二つ星の空

(旧「風からの返信」-11.21.09/「モーニングコール」/「夢見る灯台」/「海岸線物語」)

ココロの形

2023-03-04 23:01:57 | その他音楽
どうも。皆さんいかがお過ごしですか。
崖っぷちの三月の風です。
崖の上は曇天。寒いけど、雪は溶け始めている。冬が解けていく。

この間、運転中に流れた音楽に心慰められた話をしました。
あれ書いた後に、我に返って思った。
「おいらはなぜ、ランダムチョイスの音楽に、救済されたかのような心地よさを感じたのか」

あの時は、救われた気持ちになったことを記録に残したくて、夢中だった。
確かに、あの時のオイラは、泣けないぐらい身体の真ん中が空っぽで、ただただその空虚さに凍みるような寒さを感じたのだ。
そして、流れてきた音楽が、自分の心と(ある程度)シンクロしているかのような錯覚を覚えた。

2,3日後にふと、降ってきた考え。
「ココロの形が定まらない状態で不安が感知された時、その感覚を「寒さ」として感受した」

だとすれば、流れてきた音楽がおいらのココロを表現していたのではなく、逆に、流れてきた音楽に、空しいココロが共鳴し、その旋律・歌詞にココロが模られ、形を得て安定した、ということなのかもしれない。

卵が先か、鶏が先か、という話ならば。

心が先にあって、流れてきた音楽が、俺の心に似ていたのではなく。
流れてきた音楽の形に似せて、俺の心が生まれたのかもしれない。

なんちゃって。

昔書いた詩を思い出したので再掲。(自分でも忘れちゃうので、備忘録代わり。)

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小さな幸せ
(2005/03/12)

自分の中をいくら見つめても、そこには何もない。

ただ、ここにぽつんといて、黙々と生きている、何物でもない僕。
別にそれで困ることも何もないのだけれど。
忙しさが僕を満たして、僕を忘れさせてくれる。

それでも時々は、月明かりや、白々とした日の光が、
僕の輪郭を照らし出してしまうから。

そんな時は、あなたに会いに行く。
あなたにとって、僕が何なのか、を知るために。

あなたが、全ての僕をなぞるから、僕は
あなたの描く僕になる。

そうすると、人間になれたかな、って気持ちになれるんだ。

---------------------------------------------------------------------------------

あ、これ、まんま、これ。
おいら、昔から変わってねーな。
そんなことを、ふと思い出した夜でした。
(下書2023.2.19、投稿2023.3.4)
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やさしい偶然

2023-02-04 19:44:56 | その他音楽
どうも。崖っぷちの三月の風。生誕○年まであと約1ヶ月です。
月日の過ぎる速度にびびる毎日です。

今日は、長めの自分語り。偶然に救われた(大げさ)エピソードです。

この年(中年後期)になり、色々と社会経験も積んできたのだろう、と自分自身に問いかけたい気分ですが、まぁ、そういうわけで、そう言いたいぐらいには、すったもんだの日々が続いています。

一山越えるまもなく、また一山。連山っすよ。
でも、先輩の言うことにゃ、そんなの序の口。甘すぎや。赤子かてめぇ。
確かに。

そんな中で、先日、うっかり区切れよく週末を迎えてしまい、くたびれて退勤しようとしたら。
寒さの中で、猛烈な虚無感に襲われました。
ええ、あれは通り魔みたいなもんでしたよ。リーマンのおいらが、オヤジ狩りみたいに、虚無の鬼に、いきなり心臓鷲掴みにされたっす。(被害者Pの証言)

久々に震えました。
おいら、日頃は所謂「お花畑」系の精神構造なので、ストレス耐性高いし、よく眠るし食べるし笑うし、愚痴より対策派だし、割と高野豆腐並のメンタルだと自負していたのですが(決して鋼ではないことは自覚)、割と一生懸命やって何とか乗り切った後の虚無感には日頃から警戒してたんです。

だって、あれ、やばいからね。

自分がやったこと全部が、どうでもいいことのように思えて、何とか事態を終えたのに達成感なんかゼロで全然うれしくなくて、寧ろ心臓に冷たい氷が生まれたみたいな冷気と痛さと空虚さを体の内側から感じるんだ。その先は言わずもがな。

数年に1回、うっかり我に返るといけない。心にドバッと冷水が流れ込む。

それを、久々に体感しました。油断していたのか、それとも、「そろそろ一回我に返って反省しろや」という神様のお告げか。

淡々とハンドル握りながら、どんどんと心の体温は下がり続け、「わーやべぇ」と理性が警報を発令し、おいらはまず、「逆療法」と称して、やぶれかぶれで反省モードに突入し30分。自虐も含め、脳内会議。(逃げると、後で再発が厄介なので。)

