二つ星の空

(旧「風からの返信」-11.21.09/「モーニングコール」/「夢見る灯台」/「海岸線物語」)

「若者たち 2014」最高!

2014-07-31 02:20:37 | Weblog
お久しぶりです。生きてます。。。

故障者リスト入り、一歩手前。崖っぷちでへたり込んでるバカ一匹。
あー、胸痛い。肺炎か?(多分、過労と、ただの夏風邪。)

「若者たち2014」も、なかなかリアルタイムで視聴できないのだが、今日は久々に、見た!
疲れでぼーっとしてたんで、いまいち反応は鈍かったんだが、そんなおいらの心にも、しっくりくる物語でした。


旭がけなげすぎて、泣ける。

暁が不器用すぎて、いじらしい。

陽が一途すぎて、もどかしくてぶんなげたくなる。(そのへん、旭の気持ちがよーわかる(苦笑))

旦が幼すぎて、かわいさあまって足払いかけたくなる。(そのへん、暁やひかりの気持ちがわかる(苦笑))

ひかりは、ええ子やなぁ。しっかりしていて愛情深いいい子だ。でも、恋に夢中なんだなぁ。



ひかりを見てると、「北の国から」の蛍を思い出す。

蛍の恋の相手だった、「無愛想で、チェロを弾く医師」のことも。

不倫の末に、家族を捨てて駆け落ちしようとしたとき、その男は、チェロだけを持って家を出た。
どんな男なんだろう。そんな風に思っていた。そして、彼は、何を思って、あんなに不器用で真面目な蛍に手を出すことができたのか・・・今でも、わからない。

新城医師を見ていると、その医師のことを思い出す。新城も、その医師みたいに、不器用で、自分の矛盾する気持ちと折り合いがつけられなかったんだろうか。

それにしても、ひかりに流されすぎて、けじめなさすぎるがな(汗)。そんな風に思ってしまうおいらは、古くさい人間なのだろうか。


ああ、マジでカラータイマー鳴ってる感じだ。

でも、今日の演出良かったなぁ。「飛龍伝」も、美しかった。陽が、演劇青年なのが納得できた。
橋本愛ちゃんが、舞台用に声を張るとものすごくいい声で、輝くような存在感だった。
広末涼子ちゃんが舞台の上で演じているとき、それはもう美しくて、気分は暁だった。(←アホです・・・)


おいらは、フィクションの世界より、樺美智子さんがいた現実世界の方が、身近に感じるけどね。
それでも、今回の「飛龍伝」は使い方が良かったと思う。

それにしても、毎回、心臓に悪いおわらせ方するなぁ。。。それでも。

弱ったおいらにも、慈雨のように降り注いだ、「若者たち2014」のエネルギー。まっすぐな輝き。
来週見る頃までには、体調回復せんと、あかんで。マジ。

皆様、お体大切に。では、また。
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「若者たち2014」初回視聴率12.7%!堂々の夏ドラマ(既放送分)首位!

2014-07-14 01:25:57 | 吉岡秀隆
やりました!「若者たち2014」何のかんのと言われつつ、やはり注目を集めていた!
視聴率云々はわかりませんが、12.7%です。今まで放映された夏ドラマの中で首位です♪やったね!

夏ドラマ視聴率は全体的に低調な滑り出し?1週目の振り返りと注目ドラマ展望まとめ


[若者たち2014]初回視聴率12.7% 妻夫木、瑛太、満島の青春群像劇


というわけで。

第2回もさらに多くの人が観てくれればいいな、と思っています。
(っつーか、おいら、制作者側と全然関係ね-し。何気取ってんだか(爆))

さっき、ものすごい長文で述べましたが、「若者たち2014」は是非を皆が口にしたくなる、それぐらい「気になる」ドラマなのは確かだ。

この作品は、とがっている。
この作品は、危うい。
この作品は、かたくなだ。
この作品は、振り切っている。

だが同時に、この作品は、すべての人を受け入れる。
どんな人も、この作品を観て、何かを感じるだろう。


そんな「若者たち2014」は、ぼくらがどう感じるかを、試しているかのようだ。

ぼくら一人ひとりの感じ方。

どう思った?
何を感じた?

それが、僕ら自身の輪郭を作るのだ。

感じたことを語りたい。そんな衝動を強烈に呼び覚ましてくれる「若者たち2014」今週水曜日も、注目です!


