「クジラの島の少女」"whale rider"
ニュージーランド発の、この映画を知っていますか?
とてもよい映画で、感動作なのだ。だけど、同時にとても悲しい作品だ。
この作品の絶望感って、「風の谷のナウシカ」に似ている。(もちろん、映画版じゃなくて、漫画版の後半だよ。ナウシカが、王蟲と一緒に去っていこうとするシーン。)
絶望は何も解消されなくて。絶望を突き詰めて、その向こうに、偶然に未来があった、というような。
僕らの住む世界は、それほどに危ういものなのだなぁ、と、しみじみ思う。
昔観た映画で、主人公の青年が、決して望みはしないのに、魅入られたように屋上から飛び降りようとし、結局飛び降りてしまうまで、何も変わらなかったように。
大きな流れが、僕らを押し流す。抗いようもなく滝壺まで落ちて、偶然生き残ったものだけが、その後を泳ぐ資格がある、とでも言うように。
川が注ぐ先は海。時が注ぐ先は、未来。何人が、「そこ」へたどり着くのだろう。そして、「そこ」はどこなのだろう。
ベクトルの先に、運命や宿命だけでなく、愛も少しだけ乗っていればいいね。
(やれやれ。現実逃避してるせいか、暗いなぁ。)
明日は、限りなく現実的な日です。戦え、自分。流れを作れよ。
ニュージーランド発の、この映画を知っていますか?
とてもよい映画で、感動作なのだ。だけど、同時にとても悲しい作品だ。
この作品の絶望感って、「風の谷のナウシカ」に似ている。(もちろん、映画版じゃなくて、漫画版の後半だよ。ナウシカが、王蟲と一緒に去っていこうとするシーン。)
絶望は何も解消されなくて。絶望を突き詰めて、その向こうに、偶然に未来があった、というような。
僕らの住む世界は、それほどに危ういものなのだなぁ、と、しみじみ思う。
昔観た映画で、主人公の青年が、決して望みはしないのに、魅入られたように屋上から飛び降りようとし、結局飛び降りてしまうまで、何も変わらなかったように。
大きな流れが、僕らを押し流す。抗いようもなく滝壺まで落ちて、偶然生き残ったものだけが、その後を泳ぐ資格がある、とでも言うように。
川が注ぐ先は海。時が注ぐ先は、未来。何人が、「そこ」へたどり着くのだろう。そして、「そこ」はどこなのだろう。
ベクトルの先に、運命や宿命だけでなく、愛も少しだけ乗っていればいいね。
(やれやれ。現実逃避してるせいか、暗いなぁ。)
明日は、限りなく現実的な日です。戦え、自分。流れを作れよ。