そろそろこのままでは自滅モードに移行しそうなところで、脳内会議を打ち切り。
一旦停車して、音楽をかけました。

やさぐれている時は音楽も聴きたくなくなるのですが、帰宅までの道中事故るわけにはいかないので、正気を保つための保険です。

モードはランダム。第1曲は(偶然)コブクロの「Days」。

(弱ってるところにコブクロはきついか、と思ったが、久々に聞く歌声に「わぁ、やっぱり黒田すげぇ。沁みる」と少し心が震える。でも、心が半ば○んでるので、かすかにしか感じない。)

次はスピッツの「海を見に行こう」。

(S&Gの「木の葉は緑(Leaves That are Green」に似すぎてそっちが聴きたくなるので、「海を見に行こう」を聴くと日頃は少しいらっとするのだが、この日は、懐かしいチェンバロ音色のフレーズに慰められる。)

第3曲目は、コブクロ「風を見つめて」。

(これを聴いてるうちに、やっと「哀しい」と感じ、自分がどんだけ弱ってたかじわじわ実感してきた。もしかして、おまえ(音楽アプリのランダムプログラム)、俺の聴きたい曲、わかったのか?)

次にback numberの「ベルベットの詩」、king Gnuの「カメレオン」が流れるに至って、疑問は予感に変わる。

(今の気分を代弁してくれてはるような曲や。おまえ(音楽アプリのAI)、もしやほんまに、、、?)

そして名渡山遼「ウクレレによるドラゴンクエスト」より「序曲」、そして「祈りの詩」。

(気分が落ち着き、高揚してくる。もしかして、おまえ(AI?)、ほんまに俺のこと慰めようとしてる?)

次は、中島みゆきの「時代」(初期の)。続いて大貫妙子の「Tema Purissima」。そしてPharell Williamsの「Happy」。

(やべぇ、この音楽アプリ(のAI?)、日頃は俺の好み外しまくったランダム選曲することもあるくせに、今日は心の中を読むようなラインナップだ。おれ、何か、うまい具合にあやされてる?!)

そんなこんなで、「AI(というほどのプログラムではないかもしれないが)よ、感謝」と思うに至った帰り道だったのでした。
まぁ、最後はPaul Simonの「Diamonds on the soles of her shoes」で、今?何でやねん!?と思ったけど、これはこれで、「家に入る前に気分あげていけや」という激励だったのかもしれない。

おかげで、おいらは、氷点下の道中、自棄を起こさず、ローレライにも囚われず、無事に帰宅のミッションを果たしたのでした。

AIすげーな、と思いながら、同時に、「AIって、作成者がAIにどんな価値観を注入するかで、変わるもんな」という持論を思い出す。今の政権は、どんなAI使ってんだろ。スパコン使ってもあんな政策になるんだったら、作成者の価値観の問題か、インターネット上にあるデータ自体が、偏っている(この世の中のすべての価値観を網羅しているわけではない)ってことなんだろうな。

本当に大切なことは、ことばにならない。でも、ことばでなければ、伝わらない。
発しないものは、存在しないと思われる。

そんな、残酷な、昔SFで読んだフレーズを思い出しました。
そう、20年以上前は、それは「SF」として描かれた世界だったんだよ。

久々の休みで、無駄話が過ぎたようです。すんません。

(追伸)
以下に、16年前の記事を改訂(今の気分)。

いろいろと 矛盾を抱えながら僕らは歩く
哀しみも憤りも 風船のように束ねて
風に吹かれて
何もない芦原で 夜明けを迎えるために

寒いけど、みんなあったかくしてな。お休み。
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くたびれて、スタビレて(苦笑)+映画「追憶」感想!

2018-05-19 23:32:14 | その他音楽
どうも。生きてます。生きてますっ!(苦笑)

自分でも、「ホントに生きとるんかな」と思うような日々でしたが、とりあえず生きてます。
崖っぷちはまだ少し寒い。でも、油断してると煮えるような暑さもある。
天候不順が年々辛い、「とうに夜半(50)も過ぎて」と、ブラッドベリを気取って呟く今日この頃です。

さて。
この春は桜も見逃し、気づいたらチューリップも水仙も散っちゃって、、、思わず天を仰ぐ。

最近は、部署替えの疲れが雪だるま式に溜まっているらしく、パフォーマンスが落ちてる一方で疲労感がしゃれにならんのです。

そんなわけで、仕事は溜まってるんだが、今日は強制休養日(苦笑)。(で、明日は出社(爆))

気分をあげようと、スターダストレビューの25周年DVD(旧メンバーの三谷泰弘とか小田和正さんが出てる、すげー豪華で長い(笑)ライブ)のアンコールをチョイス。(スタレビのライブで気分をあげることは、おいらの友人間では「スタレビる」と言われている。おいらの場合、疲れすぎてて「スタビレる」になってるけど。。。)

そして、もう一つ。

録画するばかりで見る機会がずっとなかった映画の中から「追憶」(岡田准一主演:2017年)を選択。
今日の話題はこっちがメイン。

結論。

よかった。最初は「どんなかな」と少々不安だったけど、映像の美しさと、行間を読ませる演出のうまさに、最後はすっかり泣いておりました(苦笑)。
中年を泣かす映画です。まじよかった。映画館で見たかったなぁ。。。

