二つ星の空

(旧「風からの返信」-11.21.09/「モーニングコール」/「夢見る灯台」/「海岸線物語」)

猫弁と透明人間を観た!

2013-04-24 00:45:49 | 猫弁
昨日、TBS系で放映された「猫弁と透明人間」を観た。

最高だった。前回よりもさらにパワーアップして、テンポもよく、心の底から楽しませてもらった。ストーリーも原作との違いが、面白さを増す要素となっていて、うまいなぁと思った。

ありがとうございました。全てのスタッフ、キャストの皆さん。

崖っぷちから落ちそうになっている中年に、心洗われる一時をくれたこの番組に、心からの賛辞と敬意を捧げます。

特に、59番街橋の歌が流れるところで吉岡秀隆が映ってるという、その絶妙な取り合わせには、感動を覚えた。Simon and Gerfunkel がぴったりはまる俳優になったんだなぁ。(前作や警官の血でも証明されていたが、今回もしみじみ再確認した次第。)

ところで、ドラマと原作では季節が異なるため、百瀬氏が推定三月生まれになってたこと、(どこにも明言はされていないのだが)どさくさ紛れに(笑)かなり嬉しかったです。

三月生まれも、百瀬氏みたいになれるよう、精進します((^_^;))

とりあえず、あーちゃんのぬいぐるみ(笑)が一個ほしいと妄想する、崖っぷちのダイ・ハード。

明日も頑張ります。

みんな、よい夢を。
そして、吉岡秀隆氏。素晴らしい百瀬太郎氏を演じてくれて、本当にありがとう!
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続き(「小さいおうち」と「猫弁と透明人間」)

2013-04-20 13:20:36 | 小さいおうち
さっき書ききれなかったこと。

米倉斉加年も出るぞ!これがすごく嬉しい。
ちなみに、板倉氏の父親役・・・ではなく(笑)、恭一坊ちゃんの平成パートです。

そしてさらに、「猫弁と透明人間」について。
おいらが「猫弁と透明人間」で一番好きな、ある登場人物の言葉があるのだが、吉岡氏がそれを「とても好きだ」として挙げていた。曰く、「あれこそが百瀬を一言で表す」。

これを読んで、とても嬉しい気分になったのでありました。


追伸:あるイギリスのピアニストさんが「カーステでラジオかけてたら、いきなり「明日にかける橋」が流れた。事前に流すぞって警告してほしい。思わず泣いてしまうから。」とtweet。ああ・・・背景も感情もきっと全然違うんだろうけど、同じ反応する人がいるんだ、って思ったら、こっちまで泣けた。

オバマ氏の演説をまた思い出してしまった。

どうかぼくらが、人を愛する気持ち、人に対する思いやり、優しさを常に持っていられますように。
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山田洋次監督作品「小さいおうち」の出演者がすごい!~制作会見レポートから~

2013-04-20 12:56:45 | 小さいおうち
ども。相変わらず「寒い」とか言ってるうちに、桜散りそうです(涙)。
崖っぷちのへなちょこ。こうして年老いていくのか・・・(洒落にならん)

相変わらずの毎日です。

さて。久しぶりにネット情報をチェックしました。
「小さいおうち」(2014年1月公開予定)の公式ウェブサイトが更新されています。
http://www.chiisai-ouchi.jp/

「最新情報」ってところをクリックすると、「制作会見レポート」の内容が読めます。
皆さん、気合い入ってる。主要出演者の皆さんの素敵なコメントが読めて、期待が高まりました。ところで、吉岡氏、会見後半であっさりと「とあるネタばれ」しているが、これはOKなんだな(笑)。(もちろん、すでに原作読んだ人は知っていることだが、結構大きいネタじゃねえのか、と一瞬心配になった。まぁ、最近は、ネタばれも集客のうち、という側面もあるようだし、いいのかもな。)

山田監督の、「フィルムで映画を撮ること」についての意見は、考えさせられました。
デジタル化によって、録音技師やフィルム編集技師という専門職や、フィルム生産が消えていく。デジタル化は、その視点で考えれば、単なる合理化(リストラ・人員整理のための手段)ではないか。そのことについて監督は腹立たしさを覚えている、と。

ちなみに、この会見については、http://news.walkerplus.com/article/38000/や、http://www.excite.co.jp/News/cinema/20130417/Moviecolle_5250.html?_p=1の記事等でも読めます。

