二つ星の空

(旧「風からの返信」-11.21.09/「モーニングコール」/「夢見る灯台」/「海岸線物語」)

めちゃめちゃ眠い・・・中で「江(ごう)」を見た&喜味こいしさんの訃報について

2011-01-23 23:08:29 | コブクロ
じゃ、寝ろ。・・・と言われたい(涙)。


今日はなんか疲れました。酒も飲んでないのに。


食後の物凄い睡魔の中で、何もできないが寝るわけにもいかない状況で、もうろうとしながら、つい「江(ごう)」を見ちまった・・・

「江」初回見て以来ご無沙汰だったんですが、今日、オープニングで「弦一徹ストリングス」とあって、(音楽が吉俣良さんだから想定内ではあるんだけど)つい気になって最後まで・・・

(コブクロ「奇跡の地球」のような)一徹節はさすがになかったけど(苦笑)相変わらず麗しい劇伴だったなぁ。

そうそう、オープニング音楽はNHK交響楽団です。弦はもちろんだけど管・打も最強。オーボエとかクラリネットのかけあいが、もう涙出るぐらい素晴らしい。(んで、オープニングの映像に癒されるままに、見てしまったと・・・)

石坂浩二に久々に会えて、ちょっと嬉しかったな。千利休の役、かなり入ってるな。(何気に眼力がすごい。)

そういや、千利休の台詞に「何でも知れば理解できると考えるのは、傲慢、我の強さ、わがままだ」というものがあった。
信長の真意を知りたいと思って信長に質問したがっている江(ごう)姫に対しての直球なダメだし(笑)だったのだが、考えさせられたなぁ。

そうなんだ。「知りたい」と思う気持ちは大切だけど、何でも裸にして白日の下に晒して、それで何でも「理解」できるか、っていったら、そんなものではないんだよな。

昨今の「知る権利」と称する強気な風潮と絡めて考えてしまった。
人は、人に対して謙虚にならなければいけないな、って考えさせられた。


そうそう、別の話なんですが、「江」の後のNHKニュースだったかな。喜味こいしさんの訃報を伝えるニュースがあった。
http://www.nhk.or.jp/news/html/20110123/k10013575361000.html

ぜひ、上記のリンクからニュースで「夢路いとし喜味こいし」両氏の往年の名場面も見ていただきたいのだが、このニュースを読んでいるアナウンサー氏もさりげなくすごいんだ。

桂米朝さんの談話を読み上げる時、ほのかに関西弁だったんだよね。微妙なニュアンスも含めて。しかもそんなに派手じゃなく。
すごいさりげない技だと思った。米朝さんの談話なんだなぁ、というのが感じられたし、とても自然で上品だった。

上記リンクで確認したら、やはり、米朝さんの談話部分だけ、ほのかに関西弁でした^-^このアナウンサー氏のしゃべり方、全体的に柔らかくて好きだなぁ。「夢路いとし喜味こいし」の漫才を見て育った世代としては寂しいニュースだったのですが、何だか和みました。


さて。現実逃避は以上。

昼間のノルマが終わらんかったので、明日までの泥沼的展開が続行中。

今、少し目が覚めてきたで。残り時間頑張らんとな。(そしてきっと今週末には風邪をひいてることだろう・・・)

皆さんもどうかお元気で。
計画的な生活を送りたい、ダメダメな三月の風でした。

追伸:1月28日(金)は朝からWarner Music Japan100年音楽祭の再放送。2月26日はコブクロ・スタジアムライブ「宮崎編」。3月20日は「移植コーディネーター」初回。

いつwowwowに入会すべきか・・・悩みます。(こんな時に限ってDVDレコーダーの調子が悪い・・・)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ことばの力 想像力と創造力

2011-01-22 23:08:40 | Weblog
犠牲者の期待に応える国を アリゾナ乱射追悼でオバマ大統領が演説(gooニュース) - goo ニュース

読んでたら、涙が出ました。
久しぶりに、ニュース読んで泣きました。「ニュースな英語」でおなじみの加藤祐子氏の名訳が光ります。

英語のビデオは以下に。(The New York Times。英文がビデオの進行と同時に動いていく、という英語ノンネイティブに優しい仕様)
http://www.nytimes.com/interactive/2011/01/13/us/politics/201100113_OBAMA_ARIZONA.html#

