二つ星の空

(旧「風からの返信」-11.21.09/「モーニングコール」/「夢見る灯台」/「海岸線物語」)

日食の木漏れ日

2009-07-23 01:09:24 | Weblog
見ることができました!

天気の神様ありがとう!

曇り日で万歳。一時は晴れ間さえあったし、最高でした。

つかの間の薄暗がり。柔らかな日差しは、まだそこにある光、をむしろ感じさせてくれた。

何を考えよう。何をしよう。何をするにしたって、時間は限られているんだ。

「許されている間に、善き人たれ。」

久しぶりに、そんな言葉を思い出した。いろんな符合を感じて、ほんのわずか、さざ波が立ってて嬉しい。

「生きることに、飽きちゃ、だめだ。絶望してても、絶対に、生きててよかった、と思うときはあるのだから。」

そんなことを昨日は思ってたのにね(苦笑)(ちなみに、おいらは、生きることは絶対に飽きへん自信があります。なのに、なんでそんなこと唐突に思ったのかな。誰かの電波、受信した?)

日食を経てもアホなまんまですが、明日(今日)も頑張ろう。

みんな、よう眠りや。

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木漏れ日でもいいから

2009-07-21 22:08:05 | コブクロ
日食見たかったなぁ、、、順調に雨降り(涙)です。人生、こんなもの。

人間ドックの結果が来ました。経過観察と再検査。。。無念。(>_<)。。(自分が悪いんだが)

健康には気をつけましょう。(職場じゃ精検/再検が勲章のように語られているが、みんなやけっぱちなんだよな。。。)


偶然に、遠くで倒れた友の知らせを聞いた。知人が急逝してから、ひと月がたった。


みんな、元気で。ほんとに、病気になるまで働いたらあかんで。


そうそう、この間の「官僚たちの夏」すごかったっすね。用事があって、最後の15分ぐらいしか観られなかったんだが、緊迫した展開とやるせないエンディングに、思わずのめり込んで観ちゃった。しかも、「STAY」が流れ始めてからの盛り上がりが、またすごい。

「STAY」と次回予告の場面が、とても合っていて、しかも今回長かったから、とても胸に残った。何だか、素晴らしい映画の「名場面集」を観たような、、、これは絶対来週も観ねば、と思う。なんというか、久しぶりに「このドラマを見たい!」って思ったなぁ。

今回の「STAY」の歌のバランス(始まりの大きさ、かぶり方等)はとてもよかったと思う。第2回はなんか遠慮しすぎな感じで音が小さくて変だったんだよね。第1回の時、おいら感想で「一瞬違和感感じた」とか失礼なこと書いてましたが、あれは、初聴きの時に必ず感じる緊張感だったんだと思う。変なこと書いて、すんません。

今回観て思ったけど、「官僚たちの夏」と「STAY」は、いいぐあいに完全に融合してる感じだ。いいなぁ。よかったなぁ。ドラマの展開も気になるし、来週も観るぞ。

「STAY」これから中高年にもジワジワ浸透してくるんじゃないかなぁ。なんというか、8月にも聴きたくなる曲だ(個人的な見解ですが(爆))


そうそう、最近「蒼く 優しく」が時々無性に聞きたくなる。それから、「TO CALLING OF LOVE」と「天使たちの歌」。時間があればDVD引っ張りだして、時々聞いてます。


それから。
雑誌「WHAT'S IN?」を読んだ。コブクロ特集も読み応えあってよかったが(ファッションも「真似できねー」とため息つきつつも、好きだったりする(笑))、今回は、アルバム・レビューのページでのCALLINGの紹介が素晴らしかった。

柳沢幹夫氏によるレビュー。以下、少し引用させていただく。

「そもそも彼らの魅力とは、、、(中略)、、、本作ではそれらが、きわめて有機的な合致を果たし、あたかも"最初からそこにあった"ように聴こえるのだ。公式や黄金律すらを感じさせることのない、説得力。(後略)」(p.176, WHAT'S IN?, Aug.2009)