動画はこっち→http://moviecollection.tv/interview/10068

おいらも同感。日本の農業にも工業にも(それだけでなく、商業やあらゆる分野の生活の営みを含むかもしれないね)、同じ構図を感じている。専門職の絶滅。そして日本人は、将来、何の技術も知恵も持たなくなるのではないか、と。

昔、奈良時代に、とても固い石を加工する優れた技術を持った石工がいた。その技術が存在したことは、現存する遺跡にも証拠として残っている。
だが、平安時代以降、その技術は失われ、現代に至るまで、日本人はその技術を持たない。(代替として機械による加工が可能になったから、もはや必要ない、とされているし、あえて固い石を加工する必要などないのだから、その技術は無用である、という意見もあるだろうが。)

そんな風に。技術も知恵も、あっけなく失われるのだ。それを部外者が嘆くのは「感傷」でしかないのだろうか。

今回は、「当事者」「関係者」としての山田監督の苛立ち、もどかしさが伝わってくる感じの会見でした。


さて、その「制作会見レポート」の下欄には、「小さいおうち」の出演者・スタッフの詳細が出ている。

これが、すごい。

まさに、オールスターキャスト。これで神部さんが出てたら完璧(?)ってくらい、山田ワールドだ。(出てるだろう、ここに載ってなくても!)

豪華絢爛な出演陣の中でも、おいらとしては、睦子さん=中嶋朋子、というのが、感慨深かったっす。おお、吉岡・中嶋は何年ぶりの共演だよ!?(実際に同じ場面に出てるかどうかはわからないが(汗))

そんなこんなで、大変嬉しい記事を読んだのでした。

そうそう、嬉しいと言えば、大山淳子さんの「猫弁と透明人間」が22日(月)に放映間近ですが、これに関して、講談社では、主演2人(吉岡秀隆&杏)のインタビューを、メール配信しているそうだ。大山女史ご本人のウェブサイトにリンクがあるので、読みたい人は、ぜひ「ぶんぶん館」「大山淳子」で検索してほしい。(いや、むしろ「講談社『BOOK倶楽部メール』 2013年4月20日 号外」か?)

このメールマガジンには、「猫弁と少女探偵(仮)」という、今夏発売予定の大山氏の新作の(完成前)簡易見本プレゼントの案内も出ているので、検索して読む価値は大いにあると思う。

というわけで、サボりっぱなしの本日、そろそろ休憩終了しまっす。では、また。
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courage and intrepidity~心からの敬意をこめて~

2013-04-17 20:57:15 | Weblog
今日は久しぶりにクローズアップ現代を途中から観た。以下、ファンレター、というか、宣誓。


アウンサン・スーチー女史。

心から、あなたを尊敬しています。人間の生き方の高みを、これほど崇高な魂が示してくれている、ということを改めて知って。今までの長い間のあなたの苦難を遠くから見てきたが、今、あなたが、いよいよ輝きを増しているのを知って嬉しい。

生まれてきてよかった、と改めて思う。あなたが生きている世界に。

想像を絶するあなたの苦難が、なんと気高い強さと美しさで昇華してされていることか。きれい事でなく、あなたは痛みをそのままに、輝くことをやめはしない。

素晴らしいあなたと、同じ時代を生きる、「人間」だと言えるようになりたい。

僕の道のりは遙か遠い。だが、あなたの一言一言が、僕の未来を照らすように感じた。

暗闇で燦然と輝く灯火。
激しくも、痛々しくも、昂然と燃えさかる命の炎。それが、あなただと思った。
あなたの意思。それにテレビ越しに触れて、圧倒された。

日本に来てくださったこと、本当に感謝します。ありがとう。

アウンサン・スーチー様。
あなたの行く手に最高の未来と幸運がありますように。

そして、僕も、あなたの意思に触れて、もっと先へ歩き出す勇気を持てますように

Courage and Intrepidity.

