二つ星の空

(旧「風からの返信」-11.21.09/「モーニングコール」/「夢見る灯台」/「海岸線物語」)

小さいおうち 前売り券発売中!

2013-10-27 11:28:48 | その他映画
だそうっす。知らんかった。関係者向け試写会もすでに行われたそうだ。世の中動いてます。


今も、「小さいおうち」の原作を読んだときの、何とも言えないゆったりとした読後感を、時々思い出す。
それは喪失感だったり、充実感だったり、、、混乱して錯綜しているのだが、悲しくて、少し満足して、ああ、うまく言えないな。

タキちゃんが、あの時代の人だから、奥様もあの時代の人だから、この物語は、こんなに優しく美しく、ほわっと光るような輝きを持っているのだと思う。

全てを白日の下にさらす、今日の解剖学的な視点ではなく、本人達も意識せず、言語化して定義づけることもせず、慎ましく胸の内に、あえて問い直さずにしまっておいた、そんな気持ち。

その密やかさが、この物語の一番好きなところだ。

おいらは勝手に、この物語には、3つ以上の恋が描かれていると思う。(以上、と書いたのは、時子さんに向けた睦子さんの気持ちなども、一風変わった、淡泊な「だんな様」なりの「奥様」の愛し方も、淡くはあるがしっかりと描かれていたと思うから。)

1 時子さんと板倉さんの、お互いを恋う気持ち。
2 時子さんへのタキちゃんの思慕と、時子さんのタキちゃんへの愛情。
3 板倉さんへのタキちゃんの思慕と、板倉さんの、時子さんとタキちゃんの関係性への思慕。

板倉さんは、タキちゃんを恋愛対象としては見ていなかったかもしれないけれど、タキちゃんと時子さんの姉妹のような関係性に、あこがれを抱いていたようだ。
そして、物語中では明示されていないが、タキちゃんは、心のどこかで、板倉さんを思う気持ちがあったと思うんだよな。
だからこそ、あの未開封の手紙のことが、色々想像されるわけで・・・(でも、奥様を出し抜こう、とか、シットしたり、という感情は、タキちゃんにはなかったと思う。むしろ、好きな人同士が困ったことをしでかすので、ほとほと頭を痛めていたというか、そんな純粋な思いだったようにも見える。)

「小さいおうち」公開の頃には、おいらも崖っぷちから普通の生活に戻っていますように・・・

んでは。また。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

結成15周年のコブクロ、最新全国ツアーのファイナル公演をWOWOWで10月27日(日)放送!

2013-10-26 22:28:24 | コブクロ
だそうです!皆さん!視聴環境がある方は、お忘れなく!

おいらは、今日、録画していたMusic Japanを見て、(綾瀬はるかちゃんのかわいさにときめいたのはもちろんだが)NHKソチ五輪放送テーマソングになるコブクロの歌に激しく感動しました。
今も、脳内でエンドレス再生中。

「今、咲き誇る花たちよ」

すごい曲です。おいらのストライクゾーン、ど真ん中!最高に気に入ってます。

だいたい、おいらが勝手に鼻歌歌ってると、ほぼ疑似アイリッシュになりますからね。(笑)
NHKの歴史番組「ヒストリア」だって、テーマ曲気に入っている。

そして!何てったって、おいらは、ティンホイッスル持ってるもんね!!!(←自慢にもならんっつーの(苦笑))
2005年にはまって購入して以来、演奏は上達しなくてすっかり机の奥にしまわれていたが、その音色にはいつも夢中だった。

ああ、ティンホイッスルいい・・・オーボエもフルートも最高だ。
コブクロ、ありがとう。

小渕氏のまっすぐに伸びる声、黒田氏の包み込むように広がる声、本当に何という艶とうねりだろう。



頑張ろう。踏ん張ろう。崖っぷちから落ちちゃダメだ。もう少しこらえて、明日の光を見るまで、あきらめちゃだめだ。

そんな風に、背中をどやされたような気になりました。
というわけで、コブクロ、頑張れ。おいらも頑張ります。


悪意や反感や不安や価値観の相違。そんなものはどうしようもないんだよね。
世の中の人は、それぞれ異なる人生と嗜好と傷と我を持っている。

五輪の選手達は、ものすごいプレッシャーと疲れと不安と夢とのせめぎあいの中で、全てを昇華させるべく、「その日」に向けて集中しているんだ。引き絞られた弓のような、しなやかな強さ。美しさ。それを想像し、ぼくらも勇気を出そう。

わかってはいるけれど、立ちすくんで動けない者に、「動いていいんだよ。勇気出せよ。」と背中を押してくれるような歌でした。
一歩踏み出すのは自分の力だけど。風が押してくれたから、踏み出せることだってあるんだ。そんな風に思った。

所詮崖っぷちの独り言。世界の果ての、誰も聴くはずのない言葉。
そんな言葉を、ささやかな自分へのエールに。

では、また。


追伸:「ブッダ2」の主題歌を浜崎あゆみが歌うとか(「1」はXJapanだったし、今回はあゆだろうな、やっぱり。)、真木よう子がルリ王子役だとか、「小さいおうち」の試写会を歌舞伎座で12月にやるとか、色々世の中動いているようです。みんな、頑張れ。吉岡、活躍を応援してるぞ!とか、えらそーな言い方ですが、正直崖っぷち。余裕なくてすんません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