と、場末の番宣シックな書き込みをおわります。次回も乞うご期待!
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「若者たち2014」ド直球の剛速球、君は受け止めたか、その青き心で(第1話視聴感想)

2014-07-13 12:57:12 | Weblog
ここ2日ほど、森山直太朗の「若者たち」が、頭の中をエンドレスで駆け巡っています(苦笑)

くそー、耳から離れねぇ(笑)つい、歌っちゃうじゃないか。
実際、仕事から帰る途中とか、夜道を歩いてると歌ってる自分に気がつく。
やっぱすげーわ、「若者たち」。


空を見上げて、ふと思う。
あー、きっと、こんな番組を観たかったんだな。ずっと。


世間のインターネット情報に由りますと、第1話の評価はどうも賛否両論だったらしい。でも、それこそがこの作品の神髄かな、という気はする。

だから、Yahooプレミアムでのオンライン試写会の感想にも「見所満載、その台詞と展開に突っ込むもよし、共感するもよし、一粒で何度でもおいしい「若者たち2014」」と書いたものだった。

今の時代、これだけ賛否両論が巻き起こり、各人が、自分の思いと解釈を激しく戦わせている、というのも、「若者たち2014」が視聴者にその熱を感化した一つの証明ではないかとさえ、思う次第。


どこかのテレビでコメンテイターさんがおっしゃっていたように、若年層の貧困問題はリアリティがないどころの話ではなくて、NHKドキュメンタリー等でも盛んに取り上げられている。だから、このドラマが「現実味がない」「いつの時代の話だ」なんて、失礼な言いぐさだと思うんだ。

でも、きっと杉田監督は「今の現実の若年者貧困問題」を描くところに主眼があるわけではなくて、「どの時代にも共通する様々な形での逆境」の中でもがく若者・人間を描きたいのではないか、という気がする。

貧しさなんて、あっという間だ。他の逆境だって。それを知らない人間にとって「ありえない」と思うことが、同じ地球上の、すぐ目の前で起きていることに、鈍感な幸せ者が気づいていないだけなんだ。

加えて言うなら、同じ時代を生きていたって、逆境の度合いは、人によって感じ方が違う。
そのことが、様々な感想(いわゆる識者と言われる人達のそれも含めて)の中に透けて見えて、赤裸々な「格差社会」を、むしろこの機会に感じていたりする。

このドラマを否定する人達が言うところの「リアリティ」だけを追い求めたら、そんな「現実」では、誰一人、何一つ口にしないまま、世の中も変わらず、虐げられている者は虐げられ続け、欺く者は欺き続け、誤った者は謝罪の機会なく追い詰められ、ただ運のいい鈍感者だけが、悲劇から目を背けたまま「世の中はこんなもの」と高をくくって、人生を謳歌するだけになってしまうんじゃないのかな。

そんなの観たいか。おいらはいやだな。


その一方で、今の時代の他のドラマが「リアリティ」があるというなら、それらは、俺の知っている「現実」とは全然違うわけで、そんなドラマを「現実的だなぁ」と思う人々と、おいらは、同じ空気を吸っていながら、断絶されているとも感じるのだ。


「若者たち2014」を観て、むかついた人、驚いた人、琴線に触れ心に感じるものがあった人、ありえないと思いあきれた人、その全てに「若者たち2014」は直球で思いを投げている。

何かを感じる、ということは、何かを受け止める、ということだと思うんだ。

声を限りに自己を主張しようとしている、佐藤家の、若いきょうだい。
彼らの姿は、餌を求めて力の限りに鳴き続ける、鳥の雛たちのようにも見えた。

おいらは、あんな風に自己主張できない。きっと、今の若者でも、できない人が多いだろう。
でも、あの場面をテレビで観て、何かカタルシスを感じた人間も、何か憧憬を感じた人間も、いると思うんだ。


自分にはできない。しようとも思わない。でも、同じ人間が、あんな風に力を振り絞って、他者と交わることもできるんだ。
ざっくりとえぐるような台詞が満載の第1話で、きょうだいの本音と本音のぶつかり合いを観ていて、そう思った。


本当に信頼しているから、相手を傷つけても、本音が言える。
本当に信頼しているから、どんなに傷ついても、どこかで相手を許すことができる。


もちろん、親しき仲でも「言っていいこと」と「悪いこと」は存在する。
相手の尊厳を否定することは、どんな理由であれ、許されることではない。
だが、相手が相手であることを認めた上で、「それは違うんじゃないのか」と投げる言葉は、自分と相手の知力と思考力をフルに使って交わす、一種の格闘だと思うのだ。

そして、それができるのは(許されるのは)まだ人間として成長途中である、若者だけだ、とも。

大の大人が、全てを口に出すことはやっちゃいけませんよ。「若者」のうちに済ませておくべきことです。

だから、若者でない「新城医師」には、旭のように赤裸々に叫ぶ資格はないわけで(爆)、それを知っているはずの彼が、(日頃から気を許している)旭の剣幕にあおられて、つい言い訳にならない言い訳(未整理の感情や思考・おそらく本音?)を口走ってしまったのは、すごくかっこわるくて、リアルだと思った。あのかっこわるさといたたまれない感じの雰囲気が、ね(苦笑)。中年が若者に大外刈りかけられた感じ?だった。


若者だからこそ、真実を、生き方を、言葉で探し続ける。
そこに出てくる強い言葉は、一方的な「言葉の暴力」ではなく、試行錯誤の中で、真実を探す者同士の、真剣な言葉によるやりとり。
おきれいな「ディベート」でも「ディスカッション」でもなく、「討論」でもなく、論理的でない生々しい感情をも言語化しようと葛藤し、主張し、間違い、それにより「自分の思い」を発見していくプロセス。それを、久しぶりに観た。

それが、第1話を観ていて、強く感じたことだ。


言葉を発した時点で、それを発した人間がその言葉を信じているとは限らない。自分が反射的に口にした言葉で、初めて、その人間は、自分の中にそんな気持ちがあったことに気づくんだ。その後で、自分が言った言葉に傷ついたり、それに頼ったりしながら、人は自分がどんな意見を持つべきか考え始めるんだ。

旭が、数々のひどい(生の)言葉を言ってしまった後で、葛藤に飲み込まれ、他者にそれをぶつけて、跳ね返ってくる言葉によって、自分の思いが正しいのか間違っているのか等に思いをいたし、最終的に、(第1話終了時点では)「おれはこんな考えを持っているんだ。こううけとめていくんだ。」と腹が据わったように。

言葉の格闘技、思考の格闘技、そういった形での人間関係、というものが、本来、濃密な人間関係(家族・友人など)にあってしかるべきだと、杉田監督は、訴えているようにも思う。

家族が仮面をかぶる、現代だからこそ。


「ひどいことを言われたから、刺した(殺した)」とか言うたぐいの犯罪が昨今増えたが、世代を問わず、言葉による格闘技を知らない素人ばかりになった時代だからこその悲劇、とも言えるのかもしれない。

劇中、何度も何度もプロの選手相手に非力なパンチを打ち続けた、旭(長男)の姿を見ながら、そんなことを感じた。

プロレスを観て、形だけまねする子供が、相手を殺してしまうことがあるように。

言葉も、プロレスと一緒だ、と。
言葉は、使いようで凶器になり、でも、だからこそ、こんなにスリリングで魅力的なのだと。

言葉の使い手として、自分と相手が同じ土俵に立っているかは、ちょっと見ではわからない。
だから、言葉は、慎重に使わなければならない。

相手を思いやる教育を若い頃からすることが大切だと、おいらは思う。
だが、同時に、生々しい言葉の格闘を若い頃にしておかなかったら、大人になって、肥大化した自己愛が傷つけられたときに、相手を抹殺しないと許せないほどの「暴君」になってしまうのかもしれない。

そんなことを、何となく考えた。


なんだか、ぜんぜん「若者たち2014」の感想になっていないな。感想読みたかった人、ごめんなさい。

おいらは、「若者たち2014」観ていて、色々なことを考えさせられました。整理されていないこの思考が、第2話以降の視聴で、どう深まっていくのか、楽しみです。

この感想は、今日観た「ボクラの時代」(フジテレビ7:10~)の感想ともリンクするが、それについては、次の機会に。

では、また。
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リセット中(暴れ馬の反省モード)