勇気を持って、生きるための炎を、この国にも灯してくれた、偉大なるあなたに、心からの敬意と感謝を送ります。改めて、あなたと、あなたの愛する全ての人とあなたの愛する国のご多幸を祈ります。




ボストン・マラソンの爆弾事件で打ちのめされていた自分が、また前を向くことができたのは、この番組のおかげでした。
女史を招いてくれたクローズアップ現代、ありがとう。

雲が厚くても、空を見上げよう。
暗闇を灯すのは、凍える時代を温めるのは、僕ら自身の熱なんだ。
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夜の帳をくぐり、明日の光が差す方へ

2013-04-14 22:38:20 | Weblog
ども。厳寒から春の嵐。気温の変化15度以上あると、年寄りにはきついっす。

昨日のブログのうちの一つ「時代は音を立てて、軋みながら進んでる」について、詳細を一切思い出せず、落ち込んでいます(爆)。

酔っぱらってたのは事実だ。でも、長年人間やってて、物書いた経緯を一切思い出せないっつーのは、、、恥。
どう考えても、自分しか書きようのない、くっさい内容なんで、その点は自己同一性が揺らぐことはないのですがね。なんであそこまで書こうと思ったんかなぁ。。。

閑話休題。

おいら、The Thick of It大好きで、昨日の記事でも書いてますが、昨日の話に、おいらが尊敬するロジャー・アラム氏が出ていたので、その感想を書きます。

ロジャー・アラム氏は、おいらにとっては、ラジオドラマCabin Pressureの食えないベテランパイロット「ダグラス・リチャードソン」であり、パレーズエンドの純粋かつゴーイングマイウェイ(というおいらの解釈が合っているかどうかは不明)な「ゴッドファーザー、キャンピオン氏」なので、そのイメージでつい観てしまったのだが、The Thick of It(邦題「官僚天国3~今日もツジツマ合わせマス~」)でのアラム氏は、上品で、メランコリーな雰囲気を漂わせて、繊細で、複雑で、、、一言で言えば、謎めいていた。

おいおい。アラム氏。この作品で、その立ち位置?すごい。ついて行きたくなるじゃないか。(多分だまされているんだろう(笑)と思いつつも。)

マルコム・タッカー氏(ピーター・キャパルディ)の攻撃性は、理解できるし共感(あれ?)できるが、真似はできん(苦笑)
今日の恫喝は、シャーロックのモリアーティ並みだったと思うぞ。

オリーの、絵に描いたような「若造」ぶりは、ひたすら笑えるレベルのステロタイプだ。すげぇ。グレンもテリも、おもろすぎる。

新大臣が、奔走して(文字通り、彼女は走る!)いる姿が必死すぎて、可哀想なのに、笑えてくるのはなぜなんだろう・・・ごめん、腹抱えて笑っちまった・・・(反省!失礼だろ!)

そんな中にあって、ロジャー・アラム氏の上品さは、印象的だった。きっとだまされてるんだろうけど、他の登場人物が比較的わかりやすく誇張され、単純化されているのに比して、複雑に見えるからすごいな。今日の話は、終わり方がすごすぎたけどな。(次回、豹変してたりして(涙))

そんなおいらの勘違いによる、今日の幸せ。

いろいろあるけど、I'm happy to lose it!と言ってみたくなった、今日でした(爆)。(一瞬だけね。)
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時代は音を立てて、軋みながら進んでる

2013-04-13 22:57:11 | Weblog
たとえ、明日、あなたがいなくなっても。

たとえ、明日、私がいなくなっても。


愛してるよ。心の底から。
Dear my sweetheart.

泣きたいぐらい寒い崖の上で、誓約を、確認した夜。
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谷を越え山を越えて空高く流れていく白い一片の雲のように

2013-04-13 22:19:17 | Weblog
ピンと来た人はすごい。心からの敬意を捧げます。
タイトルは、ワーズワースの「水仙」から。
I wander'd lonely as a cloud
That floats on high o'er vales and hills,


庭の水仙咲きました。おいら薄情でごめん。家人の愛情により、開花。


寒すぎて、うらぶれた気持ちの春です。
深夜、残業で荒み、八つ当たり気分で帰宅してたら、電車で以前の上司に声かけられました。
相当目つき悪かったろうなぁ・・・反省。

寒さが苦手っす。空腹も苦手。従ってメタボ脱出まであともう少し。

シャーロックみたいに、シュッとして、颯爽と仕事したいもんですが。(苦笑)

そうそう。ネットで情報見つけて(本屋に行けない今日この頃・・・)、「FLIX シャーロック&ベネディクトSpecial」なる本を購入しました。いわゆる、世のお嬢さん方が買う(と思われる)雑誌よりは、わずかにマニアックな感じの情報を含み、読み応えあるよい本でした(笑)。

ほとんどはネットで英語記事としては確認できていた内容ですが、日本語で堂々と書いてあると、英語を母語としない中年としては、大変安心して(あの記事やなぁ、懐かしい)とか思いつつ読むことができました。ええ本作ってくれて、ありがとう!