実際に本を手に取ってもらいたいんでわざと省略したけど、彼の最後の一言が、見事な決め台詞で、うなった。こんなレビュー読んだら、ものすごく興味わきます。柳沢氏の文章いいなぁ。"最初からそこにあった"って、おいらが「ALL SINGLES BEST」を聴いたときの印象と一緒だ。楽しみだ。興味持ってくれた人、ぜひ、WHAT'S IN?をお読みください。すごい、ええ記事やよ。(コブクロ表紙だから、わかりやすい)

それから、CDでーたも読み応えあった。彼らは、雑誌毎に必ず新ネタ(新情報?)を入れて話してくれるんで、こちらの楽屋裏的な話もおもしろかったなぁ。(こっちのファッションなら真似できるぞ!。。。って、おいら何目線やねん(汗))それから取材した人同じ人なんね(笑)

。。。

こういう細かいことばっかに目がいくのは、、、明らかに、現実逃避です(苦笑)。仕事したくないんです(爆)。

。。。そろそろ、戻りまする。。。

んでは、また。
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空が泣いてる日 ~命を大切に~

2009-07-19 14:06:07 | コブクロ
連休らしいっすが、天気悪いですね。

家族連れで行楽の皆さん、お気の毒です。どうぞご無事で。


さて。ラジオやテレビでコブクロが活躍してます。いいっすね。今日はMusic Japan(NHK)だったかな。楽しみだ。

そうそう、ディア・フレンズの1日目、2日目を聴いたんだが、感心したことと、気になったことがいくつかあった。


感心したのは、自転車のこと。本気で自転車やってんだなぁ、小渕氏。そして、海外旅行でヘリに乗る、というところ。(たまに、海外でセスナとかヘリが落ちてニュースになるたび、「海外に行ってまでヘリ乗りたいって、どんな人や?!」と不思議だったが、彼のような人なんだな。(爆))

そして、黒田氏の沖縄通なところ(笑)。沖縄ツアーどうなるんかな(笑)。沖縄つながりで「ここにしか咲かない花」も聞けてよかった。

気になったのは、岩盤浴のこと。

飲んだ後で、朝までの数時間に岩盤浴しようと思った、、、って、明らかに自殺行為だぜ(爆)。頼むから、長生きしてくれ(泣)。(岩盤浴も、広義にはサウナと同じことっすからね。)

まぁ、着替えてる最中に眠気が差して、そのまま岩盤浴せずに更衣室で爆睡してた、っつーのが、彼らしい、というか、守られてる、というか(苦笑)。守護天使総動員で止めたと思うから!小渕氏!くれぐれも命を大事にしてくれ。(How wonderful life is while you're in the world...と歌っておくぞ。)


それで思い出したこと、一つ。

「官僚たちの夏」じゃないけど、国家公務員って全国動くじゃん。単身赴任率高かったんだよね、昔。そんな中、夜遅く飲んでかえってきて、風呂はいって、そのまま逝ってもうた人の話を聞いたことがあります。

当時は風呂の湯沸かし器に温度設定などなく、追い炊き中に亡くなったんで、発見されたときは気の毒なことになってたらしい。

おいらは、近所の話、として聞いただけで震え上がったもんでした。(んでも、風呂好きはかえられへんので、今でも酔うてても風呂には入る。そのかわり、追い炊きはしない。短時間であがるようにしてる。)

自分のためにも、家族のためにも、不慮の事故には注意しましょう。

そうそう、最後に感動したこと!

「さよならHERO」をラジオでかけてくれた。この曲、大好きだ。三谷がメンバーだった頃のスターダスト・レビューとか、NHKでJUST POP UPやってた頃に流れてた音楽とかの記憶がすごくよみがえった。小渕氏の雄叫び、黒田氏の迫力の歌声、どっちもすごいや。


そして、彼らの目標がそれぞれ発表され、楽しい番組でした。

Stevie Wonderのライブ、見に行けるといいね、黒田氏。小渕氏も。



んでは、また。

悪天候、不調かつ運勢悪いこんな日は、「そんな日もあるね」ぐらいがちょうどいいのかもね。皆さん、よい一日を。
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暁の前に

2009-07-19 00:01:45 | コブクロ
非生産的な一日。反省。。。

どうも。巷じゃ夏休み突入なんですね。

「Music Station」を見ました。コブクロの「STAY」すごい迫力だった。

何だか馬鹿みたいにポカンとして観てた。

本当に、すごい曲だ。家族も絶賛してるけど、おいらのようなひねくれ者(爆)でも、すごい曲だとわかる。聴くたびに鳥肌が立つ。そんな、すごい曲だ。

聴きながら、照明がきれいだなぁ、と思った。星々のまたたく夜。「星霜の彼方に」って言葉を連想した。


コブクロが各所(雑誌やラジオ等)で語りだしたので、彼らがちゃんと「官僚たちの夏」を考えながら「STAY」を創ったことがわかって、感慨深かった。いいなぁ。真面目だなぁ、小渕氏も黒田氏も。

そして、そういう風に、「STAY」ができた、と知った後でも、繰り返し聴くうちに生まれてしまったイメージがある。

非常に個人的で申し訳ないんだけど。


おいらの祖父。会ったこともない、今は、おいらの半分の年齢になってしまった、祖父。

彼は、結婚直後に赤紙で招集され(別に職業軍人でも何でもなくて、山奥の農業従事者だったのに)、戦争の結構早い時期から従軍し、時々実家に帰って、最後は、サイパン島で、その一生を終えた。

亡くなったとき、まだ、20代だったと聞く。

おいらの母は、父親の記憶がない。伯父にしても、年子だったから、記憶は怪しいだろう。祖母は、若くして未亡人となり、今の軟弱なおいらたちの想像を絶する苦境の中、位牌と写真とともに生き続け、育て続け、守り続け、現在に至る。

母は、写真でしか知らない父親を記憶にだけ留め(手元にはないから)、夢と現実の中に逡巡しながら、激動の昭和を精一杯生き、平成の世にとまどいつつも、今を生きようとまた、精一杯努力している。

彼らの傷。彼女らの傷。

祖父はどんな空を見上げたのか。

実家に帰り、つかの間の宴会の中で、祖父は明るい人だったという。大きな笑い声の、誰からも好かれた、明るい男。


祖父は、どんな思いを抱いていたのか。それは、永遠にわからないのだが。


「STAY」を聴くと、祖父を思う。祖母を思う。母を、そして、母と巡り会った父を思う。

人の心の道。ひしひしと身に迫る曲です。

コブクロ、ありがとう。聴くたびに心が震えるよ。


う~ん、電波系の発言、すんまへん。
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梅雨明け前の暑い夜

2009-07-16 23:00:35 | Weblog
雨降ってます。涙雨。

殺生しちまった夜は、気が重い。なんてのは、無責任な小市民の思い上がりだけど。(夏は、生き物との居住空間攻防が熾烈になりますね。)



東国原知事、衆院選は不出馬…会見で表明(読売新聞) - goo ニュース


東国原知事、お疲れさんでした。古賀さん、お疲れさんでした。

少なくとも、この崖っぷちにいる小市民は、お二人の誠意が清々しく、気持ちよかったです。時代は動いてる。いい風は吹かなかったけど、それも含めて、そういう時期に必要なアクションだったんだと思う。お二人に、その支持者に、敬意をこめて。

風の中での人々の言葉や動きには、いろんなこと感じた。

色々盛り上がれば上がるほど、平常心を求めちまう、天の邪鬼なおいらですが、小市民なりに、物事や人々を見つめていきたいな。

自分の小ささと、人の優しさと、知恵と工夫と勤勉に感じた、一日でした。


追伸:ラジオを珍しく録音^-^赤坂泰彦のディア・フレンズ。前にコブクロが出演したときは、ちょうど出張で、高速道路を突っ走りながら、カーラジオで聴いたんだっけ。

コブクロのオーディオ話、おもしろかったな。黒田氏はどこまでもモーレツ(?)サラリーマンに近いのだ、ということが判明。ほぼ、高度経済成長期の、欧米から「働き蜂」と称された、24時間働いてた「お父さん」世代と感覚が同じですな(爆)。

かくいうおいらも、趣味は苦手。とゆーか、気晴らし以外の趣味って、難し-よ。確かに、黒田氏が言うとおり「これうまくできたら、何の役に立つんやろ」と思ってしまう傾向はある。

それから、もう一つ。
「(フリーダム・トレインをライブで歌う時)ぼくが気持ちよく自由にフェイクすると、こいつ(小渕氏)がどこまでもぴったりついてくるのが、悔しいんです(笑)」と黒田氏は言っていたが、ほんと、小渕氏のハモりのうまさって、すごいと思う。名人芸、というか、職人技、というか、無形文化財、というか(?)、「アナログ・デジタル」の世界再び、ですな。

フリーダム・トレインを聴くと、アレンジがもう最高で、ポールサイモンやらなにやら、昭和の最後っぽい、というか、もっと20年ぐらいさかのぼったような音楽の楽器の粋な乾き、というか、快適な吹き抜け感が、すごく懐かしくて好きです。(意味不明。推敲しろ<自分)


明日も元気で。

崖っぷちにもいい風が吹きますように。
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STAY ~あなたのそばにいたい~

2009-07-16 00:44:54 | Weblog
どうも。暑いですね。

汗だくで歩き回って、ちょっと健康的?。。。いやいや、そんなこともない毎日です。人間ドックの結果がこない、、、

コブクロの「STAY」が発売になりました。
ものすごい力を感じる楽曲です。
ジャケットもすごいなぁ。きれいだ。

決意通り(笑)初回限定版と通常版を買いました。通常版は家族に渡した。カーステで聞かせたら好評だったので♪

何度聞いてもしみ入る感じ。すごいなぁ。

今回の曲の今のところの印象は「水」。

この間見た、犬塚氏の絵がまだ影響してるのかも知れないけど。すごい偶然の一致だったのだと思う。彼の描く緑の庭と、山奥の川、滝。

目を閉じて心静かにSTAYを聞くと、水が浮かんでくる。豊かな流れ。スローモーションの動き。滝のしぶき。(PVの印象も強かったからなぁ。)

虹が、水を含む光の印象だったのに比べて、STAYはもろに水。なんて透明なんだろう。

そして、ハルジオン。



まだ感想書けるほど気持ちが整理できてないけど(爆)、とにかく、STAYを聴けてよかった。このCD、永久保存版です。

明日も頑張る。崖っぷちの上で、星を探しながら。

おやすみなさい。よい夢を。

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写実の奥の躍動する魂 ~画家・犬塚勉~(日曜美術館byNHK)+コブクロのこと

2009-07-12 21:38:03 | コブクロ
仕事せにゃならんのに、何かに呼ばれて(苦笑)「天地人」から浮気して(伊達政宗は興味あったが、役者が若いしなぁ。。。なんてつぶやきつつ)NHK教育をつけた。


「私は自然になりたい 画家・犬塚勉」(以下は、NHK教育「日曜美術館」のページです。彼の絵がいくつか見られます。必見!)
http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2009/0705/index.html


すごい番組でした。ありがとう、偶然の神様。ありがとう、NHK教育さん。

犬塚勉は、自然を描くことを希求して、体を鍛え、食事制限までし、山に入り、その奥深さを描きつづけ、38歳で谷川岳で遭難して亡くなった。彼の自然の描き方は独特の写実性と精神性を持ち、希有な才能の画家だった。すごい。圧倒されて思わず最後まで見てしまった。
とはいえ、今日、番組を見るまでは、ぜんぜん知らなかった。

その精緻な筆致、それは一見写真と見まごう精密な描写なのだが、写真では再現できない、魂のほとばしりのような輝きが、絵全体から放たれている。この存在感は、この絵が、ただの模写ではなく、わななく魂によって生み出された世界だということを、見るものに感じさせる。犬塚勉の絵が持つ、透徹した精神性に、圧倒された。(テレビ越しなのに。)

せせらぎの里美術館(東京・奥多摩町)で、8月30日まで彼の展覧会をやっているらしい。その後は、東御市梅野記念絵画館(長野県)で10月17日~11月15日だそうだ。



そして、『梅雨の晴れ間』(1986年)という作品を見たとき、ふいに思った。

おいらが好きな芸術は、こういう世界なんだ、って。

大きな志、高い閃き。現実の奥の真実を描くことを追求し、透徹した観察眼と誠実な心で、一心不乱に描き出される世界。そこに描かれているのは、名もない雑草(ドクダミやシロツメクサやハルジオン?)の咲き乱れる、身近な庭。

光と影と、緑や花の一枚一枚が、息づいて、輝いている。命は、こんなに美しいのだ、と歌っているかのように。

そして、思ってしまった。「おいらがコブクロ好きなのは、こういうとこなのかもしれないなぁ。」って。

牽強付会なこじつけに聞こえたら、ごめんなさい。

おいら、コブクロの音楽の優しいメロディの奥に、鋼のような意志を感じることが多いから。おいらの勝手読みかもしれんけど、ね。

世の中には色々な芸術があり、色々な表現形態がある。

怒りを表に出す芸術。涙の中に癒しを求める芸術。祭りによってカタルシスを得る芸術。

様々なスタイルがあり、もちろん、コブクロだって、一つの特性だけを追い求めているだけではない。

でも、彼らの音楽性(なんて、素人が言ってゴメン(汗))は幅が広いけど、通奏低音みたいに、基調となる部分と、即興的なその時期その時期の志向があって、おいらは、即興の部分だけじゃなくて、基調となってる旋律につい耳を澄ませてしまう訳で、、、ああ、わけわからんなぁ。(今日も素面だ(苦笑))

「STAY」しかり。「虹」しかり。「Diary」しかり。

一見、当たり前のこと?を歌っているかのような自然さなんだけど、とても、切実な、複雑な心境を突き抜けた、結晶のような純粋な思いを歌おうとしている。ような、気がする。

ああ、今日も意味不明ですんません。


追伸:書店で「Rocking On Japan 忌野清志郎追悼号」を見る。おいらは、忌野さんを知らずに大人になったけど、それは、彼の芸術性がおいらには無理だった、ってことだけで、、、いい人なのは同感だし、すごい人やとも思う。こんな風に、ちゃんとリスペクトを残せる時代、っていいな、と思う。マイケル・ジャクソンも大きな追悼コンサートあったもんなぁ。(どこか、日本古来の「鎮魂」の儀式を思い出したけど。こういう精神は洋の東西問わないものなのかもな。)


でも、「○○特集号」とか、トリビュート的なCDなんか見ると思うけど、みんな、いろんな思いがあるんやね。思う気持ちに優劣はない。きっと、追悼の日に、家にこもって詩を書いてたファンだっていたろう。訃報が日本全国を駆け抜けた日、いつもと同じように会社で働きながら、黙々と働きつつ、頭の中で彼の音楽がぐるぐる回ってた人もいただろう。

名も知られることもない、多くのファンや、ファンとも言えないような人たちの、いろんな気持ち。全部、どこかで、風に散って、空気に混じって、星の向こうまで飛んでいったんだろうと思う。彼の魂に連れ添って。

そんな風に、毎日が行く。そんな風に、ぼくらの思いは、浮かんだり膨らんだりへこんだりしながら、流れ続けていく。

コブクロも、彼らの気持ちを形にしたらしい。どんな歌か想像もつかないけど、思う気持ちを素直に歌にできる彼らの正直さを、眩しく感じる。

最後はコブクロの話になっちゃったな。

興味持ってくれた人、ぜひ、犬塚勉氏についても、知ってください。

(そろそろ崖っぷちに戻ります~朝まで、朝から、がんばんべぇ、、、(泣))
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眠い毎日

2009-07-09 23:36:49 | Weblog
気づかぬうちに、満月が終わっていました。

今日も睡魔に負け戦でした。

明日こそ、がんばんべぇ。

では~♪
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"STAY" has settled down, staying on earth.

2009-07-07 23:37:27 | コブクロ
静かな、まるで夢のような七夕ですな。。。雨模様ですが(泣)。

徹夜明けでへろへろで爆睡後も思考力が戻りません。もともと乏しいのに。。。あかん。

日曜日の夜、雄たけびのように「「STAY」はいい!」と叫んでましたが、2日経って、いっそうその感触を強めている次第。

いやね。改めてPV見たら、びんびん響いてくるわけです。コブクロのPV見てるのに、昭和30年代を思い出して胸が震えるという、、、(苦笑)。そんで、本日、「官僚たちの夏」を見直したら、コブクロの歌がものすごく響いてるわけです。ドラマと重なって、PVのイメージがきれいに浮かんでくる。

すごいよ。こんなに共鳴しあうのって。(今日も、半ば電波的な文章ですが、お許しください。今日は、飲んどります(陳謝)。)

STAYのきれいな世界って、現実の生々しさと相反するようでもあるんだけど、逆に、すごく合致する、というか、、、地上に、きれいな鷺とか朱鷺が舞い降りた感じ、なのかなぁ。。。

この地上に少しでも長くとどまって、ぼくらの心の痛みを鎮めてほしい。「STAY」よ、お願いだ。




遠くでずっと、ジェットの轟音が聞こえる。どこに何が飛んでいるのか。

ニュースはずっと、人間不信になりそうな記事を伝え続けてる。

そんな、日常の中で。過去と現在をつなぐ、きれいな細い糸の一つは、「STAY」だと、わかった。


違和感はとうに、消えた。あの違和感は、ドラマも曲も2つとも「生きて」いたからこそ感じる、オーラとオーラのぶつかり合い、だったのだと、思う。

出会いのインパクトののち、両者は共鳴し始めた。これは、すごいぞ。



とりあえず、来週も「官僚たちの夏」を見るつもりだ。

「STAY」がテレビでもっと流れてほしいなぁ。1曲丸ごと、じっくり聴きたい。

そんな、酔っぱらいの寝言のような、願望だけ口にして、今日は終わりにいたします。

今日は、七夕。

たとえ星が見えなくても、電気使うのは控えよう♪かといって、ろうそく使うのも面倒なんで、寝ます!

おやすみなさい♪
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「STAY」~あの時代を生きた全ての人への恋唄~

2009-07-06 02:30:57 | コブクロ
夜中に失礼します。

明日、いえ、今日は、最近まれに見る(苦笑)X-dayなのだが、やはり、というか、崖っぷちです。

小渕氏みたいに、「歌入れ前日の深夜に、歌詞が溢れてきて。。。」という状態を望みつつ、そんなことはなかなか起きないのだ、という事実を確認して半ばあきらめつつ、それにしても、そんな状態ってものすごい崖っぷちだったんじゃないか、とか、いや、勝算あったろうから、別に、おいらと違って「空手で深夜」、ってわけやないやろ、とか。

悶々としてます(爆)。小渕氏を心から尊敬しつつ。(その才能にも、そのタフさにも。)


時間ないのに、「官僚たちの夏」を見てしまいました。(途中は見逃したが。)

役者さん頑張ってる。ストーリーは重厚。どうも演出が軽やかで違和感あるが、丁寧に作られていると思う。(偉そうですんません。おいら、『NHKドキュメンタリー』で育ったもんで、基本的に、ドラマ自体が苦手なんす。)

見ていて、何だか、複雑な気持ちになった。

あの時代を懸命に創り上げた人達。
あの時代までに失われた多くの命。
その命の持ち主たちが命をかけて守ろうとしたもの。
受け継いだ人達が、必死で目指したもの。
たくさんの、たくさんの、人間の思惑と利害と信念と野心と迷い。その影の痛みと涙。

まっすぐな善意。エネルギー。

全てのことが起こった道の果てに、今、ぼくらは佇んでいる。

あまりにも多くの命と願いと犠牲と叫びと情熱が、あの時代とぼくらの間にあるから。
ぼくは沈黙するしかない。

圧倒されて。
そして、誰のせいとも言えない多くの事実と、その結果の未来を抱えきれなくて。

きっとぼくらも、未来の世代から、同じような眼で見つめられるのだろう。

「正しい」と思ってやったことの全て、加担した(あるいは傍観した)物事の結果を、やはり痛ましく見つめられるのだろう。

前を見ると怖くて、そして、振り返ると、果てしなくて。涙が出そうになる。

同情じゃない。批判でもない。(そんな偉そうなことはできない。)

限りない敬意と感謝。

そして、大きな哀しみ。

心に浮かんだ全ての気持ちを、何と言い表したらいいんだろう。

そして、気づくのだ。

ぼくらには、愛することしかできないじゃないか、と。


だから、空を見上げるしか、ないんだ。
何も語らずに、見つめるしかないんだ。
過去を。確かに生きていた、あの時代のあなたを。

あなたは、正直だった。懸命に考え、最善の道を選ぼうとした。

できることは限られていて、知られていたことも限られていて、どうしようもなかった様々なことが、あった。

でも、きっと、人として、あなたは、健やかに真っ直ぐに生きたのだと思う。

あなたが、自分の信念を打ち砕かれずに命を全うしたのなら、あなたは幸運だったのだと思う。

あなたが、うちひしがれ、失意と無念のうちに一生を終えたのなら、あなたは、人の生き様の本質を、深く知り得たのだと思う。

苦しかった人も。幸せだった人も。

ぼくらができることは、彼らの生きた時代を尊び、そこにあった命に、敬意を払うことだけだ。

だから。

ラブソングを歌いたい、と思った彼らは、正しかったと思う。

あの時代の全てを無邪気に礼賛することはできない。でも、彼らが真っ直ぐに力一杯生きてくれなかったら、今の僕らの生活は無かっただろう。

限りない感謝と敬意をこめて。今を生きる若い世代にとって、鎮魂のラブソングを歌うことが、一番、ドラマに寄り添うことになるのかもしれない。


昭和30年代に向けてのレクイエム。
美しい音楽と言葉で、あの時代に敬意をあらわそう。そして、頭を垂れて、謙虚に、今のぼくらを問い直そう。ぼくらは、彼らと同じぐらい、自分の限界を超えようとしているか。ぼくらは、彼らと同じぐらい、未来に思いを馳せているか。


。。。なんてことを、小渕氏と黒田氏が考えたのかどうかはわからないが、おいらは、そんなことを感じました。

いや、もちろん、そんな牽強付会な解釈ばかりを考えてるわけじゃなくて、「STAY」の本来の意味は、ドラマの登場人物の中に(いずれ)存在する、来し方を思い、還らない愛しい人に呼びかける歌なんだと思うけどね(汗)。


最初は、ドラマの終了時に「STAY」が流れたとき、少し違和感感じたんだ。「あ~、『時の足音』と同じくらい、がっぷり四つに組んどるなぁ。いや、今回の方が、とがった歌い方してる分、剣呑か?(汗)」な~んてね。

でも、曲を聴きながら、不思議なぐらい映像としっくり合うメロディー(歌詞は台詞とかぶって聞こえんから)に感嘆して、ドラマの映像を眺めているうちに、思ったんだ。「この曲以上に、他にどんな曲だったら、このドラマに合うんだ?」って。

このドラマが映し出す時代からも、このドラマが書かれた時代からも遠く離れて、この時代を見つめるぼくらにとって、このドラマの世界観に沿いすぎた前向きな曲では、かえって気持ち悪い違和感を覚えただろう。

かといって、ドキュメンタリーみたいに、当時を検証し、行動の是非を問うために、ぼくらはドラマを見ているんじゃない。当時を汚すためではなく、人間の生き様に共感しながら見ているんだから、暗かったり懐疑的な曲もごめんだ。

これは、「STAY」しかなかったんだなぁ。。。と思う。まぁ、タイトルが「STAY」だったのは、取りようによっては、相当複雑ですけどね。(まぁ、いろんな意味にとれるから、よいのだと思う。)

おいらの、現実逃避的な、複雑骨折しまくりの感受性を、お許しください。崖っぷちの風を浴びて、月の光に酔ってますゆえ。(なんつー言い訳。)

ああ、X-day終わったら、もちっとまともな解釈を試みたいな。



とりあえず、今のおいらは、「STAY」の意義を「是」として、支持表明いたしまする。

愛してる。この言葉は、思考停止を誘う「ずるい」言葉かも知れない。でも、どうしようもない時に、人ができるのは、「愛する」ことなんだ。


「STAY」の深さを語り切るには、まだまだ及びません。駄文を陳謝しつつ、これにて書き逃げをお許しください。

満月が近い。みんな、いい夢を。

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