二つ星の空

(旧「風からの返信」-11.21.09/「モーニングコール」/「夢見る灯台」/「海岸線物語」)

ぼへっ?!

2006-02-28 06:52:32 | 映画「博士の愛した数式」
何かの検索に引っかかりましたか?キーワード的な単語、多かったかなぁ。。。

いずれにせよ、偶然御覧になった皆様、初めまして。いつもまったり御覧になってくださっている皆様、おはようございます。北のカモメ。崖っぷちに生息する、あと数日で3×歳の中年です。

今日もこの時間に逃避。(制限時間は3分!)

どーすんだよ、な状況とは、思わずコタツで意識を手放した後、朝日とともにちっとも清々しくない部屋の中で、書類にまみれて目が覚めた今日、でしょうか。風水的にも何だかなぁ、な状況です。ダメニンゲン、続行中。

とりあえず、今日こそは「博士の愛した数式」の感想を書きたいなぁ。。。
今は1つだけ。あの映画見ていて、自分の学生時代の大学教授達を思い出した。懐かしくも痛い思い出。あの頃の教授達は、数人をのぞいて皆、モノクロの記憶になってしまった。そんなことも、あの映画が切なかった一因なのだろうか。

では、そろそろカラータイマーが鳴っているので、行きま~す。。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

週明けなのに

2006-02-27 06:43:07 | 映画「博士の愛した数式」
ぼけてます。

寝たんだか、寝てないんだか。(100%自業自得。。。)

「博士の愛した数式」見ました。よかったです。「意外」「発見」「納得」。映画の間は全然泣かなかった(むしろ淡々と見ていた)のに、一番最後で、気づいたら泣いてました。小泉監督の目線が、理解できた気(妄想?)がしました。「あれ」は、吉岡が読んでたんだね。それも、感動。ネタバレと感想の詳細は後日。


どーゆーわけか、自分の中で「MONSTER」と「聖闘士星矢」が急激に盛り上がってます。それどこじゃないのに。ええい、煩悩を払って現実に立ち向かえってば。

こうなってくると、「のだめカンタービレ」の展開こそが、凄く現実に立ち返らせてくれます。二ノ宮和子は相変わらず、すごいストーリーテラーだなぁ。。。「ヒカルの碁」のファンだと御本人がどこかに書いていたが、思わず納得。視点がものすごく中立的だ。まるで神様のように。(いい意味でね。)

「MONSTER」は浦沢直樹の名作です。原作は本誌で(爆)読破してましたが、今頃アニメを見始めました。暗いんですけどね。

っていうか、この時間帯にこんな事書き込んでる場合じゃないんですが、、、ええ、現実逃避(苦笑)です。

さて。そろそろ行きますか。それでは、また。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

祝!「博士の愛した数式」大入り満員

2006-01-22 17:56:33 | 映画「博士の愛した数式」
昨日公開された「博士の愛した数式」は、舞台挨拶のあった映画館で徹夜組も出たほどの盛況だったらしい。

徹夜組、、、って、、、東京だからできることだな、と、ちらっと思う(苦笑)。おいらの地域なら、死ぬぞ。(まぁ、風をよけて雪穴掘って七輪あれば大丈夫か?いずれにせよ、携帯用使い捨てカイロでは、無理だな)

詳細が知りたい方は、以下のニュースへ^^

○ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060122-00000008-dal-ent

1月22日付デイリースポーツの『「博士の愛した数式」大入り満員』というニュースです。

その中でも、心暖まる一節を引用させていただく。

『徹夜組が登場し、立ち見の観客が40人以上出るほどの大入りに寺尾は「後ろのドアが閉まらないほどお越しいただいて、こんなに胸が熱くなったことは最近ない」と感激の表情。数学教師役の吉岡は「ぼくの授業は分かりましたか?分からなかったら家族や友達を誘って何度でも受講してください」と笑いを誘っていた。』

やはり今回も笑いをとったか!!!話の名人、吉岡。師匠、と呼ばせていただこう。本当にこの人のコメントはハリウッドスター並にウィットが効いていて、センスがいいんだよな。生(ライブ)で体験できた人が羨ましい。



さて、少々、知り得た情報(ネタバレ)を書きます。(嫌な人は気をつけて。)





もうすでに映画を御覧になった方のブログなどを拝見すると、どうやらウィリアム・ブレイクの詩が引用されているらしい。
「一粒の砂に、、、」って奴。

あれ、好きなんだよなぁ。原作にブレイクが出てたかどうか記憶にないのだが(友人に借りて読んだきりなので^-^;)、この詩のようなブレイクの世界のきれいな部分は、とてもこの作品にあっていると思うので、何だか嬉しい。

ブレイクの名前を知らない人も、結構、彼の詩は聞いたり目にしたことがあると思う。(ちょっと神がかった感じの詩人なので、あーと系げーじゅつ系の雑誌とか本であおりっぽく(?)使われてるよーな気がする。偏見?)

