新たな出発。それは毎日のこと。
昨日とは違う、今日を生きること。
どうも。ごぶさたしています。
あっという間に2013年がおわってしまい、半分涙目、半分呆然として、周回遅れの2014年を迎えました。(意味不明な気分・・・)
話題、色々、色々。
コブクロの「One Song From Two Hearts」CDとDVD購入。
最高。
今、DVDの副音声聞いてます(笑)。コブクロの副音声、今回は真面目だな。聞きやすいぞ(笑)。
年末年始は、CD「One Song From Two Hearts」を聞きまくりました。(長距離運転が多かった(苦笑))
すごいな。
実は、Best2を鬼のようにリピートしていた身としては「聞いたことある曲が多いが、どうなんだろう」と、聞く前に不安に思ったのは事実。
その予想は、全く杞憂だったことがわかった。
信じられないくらい、曲が新鮮に聞こえて、現在10リピート超えようとする段階で、結論。
このCDはよい!
オリジナルアルバムとして聴く、曲のきらめきが、なんでこんなにしみるんだろう、というくらいに、身にしみて感じられる。
そして、初めて聴く新曲(ライブ行けなかったからね)は、それぞれが、聴くたびに、初々しい輝きを放っている。まいったなぁ。
もうすでに、一曲ずつ語り尽くすことできそうですが、今日は自重(笑)。一言感想で突っ走ります。
【1-2 Are yoy all set?~One Song From Two Hearts】
One Song From Two Heartsって、花火が次々、どーん、どーん!と打ち上がっていくイメージがあるんだけど、インタビューで、小渕氏がこう言っていた。
「まるで2匹のイルカが同じ波でばぁーって同じ波を泳いでいくように、二人のハーモニーだけで盛り上がるような曲を作りたい、しかも僕が勝手に作るのではなく黒田と二人で作りたくて、新たにスタジオを取ったんですよ。」(
EMTG MUSICインタビューより)
ああ、イメージ通りだなぁ。二匹のイルカかぁ。確かになぁ。空飛んでるよなぁ。
この曲の躍動感、高揚感はとにかく凄まじいのである。聴いているだけで盛り上がって、体中の血液の流れが速くなるような、そんな曲だ。
【3 紙飛行機】
「紙飛行機」は、シングルで聴いたときより、このアルバムで聴いた方が、心に響く気がする。何でだろう。
すごくさわやかで、優しくて、シングルのときは感じなかった、繊細な奥行きというか、ひだを感じるんだ。すごいなぁ。
【4 リンゴの花】
彼らはそんなつもりはないのかもしれないので、最初に謝ってから言う。ごめんなさい。
おいら、この曲、初めて聴いたときから、ワーナーの吉田社長(故人)のことが浮かんで、この曲は、吉田社長の歌に聞こえてしまうんだ。
もちろん、それを抜きにしても、様々な場面を想起させる、深い、味わいのある歌です。
この曲が、今歌われると言うこと。そのことに、すごく安心している。
(でも、「リンゴ」だからって、スティーブ・ジョブズ追悼だったら、泣くぞ。)
【5 ダイヤモンド】
この曲大好きなんだが、アルバムのこの位置で聴くと、改めて「よい歌だなぁ」と惚れ惚れする。真っ当で、真っ直ぐで、、そのような精神性は、なんて儚いことかと思ってしまうのだが、それを「ダイヤモンド」と歌う彼らの力強さに、本当に惚れ込むのである。ほんと、「ダイヤモンド」なんだよ。そう信じて前を向こう。そう思わせてくれる彼らに感謝している。
【6 SPLASH】
前述のインタビュー(EMTG)で、小渕氏は「素晴らしい先輩のシンガー・ソング・ライターの方達が大勢いらっしゃるじゃないですか? 実は、それらの方達を想像しつつ、「〇〇〇さんぽくやってみよう」みたいなことをしてたんです。でもこれは、あくまで“入り口”としてであって、出来上がったものは全然違うものなんですけどね。」(
EMTGインタビューより)と言っている。
実は、おいらの勝手な印象で、この曲は「大滝詠一氏ワールド」なのである。おいら、ナイアガラミュージックちゃんとわかってないので、勝手読みごめんなさいなのだが、勢いで告白(爆)してみました。この曲、GAMEと並んで歌詞が聞き取れないんだが、それでもメロディーの心地よさ、酔いたくなるようなメロディーラインが気持ちよいっす。
【7 未来切手】
今回歌詞カードを始めて読んで、「こんな風にかぎかっこあったんだなぁ」という発見があった。
この歌、おいらにとっては「ドラえもんソング」としてインプットされているので(いつか、主題歌にならないかなぁ、と思うのだが、少々テイストがメロウで大人すぎるかな)、聴くときはいつも「のび太」モードの世界が脳内で展開されます(爆)。
コブコロのおもしろさって、のび太目線(小渕氏作詞)の曲を、ジャイアン(黒田氏)が本気モードで歌うところなんだなぁ、と感心したところでもあります。
【8 モノクローム】
この曲が衝撃的な印象を与えることは、数多くの反応がウェブ上でも見られることからも明らかなのだが、このような心情を小渕氏が言葉にして表現できるときが来た、ということが、素晴らしいと思った。休養中の音楽に対しての気持ちを歌った、というその内容は、恐ろしいくらい生々しい喪失感を表していて、でも、コブクロらしい優しいオブラートにも包まれていて、本当に美しい曲だ。