そして、「ほとんど」以外の細かな情報がよかった。
London Olympic Gamesの詩の朗読は、Wordsworthということはわかっていたが、Composed upon Westminster Bridgeだったんやね。
おいらワーズワーズ読者失格(涙)。これ読むまで特定できんかった。(特定しようという情熱もなかった怠け者だった、という方が正しいか・・・)

一番読んで面白かったのは「Parade's End」のインタビュー。おいら、各種インタビューを読んだはずだが、こんなに詳しいのなかったな。これはすごい。おいらが知りたかったこと、全部言ってくれてる。カンバーバッチ氏。感性の類似を感じるぞ(笑←勘違いです)!嬉しい。

おいら、彼の出演作の中では、Parade's Endのクリストファーが一番のめり込めるんだよね。そんで、彼についてのカンバーバッチ氏の解釈がツボにはまって、たまらない。

おいらのアイドル、クリストファー(笑:ウォーケンじゃないよ。)

クリストファーみたいにいきたいんだけどな。日暮れて、なお、道遠し。

さて。うらぶれ気分のまま、ワーズワース紹介します。

Composed upon Westminster Bridge

Earth has not anything to show more fair:
Dull would he be of soul who could pass by
A sight so touching in its majesty:
This City now doth, like a garment, wear
The beauty of the morning; silent, bare,
Ships, towers, domes, theatres, and temples lie
Open unto the fields, and to the sky;
All bright and glittering in the smokeless air.
Never did sun more beautifully steep
In his first splendour, vally, rock, or hill;
Ne'er saw I, never felt, a calm so deep!
The river glideth at his own sweet will:
Dear God! the very houses seem asleep;
and all that mighty heart is lying still!

以上。ロンドンオリンピックの開会式と閉会式でベネディクト・カンバーバッチ氏が朗読した詩でした。

できることなら、氏に朗読してもらいたいなぁ。ポーのDreamland.(ポーはアメリカ人だけど。)

With the snows of the lolling lily.

なんちゃって。ああ、妄想では幾らでも疑似体験できるけどね。カンバーバッチ氏がポーを朗読するの。(耳をだまして想像の朗読を自己再生することは得意だ。)

ちとマニアックすぎるので、この辺で自重(遅いがな。)


最近は、wowwowの"the thick of it"を観ている。だらだらっと観るのにいいっす。
毒がほどよく効いていて、無責任にわははっと笑って脱力させてもらってます。すまん。こんなに必死に皆さん頑張ってるのに。(苦笑)

この番組観る効用として、自分が仕事で崖っぷちの時、思わず笑い出したくなります。「ああ、the thick of itのワンシーンみたいで、端から見てたら笑えるよなぁ・・・きっと。」

ごめん。もっとまじめになります(爆)。それでは、皆さん、よい週末を。

明日は花見ができたらいいな、と思う、寒い国の住人でした。
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動物の模様は数式で表せる?! ~アラン・チューリングと寺田寅彦の天才を知る~

2013-04-07 18:04:58 | Weblog
BSフジを見てたら「ガリレオX」という番組をやっていて、そこで、動物の模様についての研究を扱っていた。

「ガリレオX ~生き物の模様の謎に迫る~」
昨年?のアンコール放送だったみたいですが、面白かった。(本放送では「シマシマの謎 動物の模様を“数学”で解く?」でした)

動物の模様の規則性と自然現象(砂の風紋やさざ波や土の割れ目など)に最初に注目したのは寺田寅彦だったという。

寺田寅彦って、そんなことまで考えてたのか。すげぇ。

そして、寺田説は残念ながら(根拠がないため)否定されたそうだが、動物の模様形成についての数式を発見した天才が、世界にいた。いわく、「反応拡散方程式」。

発見したのは、アラン・チューリング。

この人、暗号解読やコンピュータの分野だけでなく、こんなことまで発見していたんだ。

アラン・チューリングの数式で、パンダもマレーバクもシマウマもキリンも、だいたいの模様が説明できてしまうそうだ。
細胞が自律的に模様を作り出しているという、衝撃のメカニズム。