英文(transcript)をじっくり読みたい方はこちら。(CNN news)
http://news.blogs.cnn.com/2011/01/12/president-obama-speaks-at-memorial-honoring-victims-of-arizona-shooting/


オバマ大統領の力強い言葉を以下に少し引用します。(日本語訳は上記リンク先の加藤祐子氏の「gooニュース」の記事から。)

"Rather than pointing fingers or assigning blame, let us use this occasion to expand our moral imaginations, to listen to each other more carefully, to sharpen our instincts for empathy, and remind ourselves of all the ways our hopes and dreams are bound together. "
「誰かを指さしたり誰かのせいにするよりも、この機会に自分たちの道徳的な想像力を広げましょう。互いの言うことをもっとちゃんと聴いて。他人に共感する本能を研ぎ澄ませて。私たちは実に色々な形で、希望と夢で結ばれているのだと、思い出して。」

"We may not be able to stop all evil in the world, but I know that how we treat one another is entirely up to us. I believe that for all our imperfections, we are full of decency and goodness, and that the forces that divide us are not as strong as those that unite us. "
「私たちは世界の全ての悪を止めることはできないかもしれない。けれども自分たちが他人にどういう態度を取るかは、すべて自分次第だ。私たちはきわめて不完全な存在だけれども、真っ当で善良なものをたくさんもっていると信じています。私たちを分断する力は、私たちを結びつける力ほど強くないことも信じています。」

"I want to live up to her expectations. I want our democracy to be as good as Christina imagined it. I want America to be as good as she imagined it. All of us – we should do everything we can to make sure this country lives up to our children’s expectations."
「私はこの国の民主主義が、クリスティーナが思ったと同じくらい良いものであってほしい! 私はアメリカが、彼女が思ったくらい良いものであってほしい! 子供たちの期待にこの国が応えられるよう、私たちは出来る限りのことをするべきなのです!」


この銃乱射事件については皆さんご存じだと思うので、それについての記述は省かせていただきます。
今回は、オバマ大統領の演説について。


これだけ誠実に、人のあるべき姿を示した言葉が、最近あっただろうか。
これだけ美しく、人の理性と心に語りかける言葉が、あっただろうか。

こんな言葉を読みたかった。ずっと長い間。
こんな風に優しく、穏やかな声で、しかし決然と語られる言葉が聞きたかった。ずっと長い間。


こんな哀しい(銃乱射事件の追悼式、という)機会にこんな素晴らしい演説が生まれた、というのは皮肉的だが、本当に名演説であり、聴く者に、人間の叡智を信じさせてくれる言葉だと思う。

言葉はこんな風に使いたい、と心底思った。
久々に聞いた、宝石のような、星空のような、人の手の温もりのような、美しくも強い言葉でした。



おいらも自堕落ではいけない、と思いました。
その後、「続・三丁目の夕日」を見てしまったのだが。(涙も乾かぬうちに・・・)

それが自分のダメさ。茶川サンよりひでぇや。
でも、それが自分。

明日こそ、頑張ろう。

許されているうちに。


追伸:(全く別の話ですが・・・)

「明日あると 思う心の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」

9歳でこんなこと考えたとは・・・天才過ぎる、親鸞。。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「トワイライト・アヴェニュー」を歌いつつ ラスクを食す 週末の夜

2011-01-21 23:08:00 | コブクロ
妙な題ですんません。事実です(笑)。


まぁ、、、そんな状態ですから、当然、酔っぱらってます(苦笑)。すんません。

今日は久々の飲み。酔いたいのか酔いたくないのかわかんねーな、自分。
(まぁ、「酔った」と思えるほど飲むと、後がまずいんで、仕方ない。幸せそーに酔ってる風情の同僚がなんか羨ましかった・・・)


腹が減ったのですが、周辺に手頃な食べ物がありませんでした。
日中ふらっと入ったパン屋で買った「ラスク」うまかったっす。

ああ、夜更けにこんなことしてちゃいかんなぁ。


ふと、思い出して珍しく「トワイライト・アヴェニュー」を脳内再生しておりました。
気持ちいいんだよね、この歌。
むろん、スターダスト・レビューのご機嫌なサウンドと、根本要さんの艶っぽい声があればこそ、の名曲だけど。

