見ました。崖っぷちから一言叫びます。
「遺恨あり」すごかった!!!!!!!
息をのんで、最後まで見ました。あまりに集中して見たので、ドラマ終了後、寝付けず(笑)、同日録画していた「Kobukuro Stadium Live in Miyazaki」をしばし見て気持ちを静めてからやっと寝れました。
藤原竜也と北大路欣也の大迫力の立ち回り。小澤征悦と藤原竜也の激しくも悲しいやり取り。そして、何とも酷い臼井亘理夫妻暗殺事件の様子。
役者が皆、存在感があって、悪役、脇を支える役、主役も、火花を散らす勢いでぎらぎらと輝いていた。
そんな中で、女性陣の温かさ、しなやかな優しさ。
なか。一瀬さと(直久の妻)。なんという豊かな情感。
清冽。
そんな言葉が浮かびました。劇中の川の描写が、とても印象的でした。
道先案内人(現代人に最も近い)中江正継役の吉岡秀隆氏は、相変わらずの、名ナビゲーター。絵空事でない江戸から明治の空気感を、見事に視聴者に伝えてくれていた。
彼はいつも静かにたたずみ、決して一面的な価値観を押しつけない。
彼の中の迷いや揺らぎが、観るものに安心感を与えてくれるのだ。
わかりやすい一面的な解釈で描かれると、それだけでもドラマが陳腐に興ざめてしまう、ということを、脚本家・演出家は知っているのだろう。懐疑的な現代人に、ちゃんと迷うだけの余裕を与えてくれる、深い作品だと思った。
山岡鉄舟が、臼井六郎が、体温を現代にまで届かせるぐらいに「生きて」いるのは、中江判事という「現代人」の目を通して、我々視聴者が、タイムスリップできるからなのかな、と思った。
武士が、現代につながる、日本人の生き方の遙か向こうに、つながっているのだ、ということ。
130年前、彼らが存在していた、ということ。
変革の中で、無残に犠牲になった人達がいたこと。
当たり前のように頭で理解していたことが、匂いや熱や息遣いをともなって、ドラマの中に、炎のように揺らめいていた。
なんかまとまらないんで、この辺にしておきますが、とにかく、すごかった。
そして、極めつけにすごかったのは・・・「DVD発売決定!」なのだ。
見逃した人、ぜひDVDで見て下さい。
いや~、久しぶりに夢中になってみた作品でした。最高。
スタッフ・キャスト・スポンサーの皆さん、ありがとう。
また、こんな作品作ってください。
(「kobukuroライブについてはまた後日(汗)。感動しながら途中まで観て、その先を観る時間が無い・・・Hey!Hey!Hey!は先ほど録画を観て爆笑しましたが。原哲夫先生最高!おいらも北斗の拳好きだったんで、大盛り上がりでした。めざましライブの楽屋の様子もちょっと見られて、感激!)
では、また。
「遺恨あり」すごかった!!!!!!!
息をのんで、最後まで見ました。あまりに集中して見たので、ドラマ終了後、寝付けず(笑)、同日録画していた「Kobukuro Stadium Live in Miyazaki」をしばし見て気持ちを静めてからやっと寝れました。
藤原竜也と北大路欣也の大迫力の立ち回り。小澤征悦と藤原竜也の激しくも悲しいやり取り。そして、何とも酷い臼井亘理夫妻暗殺事件の様子。
役者が皆、存在感があって、悪役、脇を支える役、主役も、火花を散らす勢いでぎらぎらと輝いていた。
そんな中で、女性陣の温かさ、しなやかな優しさ。
なか。一瀬さと(直久の妻)。なんという豊かな情感。
清冽。
そんな言葉が浮かびました。劇中の川の描写が、とても印象的でした。
道先案内人(現代人に最も近い)中江正継役の吉岡秀隆氏は、相変わらずの、名ナビゲーター。絵空事でない江戸から明治の空気感を、見事に視聴者に伝えてくれていた。
彼はいつも静かにたたずみ、決して一面的な価値観を押しつけない。
彼の中の迷いや揺らぎが、観るものに安心感を与えてくれるのだ。
わかりやすい一面的な解釈で描かれると、それだけでもドラマが陳腐に興ざめてしまう、ということを、脚本家・演出家は知っているのだろう。懐疑的な現代人に、ちゃんと迷うだけの余裕を与えてくれる、深い作品だと思った。
山岡鉄舟が、臼井六郎が、体温を現代にまで届かせるぐらいに「生きて」いるのは、中江判事という「現代人」の目を通して、我々視聴者が、タイムスリップできるからなのかな、と思った。
武士が、現代につながる、日本人の生き方の遙か向こうに、つながっているのだ、ということ。
130年前、彼らが存在していた、ということ。
変革の中で、無残に犠牲になった人達がいたこと。
当たり前のように頭で理解していたことが、匂いや熱や息遣いをともなって、ドラマの中に、炎のように揺らめいていた。
なんかまとまらないんで、この辺にしておきますが、とにかく、すごかった。
そして、極めつけにすごかったのは・・・「DVD発売決定!」なのだ。
見逃した人、ぜひDVDで見て下さい。
いや~、久しぶりに夢中になってみた作品でした。最高。
スタッフ・キャスト・スポンサーの皆さん、ありがとう。
また、こんな作品作ってください。
(「kobukuroライブについてはまた後日(汗)。感動しながら途中まで観て、その先を観る時間が無い・・・Hey!Hey!Hey!は先ほど録画を観て爆笑しましたが。原哲夫先生最高!おいらも北斗の拳好きだったんで、大盛り上がりでした。めざましライブの楽屋の様子もちょっと見られて、感激!)
では、また。