二つ星の空

(旧「風からの返信」-11.21.09/「モーニングコール」/「夢見る灯台」/「海岸線物語」)

whale rider

2005-07-31 23:07:51 | その他映画
「クジラの島の少女」"whale rider"

ニュージーランド発の、この映画を知っていますか?

とてもよい映画で、感動作なのだ。だけど、同時にとても悲しい作品だ。
この作品の絶望感って、「風の谷のナウシカ」に似ている。(もちろん、映画版じゃなくて、漫画版の後半だよ。ナウシカが、王蟲と一緒に去っていこうとするシーン。)

絶望は何も解消されなくて。絶望を突き詰めて、その向こうに、偶然に未来があった、というような。

僕らの住む世界は、それほどに危ういものなのだなぁ、と、しみじみ思う。

昔観た映画で、主人公の青年が、決して望みはしないのに、魅入られたように屋上から飛び降りようとし、結局飛び降りてしまうまで、何も変わらなかったように。

大きな流れが、僕らを押し流す。抗いようもなく滝壺まで落ちて、偶然生き残ったものだけが、その後を泳ぐ資格がある、とでも言うように。

川が注ぐ先は海。時が注ぐ先は、未来。何人が、「そこ」へたどり着くのだろう。そして、「そこ」はどこなのだろう。

ベクトルの先に、運命や宿命だけでなく、愛も少しだけ乗っていればいいね。
(やれやれ。現実逃避してるせいか、暗いなぁ。)

明日は、限りなく現実的な日です。戦え、自分。流れを作れよ。
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新宿の本格カレー

2005-07-30 14:29:23 | Weblog
不摂生が続いてます。

スーパーに行った。なぞの商品発見。

「新宿の本格カレー」298円。(福神漬け・ライス付)

何ゆえ新宿?しかも、この安さは。。。

スーパーの奥に、もしや、新宿帰りの調理人がいるのか?彼、ないし、彼女が、昔新宿の店で作っていたレシピを、スーパーの奥の調理場で再現したのか。調理人用の夕ご飯のはずが、ちょっと余ったから売り物にしたのか。追求されると困るから「298円」なのか?

何故に「新宿」。何故に「本格」。なぜそれなのに「298円」。

買いましたけどね。旨かったよ、ごちそうさま。

どの辺が「新宿」なのかはわからんが。ちなみにひき肉使用で、色は濃い目、あまり辛くなかったです。
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よみがえり

2005-07-30 02:08:16 | Weblog
一寸先は、闇。

なんちゃって。実はコンピューターが大変なことに^-^;。わーお。臨死体験(爆)を経て、いまだに重篤な状況が続いてますが、サポートセンターから既に見捨てられているので、自力で復旧作業とデータ収集中。キーボードが制御不能で限りなく重態。あ~、海外出張にも役立った貴重な「リージョン1仕様」だったのになぁ。。。しかも、ご丁寧にルータやマウスまで殉死してもーた。なんて不吉な。

そんなわけで、今年の夏のお買い物は「新モデルの超軽量ノート!」から、「とりあえず安くて容量大のメインマシン」へと変更です。緊急のこと故選択の余地もなく、新マシンは重量3kg強。さすがに動きも容量も十分だけど、おいらはどーやって出張に行けばいいのでしょう。。。(長らく「ミニノート派」だったのに、Zaurusか。Zaurusしかないのか。。。(泣))

気を取り直して。

台風一過で、ついに夏が来た、今日この頃です。無駄に忙しい今の職場も、何も変わらず。家でコンピューターが人事不省になったと同時くらいに職場でもサーバー移転工事で、いきなり仕事にならなかったのが痛手でしたが。やっとここにも戻ってこれて、ほっとした頃には週末で。月曜日はストレスフルな会議です。土・日のたびに書類作りに追われるおいらって、何だかなぁ、、、

どんな規制がかかっても。どんな枷をはめられても。
何も私を縛ることはできない。私を決めるのは私。私を創るのも私。

そう思う瞬間だけ、なんとなく、気合が入る。不遜な自負だけが今の自分を支えているようで、とほほだけど。自分の帆を張って、風をつかむしかないね。雲の上は青空だと信じて。