思ったんだ。この曲って、絵画的だなぁ、って。


スタ・レビは、基本的に絵画的な美しい曲が多いんですが(おおざっぱとも言えるが、いわゆる、割とわかりやすい情景描写が多い。)この曲は、そのメロディ・ラインの親しみやすさと、歌詞のわかりやすさが、難しく考えなくても脊髄に響くような魅力になっている。

コブクロの「流星」を思い出したんだ。
小渕氏が「絵画的」と表現してたのは、こんな意味だったのかなぁ、って。

似てるんだよね、少しだけ、雰囲気が。

似ているのは、気持ちよさ。電気あんまにかかったみたいな「ああ。そこそこ!ツボ入った~!」っていう快感。(たとえが悪いな(爆))


「星屑の~中~♪」って歌われた瞬間、説明の及ばない気持ちよさがある。
曲全体が、すごくわかりやすくて、でも、奥ゆかしくて、色っぽくて、よいのである。

全然解説になっていないが、「あ~あなたに~」から「トワイライト・アヴェニュ~♪」までの有無を言わせぬ説得力と同じ周波数の曲だ、と再確認した次第。

久しぶりに聞こうかな。スタ・レビ。コブクロも。


酔っぱらいの戯れ言、すんません。

人生は誤算とうかつとバカ丸出しの田舎芝居。
そう落ち込んでばかりもいられないので、崖っぷちで星を待ちます。

では。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ALWAYS三丁目の夕日'64」続報♪

2011-01-20 20:15:28 | ALWAYS三丁目の夕日'64
ニュースいろいろ読み比べてみました。

まぁ、公式だけ見ていた方が「ネタバレ回避」には安全だと思いますが、怖いもの見たさでついニュースチェックしてしまうのだよな。


中日スポーツ
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2011012002000164.html
この記事によると、12日から東京・成城のスタジオで撮影が始まったそうだ。
公開は来春(2012年春)とのこと。


スポーツ報知
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20110120-OHT1T00021.htm
この記事は、いわゆる「ネタバレ」含んでいるので、ストーリーをあまり知りたくない人は見ない方がいい?かも。
公式ウェブではぼかされている、とある展開をサラリとばらしてます^-^;スクープ性は高い(笑)


シネマ・トゥデイ
http://www.cinematoday.jp/page/N0029734
この記事のネタバレは緩やか。大事なところ(笑)は触れていない。
でも、細かい設定やキャストコメントなどがあって、興味をそそる。

他にもあります。

だんだん盛り上がってきたぞ☆
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ALWAYS三丁目の夕日~新作3D 映画で復活!

2011-01-20 20:01:17 | ALWAYS三丁目の夕日'64
朝のめざましテレビによれば、設定は1964年で、吉岡秀隆、堤真一等レギュラー陣が出演予定、とのこと。

何はさておきめでたい!さて、今日も(もう始まってるけど)頑張るぞ~


【追記】

公式ウェブ「ALWAYS三丁目の夕日'64」もできていた♪
http://www.always3.jp/

東京オリンピックの年だから1964年なんだね。合点。

ALWAYS・・・昭和33年(1958)設定・・・2005年11月公開
続・・・・・昭和34年(1959)設定・・・2007年11月公開
'64 ・・・・昭和39年(1964)設定・・・2012年公開予定

続の時から、物語では5年経ち、現実世界でも5年たつことになる。
子ども達も「高校生」だと!なんてことだ。(当たり前か!)

そうそう、キャストの皆さんのコメントも載っているブログが上記ウェブにはありますので、興味ある方はご覧あれかし。

吉岡氏、連続ものはもう宿命だな^-^;
名作だもん、仕方ない。腹をくくって「茶川サン」しているだろう吉岡氏に心からエールを送りたい。

そういえば、第1作の時からプロデューサーも「東京オリンピック」って言ってた気がするなぁ。
ジブリの鈴木氏も、吉岡氏との対談で「alwaysは毎年作らなくちゃ!」と無茶なことを言っていた気がする。

山崎貴監督も、ヤマト終わって間もないが、体に気をつけて、存分に「日本人の創造力」を披露してほしい^-^時代はあなたの味方だ!
(ちなみに山崎監督は1964年生まれだそうな。ワオ。←古い・・・)