ただ、キリンについては、チューリングの数式でシュミレートされたものよりも、大地の割れ目の方が似ている、とナレーション。

そして話は、細胞性粘菌が集まる時の動きもチューリングの数式で説明できるという話になった。

次に、トンボの羽の模様は、液体の石膏?を一方向に流したときにできるひび割れと酷似している、という話になり、話題は、無生物の動きについての話になった。

「(石膏だったか、後で固まる材質の)液体を横に揺らしたり、渦巻き状に揺らしたり、一方向に流したりすることで、その後にできるひび割れは特徴的に異なる。それぞれの粒子(?)が、運動の情報をどうやって記憶しているのかは、謎だ。」

「無生物が、いかにして生物になるか。その「発生」の瞬間のメカニズムは、今も多くの科学者を魅了してやまない。」

このような感じ(うろ覚え(汗))のナレーションを聞いたときは、興奮のあまり背筋が寒くなった。

録画しておかなかったのが悔やまれます。

番組に登場したのは、以下の研究者さんたちだ。

近藤滋(大阪大学) 中原明生(日本大学) 三村昌泰(明治大学) 二宮広和(明治大学) 堀川一樹(徳島大学) 
※以上、番組表より引用。

今後も、興味を持ち続けたい分野です。物理学ってやっぱすげぇ面白い。

そしてミーハー的には、今注目している英国人俳優Benedict Cumberbatch氏が今度、新作映画The Imitation Gameで演じるのがAlan Turingなので、いよいよ面白くなってきたぞ、という感じです。

Copenhagenのハイゼルベルク、よかったもんなぁ。(これはラジオドラマだったが。)以来ハイゼルベルクに興味を持って、日常の崖っぷちから少し遠くを見ることができた自分としては、今度のAlan Turingについても、いよいよ興味を持てそうで、楽しみです。

まぁ、最近の情報では、カンバーバッチ氏、Crimson Peakとかいう幽霊映画にも出演されるそうですが、これは守備範囲外(爆)なのでパスするとして、おいらとしては、そのほかの作品、つまりStarTrek into Darkness(超伝説!の映画シリーズ新作)やAugust:Osage County(アメリカの有名な舞台の映画化)、The Fifth Estate(WikiLeaks創設者役)、The Hobbit2作目(ドラゴン役(笑))、The Man Who(Brian Epstein(ビートルズのマネージャー)役)といった映画作品(多い!)と、Sherlock(BBCテレビシリーズ第3シリーズ)と、いつかまたあるであろう、数々のラジオドラマを楽しみにしたいところです。
(そういえば、ラジオドラマNeverwhereは、後で聴こうと思ってるうちに、公開期間がおわってしまったのだった(バカ)・・・あの頃、崖っぷち落ちそうだったもんなぁ・・・今も、ひっかかってるだけだけど、あの時はマジやばかった・・・)

それにしても、カンバーバッチ氏、出演予定作品が多くて楽しみだ。

吉岡秀隆氏も、ここまで多くなくてもいいから、今年は、あまりこだわらずに色々挑戦してくれることを期待しています。(まぁ、ホラーや性悪説的作品だったらパスしますけどね(苦笑)。)


ふと、考える。

映画とか、演劇って、複雑だね。

思いっきり非現実的な「悪」を見たい、と思う人。思いっきり非現実的な「夢」を見たい、と思う人。その両方を楽しめる人。

おいらは、人間のダークな部分は、自分の想像や経験で十分だ、と思う性格なので、想像の世界でまで、不必要に絶望的な気分になりたいとは、あまり思えないんです。不必要、っていうのは、映画の設定が、理由も説明もなく猟奇的だったり、反社会的だったり、ということね。そういう状況を楽しめない。

まぁ、フィクションじゃなく、現実として存在するあれこれについて討論したり考えたりする意義は認めるけどさ。。でも、娯楽じゃないっしょ、それは、と思ってしまう。

でも、、、ああ、おいら、つくづくおもしろみのない単純な奴なんだろうな。

日常でいっぱいいっぱい。日常が十分ホラーな毎日。
そんな崖っぷちです。明日が思いやられるぜ。

気を取り直して、春を夢見ることにします。とりあえず、おいらは大丈夫、しばらくは。(のはず)

春の嵐がやんだら、桜を見に行けたらいいね。んじゃ、また。
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「猫弁と透明人間」は毎日新聞4月2~5日の朝刊掲載、次週も続く!

2013-04-07 17:04:11 | Weblog
えっと、、、タイトルで検索してくださってる人のために。

いっこ前のブログで、おいら、不完全情報流しちまったので、その後確認できたことをお知らせします。
うろ覚えで書いてましたので、ご質問いただいたりもしまして、その後わかったのは以下の通りです。

まず、「猫弁と透明人間」の記事が載っていたのは毎日新聞。(これは正しかった)
そして、記事は4月3日に載っていたのを見た。(これも間違いではない)
記事は「赤坂電視台」という16面あたりのテレビ情報ページ。(最終面じゃないよ)

ただ、写真に「吉岡秀隆2」と書いてあったのを、なぜか再確認時に「2じゃなくて1だったんだ」と思い込み、「何のことだろー」ですませてしまった。
正確には、、、連載記事だったんすね。

4月2日 「吉岡秀隆1」
4月3日 「吉岡秀隆2」←おいらが読んだのはこれ。
4月4日 「杏1」
4月5日 「杏2」

次週は、陣内孝則氏や他の人の記事が続くそうだ。(明日の記事にあるかどうかは不明。)
豪華だな。TBSと毎日って関係あるのか?それとも、猫弁は特別なのか?

取り急ぎ、ご報告でした~。

追伸:空、マジこわいっす。ごうごうと鳴ってるぜ。どうかお手柔らかに。

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毎日新聞 「猫弁」吉岡秀隆インタビュー記事あり!

2013-04-03 21:26:39 | 吉岡秀隆
ごめん、記憶が曖昧なんですが、確か今日の毎日新聞。

「誰視点の記事?」と一瞬とまどいました。一人称だったんで。
「視聴室」だったかなぁ。違ったかなぁ・・・写真は「猫弁と透明人間」の百瀬太郎に扮する吉岡秀隆氏。(後で確認したら、4月3日付毎日新聞「赤坂電視台」でした。)

よく読んでみたら、記事全て、吉岡氏の語りをそのまま文字にしてるんだな。すげー!

記事の最後は「そのときは、軽くヤキモチを焼きました(笑)」でおわっていた。確か。

なかなか貴重な吉岡氏の記事です。ちょい意味不明な「吉岡秀隆2」(正確には機種依存文字の○2)という写真につけられた説明も、よしとしよう!記事にしてくれた新聞社さんに、感謝!

へろへろな崖っぷち。
年のせいか、疲れ方が半端ないっす。
今日は、日中、動くことが辛かった(泣)。ここまでへなちょこなのは初めてかも。
仕事人として情けねえっす・・・

そんなわけで、もう、情報としての信憑性全然ないっすが、ご勘弁を。
もうすぐ「猫弁と透明人間」の放映です。

楽しみ・・・がんばんべぇ。

早く、桜が見たいなぁ。空を見上げて、春を探してる、崖っぷちの中年です。
では、また。

追記:4月4日、内容を一部訂正。
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NHK「ロボット革命」と浦沢直樹「PLUTO(プルートゥ)」雑感

2013-04-01 00:14:54 | Weblog
寒いっすね。春を夢見て、カヴァティーナを聴いてます。そんな日です。

本当に言いたいことなんて、ことばにはならない。
でも、伝えられるなら、せめて笑顔と、心を包む温かい言葉を。

それは、嘘じゃなくて、祈り。あるいは、おまじない。
明日に胸を張って、歩き出すための。

三月がおわっちゃいますね。おいらの誕生月よ、さらば。そして、満月よ、さらば。(そこにある隠喩的な意味は知りません(苦笑)おいら、どこまでもアマチュア(汗))

崖っぷちの日々は、まだおわらないけど、こんどの季節は、もう少し、人に優しく。誠実を旨とすべし。
なーんてね。

NHKの「ロボット革命」観て以来。ものすごく、命について、存在について、突きつけられた気がしてます。
あの番組に出てきたロボット達を、無機物と思えなくて。「一緒に働いていて、かわいい、と思ってしまいます」と、とまどうように笑っていた、従業員さんの言葉に思わず同調して。恐ろしくも、愛しい存在。そんな存在のロボットが、とうとう生まれているんだ。気が遠くなりそうだが、現実は、予想よりも速い速度で、ぼくらの「今」に肉薄している。

浦沢直樹の「Pluto(プルートゥ)」を読み返して、泣いてます。実に感傷的。

あの世界が、本当になるのだ。
身に迫って感じられた瞬間でした。NHKすごいな。相変わらず。(アトムの世界を意識させる、番組の作り方も。)

人ごとのように書いてますが、実際、ロボット以上に、「人間」の感情に疎い自覚があるおいらとしては、人とロボットの違い、なんてテーマは、自分の存在にも関わる、きわめて危うい主題なのであり・・・あはは、こんな人間、世の中に五万といるとは思いますが(苦笑)←だから、世の中いろんなことがあるんだろうし(爆))

おいらにとって、浦沢板「Pluto」は、決して他人事ではない、自分自身の生き方を考えさせられる作品なのです。

感情とは何か。何が「人間らしさ」なのか。知性や正確さでロボットにかなわない身としては、「豊かな人間性」を人間の特性と言われては、とても生きていけないわけで・・・だんだん「人間になっていく」ぐらいで許してもらえないと、立つ瀬がない感じです(汗)。そう考えると、ロボットもおいらも、感情面の認識については、あまり大差ないわけで。
物理的に身体を構成するものが無機物か有機物かの違いは、その存在の意味や意義を規定する上で、大きいのだろうか。

「ロボット革命」すごい作品だよなぁ。改めて、そう思う。

自分語りはうざいけど、誕生月の終わりに、遠吠えておくことにする。ごめんね。

人間なんて、所詮不完全。だから、「人間」になろうとじたばたしているんだ。
世の中には、そう、最初から「人間」してる人もいるけどさ。おいらの身内みたいに。人間でいることを疑わずに生きていける資質を持った優秀な人間も、中にはいる。

おいらは、そういう人達を愛しているが、自分はそうではない。残念ながら、「人間」になるには、努力が必要だ。
それでも。そんな自分が「人間」を好きでよかったと、それは本心から思う。

おいらは、「人間」にあこがれている。今でも、20代の頃に見た夢を忘れない。
ある夜、夢の中で、おいらは、人間のように怒ったり悲しんだりして、ドラマのキャラクターのように、感情のままに泣いたり、どなったりしていた。
それは、とても不思議で、そして、とても幸せな感覚だったのだ。それ以来、自分が、本当の「人間」になれるのではないか、という不遜な夢を持って、日々を生きている。

理性と感情がどこにあるのか、おいらは知らない。
だが、全ての価値観が等価であれば、何も選べず、何も愛せず、何も憎むことができないことは、体験済みだ。それは「Pluto」では、「目覚めることができない」として、表現されていた。

「Pluto」で繰り返し言われたこと。「人格」を規定するためには、「極端な感情の注入」が必要。それは、とても実感して理解できる。だが、憎しみでしか、人格を固定できないのなら、それも哀しい。

おいらは、20代に、憎しみではなく「主観的な好き嫌い」で、無理矢理自分を固着した。そうしなければ、「おいら自身」を規定できなかった。

多分、間違っていることが多いんだろうと思う。そんな固着規準は。
ごめんよ。どうしたらいいか、わからないんだ。

春の寒空を見上げて、ため息つきつつ言い訳する。

ぼくは、人間になりたい。でも、こんなに脆く弱い生き物なんだ。
ロボットのように、せめて、正確で誠実な特質があれば、、よかったのにね。

新しい4月にこぎ出さねばならない時に、何、蟻地獄にはまっているんだ、という感じです。
今年の目標は、「人間」になること。今度こそ。もう少し、近づきたいな。

優しい人に感謝しながら、もらった優しさを、出会う人達に渡していくこと。
愛しい人を守り、守れるような力を持つこと。

できっこない目標だから、ここに遠吠えておきます。
せめて、桜の頃に、自分が、優しさを忘れてしまわずに、感謝することができますように。
明日からは、新たな崖っぷち。心して、対峙すべし<自分。

皆さん、よい春を。
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