TVのニュースが見たくない、そんな夏。高校球児に救いを求めてる我が弱さを許したまえ。
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明日の声

2005-07-22 00:14:36 | Weblog
しんと静まりかえる 夜に
明日の声が聞こえないか、と
耳をすます。

ノイズの中の、小さな悲鳴に。
何気ないまなざしの中の、密やかな忠告に。

明日、僕は、気づくことができるのだろうか。

大事なことは、どうしていつも、こんなに小さいのだろう。
気づかぬ人にとっては、存在しないもの。

その一つ一つに、つまづき、足を取られ、膝をすりむく。

僕自身が、やはり小さいからなのかもしれないね。

----------------------------------------------------------------------

なんてことを、考えるきっかけになったのは。
たまたまアンラッキーに見舞われた今日のせいで。

わけもない敗北感と屈辱感(笑)に苛まれ、やさぐれている次第。文章的に気持ち悪かったら、パスしてください。残業の上、これかよー、ってゆー感じなんすが。

もしも、あなたが残業疲れでアンラッキーにも見舞われた、今日を抱えているなら。

ここにもいるぞー(笑)^-^;明日は、いい日になりますように。

BGMは「キラキラ」!でした。
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「風のようにうたが流れていた」

2005-07-20 22:58:14 | その他音楽
困ったなぁ。
いろいろと。。。


閑話休題。

小田和正の「風のようにうたが流れていた」を買っちまいました。いいっすねぇ。今、初めて観てるけど。小田和正って、あの声で、こんな外見だったのかぁ。とほほな親近感と、声のカリスマ性のギャップに驚いてる。

実を言うと、「人」としての小田和正には、あまり興味がなかった。だけど、彼が高額で本格的なDVDセットを出し、それを「めざましテレビ」で軽部さんが取り上げ、真面目な感じで「お薦めです」と言ったとき、何かを感じた気がしたんだ。(おいら、軽部さんの中学の後輩だし、先輩の言うことはけっこう当てにしちゃうんだ^-^;)

もちろん、まだほとんど見ていない。その時点で言えること。

このゲストの数。その顔触れ。曲目。

小田和正にとっては、集大成、なのだろうか。。。。(何かを、「記録」しようとしている、という感じがする。)

なんか、そんな「真面目さ」を感じちゃって、思わず買ったっす。まぁ、ゲストの中に「スターダスト・レビュー」が入っていたから、それがだめ押しだったかな。(keyboardsの三谷が相変わらずいなくて残念だったけど。)スターダスト・レビューは1990年代、最高のエンターティナーだったと思うし、ハーモニーも凄かった。(音楽センスも、すっげツボだった。)あの当時、出版されていた「新譜ジャーナル」なんて、知っている人どれくらいいるんだろう。最後は、社員1人、後バイトさんで、すごくがんばって毎月いい記事を書いてくれていた。おいらの10~20代ってシンプジャーナルに感化された部分がすごく多い。ああ、全て昔の繰り言っぽいね。残念!Life will go on. Love will, too.

小田和正。頑張れ。(そんなエールなんか、必要ないだろうけど。)

そういや、「相対性の彼方」も買った。(初めて買った小田和正^-^;)なかなか切ないね。おいらは「まっ白」が好きだ。それと「静かな場所」「確かなこと」。

しっかりと、大地を踏みしめて、空を仰ぎながら、愛する人を想いたい。

明日も元気で。Good luck.
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なんだか。。。

2005-07-18 22:13:41 | 映画「四日間の奇蹟」
下の記事が、支離滅裂で不可解なものになっている。
でも、伝えたいこともあるので、とりあえず消しません。不遜な思い上がりの発言に思える箇所もあります。不愉快に感じられた方、すみません。(あやまってすむ問題でもないが。監督が観たら怒るかもな。えらそーな書き方だし(汗))