(それにしても、ヤマト観に行きたい・・・(涙))

てなわけで、めでたいのでしたが、おいらは崖っぷちで眠くて眠くてだれているのでした・・・
ぐう。

では、また。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TBS「風が運んできたもの~音楽の原風景~」 4夜連続番組で、豪華ミュージシャン達の演奏を楽しもう

2011-01-19 23:00:09 | Weblog
どうも。ご無沙汰です。

先日何をとち狂ったのか、はなはだ観る者に迷惑な長文コピペをしてしまい、後で携帯で開いたところ、あまりの見づらさに大反省した三月の風です。(ちょっと吐き気がする長さだった。でも消さない・・・)

「幻の郷」的心情は続いております。
ひたすら寒い。
雪です。

ですが、今日は別のお話。

自分のことではなく、またも情報のみ。

(1)コブクロのメディア出演予定。
・1月23日(日)18:10~NHK教育「ミュージックジャパン(MJ)トーク総集編」
・1月28日(金)17:30~Wowwow191ch.「Warner Music Japan 100年Music Festival」再放送
・2月3日(木)23:00~TBS系「風が運んできたもの 第4夜」

最後の奴は、1月31日のJuJuを皮切りに、連続4回で坂本冬美、辻井伸行、コブクロと続きます。詳細はこちら↓
http://www.tbs.co.jp/kazehako/

コブクロは、あるホールでのスペシャルライブの模様、とのこと。トッパンホールというところですが、ものすごく音響の良いホールで、「静けさ、よい音、よい響き」をテーマに、優れた音環境を創出する「永田音響設計」が作ったところ、だそうです。

おいらは4夜とも見たいんだが、見ることができるかな、見られると良いな。


吉岡秀隆関係としては、Wowwowの「移植コーディネーター」放映開始は3月20日のようですね。

吉村昭の「敵討」(新潮文庫)を読みたいなぁと思うも、店頭には無し。注文するか、図書館を利用するか。
いずれにせよ、来週が終わってからの話のようです^-^;


依然として崖っぷち。今は寒いだけだけど、来週は大波大雪突風(イメージ)です。
頑張れ、怠けるな自分。(「負けるな」とは一字違いでも、立ち位置がかなり低いね(爆))


明日を知らぬ身ならば、夢を見るのも自由、というもの。

先送りは減らしつつ、前を向こう。

追伸:正月の飲酒期間を経て、今週から禁酒再開(笑)。でも痩せへんなぁ(溜息)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

吉岡秀隆、移植コーディネーター役で4年半ぶり連ドラ主演!

2011-01-09 23:25:27 | Weblog
ハンナさんから(ブログタイトル「うさぎの王」のコメント参照)、吉岡秀隆氏の出演情報を教えていただきました。

「吉岡秀隆、移植コーディネーター役で4年半ぶり連ドラ主演」(スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20110109-OHT1T00022.htm

WOWOW連続ドラマW「CO 移植コーディネーター」(日曜・後10時、3月27日スタート、全5回)だそうです。
まだ公式ウェブが立ち上がってないので詳細は不明ですが、このニュースだけでもかなり期待大です^-^

ハンナさんありがとうございました!
そして、吉岡秀隆氏(もう撮影は終わっているらしいが)、放映を楽しみにしてるぞ~!

雪が降ってますが、頑張ろう。
自堕落な週末で、室温は14℃ですが、気合い入れて明日こそ頑張ろう^-^;

それでは、また。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウサギの王

2011-01-06 23:13:59 | 
今年は卯年。

実は、今年最初のブログはあんな愚痴めいた内容のはずではなく、予定では、うさぎにちなんだ話題のはずでした(苦笑)(まぁ、あれもウサギの話ではあるが・・・)

子どもの頃読んだ本で「ウォーターシップダウンのうさぎたち」っていう本があって、動物好きのおいらにとっては一時期バイブルでした。
(幼少期から動物が出てくる話はほぼ読破した。洋物(ファーブルからシートンまで)も和物(椋鳩十他多数)もどっちも好きだった。長じてから漫画「流れ星銀」にはまったのは言うまでもない・・・とは蛇足であるが。)