おいらは元々吉岡秀隆のファンだけど、今回の彼の枯れた(と言ってよいだろうか)存在感は、新境地を見たようで、とても新鮮だった。何というかな、今までにない雰囲気だったんだよな。
過去の、人好きのする純真な若者のあったかい雰囲気。
現在の、全てを諦めているような、でも、空っぽの心に残った哀しい充実感を狂いそうなほど大事に抱えている、矛盾してる男。

そして、この「追憶」の主役3人(この映画は岡田准一主演だし、彼が演じる「篤」の心の救済がテーマなんだと感じたけど、あえて3人とも主役と表現させていただく)の姿が、それぞれけなげで、哀しくて、この哀しさがとても「日本的」だと思った。

一生懸命、家族を大事にして、愛したくて、骨折って努力して毎日を大切に生きている男たち。
その愛しさ。滑稽さ。

おいら原作も読んだけど、映画では、悟の人の良い優しさと、彼に降りかかる運命の過酷さが、より際だって心に響いた。柄本佑ってもっとアクがあると思ってたけど、こんなに素直な役も演じられるなんて、結構いい役者だったんだな、と思った。

そして、小栗旬演じる啓太の骨太の男らしさ。自分の人生を背負っている男の決然とした瞳に、思わずうなった。(今回の小栗旬はとにかくかっこよかった。)

彼が、妻を抱きしめる場面、廃屋にショベルを決然と振り下ろす場面。その時に重なる、過去の場面のイメージ。
運命に翻弄されながら、変えられない過去を全部自分に引き寄せて、消化→昇華しようとしている男の闘う姿。

このとき、彼の演技に、高倉健さんがダブって見えた。

もちろん、監督がインスピレーションを感じたように、岡田准一演じる篤の懊悩と、最後の場面での告解と許しの場面のカタルシスは大きかったし、そこにも高倉健を感じた。ただ、篤は、他の2人と違って、ずっと過去から逃げてきた分だけ過去に囚われていて、もがき苦しむ姿は、どちらかというと、健さんというより、もっと身近に感じたんだ。

そして、女優陣は地味で日本海的で実に美しかった。
長澤まさみって、やっぱりいいなぁ。日本的で、真面目でその分余裕がなくて、笑えばすごいきれいなのに全然笑わない、ちょっともったいない感じの地味な嫁さん。。。最高によかったっす。
対する木村文乃の屈託のない明るさがかわいくて、超なごんだっす。
安藤サクラの、聖母のような存在感も、切なかったが、よかった。

ああ、、、やっぱ、おいら、日本映画好きだ~と思った次第です。

ラストの映像が特別美しくて、その美しさが、この国の中にたくさん存在する様々な悲しみや苦しみや、それにじっと耐えて精一杯生きている人たちのことなんかを思い出させて、憤りとやりきれなさと愛しさとで心揺さぶられてならなかった。(風景を見ただけでどうしてそんな風に感じるかって?それが「すごい映画」なんだよ。)

いつにも増して放言すんません。とりあえず「追憶」はよいです。おいらのだらだらした感想なんか目じゃないくらい、よかった。

というわけで、「今日、三月の風はさんざん遊びやがったな」と思っていただけたら本望です(笑)。

天候不順で心にも嵐が吹いていそうな週末ですが、どうぞ皆さんよい夢を。
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ぼくらが見上げる、夕焼け空の果てに

2017-01-08 22:46:33 | その他音楽
どうも。新年あけましておめでとうございます。


イ・キ・テ・マ・ス・よ~!(^-^;)

あまりに長期間の仮死っぷりで、自分でも、酸欠で死んだかと思いました。(睡眠時無呼吸・・・?いや、それはまた別として(汗))

生きてます。崖っぷちの土と草を再確認。うん、おれ、生きてる。さらに太って老け込んだけど、とりあえず生きてる(苦笑)。


生きてりゃそりゃ色々あるわけで、寅さんに「あいつも、おもしろくないことがたくさんあるんだろうよ」と吐き捨てるように言ってもらいたいような、自虐的な気分です(苦笑)。まぁ、世のリーマン的には標準的な七転八倒っぷりっつーか。それほどでもないっつーか。


それでも、空はある。降られっぱなしの日も多いけどさ。それでも、日は昇る。


超久々に映画購入。「The Long good Friday」(長く熱い週末)。
半ば以上、声優目当て(爆)で購入したんだが、正直すげぇ作品だった。
最後の場面に至るまで、小心者のおいらは心臓わしづかみされたような気持ちになり、前にこんな気分で映画を見終えたのは、いつだったろうか、、、思い出せないくらい、衝撃的なこの映画を見てよかった、というか、むしろ思い出したくなかったこの世の無常さを久しぶりに思い知らされた、というか、、、とにかく、よかったっす。