とりあえず。誰も傷つけたいとは思っていないのです。それは確かです。「四日間の奇蹟」も秀作だと思ってます。その点、立場をはっきりさせておきます。

実は、他の人がこの作品「四日間の奇蹟」にどんな感想を持ってるか、知りたいんだよなー。なんか、ピンとくる評論がなくて。そんで暴発して書いてるわけです。でも、所詮は勝手読みなのかなぁ。。。(ええい、ここらで打ち止めじゃ。仕事に戻れ!<自分)
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語らない物語

2005-07-18 21:54:59 | 映画「四日間の奇蹟」
連休を利用して、長距離を走った。その中で徒然に考えたこと。(BGMの一つは「四日間の奇蹟」のサントラだったので。)

以前、「阿弥陀堂だより」が「四日間の奇蹟」と似ている、似てない、を考えたことがあった。

もちろん、作品傾向は全然違う(詳細は過日のブログの通り)と思うんだけど、一つだけひっかかった。共通点は、あるように思う。

「阿弥陀堂だより」は、パニック障害の患者を描いた作品だ。でも、作品中でパニック障害が生々しく描写されることはない。一見すると、とても軽い描き方で、それに拍子抜けした客もいたようだ。

「阿弥陀堂だより」は、そのかわり、パニック障害の患者さんも観ることのできる映画になった、らしい。(どっかの感想で読んだ。それを真実だとすれば。)それを知った時に思ったのだ。刺激を与えるためではなく、傷ついた人が安心して観られる映画作り、ってあるのだなぁ、と。

そして、「四日間の奇蹟」。自分の命が長くない、とわかっている人には、辛い映画だと思う。自閉症の患者さんが身近にいる人にとっても。夢破れた人にとっても。そういう人は観ることができないかもしれない。でも、もしかしてそんな人達が観てくれていたら、、、「私はあなたを尊重します」というメッセージがこめられているように思う。

佐々部監督は、この映画を満たすものとして、刺激やらドラマ性、健康な人間の娯楽としての要素よりも、「傷ついた人への、オブラートに包んだ『語らない』優しさ」を選んだのかもしれない。(それが、事故のシーンのちょっと迫力のない描き方、真理子の臨終のシーンでの医療装置の介在しない理由なのかも。なんてね。映画のあちこちにある「空々しさ」とも勘違いしてしまいそうな「非現実感」は、もしかしたら意図的なものかもしれない。だってこの御時世。写実的にしようと思えば、いくらだってできるはずだから。)

「語らないこと」は、難しい。それがちゃんと受け手に伝わるか、どうかも含めて。でも、それに挑戦することは、今の時代の中で、とても美しいことだと思う。表現の自由を、こんな風に志向する人、って稀少だと思うから。

「四日間の奇蹟」のサントラ、「ありがとう、みなさん」でのオーボエとチェロ(だろうか?)の旋律を聴いているだけで、最後の3人の後ろ姿と、握った手がフラッシュバックする。やがて、誰にも訪れる日。終わりの時。あんなに淡々と描いていたのに。だからこそ、えぐるように残る映像もあるっていうことか。この映画は、傷ついた人達には、どう映るのだろう。(まぁ、誰でも傷は持ってるものだから、そういう分け方はナンセンスなのかもしれないけど。通常より逆境にいる人、っつーことで。)

それでも。おいらは、年老いた両親にこの映画を観てくれ、とは、とても言えないのだけれど。偶然に観てしまうなら、観てほしいと思えるのだ。そんな時は、黙って隣で一緒に観たい。同じ運命を持つ、同士として。

そして。10年も前に逝ってしまった、優しすぎた友や、寂しすぎた師に。「後10年待っていてくれたら、この映画お薦めだったのにな。」なんて、言いたくなる。ほんと。10年前に、こんな映画はあっただろうか。あればよかったのにね。

(「四日間の奇蹟」は、細かいところで突っ込みどころも満載^-^;なんだが。総論として、その意義を語ってみました。)
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エコと宴会(関係がなさそうで、実際ないもの)

2005-07-16 18:52:23 | Weblog
「エコはネコにも優しいんですね」と、シャープのCMで昔言っていたが、エコロジー的生活をするには、むしろ体力と覚悟がいるように思う、今日この頃。