2014-07-09 01:49:34 | Weblog
機嫌が悪い。

機嫌が悪い理由を、言語化できて、なお一層腹が立った。

あいつの、あの一言、あの態度が、おいらの「癇に障る」と思っていた方が幸せ。

実は、あいつの一言によって、あいつが俺のことを「○○」と思っているということを知ってしまったから、おいらは傷ついたのだと、塩を傷口にすり込む勢いで、摩擦の原因を突き止めてしまった。

同時に、おいらの返しが、おいらの嫌いな別のあいつの口調と似ていたことにも気づいてしまった。
性格の悪さで定評のある(苦笑)別のあいつも、あの時、傷ついていたんだろうか。苦い問い。

次に、言語化した腹の立つ理由を、一つずつ、合理的な反論でつぶしていった。

合理的な説明は、火消しにあまり役立たないが、とりあえず繰り返し試みた。

最後に、印籠。

「この紋所が!」

じゃなくて。

「体内の微量ミネラルに、おいらの未来は渡さねぇ!」

以上、なんとか終了。


何かね。バランスが崩れてるんですよ。ミネラルかビタミンか。カルシウムか。
そんでもって、脳内環境がストレスにやられてるんですよ。運動不足だし。睡眠不足だし。

そんなことのために、大事な未来を棒に振っていいのか、自分。
気分悪く、貴重な人生の1日を、台無しにしてもいいのか、自分。

否、否、無限大に、否。(@高村光太郎「火星が出ている」)


そんなわけで。

懺悔の後は、とりあえず、寝ます。

追伸:日曜日の「ボクラの時代」面白かった!
会話のテンポが良いし、内容がよいし、皆、頭いいなー!と感嘆した。
話がうまいのは、知的だよなぁ。改めて、3人の才能に敬服。

今日は、切れそうになるたびにあの番組の内容と3人の笑顔と笑い声を思い出して、おかげで、何とか爆発せずに済んだ。

ありがとう、吉岡氏、妻夫木氏、杉田監督。
さわやかな番組のおかげで、命拾いした木っ端リーマンでした(爆)。

今日も、がんばろう。
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フジテレビ開局55周年記念ドラマ 若者たち2014 - Yahoo! JAPANでオンライン試写!

2014-07-05 22:03:04 | Weblog
ども。時間ないのに、崖っぷちでビール片手に祝杯(負け戦に(爆))。
仕事はそんなメローブルー(何事?!)ですが、芸能的には盛り上がっている模様。


フジテレビ開局55周年記念ドラマ「若者たち2014」、今、オンラインで第1話を絶賛公開中!!!(この土日限定)

詳しくは、以下のリンクからどうぞ。

フジテレビ開局55周年記念ドラマ 若者たち2014 - Yahoo! JAPAN

ヤフープレミアム会員になる必要がありますが、その価値は十分あります!

おいら、仕事で矢尽き刀折れ、痛点なくてよかったな魚座、って感じの本日でしたが、家で全てを忘れて、「若者たち2014」に没頭させていただいたところ、非常に楽しんで視聴できました。

おもしろかった!!!

おお!わくわく!なんと!おいおい!うそだろ!?やっべーわかりすぎる・・・まじ?!ああ・・・

以上、おいらの感想抜粋でした(爆)(※だって、まだ本放送前だから、ネタばれするわけにはいかん・・・)

一個だけキーワードを挙げるとしたら、「塩ビ」(笑)。これがツボでした!


とにかく、蒼井優ちゃんが、ものすごくかわいいっす。人としてもすごく魅力的。(模範的、という意味ではない。人間的にくっきりして、諸々の陰影や強さと弱さの緩急が、すごくいいんだ。この子の笑顔は究極の武器だなぁ、と思う今日この頃。)

そして、この作品で初めてお目にかかった満島ひかりちゃんは、とても素敵だった。
うわ、いいわーこの子。
かわいくて、しゃべる台詞は、非常に知的(実際の知的女子の発言を彷彿とする(爆)台詞回しであった・・・)で、でも優しくて、強さと脆さ(蒼井優ちゃんとは違う意味での)の見え方、その矛盾というか葛藤する雰囲気が合っている。
それにしても、(劇中)ひかりちゃんの好みは「ベネディクト・カンバーバッチ」で、そんな彼女がほれたのが「吉岡秀隆(正確には彼が演じる「新城正臣)」」ってのがすごいな。
おいらは大正解だと思うが、世の中的には、目の覚める意見かもしれん。