お目当ては田中秀幸の新録音(演技)だったんだけど、それは安定のかっこよさだったんだが、予想以上に日浦勉氏(主人公:ハロルド=ボブ・ホスキンス)の演技が迫力で、もう、おっさんたるボブ・ホスキンスにうるうるくるぐらい、心を持っていかれました。そして、ヘレン・ミレンの美しさ。ヘレン・ミレンは熟女としてしか認識してなかったので、「ザ、美女!」って迫力と儚さが両立する若い彼女の輝きに圧倒されました。

やばいっす。この作品。幻のイギリス「ネオ・ノワール」代表作、と言われただけのことはある。
犯罪映画の傑作。超お勧めです。


さて、平成28年~29年にかけては、吉岡秀隆、田中秀幸、コブクロ、と、おいらのヒーロー達が活躍甚だしく、当然のごとく「海賊とよばれた男」で燃え、「富士ファミリー」で和みつつ色々考え、「聖闘士星矢 黄金魂」(テレビ放映)でコスモを燃やし(笑)、コブクロの「未来」を延々リピートして、、、とまぁ、中二魂はそれなりに満たされていたわけですが、それ以上に人生の荒波(とは大げさ)は打ち寄せるわけで、しょっちゅう負けそうな一年でもありました。

負けとる場合じゃねーぞ。生きにゃ。
ようやっと、そんな意地を持ち始めた今日この頃。

今年もへなちょこ魚座の性根は変わりませんが、少しは賢く強くなりたいなぁ。大切な人を守れるために。すれ違う、周囲の人を勇気づけられるように。

今年はちゃんと勉強もしたいな。何か色々知りたい欲が高まっている。理系も文系も。
人生の終わりまでを毎日カウントダウンするかのようなネガティブさは払拭難しいですが、そんな中で、持てる力全てを出し切った生き方に挑戦したいな、と思うのでした。

以上、年寄りの冷や水。(死〇フラグ、とか言わんでな。。。自分でも怖いんやし(涙))

無事に一年生き延びることができますように。よい一年になりますように。
皆も体に気いつけて、がんばるんやで。応援しとるからな。

以上、遠吠えにもならへん中年のささやかな雄叫び(もどき)でした。


追伸:今朝の夢は、2階の窓枠がはずれて必死に窓を抱えながら、家族とねじを探す夢。
なぜか錦織圭が階下にいて、「ここにねじありましたよ!」と爽やかにラケットで(笑)打ち上げてくれるんだが、ことごとく「違う!!!」という、ドリフのような展開。起きたときの疲労感たるや、、、わはは。初夢じゃなくてよかったぜ。

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さまようtwilight avenue~♪

2012-12-15 00:43:58 | その他音楽
スターダスト・レビューがおいらの街にやってきます。
そんな時に限って,おいらも仕事入ってます(爆)
休日は,彼ら開演が早いんだよな・・・

ああ・・・それでも仕事終わって途中からでも行けたらなぁ・・・当日券でもないかなぁ・・・

空は星がきれいでした。それは昨日だったか。
今日は下向いてたのか,記憶にない。

REAL12を読んで,活を入れられた。

「おれは,変わりたい」

なんて,すごい言葉なんだ。おいらも,変わりたい。もっと強く。もっと優しく。もっと賢く。

テレビつけたら,「はなちゃん」がみそ汁作ってました。思わずもらい泣き。


明日は星を見上げよう。
理不尽なことなんて,世の中には山ほどある。
その中をかき分けて,泥だらけの真実を見つけ出すんだ。

みんな大変な毎日を送っている。
だから,全ての人に,エールを。そして愛を。
笑顔が,悲しい心を勇気づけてくれるように。
凍える心が,柔らかい言葉に包まれて,ほどけるように。

あなたの夜が,暖かく安らかでありますように。
おやすみなさい。よい夢を。
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「ボクサー」と「アメリカの歌」(S&Gを回想する)

2012-05-03 18:59:05 | その他音楽
'after changes upon changes we are more or less the same ' (いろいろ変化はあったけど,結局僕らは前と似たりよったりだ)


セントラルパークでのコンサートで歌われたThe Boxerの中の一節です。(オリジナルの歌詞ではない。)

好きだな,この下り。ボクサーは,セントラルパーク版が一番好きだ。



サイモン&ガーファンクルには,中1ではまった。仲間内で大ブームでした。でも,英語はわからんから必死に訳して「これで合ってる?」って見せ合ってた。(おいらたちは,いわゆる「遅れてきた世代」。S&Gブームの中心になったのは,今60代ぐらいの人達だと思われます。)

セントラルパークコンサートがあったのは,高校時代。

当時,ラジオ放送があった覚えがある。息の根殺して聴き入り,テレコで録音した。確かLPも買って,日曜日ごとにすり切れるほど聞いたなぁ。(DVD発売されているの,数分前に検索かけるまで知らなかった(苦笑))

1981年9月19日に行われたライブ。50万人以上集まったって・・・いやはや,改めて凄いんだなぁ,と思う。あの広いセントラルパークが人で埋まっていた写真をみたことがあるが,当然,後ろの人なんか,二人の姿は見えなかったはずなんだ。それでも,あの盛り上がり。