あー、そういや、他人に優しくするためには、本人が忍耐強くなくちゃいかんもんなぁ。。。世の中の精神的マッチョな、心優しい男達女達をいたく尊敬するおいらです。(享受者としてのエコ万歳、ってか。^-^;)

最近読んだ本。大橋禅太郎「すごい会議」。
いわゆるコーチング本の一派に入るのだろうか。昔ディール・カーネギーが書いてた「人を動かす」なんかの系統。(当たり前だけど)何から何まで新情報というわけではないから、一瞬「この内容で1400円かよー」という気がしないでもないが、それは乱読に害された欲深根性、というものだろう。内容や提案自体は、読みやすく、おもしろい。著者の若さを楽しんで読んでいけば、気分転換にもなる。自分のとこのスタッフにこのやり方が通用するかどうか、は別問題として、ね。(今のところ黒星更新中。負けねーぞ。。。)

最近、本屋のコーナーで「会議術」とか「論理的話し方」なんてトピックがにぎわっている。世の中の方向性が、どんどん「整理・整頓」「効率」を追求してるんだなぁ。それを見ていると、ようやく真の意味で、日本は「国際化」してきたなぁ、と実感する。(おいらの考える「国際化」は、前にも書いたけど、同じ国に生まれ育ってようが遠い国に隔てられていようが、基本的に他人を理解するには努力と技術とルールとマナーが必要だ、ってことだから。「論理性」という一つのルールを共有することで、お互いを分かり合おうとするやり方は、日本人にとってけっこう画期的なことだと思う。ま、それを伝家の宝刀みたくふりかざすとしたら、それはそれで、明治維新の頃のファッションみたいで借り物っぽいけどさ。)

昨日、営業の酒の席で、いろいろな人と話をした。おもしろい話、いい話をたくさん聞いた。うなづいて聞いているだけで、たかがおいらに対して、元気の出る、すっげーいい話をしてくれるんだよな。年輩の人も年下の人も。

目の前で語る人に、神様が宿って見える。そんな瞬間がある。大切なバトンを渡されたような。そんな一瞬の心の奮え。

んで、そのパワーにあてられたおいらは、今日はへろへろなわけで。。。バトン受け取ってすぐに転んだ、みたいな気分(苦笑)。

明日は立てるのか?わっかりましぇ~ん。。。
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DAIHATSU "TANTO"のCM

2005-07-14 00:44:51 | その他音楽
こんなこと、書き込んでる場合じゃないのは重々承知で。

ダイハツのTANTO(ワンダフル・スモールって奴?)のCMで、尾崎豊のI LOVE YOUがかかっている。

あの曲を聴くと、どーも条件反射で「北の国から」の吉岡秀隆を思い出すんだが、速水もこみちの演技も、なんか吉岡をほーふつとさせる、気が、しないでもない。(速水がもしそれを意図していなかったら、申し訳ない。でも、演出とか雰囲気とか演技の仕方が「トリビュート?」ってくらいに、思い出させるのだ。)

そして、いつ聞いてもいい曲だ、I LOVE YOU。尾崎が10代で創った歌なんだよな。。。すげぇ。

そんなことを、つけっぱなしのTVからI LOVE YOUが流れるたびに、思ったりする。
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困った困った

2005-07-11 21:53:36 | Weblog
困ってます。

というか、おいらが困っていることが、他の人達にとっても困ったことになってしまっています。そんでもって、緊急会議。率直に話し合う。まぁ、結論は見えなかったけど。周囲の見方はわかったぜ。了解。

結局、みんなわかってるよーで、わかってない。でも、わかってないよーで、わかってる、っつー状態なんでしょう。そして、締めは「どうにかしろよ。」で終了。

わかりやすいな。だんだん見えてきたぞ。(わからんように書いてて、ここ観てる人には申し訳ないが。)

この世に「正解」なんて、ないから、さ。そこにあるのは、信念と、パワーコントロール闘争。そーいや数年前に流行ったっけ。「聖なる予言」だったか?わけわかんなかったけど、パワーの闘争、ってところは、納得だった。日常なんて、そんなことばっかりさ。逃げても避けても。

昨日の夢は、逃げる夢。裏口から逃げる前に、表玄関に中から鍵をかけたか確認しようとしたら、猛烈に鳥肌が立って、思わず目まで覚めちまった。夜中の2時。おっかなかったっす。誰か立ってたんだよな、あれ。外に。怖~。。。(故に、おいらにホラー映画は必要ないんだ。夢で十分。)

あの恐怖は何だったんだろう。デ・ジャヴでも、疑似体験でもない。とりあえず、生き延びたい自分は、理解できないことは封印して、前進します。

London will go on. おいらだって。


追伸:グイン・サーガ102巻読了。おいらは(気の毒だが)イシュトバーンに全然興味がないので、ひたすら、豹頭王と黒太子と部の民たちの運命を追っかけて読んでいきました。最近、この2人が出ているので「グイン・サーガの新刊読みたい」って気持ちになる。わかりやすいんだよなぁ、この2人。一番感情移入しやすい。今回の話、黒太子の「今の衰えた自分しか、相手の目に写らないのが口惜しい」って気持ちが、ツボでした。そうなんだ。。。今日の話も、そんなもんなんだ。きみ、おれをバカだと思ってるでしょ。そんな哀しさ。慰められても癒えないんだ、この傷は。自分でだって、バカだと思う部分があるから。黒太子、頑張れ。太子がもがいている間は、おいらも、あがいていけそうに思うんだ。
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「ディープ・ブルー」

2005-07-10 06:48:51 | その他映画
いかん、、、仕事が進みません。ストレス発散に、と買った「ディープ・ブルー」を途中まで見たら、すっかり疲れて寝ちまいました。さっき起床。(なんて健康的な。。。)

巷で「癒し系」と噂の「ディープ・ブルー」です。鯨とか鯱とか海豹とか海豚とか鮪とか鰯とか出てくる奴。(全部漢字で書いたけど、読めますか~?^^小学校の時に「魚編漢字大会」ってやったのを思い出す。)

自分の印象としては(最後まで見てないけど)、癒し系というよりは、刺激的な作品です。この手の作品は大好きだし、よく見てる。映像としては、CGも使わずによくこの瞬間をカメラに納めたなぁ、、、と、本当に脱帽です。よく我慢したなぁ。。。よく無事だったなぁ。。。グッジョブ、っつーか、インクレディブル、っつーか。

んで、その生々しさと迫力が、けっこう疲労の元だったりもするんだけど(苦笑)。延々続く生と死の営み、っすからねー。なまじなアクション映画よりも「来ます」。地球上には、人間ばっかりじゃなくて、こいつらもたくさんいるんだよなぁ。。。人間なんか、そのなかの一種族ってだけだよなぁ、、、と、単純なおいらは、圧倒されました。

これ見ながら思い出したけど、NHKの「地球・ふしぎ大自然」(昔、「生き物地球紀行」とか言わなかったっけ?)なんか、大好きですねー。あの映像も、すごく頑張ってると思う。見せ方も、こっちの方が癒し系。(なんたって、子ども対象に作ってる。)この間のニシンの産卵特集もすごかったけど、来週月曜日も、魚特集らしい。タイムリーだな。

最近、ビデオ録画を怠るぐらい、日常のことがわずらわしくなってますが(だって、録画しても見る余裕がない!)、ちょっと丁寧に行動してみようかなぁ、、、と、思ったです。

まぁ、料亭で好物食ったら、「あ~、これもうまいけど、地元の総菜屋の煮付けの味が懐かしいぜ!」っって、なる感じ?(わけわかんねー?^-^;すんません。)

そうこうしているうちに、目も覚めてきたので、これにて。さあ、始めんべー。
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笑顔の相似形