村上龍の対談集の題名が「神(美?)は細部に宿る」だったり(その題だけで、おいらはその対談集を買いました(笑))、「虎よ、虎よ」なんて、結構、知っている人も多いのでは?

あ!「虎よ、虎よ」→「タイガース」→「博士の愛した数式」なのか?!。。。いや、違うだろう。違うのだろうが、妙な符合に、一瞬笑えた。(こーゆー符合、ブレイク好きにはたまらん点でもある^-^;)

おいら、詩なんて門外漢だし、少ししか知らん(しかも最近全く読んでなかった)けど、その少しと、好きな映画の中で再会できるなんて、幸せだ。観に行ける日が楽しみだ。(とりあえず、今日は無理だが~(@@;))

オマケ。検索って便利だね^^

"Auguries of Innocence", with its memorable opening stanza:

To see a World in a Grain of Sand
And a Heaven in a Wild Flower,
Hold Infinity in the palm of your hand
And Eternity in an hour.

本文は、これ以降オニのよーに長く(アクも相当強くドロドロとしかし高貴に)続きます^-^;それが、ブレイク流(なのか?)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

連投(博士の愛した数式)

2005-10-23 19:32:44 | 映画「博士の愛した数式」
「博士の愛した数式」の公式ウェブサイトができたようだ。

http://hakase-movie.com/

おお、すごい充実ぶり。最近の映画の公式サイトは豪華だなぁ。

個人的には、小泉監督の言葉に加えて、原作者の小川洋子氏の言葉とか、数式のページ(まだ未公開)があるのが、とても嬉しい。プロダクションノートまでついている。

そして、音楽が加古隆!ピアノの繊細な旋律が心を打つ。(吉岡秀隆もこれなら絶対弾けるはず!「ALWAYS三丁目の夕日」のテーマもピアノバージョンがあるし、今こそピアノ復活してくれ~。弾けたら絶対楽しいぞ~!おいらもこれから練習だ!>盛り上がりすぎ(笑))

録音が紅谷氏というのも(当然かもしれないけど)嬉しい。

とにかく、ものすごく励まされたのでした。(私的にけっこう逆境なんで。単純なおいらは、これだけで、救われた気分になっちゃうよ。)

Thanks a lot. 優しい、全ての人に。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「博士の愛した数式」試写+記者会見

2005-10-18 23:17:43 | 映画「博士の愛した数式」
映画「博士の愛した数式」のウェブサイトが更新されている。ナイスだ!それによると、「博士の愛した数式」の完成披露試写会+記者会見が行われたらしい。


検索すると、久しぶりに、芸能ニュースに記事が載っている。朝のニュースで一瞬映っていたが、今回はリリー、じゃなかった、浅丘ルリ子さんは出ていないようだ。(公開までウェブサイトの「キャスト紹介」で拝むしかないか。)

インターネットの記事では、記者会見の模様と一部予告編を動画で見せてくれている。会社によって切り口が違うので、下に書き出してみた。

○ttp://news.goo.ne.jp/douga/
(完成披露試写会での主要キャスト4人の挨拶+予告編の一部台詞つき)

○ttp://www.oricon.co.jp/entnews/p-et-tp0-051018-9009.html
(完成披露試写会の映像と予告編の映像+寺尾、深津、吉岡の記者会見)

○ttp://headlines.yahoo.co.jp/video_gallery/showbizzy_interview/
(Oriconと同じ)

個人的にはgooのがおすすめ。予告編の一部が見られるからだ。
gooでは原作者の小川洋子氏のお顔も一瞬拝める。小泉監督はどの動画にも映っているが、ほんと一瞬だ。寺尾聰氏の役作りが聞きたければOriconかYahooのインタビューが詳しい。深津絵里嬢はピュアな感想をgooの舞台挨拶で披露している。Oricon/Yahoo版では役作りの苦労を。斎藤くんの挨拶はgooでのみ見られる。ほんと、昔の吉岡秀隆に似てるなぁ。そして、吉岡はgooの舞台挨拶では、斎藤君の真似をして笑いをとっていた。Oricon/Yahoo版の記者会見でも、ある意味恐ろしい撮影秘話を公開して、記者の笑いをとりつつフェイドアウトしている。
しゃべると笑いをとらずにいられない、ってのは、ハリウッドスターというか、アメリカンというか、筋金入りのサービス精神だなぁ、と感心してしまった。(笑いのとれないスピーチはスピーチにあらず、って、英語文化圏の鉄則だもんなぁ。心底「にっぽんじん」な吉岡なのに、その点ものすごくグローバル。)

