警報ではないように

祈ります。

突然、あなたから貰った目覚まし時計が鳴り出したんで、びびったんだ。

優しい木の枠の小さな時計。アラームをセットしないまま置いてあったのに、適当におかれた針の位置とも違うのに。

昨日も鳴ってたとはとても思えないのに。

19:40分頃？何があったんだ。どこで。誰に。

あなたからのSOSかと思って、ゾッとした。
そんなはずないって、わかってるのに。何という、迷信深さだ。やれやれ。

そう言って、笑い話に早くしたいよ。
笑顔が恋しい。声が聞きたい。

お願いだから、僕の小心を笑い飛ばして。
祈ってる。ずっと。

(追伸 とりあえず、家族は無事だった(爆))

NHK新春スペシャル～富士ファミリー～のキャストがすごい！

ご無沙汰っす。寒いっすね。

崖っぷちは冷え冷えしてます。自分を甘やかす術に長けた中年は、寄る年波に飲み込まれ、沈没寸前。ああ、寒い。。。

さて。
映画グラスホッパーも観に行けぬ今日この頃、目が覚めるような特番の情報を得ました＼(^o^)／

NHK新春スペシャル～富士ファミリー～。(平成28年1月2日放映)

主演は薬師丸ひろ子、そして、薬師丸ひろ子が長女、次女が小泉今日子、三女がミムラ、という、どこのキャッツ・アイ？！状態。

そして、あまり年の変わらん片桐はいりが、なぜか「ばあさん」役(苦笑)。

男優陣は、長女の恋人！に高橋克実！！次女の元夫！？に吉岡秀隆！？脚本家によると「寺内貫太郎一家」のようなホームドラマを作るらしい！l

すげー！
この記事見た瞬間、「虹をつかむ男～南国奮闘斗編」で吉岡秀隆演じる平山亮が何とも不格好に、小泉今日子演じる祝節子に失恋したのが脳裏に浮かび、おお、18年越しに実ったかぁ(とおもいきや、元夫って、終わってますやん(爆))と、しばし盛り上がった次第。

三姉妹の輝き、そして、次女夫婦がどんな「元夫婦」ぶりを見せてくれるか、今から楽しみだ。

とりあえず、年開けるまで、生きていよう、そう思った夜更けでした(苦笑)。ＮＨＫありがとう。

NHKスペシャル～盗まれた最高機密～を見た！

見ました。昨日のNHKスペシャル！

頭も体もヘロヘロっすが、面白くて、目が覚めたよ☆
しかも、声優陣が好きな人ばっかりだった(笑)
いや、もろにターゲット世代かよ！？と思いましたです。

おいら、予告映像の「行くぞ！」の一言で、「あ、田中秀幸さん出てはる！見ねば～！」でしたからね。ザ・ミーハー。

玄田さんも 出てはったし、至福の夜でした(中年のアドレナリンは、田中秀幸と玄田哲章の声で燃え上がるのだよな！「ドカベン」世代だもの(笑))

内容的には、アルソスが新情報、日本の原発開発も新情報、後は「ハイゼンベルクの追憶」(ハイゼンベルク夫人であるエリザベート・ハイゼンベルク著)と「なぜ、ナチスは原爆製造に失敗したか」(トマス・パワーズ著)、そして「コペンハーゲン」(マイケル・フレイン著)を既読の人にとっては、新しい内容は少ないのかもしれない。(「部分と全体」「不確実性～ハイゼンベルクの科学と生涯」等読むべき本は他にもいくつもあるが)

しかし、地上波総合で分かりやすく解き明かしてくれたスタッフの心意気に感謝しているんだ。

おいらがショックを受けたのは、むしろ、突然に挿入される(再現ドラマではない)原爆投下直後の現実の記録映像だった。

記録映像、解禁になったんだな。それを、一番感じた。(昨年くらいから、生の衝撃的な記録映像をNHKが積極的に放映し始めたのは感じていたが、今まであまり直視できなかったのだ。)

おいらは、とてもバカなので、戦時中の映像を見ると「どっかにじいちゃんが映っているのでは」と感じてしまい、怖くなるのだ。

写真の中の、静かな佇まいの祖父と、記録映像のなかで、無惨に命を失っていく兵士の姿。

どうすれば、なんて呟いたって、答えてくれる神様はいないのだ。

閑話休題。

「コペンハーゲン」の名書評を見つけた。BOOKJAPANの新藤純子さんだ。ネット環境の制約でリンクが貼れないのが残念だが、少しでもハイゼンベルクに興味を持ってくれたなら、彼女の書評を参考にしてほしい。おいら、まさにこの人と同感なのだ。

ハイゼンベルクに夢をみたい。だが、人間そんなにかっこいいものじゃない。

でも、アインシュタイン博士だって。マンハッタン計画に関与した科学者の皆さんだって。どれだけ道義上の優越があったと言えるだろう。

ごめん、極論。おいら、暴論。陳謝して、崖っぷち、反省します。
急激に、凍えるような夜の空。
崖っぷちで震えながら、それでも眼をみはっていたいんだ。

皆さん、よい夜を。暖かくして、ようけ眠るんやで。