おいらが激しく動揺したのは、次の部分。(引用させてください)
「暮れる陽に映した 眩しい未来
信じて待ち侘びた 朝が来ない」
(「モノクローム」(小渕健太郎2013)より)
おいらの目隠ししていた心情をえぐるような、そのフレーズ。(おいら、その言葉の根拠無さに目をつぶりつつ、とりあえず「明日が来るさ」でいつも乗り越えようとしてきたからね。)
「朝が来ない」という一言を歌うことは、「きっと朝が来る」「明日は来る」というメッセージを歌い続けてきた彼らの立ち位置としても、結構、斬新な決断だったと思うんだ。
でも、コブクロがそう歌ってくれたことが、逆に、なんだかとても温かく感じて、思わず「ありがとう」と言いたくなった。
そうなんだ。朝が来ない中でもがいてる人はたくさんいるんだ。
【9 あの太陽が、この世界を照らし続けるように。】
大好きなこの曲。聴くたびに、身を削るように精魂込めて歌う黒田氏の当時の歌声を、思う。
いつもその迫力に、鬼気迫る切迫感を感じ、「このライブは絶対に行きたい!」と願ったのに、仕事で行けなかった。
後で彼らの状況を知って、改めて「だからこそだったのか」と思ったものだった。
ぎりぎりの中で、すがるものも無い中で、それでも、希望を「昇る太陽」に託して、「陽はまた昇る」と歌った彼ら。
その後に「モノクローム」が来るとわかって、この曲順で聴くと、なんだか、一層、信じることの痛々しさ、運命の残酷さを感じるんだ。
でも、その運命に負けない彼らの意地が、この曲からほとばしっている。
この陰影に富む力強い歌に、聴くたび、感動を感じずにはいられない。
【10 GAME】
明るくて軽やかなこの曲は、聴いていると往年のポップグループの「サマーソング」を思い起こさせる。
でも、具体的なイメージは、誰かわからないんだよなぁ。
コブクロは、昔の杉山清貴とか、Tubeみたいなのを目指したんだろうか。(多分違う・・・)
SPLASHもそうだけど、コブクロって、こういう曲群いくつかあるなぁ。何となく「あだち充」的な世界を感じる(笑)んだけど、あだちワールドよりはもっと親しみがある、というか、、、う~ん、うまく言えん。
【11 流星】
流星の素晴らしさは、その世界観が、曲の始まりと共に立ち上がり、1つの作品として最後まで統一感を持っているところだ。演劇やダンスやバレエの作品のような、完成された1つの世界。美しい曲に思想や難しい主張はいらない。ただ、人が人を想う温かい心。世の中で一番大切な気持ちを思い出させてくれる、そんな力を持った歌なんだ。この曲を聴くと、魔法にかかったように優しい気持ちを思い出す。そして、優しくなれた自分に気づくたび、「流星」は名曲だなぁ、と感じるのだ。
追記 この歌聞くたび、脳内でフィギュアスケート(女子、もしくはペア)の美しい演技が映像化されるの、おいらだけじゃないと思うんですが、、、
【12 Blue Bird】
流星のあとに聴く「Blue Bird」がこんなにさわやかで力強く聞こえるとは・・・曲の組み合わせってすごいな、と想う。
Blue Birdは大好きな曲だが、聞き飽きるほど聴いたかと思ったのに、このアルバムで聴いたとたん、新鮮に感じるから不思議だ。
【13 LIFE GOES ON】
この曲は、このアルバムの影の主役、というぐらいの爆発力を持っている曲だ。
黒田俊介渾身の力作、ということももちろんだが、その歌詞、そのメロディ、そしてアレンジがどれも素晴らしく、とどめはコーラスだ。
さびのコーラス。黒田の荒々しくも美しい伸びやかな歌声。その声に寄り添いながら、どこまでも高く伸びていく小渕の歌声。
天から降ってくる光のように、雲間から覗く光のように。彼ら独特の、寄り添いながら気持ちよく昇っていく(小渕氏が表現するように、戯れる二頭のイルカのような)絶妙のコーラス。
奇跡・・・とさえ思い、何度リピートしたことか。すごい。すごすぎる。
無茶はあまりしてほしくないが、この曲の豪華なコーラスアレンジには、まさに脱帽なのである。
ありがとう、コブクロ。むちゃくちゃ綺麗で、かっこいい曲だ。
【14 蜜蜂】
この曲大好きなので、このアルバムに収録されていて嬉しい。
相当にしんどい雰囲気の曲で、聴いていると思わず涙が出ることもあるが(特に疲れているとき)、ほんと、疲れている心に按摩かけられているような、痛いが癒やされる、という感じの曲なんだ。
【15 今、咲き誇る花たちよ】
本来、人以外の名詞に「たち」をつけるのは「擬人化」であり、こういう効果はやりすぎると少々違和感があるが、この曲に関しては、「花=人」なので、違和感はない。だから、この曲を聴いているとき、おいらの脳内では全て「花=人」でイメージが渾然一体となっており、脳内映像がすごいことになっています。(PVよりすげーぜ(笑)DIYぐっじょぶ・自分。)
この曲、本当に好きだ。ティンホイッスル(アイリッシュホイッスル)も、曲調も全てツボ。NHKで流れてると「おおっ!」となります。
ちなみに、親戚の子(小5)の意見では「コブクロもゆずも好き。でも比べると、コブクロの方が少し大人っぽいかな。」だそうです。(笑)
以上、振り返らずに書ききった感想もどき。乱文陳謝。
では、また。