高校生の時,おいらの愛唱歌は「アメリカの歌」でした。原題American Tune。ものすごく暗いのに,ものすごく綺麗な歌。アメリカ人の彼らがあの歌を歌う,というのが,おいらには衝撃で,人として,S&Gに傾倒していた。学校の行き帰り,お気に入りのS&Gの曲をつぶやきながら歩くのが楽しみでした。今みたいに携帯音楽メディアがなかったから,脳内再生力は高かったぜ(笑)。

閑話休題。


そう。おいらの「アメリカ」のイメージって,S&Gであり,彼らが歌う「アメリカの歌」なんだ。内省的で実直で,知的で達観してるけど,心の痛みを抱えていることを忘れない,等身大の人間。

30年経って,今も夢見ていいのでしょうか。

彼らがそんな人達なのだと。今でも,日本の親しき隣人なのだと。

そして,日本人も,実直で真面目で,責任感強く上品で礼儀正しい,彼らが昔信じてくれた,勤勉な民であると。


やれやれ。

「明日もまた仕事の日。ぼくはちょっと休みたいと思ってるんだけどね。ちょっと休みたいなぁと思ってるんだけどね。」


何十年たっても,変わらない。人の営み。


全ての人に愛と優しさが満たされますように。


んでは,また。
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吉岡治氏の世界~NHK歌謡コンサート~

2010-06-01 20:21:03 | その他音楽
NHK歌謡コンサートを見ています。

吉岡治氏特集。

「天城越え」「細雪」「だいこんの花」「さざんかの宿」「命くれない」「大阪しぐれ」
意外なところではキャプテン翼の「燃えてヒーロー」も作詞は吉岡氏だ。

何というか、情感豊かでふんわりした柔らかさが、吉岡氏の詩にはある。

好きだなぁ。。。
ご冥福をお祈りします。心からの感謝と敬意を込めて。


夜が少しずつ、優しい暖かさになっている。
つかの間の平和を享受しよう。

明日は前線だ(爆)。がんばんべー。
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懐かしい「レイニーブルー」

2010-04-26 22:40:50 | その他音楽
家に帰ってテレビを見たら、徳永英明が出演していた。

おお、久しぶりだ。VOCALISTの4が発売になったらしい。相変わらず、選曲の良さが光る。

「時の流れに身を任せ」大好きだったなぁ。テレサ・テン。本当にきれいだった。

そして、久しぶりに「レイニー・ブルー」を聴いた。20年以上前に、初めて聴いたレイニー・ブルーを思い出した。

あの頃の徳永英明は、まるで尾崎豊みたいに全身を振り絞って歌を歌っていた。ライブ終盤にはふらふらになって、ステージに座り込んで歌う様が、何というか、とても印象に残っている。

彼の歌い方を見ながら「ホトトギス、、、」とつぶやいていた、あの頃。


今の徳永英明氏は、歌い方も柔らかくなり、聞き手に安心感を与える歌を歌うようになった。そして、ダウンタウンとの掛け合いが、意外なぐらいおもしろかった。^-^


今日の歌、とてもよかった。Vocalist4買おうかな。


明日は早起き。今日の疲れは今日とりましょう。
いくら熟睡でも、二時間睡眠はあんまりよくないような気がする。。。(当たり前だ)


元気だしていこう。
明日は良い日になりますように。では、おやすみなさい♪
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「明日に咲く花」馬場俊英のまぶしい光

2010-01-12 23:44:46 | その他音楽
遅ればせながら(ほんっと遅いよ。。。)馬場俊英氏の「明日に咲く花」を買いました。

久しぶりの馬場節。

ああ、馬場さんだ。この人は、また、届けてくれた。

そんな印象を持った。

すごくいい曲です。今更だけど(苦笑)。
おいらにとって、馬場氏の曲の中でのお気に入りは、「Boys On the Run」であり、「鴨川」であり、「スタートライン~新しい風」であり、、、そして、「いつか君に追い風が」だったりするのだが、、、(最近では「ファイティングポーズの詩」も好きだった)、、、この曲は、いい。

「明日に咲く花」「クロノス」「まあるいハートを持ってきたかい?」すべて、とてもいい曲だった。買って良かった。

いろいろ凹むこともあり、自分のろくでもないかっこ悪さやら、○○の××なことやら、色々と、そりゃまぁうんざりするに足る原因はそこら中にあるわけです。

馬場さんは、その全てを横目で見ながら、苦笑しつつ、爽やかにこんな曲歌ってくれてるような、そんな勘違いでも嬉しいんです。

ありがとう、馬場さん。今頃で、すんません。

というわけで、「明日に咲く花」すごくお勧めです。
朝の一曲にどうぞ^-^

歯を食いしばって、でも「ガムかんでるんだよ」と涼しい顔して、爽やかな息で(笑)走り出したい。

明日は大雪ですが、負けないもんね。ありがとう。では!