通勤途中に考えた

2013-10-24 23:12:13 | Weblog
地に働けば、角が立つ・・・じゃなくて。


「夢は、あぶり絵と同じ。」

「汗と涙で描かれた地図が、情熱であぶり出される。」

そんなことを、ふと思いました。

朝っぱらから帰りたくて横になりたくて
捨て鉢な気分で、重い体を引きずるように職場に向かいながら(オイ・・・)。

すげーよな、人間って。
勤労意欲ゼロでも、頭のすみっこで、そんなこと思いつくんだ(笑)。

その後、蛇足好きのおいらはあれやこれや思いつき、だんだんと
妄想広がり、少々やる気も回復して、本日一日何とかつとまりました。
(いや、真の意味で「つとまっていた」かどうかはわからんが。)

詩としては蛇足が過ぎてきっと台無しなんだけど、
ちっぽけな存在証明を、ここに記します。


-----------------------------------------------------------

題:君の地図


君が持つ旅の地図は、白紙。
行き先も、方角も、最初はわからない。

ごわごわの羊皮紙は、ずっと君が握りしめて
走っていくための相棒。

安心して、その白さは、君を包む明日の色。
恐れないで、やがて現れる鮮やかな色は、君の生きる証。

思うまま、わからぬまま、地図とともに走っていこう。

夢は、あぶり絵と同じ。

汗と涙が描いた模様を、情熱が浮かび上がらせて、
はじめて、宝島の旗が、君の地図に現れる。

コンパスも、いつの間にか君の胸で
迷いなくくっきりと、夢の方角を指す

あせらなくていい。
その日まで、ただ、あきらめず、前に進んでいけばいい。
ひるまずに。あきらめずに。

君の地図を浮かび上がらせる、君の熱。
君が生きる限り、君の地図は、君の相棒。

------------------------------------------------

わけわかんねーっすね。
どこにでもありそうな、安っぽいイメージかも。

でも,朝っぱらから、くたびれた中年が脳内の一部でこんな妄想
の自動生産やらかしてる、ってのが、少々きもちわるくおもしろ
かったので、お目汚しお許しあれ。

ああ、晩飯おわったら、力尽きそうですが、明日はどっちだ、の崖っぷち継続中。頑張りまっす。。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋空の下に響く歌声!~コブクロが大阪と広島で連続路上ライブ決行!~

2013-10-20 14:55:25 | コブクロ
ども。ごぶさたっす。
崖っぷち寒い。寒いと惨めな気持ちになる、単純なおいらっっす。

うだうだしている毎日ですが、遅出の日に偶然見た「めざましテレビ」にて、コブクロのストリートライブの模様を知り、驚きました。
10月17日にグランフロント大阪(大阪市北区)うめきた広場で行ったらしい。(後から新聞でも知ったが、読売新聞の「路上演奏」という響きに、何となく「ええなぁ」と癒やされている。)

さて、大阪の模様はワーナーミュージックさんがYoutubeで(一部)アップしてくれてるのだが、18日にも広島のアリスガーデン(広島市中区新天地)で路上ライブしたらしいと聞き、さらに驚いた。
そして、広島のライブについての記事を読んだのだが、めちゃ感動した。(記事主さんありがとう!)直リンクは控えますが、興味ある人は、検索でヒットすると思います。マイクない生声の迫力。黒田くん、やっぱすげーよ。すごいボーカリストだ。小渕くんもすごい。ギターも声も、息のぴったり合ったコーラスも、全てがハイクラス。これぞコブクロ。

すげー。コブクロ、やっぱりすげー。それしか言えません(言語中枢劣化中・・・)

広島は、最後が「エール」じゃなくて、「どんな空でも」

コブクロの生歌が響く、広島の空。なんてうらやましい・・・

久しぶりに「どんな空でも」聴いて、心が震えた。一人でも多くの人に、この歌が届いてほしいなぁ、と、改めて思った。
届いていますように。

12月18日の告知もよかったな。コブクロ健在。

いっそ、このライブ動画を、Youtubeに英語解説付きで載っけたらどうだろう。海外ファン増えると思うぞ。(かねがね、コブクロは「動いてるのを見せるのが、一番強力な宣伝効果」と思っている。彼らが路上ライブを決行したのも、その辺自分たちのことをよくわかっているからだと思う。海外ファンにも、動画見せるのが一番なんだよ。できれば、生。←偉そう・・・何様や。)

そして、さすがコブクロ。ライブにあたっては、(シークレットで企画されたライブだが)ちゃんと会場の使用許可は取ってあったらしい。小渕くんがその辺をそつなく説明し、お客さんを安心させていた。

コブクロのいる世界。そこは、たき火のように、ぬくもりがあるようだ。

おいらも、寒空に負けず、頑張ります。ありがとう。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

月の光に洗われて(グレアム・ノートン・ショー雑感)~ハリソン・フォードがかっこよかった件について~

2013-10-13 22:46:20 | Weblog
お久しぶりです。お元気ですか?
おいらはあかん感じです(軟弱)。
時の経過に耐えられず、リセットできたらなぁ・・・なんて、できないことを考えてうだうだ沈没している崖っぷち。

一日24時間しかあらへんのやから。満足にできたのが、三食食べることだけ、ってどうなんや、と。
自分で振り返っても、あかん感じです。夢見も悪い。警告だらけだ。

明日こそは。って死ぬまで言ってるのかな。少々でもなく、脱力。

ま、そんなこと言いながら、ここにぼやいてお目汚ししてる馬鹿をどうかお許しください。



何もできずにぐだぐだしながら、Graham Norton ShowをYouTubeで見て大笑いしたのが、本日の一番の喜びでした。(爆)

ハリソン・フォード氏、ええなぁ。おいらの親と同世代か。見てたら、おいらも親を大事にせなあかんなぁとしみじみ思った。

ベネディクト・カンバーバッチ氏は相変わらず、華がある。彼が登場すると、空気が変わるよなぁ。(遅刻は、本当にそうだったのかもしれんけど、バランス考えたスタッフの「配慮」だった気も少しする。絶妙の時間配分だったもんな。)

そして、ジャック・ホワイトホール氏もよかったなぁ。
何というか、グレアム・ノートンの右腕的に、見事なアシスト?役を務めていた。(彼に失礼な意味ではないよ。ゲストはただもてなされるばかりが役割じゃないと思うから。彼はゲストの一人だが、他の2人が天然、っつーかスーパースターだから、これだけ大人数になると、司会者以外に、番組を盛り上げるアシスト役が必要だ。彼は、そこのところ実にクレバーに明るく務めていたと思う。もちろん、ベネディクトも息を合わせてアシストしていた。チューイーの物まねはものすごく似てて、フォード氏ならずとも度肝を抜かれた。でも、心臓に悪いぞ!クリップの時にシリアスな場面で客が笑ってたのはなぜかと、最初悩んでしまったじゃないか!もちっとわかりやすく「あなたがチューバッカの物まねするから、お客さん感動の場面で笑うじゃないか!」「ウオー!(発声付き再演)」とか、直後にわかりやすいコントで落としてくれればいいものを・・・←それじゃ、ベタすぎて笑えませんな・・・)

ところで、お客さんの中からハリソン・フォード命なお嬢さん二人を選んでたのはよかったなぁ。ノートン氏よい選択眼っす。二人とも上品で知的で清々しかった。

そしてジェームズ・ブラント氏。見かけ?は穏やかそうなのに、ステージダイブが好きって・・・危険な奴(爆)。そしてそこからシャーロック話に持って行くホワイトホール!すごいおもろい展開でした。

そんなこんなで笑いこけてる場合じゃないんだが、おいらの日常。ああ・・・現実逃避っていうのかな。やっぱり。

まぁ・・・とりあえず満足したはずだから、おいらのミーハー根性。気分を変えて、ばんがりまっす。(古)


おまけ:やる気の無さからテレビ見ることしかできなかった昨日(昨日もかよ!)、The Hobbit見てました。以前から思ってたけど、今回確信。マーティン・フリーマンと吉岡秀隆は似ている。(ファンの人、冷静に!怒らんといておくれやす。。。)

何というか、たたずまいとか、表情とか、通じるものがあるんだよな。(素の彼らが似てるかどうかは知らない。)声は違うけど。
そういえば、吉岡氏の声は、色々と評されるが、おいらは、彼の声は稀なる美声だと思う。彼は作為を嫌うから、今ひとつもったいないような気もするけど。本当に、聴いていて惚れ惚れするんだ。朗読もいいし、舞台でシェイクスピアとか似合いそうな感じだ。

だからさ、吉岡氏、これからも、いろんな役に挑戦してくれ。
日本人で、ビルボ・バギンズできそうな雰囲気持ってるっていうのは、物凄くレアなことだと思うぞ。あ、だから「猫弁」みたいなファンタジーがはまるのか。いっそ、マシ・オカみたいに(彼の場合は英語が母語で日本語も「できる」こその演出だが)日本語で演技して、字幕つけてもらうとか、まぁ、それは無理かもしれんが、外国映画にも一度挑戦してみてくれ。(デル・トロ監督が声かけてないか?)

吉岡秀隆の再発見。
妄想している崖っぷちの現実逃避。
(まぁ、「ブッダ」シリーズおわるまで、イメージ壊すようなことはしないだろうな、とは予測するけど、外国映画は、別に、イメージ壊さんと思うから、チャレンジよろしく!)←自分は崖っぷちのくせに、何様かよ、おいら・・・


ああ、神様、おいらに立ち上がる力を。踏みとどまる勇気を。
走り出す情熱を。


全部、自分の中から見つけなさい、あんぽんたん。


そう言われた気がするので、反省して今日は寝ます(おい・・・)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする