いつの話だ、とか言わんでくださいよ。
NHKBSプレミアムの「朗読屋」を観ました。
崖っぷち続きだが、録画してたのをやっと観られた~!
1時間というのは予想外に短かったようにも感じたが、結局のところはよくまとまっていて、ダレずに、最初の印象深さを保ったまま、重くなりすぎず、でも流すこともできない確かな手応えのある物語に引き込まれました。
市原悦子さんは本当に素晴らしい存在感だった。
その他の出演者も皆さんとても感情移入し易い自然な立ち居振る舞いで、安心して観ることができた。地味だけど、こんなドラマ好きだなぁ。
そして主人公の吉岡秀隆の演技による西園寺の人物造形には、いつもながらすんなりと共感し恥ずかしいくらい没入してしまった。(だから、西園寺の奥さんの妹に言われた奥さんの西園寺評は、あちゃーってくらい刺さった(苦笑))
中原中也は、心に痛いので、たまにしか読まなかったんですが、これから、再読したいと思わせられました。
長らく本棚にしまいっぱなしだった日本文学(明治~昭和)も、再読したいなぁ、と思いました。30年ぐらい離れてたからなぁ。
さて、ドラマを見て、個人的に印象に残ったこと。(以後、勝手な言いぐさです)
不思議なんだが、大人になってから吉岡秀隆が演じる人物は、少しおいらに似ている。(というか、おいらが親近感を持てる。)
きっと吉岡本人とは随分違う性格だと思うんだけど。だらしなかったり、煮え切らなかったり、無自覚に甘え症だったり、という性格を、彼は随分と上手に演じているなぁ、と思う。
それは、おいらにとっては共感されているようで嬉しいことなんだが。吉岡にとってはどんなことなんだろうな。
自分とは異なる、牙の抜けたような、もんやりとした男を演じる、というのは(苦笑)。(おいらは勝手に、吉岡は結構パワフルな性格だと思っている。)
「朗読屋」見ながら考えることじゃないかもしれませんが、自分の性格とか、それが周囲からどう見えているか、とか、ちょっと我に返らされた部分がありました。
もちっと活動的になりたいな。仕事以外の生活でも。
追伸:
以前から延び延びにしていた「シャーロック~忌まわしき花嫁」も視聴。どうして途中で見るのをやめていたかすっかり忘れて鑑賞したんだが、もろホラーチックな画面がダメで停止ボタン押したんだったと思い出す(爆)。
今回もくじけそうになったが、最後まで勢いで鑑賞。見終わった後の夜がやばかった(爆笑)。
ベネディクト・カンバーバッチやマーティン・フリーマン、その他レギュラー陣の演技が素晴らしい、というのは言うまでも無いんだが、今回は、今まで以上にレストラード警部に親近感を抱いたし、それ以上に、マーク・ゲイティスの存在感を強く感じた。
おいらがゲイティスに年齢が近いせいもあるのかな。
「このシーン、見たかったんだろうなぁ(だから自分で創ったんだろう)」とか、「これは、こういう演出で表現するのが、彼としてはスマートな解決法だったんだろうなぁ」とか、「この時代を現代の価値観で描くと、こうなるよなぁ、と視聴者が無意識に感じているのを想像して、そのまま映像化したんかなぁ」とか色々と勝手に考察しちまった。
この作品の評価がどうだったのかはわからないんだが、アクの強さが結構感じられて刺激的でした。
以前のシリーズは、背景よりも、ストーリーの強さにぐいぐいひっぱられて見たのだが。
次のシリーズ(もう放映済みだって?!)も楽しみにしている。
寒い毎日ですが、皆さんどうぞよい週末を。明日からも元気で。
NHKBSプレミアムの「朗読屋」を観ました。
崖っぷち続きだが、録画してたのをやっと観られた~!
1時間というのは予想外に短かったようにも感じたが、結局のところはよくまとまっていて、ダレずに、最初の印象深さを保ったまま、重くなりすぎず、でも流すこともできない確かな手応えのある物語に引き込まれました。
市原悦子さんは本当に素晴らしい存在感だった。
その他の出演者も皆さんとても感情移入し易い自然な立ち居振る舞いで、安心して観ることができた。地味だけど、こんなドラマ好きだなぁ。
そして主人公の吉岡秀隆の演技による西園寺の人物造形には、いつもながらすんなりと共感し恥ずかしいくらい没入してしまった。(だから、西園寺の奥さんの妹に言われた奥さんの西園寺評は、あちゃーってくらい刺さった(苦笑))
中原中也は、心に痛いので、たまにしか読まなかったんですが、これから、再読したいと思わせられました。
長らく本棚にしまいっぱなしだった日本文学(明治~昭和)も、再読したいなぁ、と思いました。30年ぐらい離れてたからなぁ。
さて、ドラマを見て、個人的に印象に残ったこと。(以後、勝手な言いぐさです)
不思議なんだが、大人になってから吉岡秀隆が演じる人物は、少しおいらに似ている。(というか、おいらが親近感を持てる。)
きっと吉岡本人とは随分違う性格だと思うんだけど。だらしなかったり、煮え切らなかったり、無自覚に甘え症だったり、という性格を、彼は随分と上手に演じているなぁ、と思う。
それは、おいらにとっては共感されているようで嬉しいことなんだが。吉岡にとってはどんなことなんだろうな。
自分とは異なる、牙の抜けたような、もんやりとした男を演じる、というのは(苦笑)。(おいらは勝手に、吉岡は結構パワフルな性格だと思っている。)
「朗読屋」見ながら考えることじゃないかもしれませんが、自分の性格とか、それが周囲からどう見えているか、とか、ちょっと我に返らされた部分がありました。
もちっと活動的になりたいな。仕事以外の生活でも。
追伸:
以前から延び延びにしていた「シャーロック~忌まわしき花嫁」も視聴。どうして途中で見るのをやめていたかすっかり忘れて鑑賞したんだが、もろホラーチックな画面がダメで停止ボタン押したんだったと思い出す(爆)。
今回もくじけそうになったが、最後まで勢いで鑑賞。見終わった後の夜がやばかった(爆笑)。
ベネディクト・カンバーバッチやマーティン・フリーマン、その他レギュラー陣の演技が素晴らしい、というのは言うまでも無いんだが、今回は、今まで以上にレストラード警部に親近感を抱いたし、それ以上に、マーク・ゲイティスの存在感を強く感じた。
おいらがゲイティスに年齢が近いせいもあるのかな。
「このシーン、見たかったんだろうなぁ(だから自分で創ったんだろう)」とか、「これは、こういう演出で表現するのが、彼としてはスマートな解決法だったんだろうなぁ」とか、「この時代を現代の価値観で描くと、こうなるよなぁ、と視聴者が無意識に感じているのを想像して、そのまま映像化したんかなぁ」とか色々と勝手に考察しちまった。
この作品の評価がどうだったのかはわからないんだが、アクの強さが結構感じられて刺激的でした。
以前のシリーズは、背景よりも、ストーリーの強さにぐいぐいひっぱられて見たのだが。
次のシリーズ(もう放映済みだって?!)も楽しみにしている。
寒い毎日ですが、皆さんどうぞよい週末を。明日からも元気で。