橋本愛ちゃんは、謎めいた瞳が物凄く強烈な印象。
この子、すごいなぁ。雰囲気がいい。吐息をつくように、しゃべるんだね。

長澤まさみちゃんは、意外な印象。こういう役って新鮮だ。今後が楽しみだ。

一方の男性陣も、それぞれが個性があり、ひたすらわかりやすく、共感しやすい。
長男旭の叫びは、実に一緒に叫びたくなるほど(苦笑)だった。奴にも矛盾があるが、しっかりと自分で受け止め、自分を変える強さを持っている。旭のキャラクター、いいな。奴の思考回路が、どこか「おかん」なのが、また楽しい。

陽が、意外なぐらい動いて、おもしろかった。奴と旭の掛け合いが、このドラマの爽快ポイントの一つかもしれない。
言葉の格闘。奴ら会話でプロレスしてやがる、と思った。

末っ子旦は・・・あはは。末っ子ってこうなのかな、ってぐらい兄姉らに純粋培養されてきた感じが出ていて、楽しかった。体格は一番よさげなのに、もてあまし気味の若さ(笑)がおもしろい。

基本的に、きょうだいがお互いを信頼し合っている様子が伝わってきて、嫌みなく彼らの言わんとするところも伝わってくるのが、気持ちいい。旭が素直だから、下のきょうだいも素直に育った感じ。「金の無さ」がリアルに今後彼らを翻弄していきそうで、生活感覚の身近さに、ドキドキしながら共感している(爆)。

世代を問わず楽しめそうなドラマだ。

そして、次男(瑛太)は、まるで「リアル」(@井上雄彦)の登場人物のようだった(爆)。異質感が半端ない存在感となっていました。

次回が楽しみだ。


一話を見終えて、現在、新城医師が謎。(多分、意図的にそうなっている。)
でも、(優秀なのは相変わらずだが)久しぶりに「優等生」じゃない役柄だな。いろんな矛盾を、どんな風に見せてくれるのか、楽しみだ。


しっかし、見終えて改めて感じるのは、この作品の超弩級のパワー。
さすが杉田監督。脚本もストレートの剛速球。演出は「北の国」を思い出させる、繊細で印象的な構図とカメラワーク。生活音の使い方も効果的。
今後、他の監督の演出で、どんなテイストのバリエーションが出てくるかも、楽しみ。

というわけで、「若者たち2014」大期待なのですが、ラフォーレ原宿で、出演者登壇付きの第1話試写会があったらしい。

『北の国から』杉田成道監督のフジテレビ開局55周年記念ドラマ『若者たち2014』完成披露試写会を開催!超豪華キャストが勢ぞろい!!

出演者は主に「若者たち」。その中に、一生懸命「老」づくりしたかのような吉岡秀隆氏を発見(笑)←失礼に聞こえたらすんません。でも、本来の彼よりずいぶん「ふけ」づくりしてるように見えたので。


今回の爆発的髪型は、どう表現すればいいんだろう・・・よく言えば「山下富士夫(矢島健一氏)@トクソウ」を目指したようだし、一歩間違うと「尾木直樹氏(尾木ママ)」にならへんか?(ごめん!)

おいら、中年パンピーなので、つい先日も同僚と「芸能人の服飾に関する感覚はわからん」で合意した(合意形成の必要は無かったが)ばかり。
吉岡氏、「普通にビジネススーツ」が一番かっこええと思うんだがな。素足に革靴とか、ひげだのなんだのは・・・(以下、「シャーロック」において、ジョン・ワトソン氏に対して、周囲がよってたかって述べた意見と同じ。)「ちょい悪」LEON(レオン)か?



ああ、それにしても(こればっかや)、兄弟一人ひとりの心情とか、台詞のない部分での「きっとこう思ってんだな」という部分、しゃべる言葉、とか、すごくツボだ。

この夏、じっくり向き合ってみたいドラマです。



見所満載、その台詞と展開に突っ込むもよし、共感するもよし、一粒で何度でもおいしい「若者たち2014」は、キャスト・スタッフのおかげで、安心してその世界にはまれる、そんな作品でした。

本放送が楽しみだ。それまでの現実の地獄(大げさ)を乗り切って、水曜日にたどり着くぞ、自分。
明日もデスマッチ。負けへんで。

というわけで、崖っぷち鑑賞会(笑)でした。拙文陳謝。


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