以上、あまり意味のない動画ニュースレポートでした。とりあえず、興味のある人は、御自分で確かめられたし。
おいらは、本筋と関係ないところで、Oricon/Yahoo版の映像が一部ぼやけているのが「なんでかなぁ」と気になってしまった。(顔にピントが合ってるのに、肩とか薄ぼんやりしてるのはなぜなんだ、とか。最近のカメラってそこまでデリケートなのかねぇ。解像度の問題かもしれないが、映像的に気になる。)

ちなみに、映画の「ルート」の髪型が「√」だったのは、わかりやすい洒落のつもりなのか、、、昔のマンガみたいだぞ(^-^;)まぁ、そういうの、割と好きだけど。

動画じゃないニュースを参照すると、小泉監督とか小川洋子氏は、阪神優勝に関してもコメントしてたらしい。確かに、この映画は阪神ファン向きだよな。

純粋に、おもしろそうです。どろどろしてないし。恋愛じゃないし(笑)。観ていてほっとできそうだ。(ものすごく、深刻な内容を孕んでいるが。。。)

とりあえずね。「半落ち」であの役だった寺尾聰が、この作品でこの役を演じる。そのことに、何かの解答をもらったような、勝手な感慨を覚えているのでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

博士の愛した数式

2005-10-04 22:11:39 | 映画「博士の愛した数式」
2006年新春公開の映画「博士の愛した数式」のサイトができたらしい。

○ttp://hakase-movie.com/
(○に何を入れればよいか、皆さんわかるよね。各自でご確認ください^^)

そのサイトの最新情報によると、「公式サイト10月下旬up予定」「このサイトでは、最新情報を随時アップしていきます。」とある。仮設サイト(?)ってとこだろうか。担当者様の御尽力に感謝と拍手。

そこでは、短いが美しい「特報」が観られる。音楽も、画面もいい。(白が基調の、美しい画面だ。) 最初のフレーズに、もはや心が揺さぶられる。そして、次々と現れる、出演者の名。

なんだか、ね。その名前が順番に出てくる様、並んでいる様が、まるで、5人がそっと手を取り合って立っているようにも、見える。(物語上、実際はそれは実現不可能なのだが(笑))。それにしても、5人の中に入ってる「吉岡秀隆」すごいなー。大人版ルートって、そんなに出るのか^-^;(予測がつかんのでドキドキするぞ。。。)

そして、小泉監督の、この映画に寄せた「言葉」も掲載されている。それを読んで、とても嬉しくなった。

「しかし、思い出せる記憶だけが、記憶のすべてではありません。心の奥深く、思い出せない記憶にこそ、切なく、美しい記憶があるやもしれません。」(引用)

ぜひ、このサイトを訪れて、小泉監督のメッセージを味わってほしい。



これは、とても、やさしい映画だ。たぶん。

ふぅ。(興奮しすぎかな。。。自戒)

実は。「半落ち」の梶がどうしても最終的に理解しきれなかったおいらなので。パンフレットにあった山田洋次監督の祝辞まで深読みしまくったくらい、あの物語はおいらにとって衝撃的だったので。(おいらには、あの山田監督の言葉は痛烈な批判のように読めてしまったんだ。。。山田監督、勝手読みしてすみません。。。でも「たそがれ清兵衛」を観た人ならわかってくれるだろうか。。。なんで突然「半落ち」の話なのかも、わかってくれたら、感謝です。)(注:「半落ち」の映画作品自体は好きです。佐々部監督の撮り方も好きだ。俳優陣も、絵も。問題は「そこ」じゃないんだよね。)

「博士」の世界がやさしくて、とても嬉しい。

個人的に。ごく私的に、それだけで、きょうは幸せだ。(これから長~い残業になるけどさ。。。)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一歩ずつ

2005-09-29 23:10:00 | 映画「博士の愛した数式」
うう、気分は「寄せ」。

囲碁打ちたい。バイオリン弾きたい。ピアノ弾きたい。テニスしたい。自転車乗りたい。

欲望でいっぱいになりながら、地道(?)に働いてます。

がんばれ、自分。時に追いつけ。


今日の反芻。

『博士の愛した数式』
「僕も、数学って苦手だったんですけど、すべてを数字で表そうとする、数学というのは、とてもロマンチックな世界なんだなぁ、と思いました。」

吉岡、数学得意そうに見えるけど、文系だったか。それとも、以前、主役の寺尾聡が「数学は苦手」とインタビューで言っていたから、気を遣ったか。(たしか「僕も」って、言ってたから、ふと邪推してみる。)

いずれにせよ、おいら、原作好きなので、楽しみです。

あ、それから。

祝!「隠し剣 鬼の爪」全米公開!
あの映画のよさがアメリカ人にわかったらいいな。意外とわかってくれるかな。
願わくば、「四日間の奇蹟」とか「Always三丁目の夕日」なんかもワールドワイドに公開されたらいいだろうな。と、無責任に述べて、今日は終わりといたします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「博士の愛した数式」

2005-05-24 22:21:23 | 映画「博士の愛した数式」
現実逃避、のための一筆。(今日も残業だったけど、サーバーダウンその他諸々の諸事情で帰ってきたさ^-^;家で続きをしろってか?)

この間「博士の愛した数式」の映画のクランクアップが朝のテレビで報じられていた。吉岡秀隆、寺尾總、浅丘ルリ子、深津絵里と大好きな俳優陣が総出演だったもので、思わずビデオに録っちまった。朝はそのまま出勤して、夜に見直した。ほくほくしながら「おお~、吉岡、ものすごく若ぇ~」とか「浅丘ルリ子、迫力な程に色っぺぇ~」とか「寺尾總、何か毒気なくなってるじゃん」とか、たわいもないことを考えながら見ていた。ルリ子姐さんの寺尾さんへの手のかけ方が、何というかもう「参りました」ってくらい自然でうらやましかったので、もう一度拝もうと、巻き戻したところ。「あれ?」再生して巻き戻し。もう一度「あれ?」

浅丘&寺尾のツーショット直後に、吉岡秀隆と斎藤隆成くん(Wルート)が並んで数秒間写ってるのだが、2人の動きがシンクロナイズド。。。横むいたり、下向いたり、前むいたりを同じタイミングでやっとる!!!(顔もほとんど相似形だし!)

いや、偶然かもしれんのですが。数秒間、全く同じ動きしてたよ。どちらかと言えば吉岡が斎藤君を見てるんだが、横むくところは、全く同時か、むしろ吉岡の方が早いんだよな。

こんなことに感動してるおいらもおいらですが。

何が言いたかったというと。吉岡秀隆って、やっぱすげー、というか、おもしろい。この人のクランクアップ会見というのは、役柄が抜けきってないのか、素なのに微妙にキャラが入っていて、毎回すごく味わい深い。役柄によって顔つきも全然違う。クランクアップじゃないけど、日本アカデミー賞の授賞式の時なんか「四日間の奇蹟」の撮影中だったらしいけど、拍手するとき左手の薬指が麻痺したように立ってたもんな。(あの時は「何でだろ~」と思ってたら、後で、そういう役柄だったと知った。)

役者が全てそうあるものだとは思わないが。彼のように、その役に「なっていく」俳優というのは希有だと思う。映画の制作上、効果があるかどうかはまた別として。(もっとわかりやすく、ストーリーを進める記号としての役者の振る舞いを求める客もいるだろうから。)

彼は、記号になれない。霊降ろししちゃう役者なんだろう。命削って演じて、人を創る。彼を好きな監督が彼を大事にする気持ちがよくわかる。逆に、シンボルとしてのキャラクターを求める監督には、彼は求められないのかもしれないね。(何言ってるかわからない人、すんません。)

おいらが好きな世界は、吉岡秀隆なんかが存在してる世界だから、これからも彼のでてる映画が増えるといいなぁ、と思ったりするんだが。

とりあえず。おいら、吉岡ストーキングしてるわけじゃないっすから。これだけは弁解しときます。(いちいちどこまで細かく観察してんだよ、という突っ込みに対して。)

というわけで、馬鹿話の後は、相変わらず残業背水の陣がどこまでも続くのでした。

追伸:最近、仕事が辛くなると、グインサーガで今にもしにそーなスカール黒太子を思い出します。がんばれ太子。がんばれおいら。まだ倒れちゃダメだ。もう少し踏ん張れ。(いや、おいらのようなへなちょことスカール黒太子を同列に扱っちゃ、あまりに厚かましいですが。)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする