、男の子からのクマノミのプレゼントを嬉しそうに受け取って帰っていった。


男の子と女の子は、これから未来、どんな運命を歩むのだろうか。
彼らが、そうとは知らず、健吾と梨沙に助けられ、また同時に、奇跡のような偶然を取り持っていた、というのが、粋な演出だ。


偶然、って、人の出会いって、そんなものかもしれないね。


流星のような、出会い。

健吾と、梨沙は、お互いがお互いの流星だった。
彼らが強く強く願ったから、お互いの前に流れ落ちてきたのだ。


月9ってこんなロマンティックなんだな。この年にして初めて月9を観た中年としては、何とも心洗われた10週間でした。
(予告見た限りでは、次の月9は視聴無理だ、、、ドラマってこんなのが多いのかな。)


このドラマに出会ったのは偶然から。
コブクロが主題歌「流星」を歌ったから。

まぁ、過去にも彼らはいろんなドラマの主題歌を歌っては来たんだが、おいらことごとく「知らなかった」or「続けて観れなかった」で、今回初めて、最初から最後までドラマと主題歌を楽しみました。

良いドラマだった。良い曲だった。

これもまた、流れ星のような出会い。この出会いから、何かが変わるのかもしれないね。
健吾や梨沙の生き方が変わったように、この出会いが、おいらにとってもよいものでありますように。


星に祈ろう。今宵は月食。

満月と月食と冬至と、、、どんだけパワフルなんだろうね。おいらの地域では雲に厚く隠されておりましたが、、、

クラゲのようにふんわりふんわりと漂っていたい。
脳が無くたって、生きているんだ。
クラゲのように頼りない人間だって、迷いながら間違いながら、自分や他人の幸せを願って生きてるんだ。


心優しいひとのための、ひとときの心の避難所。

そんな風に感じました。

どこまでも優しい控えめな物語に感謝。

「流れ星」ずっと忘れない。ありがとう。
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あなたに会いに行った日のできごとです

2010-12-20 00:00:05 | コブクロ
少々キモイ題名ですんません。

やさぐれた気分(笑)でいろいろ先週末のことを思い出していたら、唐突にメルヘンな題名が浮かんで払拭できませんでした。

空から天使がおりてきたようなので、全面降伏して、気まぐれなささやき声?に従います。

閑話休題。

先週末は、いろいろありました。
土曜日には30年来の旧友と生存を喜び合い(笑)、30年前の中学生は呑気だったと笑い合い、まさか30年後にこうして変わらず昨日会った続きのように会っているとは思わなかったね、としみじみしつつ、全員ザルor枠なので、入った酒量にも関わらず素面のような和やかさ(笑)で「じゃあ、また」と別れ、それでも30年後の様々な悲哀に胸痛みつつ、所詮中年、失うものばかり増える世代よ、と多少センチメンタルな面持ちで、春のように暖かい夜風に慰められ、おいらは一人、日付が変わりそうな深夜の都心でホテルの位置を見失い、静かにパニクりつつ(爆)さまよっておりました。(それもまた一興?オヤジ狩りには遭遇せず、胸を撫で下ろした次第。)

日曜日は江ノ島詣で。新江ノ島水族館は最高でした。
なにしろ、小春日和、というか、完全に「春」という天気で、「ハワイってこんなかなぁ」(←「冬+晴天=ハワイ」という小市民的な発想)と幸せを満喫しました。

さて、その後さいたまスーパーアリーナで満喫したEMTG Music Fes. 2010は、Chemistry、Juju、nokko、阿部真央、秦基博、コブクロという超豪華ラインナップ。

コブクロ以外のパフォーマンスについては、以前のブログに感想を掲載済みのため、今日はコブクロのステージについて。

おいら、スタンド200番台でしたが、スタジアムライブの感覚からすると「めっちゃ近い!」という位置でした。だって、表情は無理だけど、手足の動きは十分確認できる距離(笑)なんだから。豆粒じゃない、すげーという位置でした。音もクリアに聴こえてすごくよかった。コブクロだけでなく様々なスタイルのアーティストがいて、PAさんや音響さんは大変だったんじゃないか、と思ったが、とても心地よく聴こえました。

さて。

コブクロの一曲目は、ALL COVERS BESTから"WHAT A WONDERFUL WORLD"

涙が出るほど嬉しかったです。この歌、ものすごく好きなんだ。
さらに嬉しかったのは、黒田氏の歌が、さらによくなっていたこと。

これはコブクロの底力だといつも思うが、ライブパフォーマンスがCDを上回る、というものすごい事実がよくおこるのだ。

CDの完成度がむちゃくちゃ高いコブクロなのに、ライブがさらによい。
そんなことがあるのである。

スタジアムライブでも、それはあった。
味の素スタジアムでの
1日目:superstition
2日目:lovin' you

いずれも、CDを超えるパフォーマンスだったと思う。
ライブ感を生かしつつ、寸分違わぬ精密機械のような正確さと瞬発力、声の伸びと艶、加えてCDより自然で英語らしい発音(笑:ホンマ、めちゃよかった!)めちゃくちゃ嬉しかった。

この日のWhat a Wonderful Worldも、CDよりも進化した歌声に「うわ~、これ音源化してくれ~!」と思いながら夢中で聴いてました。

さて二曲目は、新曲"BlueBird"
「鳥」つながりってことで、最初の曲に鳥の鳴き声のSEがあったせいか、とても自然な流れで聴くことができました。

このBlueBird、雨上がりの青空や、悲しみを湛えた笑顔を連想します。痛みと歓喜を同時に感じる曲です。
この日のパフォーマンスも、(小渕氏が若干顔しかめながら歌うせいか)若干愁いを帯びた風に聴こえて、それが自分の今の気分に合っていて癒されました。

三曲目は「君への主題歌」

力強いパフォーマンスでした。BlueBirdと君への主題歌は来春CDになるらしい!
やった!

この曲を知ってほしい友人のことを思い出して、曲を聴きながら涙が止まらなかった自分としては、とても嬉しかったです。
(まぁ、実際CDを贈れるか、っつーと、この手の音楽を聴かない友人なんで、難しいんだが、、、それでも機会があれば、ぜひ贈りたいと思っている。)

四曲目「永遠にともに」

前奏が変わっていて、おいらは最初「風」かな?と思っていたのだが、「永遠にともに」だとわかり、意外さと嬉しさに震えました。

この曲はとても好きだ。だから、最近歌われなくて寂しかった。
彼らがこの歌を歌ってくれて、改めてこの曲の良さを再確認できました。
また、次のライブでも歌ってほしいなぁ。。。

五曲目「流星」

月9「流れ星」の主題歌としても、そうでなくても、この「流星」の存在感はすごいと思う。
曲だけで癒される。細かな理屈なんていらない。このメロディー、この歌詞、このアレンジ、この歌声、、、
今年最強の歌です。MVP。

ふと思う。この曲は(小渕氏も言っていたが)メッセージよりも絵画的な情景を描いている曲だ。
つまり、意志ではなく、情景。
「べき」が促す緊張感はなく、夢のように美しい気持ちを描く世界。

だから癒されるのかなぁ。すごく気持ちいいんだ。

退廃的ではなく、刹那的でもない。でも、揺らぐ感情を優しく受け止めてくれる、 そんな青い世界。

どこまでも目を凝らして流星を追いかけて行くと、次の曲が一層深い青色を放射した。

六曲目「蒼く優しく」

この曲、実は、前に東京に来たときも、駅中の居酒屋でかかっていた。
実は東京人に人気?とも思うのだ。

おいらにとっては、今を生きるための座右の銘、というか、働く者への応援歌、である。

黒田氏の吠える声に、今回も泣けた。
「心の叫びなど 誰にも聴こえない  だから笑うんだよ 涙が出るんだよ だから輝くんだよ」

こんな凄まじい孤独と人生の肯定を同時に歌った歌は、あまりないように思う。
強く、もろく、激しく、優しい曲だ。

コブクロにしか歌えない歌だなぁ、好きだなぁ、と思う。


やがて、コブクロはパフォーマンスを終え、舞台袖へ消えて行った。

感動のうちに拍手を送っていたが、ワーナー音楽祭では二日間ともアンコールはなかったので、今日もないのかな、と思った。
しかし、客電がつかなかったので「もしや」という期待もあった。

そして期待は現実となり、まさかのアンコール。

「光の粒」

おお~!!!!!

おいらこの曲知っていたのだが、CDじゃなくてライブビデオだったんだな。(ビデオ「ANSWER」に収録されていた)

しみじみクリスマス気分になり、幸せな気分で帰ることができました。

ありがとう、EMTG Music Fes.2010!

全体的にコブクロのファンの人が多かったみたいで、途中のビジョン投影でコブクロが出たときだけ拍手が出たりするのが(これはワーナー音楽祭でもそうだった)ちょっと違和感あったけど(おいらとしては「コブクロで拍手するなら、別の歌手の人が出たときも拍手しようや」って気分だった)、まぁ、その辺は仕方ないのかな。

オムニバスライブって、もちっと大人感覚で、出演者全員にエール贈ろうや、って思ったのですが、ほかのオムニバスもこんな感じなのかな。

中年には、ちっと理解の難しい感じはありましたです(汗)

何はともあれ、コブクロにも他の歌手にも、素晴らしいパフォーマンスを感謝したい。
明日何が起こるとしても、くじけずに歩いて行こう。
そんな勇気をもらったような気がします。


それでは、何だかまとまらないが、取り急ぎの感想はこれにてひとまず終了します。

明日もがんばろう。いや、明日こそがんばろう。
じゃね。
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いろいろあるけど、空は晴れている

2010-12-19 12:07:28 | コブクロ
抜けるような青空。
神様ありがとう。大晴天です。

わけはなくとも晴天なだけで嬉しい今日この頃。のはずなのに、ぼーっとしている。
元気出さなあきまへん。


週末十分食べ、飲み、十分寝たのになぁ。
「飲み」が悪かったんかなぁ。節制したんやけどなぁ。。。
「今までの疲れ」という奴は、一気に解放してはあかんね。
だましだまし、規則正しい生活の中で調子を戻していかねばならん、と、不摂生な生活の果てに思います(爆)。

そろそろ時間切れ。
日常に戻ろう。


コブクロライブ(EMTG)については、夜アップ予定。
忘れんうちに書くつもり。

そうそう、まだ「Kagerou」読んでません。
「流れ星」のサウンドトラック買いました。
「流星」のピアノバージョン入っていなくて少し残念。版権とか考えると、まぁ、当然か・・・
コブクロの新シングルに入れてくれたら嬉しいな・・・

頑張ろう。


昼半ばにして反省モードのダメ中年でした(苦笑)。

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ドラマスペシャル「遺恨あり 明治十三年 最後の仇討(仮)」吉岡秀隆~判事再び~

2010-12-16 22:11:54 | Weblog
吉岡秀隆氏のオフィシャルウェブサイトによると、来春ドラマスペシャルがあるらしい。


ドラマスペシャル「遺恨あり 明治十三年 最後の仇討(仮)」
http://www.tv-asahi.co.jp/ikonari/

2011年春 テレビ朝日系列にて放送

原作;吉村昭『敵討』(新潮文庫)より
演出;源孝志
出演;
臼井六郎:藤原竜也
な  か:松下奈緒
一瀬直久:小澤征悦
中江正嗣:吉岡秀隆
山岡鉄舟:北大路欣也


わぁ、すげえ!北大路欣也だ!しかも、藤原竜也と共演だよ!天才競演!


原作は読んだことありませんが、割と苦手な分野と思われます^-^;)

おいら、殺されるのも仇討ちも苦手だから、また悩んで観なあかんかと思うと、ちっと辛い。(苦笑)
(赤穂浪士も苦手。)
でも、吉岡氏演じる中江判事が、とことん悩んでくれそうなんで、信頼して預けてみようと思います。まぁ、吉岡氏の選ぶ脚本なら大丈夫だ^-^


おいらの信条は「人を呪わば穴二つ。」
だから「人を殺した奴は、自分も死ぬ。」

実際には、他人を殺して、罪の意識もなく生き延びている輩は存在する。
理不尽な事件も、不幸な偶然もある。
殺されないために殺すことを強いられる人もいる。
真面目な市井の人が、思いがけず大切な人を、もしくは見ず知らずの人を手に掛けてしまうこともある。
死んではならない人が、殺されてしまうこともある。

諸行無常。


それにしても、やっぱ裁判所だったんだなぁ、あの写真。放映が楽しみだ。


自分が苦手なとこに、目を向けなくちゃいけない。目を背けてちゃ弱いままなんだ。
そんなことに、気づかされました。

吉岡秀隆殿。あなたの演じる中江正嗣氏の活躍、楽しみにしています。


原作読もうかなぁ。
ちなみに、この物語は史実に基づくものらしい。
「明治13年12月17日、東京市京橋区三十間堀にあった旧秋月藩主の黒田男爵邸内の書生長屋で実際に起きた“最後の仇討”を基に描いた人間ドラマ。」
と紹介されていた。

そうか、12月17日のことだったのか。合掌。

雪の降り始めた日。
春まで頑張るための目標ができました。ありがとう。

では。
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日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト2010♪

2010-12-15 23:06:31 | コブクロ
コブクロ出演遅くて良かった!生で見れた!

「流星」相変わらず最高でした。

EMTGフェスでは、(当たり前だが)フルで聴けたので大感激だった。
テレビではどうしても2番が省かれるけど、それでも歌は素晴らしかったです。

願わくば、紅白でフル・・・(無理だろ^-^;)


「流星」ってほんとに不思議な曲だ。聴けば聴くほどどんどん好きになっていく。
温かくて緩やかで、ホント落ち着く。

ずっとずっと聴き続けていたくなる曲です。


追伸:「きみへの主題歌」がフジテレビ「めざましテレビ」第2回ロープジャンプ小学生 No.1決定戦テーマソングに決定したそうな!
おお!これでオンエアの機会ができた!やったね!
(スタッフの力素晴らしい、、、おいらも仕事がんばろ♪)

疲れモードなので、この間の海月アゲイン♪


おやすみなさい。よい夢を。
(ただいま、何度目かの禁酒中・・・おかげでストレス太り?)
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雪が降ってきた

2010-12-15 22:30:53 | Weblog
ここ数日?の読書から。

「ドラッカー名言集」(Lasting Words, Peter F. Drucker)(ダイヤモンド社)

When I was thirteen, I had an inspiring teacher of religion, who one day went right through the class of boys asking each one, "What do you want to be remembered for?" None of us, of course, could give an answer. So, he chuckled and said, "I didn't expect you to be able to answer it. But if you still can't answer it by the time you're fifty, you will have wasted your life."

上田惇生氏の名訳は以下に。

「私が13歳のとき、宗教の先生が教室のなかを歩きながら、生徒一人ひとりに、「何によって憶えられたいかね」と聞いた。誰も答えられなかった。先生は笑いながらこう言った。「いま答えられるとは思わなかったよ。でも、50歳になって答えられないと問題だよ。人生を無駄に過ごしたことになるからね。」」

もう一つ。

"What shall I do with myself?" rather than "What shall I do?" is really being asked of the young by the multitude of choices around them.

「無数の選択肢を前にした若者が答えるべき問題は、正確には、何をしたらよいかではなく、自分を使って何をしたいかである。」


すごいなぁ。。。圧倒的な人だ。
最初の「13歳のとき、、、」は実話らしい。ずっと後に壮年になった彼らが同窓会を開いた時、話題になったんだそうだ。
50歳までに見つけられるだろうか。
「何を持って憶えられたいか」

この問自体はよく聞くけれど、この挿話はずっしりと腹に響く感じだ。
おいらは、何によって憶えられたいのだろう。まだ謎。


二つ目の「自分を使って何をしたいか」は、以前何かの漫画でも似た言葉を読んだことがある。
普遍的な言葉ですが、ドラッカーらしい表現だと思う。
ちなみに漫画では、苦境にある登場人物に対して、ある人物が「おまえの体は器だ。その器を使って、好きなところへ行き、望むことができる」というような話をしていた。めちゃくちゃ感動したのを憶えている。

にわかファンでミーハーですが、ドラッカーはいい。10代の頃にはまったディール・カーネギーみたいだ。(←高校時代に図書館で読んではまった。今でも名著っすね。「人を動かす:How to Win Friends and Influence People」)


というわけで、引用多発ですみませんが、英文と日本語どちらも味わい深いんで、楽しんでみてはいかがでしょう。
出典を繰り返すと「英文対訳 決定版 ドラッカー名言集」(P.F.ドラッカー著、上田惇生編訳)ダイヤモンド社


「もしドラ」読了していないのに「ドラッカー入門」買ったおいら。勢いづいて今日は帰り道「KAGEROU」を購入(汗)。(だって臓器売買の話だっていうから、「流れ星」つながりでつい・・・)

う~ん、迷走してるな。

仕事がきついんで、現実逃避?してるのは自覚あります。きついっつーのは違うか。11月の疲れ(笑)が思考停止を誘う・・・


とうとう白い雪が降り始めて、気温もぐっと下がってきました。
明日も雪かな。朝早いんだからもう寝よう。


夜空が「流星」の似合う季節になってきました。できることなら、海月をもう一度観に行きたい。

では、おやすみなさい。
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「流れ星」第9回を観て、考えた・・・☆

2010-12-14 22:55:15 | その他テレビ
引き続き、昨日見た月9「流れ星」のことが頭から離れない。
う~ん、「Dr.コト-診療所」以来だなぁ、、、

一晩寝て、今朝、ふいに思った。

健吾は、もしかしたら、踏切で梨沙を救って「結婚してくれないか」と言った瞬間、自分の幸せに関わる全てを捨てたんじゃないかって。
「マリアが助かるなら、何でもする」というのは、「オレの人生はどうなってもかまわない」という覚悟を含んでいたのじゃないか、と。

だから、梨沙が良い子なのがわかって、彼女が自分にどんどん好意を寄せてくるのがわかっても、健吾は決してそれを受け入れなかった。
受け入れることはできなかったんだ。自分の幸せは放棄していたんだから。
健吾は、梨沙に癒されて彼女に引かれていく自分の気持ちにとまどい、その気持ちを殺すことだけに必死になっていたのかもしれない。

先週(第8話)で、健吾がついに梨沙への気持ちを抑えきれなくなって行動に出たのは、そう考えると、なんて切ないことなんだろうと思う。

普通に考えれば「自分の気持ちに正直になれよ!おせーよ!」と言うところだと思うけど、健吾はそれをしてはいけないとずっと自分に禁じてきて、それが自制できなくなって心のままに行動したんだ。彼にとっては大誤算だったんだと思う。

どれだけの想いと、どれだけの自縛と、それを振り切ったどうしようもない愛情と、、、
それは、マリアの「生きたい」という気持ちと同じ。人間の、本当の気持ちだ。

彼の葛藤を思うと、あの名場面からは、恋愛としての感動だけでなく、人間の哀しさが、愛しさが、溢れるほどに伝わってくる。


そう考えればこそ、第9話(今週)の冒頭で心を完全に開いた幸せな健吾が、新聞記事の件をきっかけになぜ黙って自分一人で責任をとろうとしたのか、理解できる。

彼は、最初からそのつもりだったんだ。
梨沙に惚れながら、梨沙と幸せになることを望まないように、努力し続けてきたんだ。

愛する人を守るために、引換に、運命に自分を捧げる、という覚悟。
最初はマリア。そして、今は、梨沙のためにも。


高倉健みたいだなぁ・・・こんな生き方、今のおいらたちにできるだろうか。


な~んてことを考えながら、ぼーっと通勤の車を走らせていた、今朝の危険なおいら。疲れてんのかな^-^;


家族、ってなんだろう。本当にね。
血の繋がっていないマリアを、一線を越えてまでも救おうとする岡田家のお母さんと、半分だけ血の繋がった妹のために契約結婚をしてまでドナーを見つけようとする健吾。
二人の愛情を疑わず、ひねくれず、信頼と愛情で返そうとするマリア。
赤の他人のマリアを可哀想だと思い、マリアの兄の思いに共感して、肝臓を提供しようとする梨沙。
どんなにダメでひどい兄でも完全には絆を断ち切れない、そんな矛盾した梨沙の想いもまた、家族なればこそ。


実際は、このドラマのような美しい心ばかりだけでなく、様々な社会上・経済上の弱みから偽装結婚のカモにされ、内臓までとられる、なんて悲劇的なケースもあるのかもしれないから、このドラマで「臓器売買も愛があれば美しきかな」とは言えないのだと思う。

ドラマスタッフは、丁寧に丁寧に人間の心のひだを描いて、ぼくらに考えさせてくれる。
ゆっくりと。優しいまなざしで。静かな声で。

「あなただったら、どうしますか」


ドラマの最初から繰り返し問われた問。

松田医師の答えと「矛盾してますね」は、深く、優しく、哀しかった。共感というのはそういうものなのだと思った。当事者でなければ、誰もわからない。代わりに背負うこともできない。それでも、松田医師が共感してくれたことは、健吾にとって救いだったと思う。


そして、海月の水槽の前にいた男の子。あの子に未来へのバトンを渡した、と思った時、健吾は「自分の人生は、これで十分だ」と、自分でこの件の決着をつける決心ができてしまったのだと思う。

そんな決心しなくてもいいのに。どこまでも誠実に生きようと思えば、罪を背負い未来を放棄するという恐怖にも耐えることができるのだろうか。



「あなただったら、どうしますか」

それは、糾弾ではない。是非を問うているのでもない。
その問が求めているのは、問を発した人の悲しみを、苦しみを共有し、それについて心を痛めながら考える、ということなのだ。


答えはYes/Noではない。

様々な登場人物達の姿が、全部、答えなんだ。


生きていくことは、正解を辿るようなテストじゃない。
間違いながら、探しながら、必死で前を向いて今を生きることなんだ。


そんなことを、このドラマから教えて貰った気がします。


火曜の夜半、ふたご座に流星が降る夜。雲の上で、星が瞬いていることを信じて、眠ります。

おやすみ。よい夢を。
(勇ましいようなこと書いてるけど、実際は崖っぷち、お手上げモード^-^;)
コメント (3)
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吉岡秀隆&EMTG Music Festival&新江ノ島水族館=「流れ星」最高♪

2010-12-14 01:44:52 | 吉岡秀隆
わけわからんタイトルですみません。生きてます。眠いです。

話題その1:
さっき久しぶりに吉岡秀隆氏のオフィシャルサイトを覗いたら、近影?の写真が新しいものに変わっていた。

どこかの建物の中・・・ゆかしい風情の古い木の椅子。演壇。何だろう。
イメージ的には、「半落ち」の時の裁判所に似ている?

おいら、経験も想像力も貧困で、お手上げです。何はともあれ、後ろ姿の吉岡氏、表情は見えないが、凛とした雰囲気だ。
詳細は下記urlをご覧アレ。

http://home.catv.ne.jp/ff/show-p/yoshioka/news/news.html

何かのレポーター(旅人)なのか、それとも映画なのか。わからないけれど、何かが制作されつつあるようで楽しみです^-^
そういや、以前ここに来てくださった方が「撮影中」と一言コメント残してくださったことがあったような、、、
本当なら嬉しい♪


話題その2:
EMTG Music Festivalに参加した。
詳細は次号?!とりあえず今は、、、

"What a Wonderful World"最高。「母の唄」最高。

コブクロはもちろん、全出演者が最高に輝いていたステージだった。

阿部真央、凄かったっす。ギターも声も超迫力。アヴリルに勝てそうな娘が、ここにいたか、、、と度肝を抜かれました。
好きだぞ。応援する。明日、CDを買ってこよう。
それから、生で見て、JUJUが可愛いことに気づいた。この娘も唄凄いんだな。テレビで聴いてる時は「流行ってんなぁ」ぐらいに聴いていたが、今回生で聴いたら、CD聴きたくなっちまった(←単純)
NokkoとのFriends共演は何かわからんぐらい聴衆もテンション上がって感動しました。二人とも素晴らしい歌だった。(おいらFriendsの世界は昔からよくわからんくて「女子の歌」という認識しかなかったが、今回初めて「いい歌やな」と思いました。)

Nokkoはおいらより少し年上か。子育て中らしく、すっかり「母」の雰囲気を漂わせていたが、数曲歌っている内にだんだん表情が変わってきて、最後の曲の時は「20代のNokko」の目力が戻っていたのが印象的だった。歌声が薬師丸ひろ子みたいに癒し系になっていてびっくりした。良い声だなぁ。

Chemistryのダンスにも度肝を抜かれたんだ。バックダンサーズ?のシナジーにもびっくりした。
もしコブクロが、、、とか想像しそうになったが、寸前でやめて、目の前のパフォーマンスを堪能することにしました。
実際、すげーかっこよかったっす。

おいらミーハーなんで、ChemistryとかJUJUとか目の前で歌っているのを聴いてると、「テレビの人が目の前にいる」ということに何だかわくわくして盛り上がりました。


ああ、睡魔降臨。以下次号。
あと、もう少しだけ。


話題その3:
新江ノ島水族館に行った。クラゲの入ったワイングラスの塔(クラゲタワー?)は実在しました。
親子連れで混んでいて、さらに昼近くになったら、ドラマ「流れ星」のリサちゃん?という雰囲気の若い子があちこちに(笑)カップルできていました。月9効果すごいなぁ。

イルカと戯れたり、イルカのジャンプのすぐそばで立ち泳ぎしながら笑顔でシンクロナイズドダンスするイルカショーのお姉さんの健気さとプロっぷりに泣きました。
しかも、イルカショーの観客席から、海の向こうに富士山が見える、という構図が素晴らしかった。

「ふわふわ海月」(カスタードケーキかな?フジテレビ「流れ星」とのコラボ土産らしい。)と「江ノ島せんべい」を土産に買いました。海月のストラップも実物見て「おおっ」と思いました。(むろん、たとえ勢いでもそんなストラップをつける年ではないので、見るだけで十分でした(笑))

太平洋側の好天は素晴らしく、江ノ島はまるでハワイ(笑)のような日差し。春まっただ中、って感じの一日でした。

そして、今日の「流れ星」。

来週もう最終回か・・・今日の終わり方は少々心臓に悪いですが、ドラマの行く末を信じて、これからの一週間を過ごしたいと思います。
登場人物皆が、最後に幸せを感じられると良いなぁ。

今日のドラマでは、健吾とリサが流れ星を探しながら夜空を見上げて、会話している場面で感動した。深夜の水族館前の海岸。

いつ流れるかわからず、しかも一瞬しか流れない流れ星に祈るなんて、無理ではないか、と言うリサに、健吾はこういうのだ。
「それくらい強くずっと想っていれば、かなう、ってことなんじゃないかな」(という趣旨の発言を。。。)

そして、だから、健吾はリサに会えたんだな。健吾にとって、リサは流れ星なんだ、とふいに想った。

新江ノ島水族館で、壁にフジテレビの宣伝ポスターがいくつも貼られていて、おいらは初めてそのポスターを見たんだけど、2種類あって、1つはドラマの中のシーンを切り取ったもの(二人で海月を見ている構図)。
もう一つは、ドラマには出てこない構図。それは、海岸で健吾がウェディング姿で横たわるリサを抱きかかえている、というものだった。

その構図がシュールで、おいらには「海で拾った花嫁さんかぁ・・・」という「健吾=浦島太郎」な連想が起こってしまったのでした(爆)

だってさ。目を閉じて横たわるリサを抱きかかえながら、健吾はリサの顔をみるわけでもなく、真剣な表情で画面横を見てるんだ。
まるで、「拾ったこのコどうしよう」とでも思っているかのように。


空から降ってきた流れ星のような出会い。

そんな出会いを、あなたはどうしますか。そう、問いかけているドラマなのかもしれない。
このドラマには、人と人とのつながりが、優しく描かれ続けている。心が手を取り合っている場面が多いから、見ているとほっとするな。

来週を祈りつつ、そろそろ睡魔に服従です。

では、おやすみなさい。zzzzz

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猛烈眠い、金曜の夜(寝ろ・・・>自分)

2010-12-10 23:01:04 | コブクロ
どうも。何で起きてるんでしょーね、おいら。

眠くて沈没しそうですが、何でだろう。多分、薬のせい。呼吸困難は軽減したが、薬の「眠気」はきついなぁ。

いや、ね。寝りゃいいんです。起きてる必要なし。
ただ、少し書き込みたかったので、駄文をお許しください。


その1:明日からEMTGライブ!
2日間の音楽祭。これってレーベルメイトつながりでもないし、何つながりのライブなんだろう。ま、良い歌手の良い曲を聴けるライブ、ということでいいのでしょう。おいらは2日目参加します。最初「行かへん」と思って申し込んでいなかったのが、途中で気が変わって申し込んだ・・・だけあって、座席は長居陸上競技場並のアウェイ、かな?(さいたま初めてなんでわからんが・・・)

いよいよ、来年はライブ行けなくなるかもしれないので、しっかり楽しんでこようと思います。


その2:「Go!Go!Guitar!」を買った。
遅いですが、コブクロ表紙の今月号。やっと読みました。
小貫さん、最近とみに文章が工夫されてるなぁ。今回も読みやすく、楽しい構成と語り口でした^-^

インタビュー内容は、コブクロらしくて、いろいろ楽しめました。一番反応したのが(笑)黒田氏のある発言。

黒田氏、ドラッカー読んだな^-^(←勝手な妄想(笑))

まぁ、別にドラッカーでなくても一般的な発想なのですが、「最近思った」というところに、何だか勝手に親近感。おいらも、最近改めて思ったモンね。「強さを生かす」「オールラウンドになる必要はない」って。

黒田氏とハイタッチがしたい♪いい言葉をありがとう!

小渕氏も相変わらずハイセンスファッションがよかったなぁ。彼は、本当に才能溢れる人だと思う。インタビューの言葉の端々にも、彼がいろんな世の中の状況を意識していることが感じられた。(でも絶対に語らない。そこが小渕氏の好きなところだ。底の底での種明かしはしない。観客が見る必要のないものは絶対見せない、っていう徹底した優しさがいい。)

それにしても「流星」聴いてると改めて惚れ惚れする。

この曲がクリスマスの時期にこんなに合うなんて、よく夏の頃に予想できたよなぁ・・・しかも、今、一番旬だし。(今週の「流れ星」の展開が月9の本領発揮ってくらいロマンティックだったので、そのドラマの世界を支える「流星」の人気も再度上昇してるらしい。)

ホント、「真冬の・・・」ってフレーズ。これほど「今」に合うとは・・・(今まだ真冬じゃないけどね。寒い時に聴くとぐっとくる。)

何だか、「流星」は、いろいろ凹むことがあるぼくらの日常へのクリスマス・プレゼントみたいだ。歌が空から優しい雪のように降ってくるイメージだと思う。

明日明後日、どうぞお天気が和らぎますように。眠いおいらに、少しエネルギーがチャージされますように。

それでは、皆さん、よい夢を♪
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