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波打ち際の「BOOKENDS」

2009-04-19 21:51:40 | その他音楽
報告です。

サイモン&ガーファンクル 最後の来日公演!(やはり?!)仕事で参加不能~!!!!(号泣)

コブクロライブもそうですが、節目節目でイベント感のあるビッグな機会は、どうも縁がないみたいです、おいら。

まぁ、よりによって彼らが全米復活コンサートを行った時、アメリカ出張中で、苦労もせずに見に行けた、という幸運も体験したわけだから(あれはもう6年前?)、、、そういや、あの年は松井VSイチローも観戦したなぁ。おいら、どんだけ運使い果たしたんだろか、、、(涙)。

というわけで、どこかのTV局が放映してくれるのを願うばかり。そして、ラッキーにも公演に行けた人達の感想をブログかなんかで読むことを願うばかり(完全なる他力本願)。


痛みを伴わずには、聴けない音楽。苦しくなるけど、甘やかなコーラスと声の美しさに、そしてギターの優しい旋律に、傷口をなでられているかのような、そんな悲しい心地よさ。若い頃は、その哀しみに酔うばかりだった。

今は、bookendsの哀しみを、哀しみのままにしたくない。その壁を突き抜けて、朝日が見たいんだ。笑顔が見たいんだ。波打ち際を、一人じゃなくて、きみと一緒に歩きたいんだ。

サイモン&ガーファンクル。久々に聴きたいっす。とりあえず、レコードプレイヤーのいいのがほしい。(全曲網羅のCDも持ってるけど、オリジナルは全部レコードなのさ。。。)

夜更けの半月に遠吠えてる場合じゃないね。反省。
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「世界中のANSWER」と「3月9日」と「虹」の話

2009-03-14 01:36:21 | その他音楽
どうも。お久しぶりです。生きてます。元気です。仕事は山あり谷あり(笑)ありがたいことです。なんでこんなに余裕がないかなぁ。。。

音楽話、3題。

その1:馬場俊秀氏の出演したNHKの音楽番組「SONGS」を観た。本放映は途中から偶然観た、という有様だったので、再放送を録画して、改めて最初から視聴した。

よかった。久しぶりに聴いた「Boys On the Run」も、「スタートライン~新しい風」も、「いつか君に追い風が」も、荒れてスカスカなココロにしみこんでいった。

そして、「世界中のANSWER」。実は、CDをその後買ったのだけど、まだ聴いていない。番組で聴いて、いい曲だと思ったけど、まだCDはジャケットを拝むのみ。でも、このジャケットいいなぁ。おいらの大好きな、「灯台」がモチーフになっている。この絵を見ているだけで、何となくほっとする。

その2:Music Loversを観た。レミオロメンが出てきて、3月9日を歌った。いい歌だな、と思いながら、ふと気づいた。録画して視聴していたその日は、3月9日その日だったのだ。偶然の一致(というほど大げさな事件ではないが)が、ちょっと感慨深かった。(ちなみに、レミオロメンとの出会いは、出張帰りの車の中でかかっていたラジオでした。真っ暗な夜、真っ暗なアスファルトに雪が降っているちょうどその時に、「粉雪」が流れた。とても印象的だったのを覚えている。)

その3:ラジオで「虹」を聞けましたか?おいらは、1度だけ聞けました。
朝の出勤時、カーステつけたら、聞き覚えのない曲がいきなり流れていた。サビ手前だったので、一瞬、コブクロということもわからず、「だれや、これ?聞いたことないけど、まじめにいい声だなぁ」と思っているうちに、「もしかしてこれがコブクロの新曲か?!」と思い至ったら、サビに入ってわかった。それにしても、おいらは、コブクロの声を聴いて一瞬わからなかった。情けないのは確かなのだが、まるでユニコーンの「素晴らしい日々」だぜ。記憶力が悪いおかげで、何度でもコブクロを「発見」できるんだな。新鮮な感動を何度も味わえるのがちょっと嬉しい(?)かも。(>おっさん、それ、「ぼけ」ちゃいまっか。。。)

というわけで。あっという間に満月終了。

小渕氏、誕生日おめでとう。あなたが生きている時代に生きていてよかった。これからもできるだけ元気に長生きして、黒田氏と一緒にいい歌を聴かせてほしい。そのために応援できることは何でもするから^-^(気持ちだけ(笑))

そんなことを、今思い、時計を見れば、日付が変わっておりました。やれやれ(苦笑)。

では、また明日。
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SONGS 馬場俊英氏特集!

2009-03-04 23:18:41 | その他音楽
テレビつけたら、やってました(汗)

再放送もあるんですね。よかった!

放送日については、以下をごらんあれ。

NHK 「SONGS ~馬場俊英~」
http://www.nhk.or.jp/songs/program.html

馬場さん、ありがとう。

馬場さんの歌を聴くと、涙が出てきて、どこか「つながっている」気持ちになります。

本当にありがとうございます。

心から、感謝を込めて。
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「いつか君に追い風が」~馬場俊英氏の今~

2008-10-25 22:03:51 | その他音楽
さて。崖っぷちのくせに、完全サボリモードです(爆)。馬場俊英氏の「いつか君に追い風が」をただ今、全曲聴き終わりました。(当然数回リピート済みです(笑)おいらはしつこいので。。。)


実は、最近の余裕のなさ故、この新譜に関してはほとんどノーチェックでして、今週発売だったらしい、ということだけかろうじて把握できたので、本日は店頭で探してでも買うつもりでした。だから、チャート的なこととか、馬場氏のこの曲に関する思い入れ等は、いまいち情報全部わかってないかもしれません。(オフィシャルサイトでとりあえずブログ関係はチェックしてきましたが。)


さて、聞いた感想。

「いつか君に追い風が」。うわぁ。。。直球だ。しかも豪速球。とてもいい曲です。優しくて、しかも力強い。

実は、聴く前に「スタートライン」の第2章みたいな感じなのだろうな、と予想していて、その予感は決して外れてはいなかったのですが、その曲調とか歌詞とメロディと歌声のバランスが、意表をつくぐらいの振り切り方、というか、勢いでした。

インストだけでも明るくて前向きだけど、この曲の全ては伝わらない。歌詞だけ読んでも、(もちろん深くて素敵な歌詞なんだけど)100%じゃない。この歌詞が、このメロディで、このアレンジで、この歌声で流れた時、、、おいらは不覚にも泣いていました。涙が出るのを我慢できんかったです。


どこまでも明るくポップで優しいアレンジ。爽やかな風のような馬場氏の歌声。そして、どうしようもない苦しみと絶望を孕みながら、決然と明日を指差す、切ないまでに明るい歌詞。

馬場俊英氏、すごいです。彼は、これからも大丈夫だ。たくさんの人の想いを受け止めながら、その重さにつぶれることなく、信じた道をしっかり歩いていく人だ、と思いました。この人の生き方が,好きだ。これからも、ずっと聴き続けていきたい。そんな思いを抱かせてくれるミュージシャンです。


カップリングの「風の中のI LOVE YOU」「時間切れ」もいい曲です。「時間切れ」は馬場氏がご自身のブログに「モチーフがかぶりましたね、と小渕君と僕で苦笑い」と書いてありましたが、確かに、見事にかぶってますな(笑)。

で、おいらも申告させていただきますと、「いつか君に追い風が」の「ゴール」とか、「風の中のI LOVE YOU」の「風の中の灯火を~」のくだりとか、「時間切れ」の崖っぷち感とかが、最近浮かぶイメージとめちゃめちゃリンクしてるので(笑)、きっと魚座はどっかで似たような電波を受信してるんじゃないか、と感じる次第です(爆笑)。

嬉しいなぁ。自分が思ってることを、もっと素敵な言葉と極上のメロディで、自分の好きなミュージシャンが歌にして歌ってくれるなんて♪

そんな幸せな勘違いがあるから、パンピーは、仮想現実の充足感にエネルギーもらって生きていけるのです(爆)。単純バカ万歳。


世の中の大きな風が流れる方向を。明日に向かって流れる風の向きを、気づき始めてる人達がいる。その風を感じて、明日を目指す一歩を歩みだそうとする人達がいる。

おいらは、どんな風を感じて、どこに向かおうとしているんだろう。漠然としているけど、何かを感じているようには思うんだ。その感覚を刺激してくれる、素敵な歌よ。ありがとう。どうか、遠くまで,届いてほしい。もっと、さざ波のように。ぼくらの日常のすきまを、その優しいウェーブで満たしてよ。

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「さだのうた」~さだまさしトリビュート~が見せてくれる地平

2008-10-25 19:27:34 | その他音楽
嵐の中の小休止。崖っぷちのお茶会(笑)。レーション代わりのKFC(笑)で胸焼けてます。うまいのに、胃がついていかへん(涙)。(←イチョウを労りましょう。。。)


さて。今日は久しぶりにCDショップに行き、最近情報も全然チェックしてないもので、偶然見つけた「さだのうた~さだまさしトリビュート」を買いました。馬場俊英氏の「いつか君に追い風が」も見つけて購入。竹内まりやさんの新譜は断念。(本当はこっちを買おうと思ってたんだが、資金切れ(涙))


「崖っぷちのくせにそんなまったりしてていいんか」と自分の行動に疑問を感じながらも、まずは「さだのうた」CD聴きまして、しみじみ「すげー」と感動した次第。


だって、トリビュートアルバム今まで色々あったけど、これはまた、凄いメンバーっすよ!

案山子byBEGIN、そばに~たいせつなひと~bySEAMO、奇跡~大きな愛のように~by錦織健、修二会by林英哲(インストっすよ)、ひき潮by中西圭三、道化師のソネットby松浦亜弥、まほろばbyALFEE、ひまわりby平原綾香、掌by森山直太朗、「父さんとポチ」by立川談春、、、

一人のミュージシャンのカバーで、これだけバラエティに富んだ(しかもそれぞれの分野の突出した!)スター達が集まることって、他にあるんだろうか、と思う。たとえNHKの歌番組だって、こんなにジャンルの違う人達が一堂に会することはないだろう。。。さだ氏が持っている音楽性の広さ、多様な歌い手やアレンジにも耐えうる楽曲の完成度の高さ、といったものが、このトリビュートアルバムによって改めて明らかになった、そんな感じがする。

さだまさし氏、まさに怪物なんだよなぁ。。。思えば、さだ氏がまだ若かりし時、10代から60代までの圧倒的な支持を得ていたんだ。「暗い」「重い」「ださい」とやじられることもあったので表立って「さだ好き」を公言する奴は同世代には少なかった(?)が、コアなファンは確実に(爆)存在してたらしく、中学のお昼の放送では時々さだ氏の曲がかかっていた。(突然流れると恥ずかしさの方が先に立って、まさに「鼻から牛乳」でしたが。)彼のラジオ番組にはあらゆる年齢層からの手紙が届き、ライブのトークの絶妙さも定評があり、ついには「ライブのトーク」を集めたレコードまでが発売されたほどだった。おいら達当時の中坊はライブに行けない身だったから、それこそ狂喜乱舞で、財力のある(笑)友人の周囲にたかっては、さだ氏のトークを聴いていた。

うう。。。懐かしきかな。その後、友人達は徐々に新たな「お気に入り」を見つけ、ある者は「ピチカートファイブ」へ、ある者は「アニメ音楽」へ、またある者は「YMO」へと転向(?)していった。おいらも様々な遍歴の後に、今も様々な音楽にココロときめかせる中年まっただ中なわけですが。


久しぶりに聴いた「さだまさし」の曲達は、彼を歌う歌手達の個性と調和しながら、ちゃんと「さだ」色を保って輝いている。一曲一曲の集中度が半端じゃないからね。アレンジの凄さも含めて、その迫力たるや、すごいよ。

ぜひ、一回試聴してみてほしい。おいらも、店頭試聴したら、もう抗いきれずに購入しました。

プロがプロを歌う、ってこんなに凄いんだなぁ。。。音楽のものすごさを再認識した本日でした。

では、また。(馬場氏の新曲とか、昨日の「僕らの音楽」とか、また後ほど。)
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崖っぷちの歌 ~音楽という至福の空間で~

2008-10-04 23:06:39 | その他音楽
星が見えない夜です。
細い三日月みたいな月が見えたのは、何日前だったっけ。

今日は曇天。きな臭さを感じて、ミニトマトを収穫後に雨よけのビニール設置。果たして日暮れ後に突然、決壊した川のような土砂降りが襲来した。その直前まで傘も持たずに外出してた自分は最高に運が良かったと、呆然としながら実感。

さて。昨日のミュージックステーションを見直すというまったりした夜更けを過ごしておりますが、改めて、おいら、音楽好きだなぁ、、、と感じた次第。

だって、ランキング111曲全部、それなりに好きだし、知ってる曲も知らない曲もジャンルを問わず、聴いてるとうきうきしてくるもんね。やっぱり、良い曲はたくさんあるのだよなぁ。。。CDショップ行くと、とりあえず片っ端から聴きたくなるおいらは、ほんっとミーハー(苦笑)。

ただ、、、苦手な曲は、あります(汗)。あの時代はつらかったなぁ、、、(苦笑)とか、いくつもの時代を思い出した次第。結構今まで長く生きてきたなぁ、、、とも実感。


それにしても、「あなたと」は何度聴いてもいい曲だ。耳になじむし、それだけじゃなく、心地良くて、安心してふぅぅぅっと息がつける。

これ、ロングランヒットになりそうなんだけどなぁ。。。でも、すぐ後に「5296」DVDも「赤い糸」も「時の足音」もくるからなぁ。。。なんだか、超高級宴会をハシゴする気分だ(小市民的には「もったいない。。。!!!」)

一曲で半年ぐらい食いつなぐ(笑)のが得意なおいらとしては、御馳走がありすぎると、幸せ高じて、かえって不安になります。そんな己の生き方をちょっと変えたい、と思う今日この頃。

生き急ぐかのように、脇目もふらず走り続ける彼らを観ていると、自分の残り時間も意識されてならない。明日はくるのか。来年はくるのか。何となく先送りにしている自分の時間は、どこまで「ある」というのだろう。

一瞬一瞬を凝縮して生きていく彼ら。心から応援するし、尊敬する。でも、時にはリラックスしろよ~。


前のめりに、走るのは、美しい。
夜明けが先にあるのなら、一歩でも前に進んでみたいよね。

膝を抱えている場合ではない、と、夜風に包まれながら、思う。



恩師が旅立ったことを知った夜に。

恩師。挨拶に行けず、ごめんなさい。あなたにもらった優しさを、おいらは、きっと、次の人に伝えます。あなたの笑顔しか思い出せない、静かな夜更けです。
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