2005-07-07 00:16:53 | 映画「四日間の奇蹟」
自分の中で盛り上がり続けてる、「四日間の奇蹟」熱。見に行けないので、そのせいかも。

サントラを聴きながら、ライナーノーツを見ている。

大きな写真が中央にある。海岸を幸せそうな笑顔で歩く、敬輔。真理子。真ん中の千織の後ろ姿。

ああ、そう言えば、この写真、パンフレットにもあったかなぁ。。。と思いながら、つくづくと観る。

ふと、気づけば。
笑顔の相似形。

敬輔と、真理子。2人の横の向き方、笑顔の形が、とてもよく似ている。

もともと、吉岡秀隆と石田ゆり子は雰囲気にているなぁ、と思っていたけど。ああ、こんなに同じような笑顔ができるんだ。

それは、狙ったものではないかもしれない。でも、この写真を撮ったカメラマンはすごいね。

千織を真ん中に、2人の姿。二つの魂が二重写しになったようにさえ、見える。敬輔の中に、真理子。真理子の中に、敬輔。2人の気持ちが、本人達も知らぬ間に重なり合ったようだ。

真理子は「千織の中に自分を残していく」と言ったけれど、敬輔の中にも、きっと、大事な心を託していったのだろう。そして、敬輔は、真理子の中に、彼の強さと優しさを分けてやることができたのかもしれない。

映画の中に無かった場面だからこそ。象徴的に、色々なイメージを呼び起こす。

本当に、奇蹟みたいだ。
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「四日間の奇蹟」を聴きながら

2005-07-06 22:25:12 | 映画「四日間の奇蹟」
連投~!!!(明日からはこうはいかないだろう、という、まさに「今日が、私にとって、最後の一日」的状況で(泣笑))

サントラ「四日間の奇蹟」を聴いている。これが聴きたかったんだよなぁ。。。メインテーマ。これがいいんだ。奇しくも、佐々部監督がライナーノーツで書いている。「優しさに満ちたフランス映画のような趣です。」

おおっ!そう思ったのは、見当違いではなかったわけだね。ちょっと嬉しい。(メインテーマと教会の屋根と、遠くの空。細い活字のタイトル。あの場面は本当にヨーロッパ映画っぽい上品さがあったんだ。)

一通り聞き終わって、満足。(あ~、映画また見に行きたいんだがな。。。)

ところで。映画の中で弾かれたピアノ曲について。聴く人はどんな印象を持っているのだろう。おいらは、過去の記事でも書いたように、基本的に吉岡秀隆の「月光」は、よかった、と思っているんだけど。

曲の内容を評価するのは難しいなぁ、と思う。だって、評価の基準がわからない。ある曲がいいと思うかどうかは、(あまりに稚拙な場合は除いて)趣味に合うかどうか、が大きいと思うから。

たとえば。「月光」に対するおいらの嗜好はかなり偏っている。

このサントラの「月光」じゃ、乗れない。CD文庫「時の踊り」の奴もだめだった。他のピアニストもダメ。今のところ、聴いていて心地よいのは、ホロヴィッツの(多分異なる収録の)2曲だけなんだ。(もちろん、全ピアニストを聴き比べたわけじゃないけど。)

他には、意外にも「四日間の奇蹟」で吉岡が弾いていた時の音。

本当に、これは趣味の問題なのだろうけど。だから、ふと思ったのだ。あれは「吉岡の弾いた音だ」と言われていて、おいらもそのように受けとめてるけど、あれが、誰かプロの吹き替えだったとしても、きっと、おいらはそれを「いい」と思うだろうな、ということ。(少々の?な部分はあるけど、全体の印象として。)

他のお客さんはどうなのだろう。あれが「吉岡が弾いた音だから」いいと思うのだろうか。あるいは、拙いと思うのだろうか。あれがもし、プロの吹き替えだったら、似たような音でも評価は変わるのだろうか。。。

とりとめのないことを、考えてしまった。

おいらがホロヴィッツ&「四日間の奇蹟」劇中版の「月光」が好きな理由の一つは、テンポの遅さと、低音の響き具合なのかもしれない。(あとは色々と細かい要素もあるのだけれど。ホント、趣味の問題だなぁ、と我ながら思う。)

あなたのお気に入りの「月光」は、どんな音ですか?きっと、それは聴く人の数ほど、解釈があるのだろうな。そしてもちろん、弾く人の数ほど。

たくさんの「月光」が存在すること。そのことに感謝を捧げよう。その中に、おいらの求める「月光」も、存在しているのだから。

(まぁ、所詮素人の戯言、なんすけどね。)
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底につく

2005-07-05 22:02:16 | Weblog
例えは悪いけど。

どん底まで落ちて、「ああ、おれ、今最低で、どん底だ。」っていう底つき感(それは壮絶な絶望感だろう)がないと、本当には、立ち直れないこともあるらしい。

今、おいら、けっこう底についてるかも。

あんまり情けなくて、涙も涸れ果てて、何もかも嫌になって。へとへとで。冷たい床の堅さを感じるんだ。上からずっしりと被さってくる、降り積もるような疲労とともに。

でも、だからこそ、気づくこともある。何で、あんなことしたんだろう。何で、それしかないと思ったんだろう。

甘かった自分にも。いい加減だった自分にも。それはそれでそれしかできなかった余裕の無さにも。浅はかだったばかな自分にも。

うう、あまりグッドな感覚ではないのだけど。少し、すっきり。悪い夢から覚めたような。

もう二度と、あの夢に戻らないように。

この床を蹴って、もう一度立ち上がれるだろうか。立ち上がれたら。

自分に言い聞かせる。何物も、おいらを制限することはできないんだ。おいら自身の心以外は。
他人のせいにするな。何かのせいにするな。自分の力で、戦え。

明日は、きっと。
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2005-07-04 23:35:35 | Weblog
霧のような雨が降る。

まるで、誰かの涙のような、細かく、煙るような雨。

優しい、つかの間の今日。

全然、本質的に優しくも穏やかでもないのだけれど。
やれやれ、しんどいね。でも、今だけは、だまされたふりをして。優しいふりの一日を送る。手をつなぐふり。受けとめるふり。

疲れてるから、表面だけの笑顔でも、許してくれる?

TVのコマーシャルで「うつ」の人は我慢しないで病院に行きましょう、ってのが流れてるね。時代も変わったもんだ。あのCM観て泣けちゃう人は、本当に、病院に行こうね。無理しちゃダメだよ。

そう言えば、日曜版の新聞に、村上春樹の「ノルウェイの森」についての特集があった。あれが流行ったとき、自分はとてもとまどったのだけれど。今も、ちょっとよくわからない。

あの物語は、専門家の観るとおり、病気と病人の満載する話で。あの物語を切ないラブストーリーとして受容できる人々に、おいらはとても驚いた。だって、あの物語は一度読むだけでも重すぎて。封印するしかないぐらい苦い物語で。あの時、まだ子どもだったおいらは、あの物語を日常の中に受けとめている世の中との亀裂を、激しく感じたんだ。

時代は変わって、その亀裂が、少なくとも新聞で分析されるほど、世論は多様化し、深くなった。いや、病的になったのかな。それでも、あの物語を無防備に支持する人々とは、断絶を感じる。哀しいかな。

おいらにとっては、「哀しい」としか、形容のしがたい物語だ。じつは「せかちゅー」も、そうなんだけど。(こっちは、友人が白血病で2人死んでるから、っつー身も蓋もない現実に負けてるだけなんだけど。未だに中盤以降を読めない。)

例えば、太宰の「人間失格」を読むときのマナーみたいな。そんな密やかさがあれば、いいのだけれど。(「人間失格」は隠れたベストセラーだけど、皆隠れて文庫を買うんだ。おいらも、おいらの妹も、密かに押入に隠し持っていて、引っ越しの時に発見して、お互い気まずさを笑い飛ばした。そんな感じ?)

まぁ、所詮個人的な趣味、っつーことです。主義主張を声高に叫ぶプロパガンダが、嫌いなわけじゃない。(G8にかこつけた各国のコンサートも、かわいいじゃん、と応援したくなる質だ。)

隣のあなたが、何を考えているのか、私は知らない。それでも、ため息ついているあなたを、受けとめたいと思う。それが、世の中の「国際化」かなぁ、なんて、唐突に思う。

かなり支離滅裂だね。失礼しました。
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