まぁ、シートン動物記なんかとは違って、文学的な寓話だったのですが、律儀なぐらい写実的な描写も多く、おいらは「うさぎの生態」を読めるだけでも半年くらいは幸せでした。(うさぎというとピーターラビットが有名だしおいらも好きだが、この物語に出てくるうさぎは服は着ておらんし、そのほうがおいらには読みやすかった。)

その中で、(まぁ寓話ですから)ウサギの神話という下りがあって、その話がもう秀逸で、おいらはめろめろになってました。

以下、その概要。

ウサギ(野生のアナウサギ)は弱い。オオカミやイタチにつかまれば、すぐに殺されてしまう。
それについて、うさぎの間で語り継がれる物語がある。

大昔の伝説のウサギの王、エル・アライラーは、智恵もあり勇敢だったが、傲慢になり、太陽の神の怒りを買った。
太陽の神は、動物達に、ウサギを殺すための牙や爪を与えた。動物たちは、ウサギを殺したいという欲望でいっぱいになって野に放たれた。
圧倒的な太陽の力に恐れおののき、それでもあきらめずに穴を掘って逃げようとするウサギの王は、そのしぶとさ故に太陽から祝福を受ける。

"All the world will be your enemy, Prince of a Thousand enemies. And when they catch you, they will kill you. But first they must catch you; digger, listener, runner, Prince with the swift warning. Be cunning, and full of tricks, and your people will never be destroyed."
— Richard Adams (Watership Down)
「世界中がおまえの敵になるだろう。千の敵を持つ王よ。敵はおまえを捕らえれば、必ず殺すだろう。しかし、その前にまず、敵はおまえを捕らえねばならない。穴掘りがうまく、耳が良く、走るのが速い、いち早く警告を発する王である、おまえをだ。
ずる賢くなり、計略にたけよ。そうすれば、おまえの一族は、決して滅びることはないだろう。」
(リチャード・アダムス著「ウォーターシップダウンのうさぎたち」より引用)

これが、太陽の神のお言葉。


なんか、さ。子どもの頃のおいらは、こんなシュールなものを読んで、世の中を少し垣間見たような気になっていたんだなぁ、とも思う。

誤解の無いように説明しておくと、これは、別に人を欺け、という教えではなく、「何の武器を持たないウサギであっても、だからこそ、運命の言いなりになって命を落とすのではなく、頭を使って生き抜け。力が無くとも、自分の長所を生かし、頭を使えば、滅ぶことなく繁栄していけるだろう」っていう導きの言葉なんだよね。平和と繁栄のための、ことば。人を(あるいは人の心を)押しつぶそうとするあらゆるものに対して、あらがい、生きよ、という力強いエールだったと思う。


ウサギ年にあたって、ウサギたちのたくましいこの物語を思いだし、彼らのように、あきらめずに頭を使って前向きに生きられたらな、と改めて思うのでした。

もし、今、自分が無力に感じ、強い力に負けそうに思うなら、「ウォーターシップダウンのうさぎたち」を読んでみるのもいいかもしれない。
児童文学でしかも主人公はウサギだけど、いいよ。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

崖っぷちの夜空~木星を仰いだ日~

2011-01-06 22:34:12 | Weblog
どうも。寒いっすね。

室温12℃。これって客観的に言って寒いのかな。おいらが寒がりなだけ?
床暖房のせいか、床から離れている部分が寒い・・・でも我慢できないほどじゃない・・・ような気がする。

はっきり言って、PCが懐炉代わりです。思考能力下がりつつあり。
ああ、筋トレすればいいんだろうなぁ。だけど足の踏み場もない。
仕事終わったら片付けるぞ。新年の誓い。
(レベル低すぎる)


さて。国立天文台の「ほしぞら情報」ページが綺麗だったのでご紹介。

http://www.nao.ac.jp/hoshizora/index.html

この季節は星空が見えること自体稀なんで、こういう空の図は、見ているだけで癒されます。


今日、流れる雲の間から束の間見えた、夕刻に輝く星。あれは木星だったんだな、きっと。


きれいだったなぁ。

「ほしぞら情報」ページによると、木星は今、天王星と非常に接近して見える、とのこと。
しかも、木星は今、うお座の中にいるらしい♪

うお座を自力で見つけられない(だって5等星6等星ばっかなんす)自分としては、木星が目印になって非常に嬉しい。

そうそう、今、明け方は金星が非常に綺麗だそうだ。
たまに早起きしても曇天ばっかりで、拝めた試しがないが・・・
晴れの多い地域の方は試されたし。今なら6時台でも十分「夜明け前」だからね(笑)。

夜空、きれいだよ。滅多に見られないけど(汗)。


そろそろPCを打つ手がかじかみ始めたので、やっぱり寝ることにします。

崖っぷち小休止。久しぶりに空を見上げたい気分。

元気で、上を向いていこう。


追伸:「宇宙人ジョーンズ」の新CM今回も良いね。年末年始には新CMを長いバージョンで見せてくれるので嬉しい。
(「宇宙人 おじいさん」が最高。久しぶりに大滝秀治さんに会えて大興奮でした!しかも坂本九のオリジナル「上を向いて歩こう」だぜ!シナリオも映像も演出も凄く好きだ。)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

卯年、兎のコーチを目指せ?!^-^;

2011-01-05 23:57:13 | Weblog
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

今年はうさぎ年、卯年ですが、12年前はなんともう平成11年だったんですな。気が遠くなりそうっす(苦笑)
(この文における「もう」に込められた心情がわかる人は、昭和世代)

平成元年生まれが成人して3年目になるんですから、時の流れは激流です。溜息。


さて、タイトルですが、もう8-9年くらい前かなぁ、「もしもウサギにコーチがいたら」という本があったんです。副題が「「視点」を変える53の方法」というもので、おいらポール・サイモンのファンですから、「恋人と別れる50の方法」っていう名曲を反射的に思い出して、衝動買いしたような気がします。
(もっともおいらの「衝動買い」は、立ち読みで内容をスキャンして結末とあとがきまで確認してからレジに持ってくんですけどね^-^;20代の頃はハードカバーでも30分あれば読み切れたなぁ・・・今は読む速度落ちたと実感します。)

ちなみにこの本はソフトカバーで字も大きいし、読みやすかったです。

いわゆる「コーチング」の走りだったわけですが、あの当時は「コーチング」なんて言っても周囲は?でした。

この本の語り口は、子育て本のようでもあり(父が子どもに対して接する時のような・・・?)、けっこう納得することもありました。

でもこの手のハウツーは、いくら知識として理解できても、実践となると、暗黙知に支えられている部分が大きすぎて、同じコトはできんのだよね、ということにも気づかされたのがこの頃でした。(それでも知らないのと知ってるのでは行動は随分変わると思うけどね。)

現在、巷で大流行の「コーチング」を横目で見つつ、何となく醒めているのは、そんな経緯も影響していたり、いなかったり。(どっちなんだ・・・)

まぁおいらも日本人のご多分に漏れず、ハウツー本大好きな傾向があります。最近は小説を読んでいない。
漫画は読めるのに(笑)、変だなぁ。

40も半ばに近くなると、色々と繊細なのさ、、、とほらをふいてみます。


さて、2010年、平成22年末を振り返る。

紅白歌合戦、よかったなぁ。赤も白もよかった。NHKよくがんばった。お茶の間のための素敵な歌番組だったと思います。
残念だったのはコブクロの「流星」がフルじゃなかったことぐらいだ。
(歌そのものは最高!でした。その後のカウントダウンTVでも聴けて、年末年始で二度も「流星」を聴けたのは非常に幸運だったと思います。)

「歌の力」も恒例化しつつあるようで嬉しかった。皆が順番に歌っていくのってドキドキ感があって、観ていて楽しかったです。

といいつつ、昨晩のNHKの歌番組で美川憲一と小林幸子がデュエットしているのを観て、「あ~やっと満たされた」という気分になったのは事実。八代亜紀とか水前寺清子とか森進一とか、、、昭和40年代のこどもだったおいらは、彼らを観ているとなんだかすごく安心するのだなぁ、と改めて感じたのでした。

そう言えば、2日だったかな、ダーウィンの特集も最高だった。スタッフの取材に関するQAが目から鱗でした。生き物相手の取材はホンマ大変だよなぁ・・・アリューシャン・マジックが再び見られて感激だった。

というわけで、新年初のブログは、NHKウォッチングな書き込みでした。

今年も元気にゆるゆる頑張ります^-^;
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする