二つ星の空

(旧「風からの返信」-11.21.09/「モーニングコール」/「夢見る灯台」/「海岸線物語」)

"Verweile doch! Du bist so schon."(ネタバレあり)

2008-06-13 00:31:00 | 「のだめカンタービレ」
ども。

相変わらず、慣れない頭痛が続いてマス。不摂生のせいだ、とゆーことは承知。

昨日は「寝たらあかん」と思いながら、爆睡してました。あかんです。人生なめすぎです。

昨日は、帰りがけに本屋に寄って、「PATi・PATi」と「Kiss」を久しぶりに購入してました。中年一匹、怖いものが少なくなった今日この頃(笑)です。「家族に頼まれました~」って顔して、平然と何でも買える神経の太さを身につけましたヨ♪ビバ、面の皮♪

PATi・PATiはコブクロの武道館ライブのレポが載っていた。三沢千晶さん。若いんだろうな、と思われる彼女の語り口は、キラキラしてて、素直で、とても読みやすかった。世代的には完っ全に10コ以上違うなー、って感じだったが。思いは届いた、と思うよ。すてきなレポをありがとう♪

Kissは久しぶり(?)に「のだめカンタービレ」を読んだ。最近単行本も買ってないし(友人に貸したら、まとめてどっかいった(汗))、ストーリーがぶつぎりにしか記憶できてないんだけど、急展開の必見!な1話だった。相変わらず所長のダブル/トリプルな伏線の引き方は、かっこいい。幾パターンもの解釈を(わざと)許す、象徴的な展開。読んでて思わず、息をのむ感じでした。

そこで、今回の冒頭の台詞、だったわけです。(ドイツ語わかる人はネタバレごめん。)すんごい台詞だよなー。おいら、こういうの大好き。この曲が聴こえていたのはミルヒー師匠だったのか、のだめちゃんだったのか、はたまた千秋くんだったのか。

恋愛のロマンティックを表面上の疑似餌としつつも、もっと深刻な「芸術=生命そのもの」を希求する、のだめカンタービレ。千秋君のココロの動きが、残酷さも含めて共感できてしまった。

そして。ミルヒーにも共感できてしまって、涙目になるおいら。

(この先ネタバレ度急上昇、注意。)







「私はおまえの伴侶になって おまえに仕えよう」
「おまえが望むなら おまえを救い」
「おまえが望むものの 全てをやろう」

「ただし それが全て 叶ったら」
「下界(地獄)の世界では 反対に 私に仕えるのだ」

おそらく、この世の中の大多数の人が、この言葉には揺れ動くのではないだろうか。

崖っぷちの底から吹き上げてくる、ぞっとするような冷気を含んだ、しかし生暖かく体を包む風。

おいらは、言うのだろうか。"Verweile doch! Du bist so sch醇rn."と。どんな声で?そして、いつ?

頭でっかちのおいらの狭い視野にも、稲妻のように飛び込んできた、今回の「のだめカンタービレ」。次回は来月。所長、体に気をつけてがんばってくれ!いよいよ佳境なのだめわーるどの成長っぷりに、脱帽。
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追伸(「のだめカンタービレ」付記)

2007-09-27 00:17:30 | 「のだめカンタービレ」
再度しつこく、のだめの感想。

あのド派手な展開の中に、さりげなく、大きな展開も織り込まれていたことを書きたくて。

清良のコンクールを見た後の、すったもんだの中で、黒木くんが「ぼくも、コンクールに挑戦するよ!」だったか、そんなことを言っていた。

意外に引きずってたんだなー、、、と、しみじみ思ったです。ターニャの演奏聞く時も「自分の失敗を思い出す」って青くなってたのは、ギャグばかりじゃなかったんだな。所長、うますぎ(拍手!)。

黒木くんの物語中のポジションからしたら、今の彼の位置って少し足りないんじゃないか、と思っていたんだが、彼が「コンクール恐怖症」だったから、と思えば、納得がいく。その分、学生ライフをエンジョイできたわけだね。よかったな。

今後、いろんなことが急流のように流れ出しそうな予感。(わからんけど。)

おいらも、動きださんと、ね。とりあえず、明日は早起きだ(ため息)。。
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いろいろと考えた(苦笑)(「のだめカンタービレ」ネタバレあり)(しかもコブクロも)

2007-09-23 23:33:11 | 「のだめカンタービレ」
これってフラゲなのかな。Kissの最新号が書店にありました。
未発売の方は、ご注意を。感想書いてます。↓

------


「のだめカンタービレ」。毎回、いろんなことを考えさせてくれます。

そして、前回から(いや、その前からか?)黒木くんの動向に、発言に、「どうするん?!」とハラハラしながら見守って(苦笑)きた自分ですが。そんなことしか考えることないんか、というつっこみは、甘んじて受けましょう。あんまり、最近難しいことを考えられなくなってます(苦笑)。(仕事人としては、白旗モード。)


今回、改めていろんなことがあったわけですが、やっぱ、自分は、黒木好きだな、と再確認しました。若さ故の○○さも、純粋さも、まっとうな、本当にまっとうな感覚(とおいらは思う)も。

ま、黒木が成功して独り立ちしてて、ターニャより20歳くらい年上の妻子持ちぐらいだったら、問題なかったんだろうな。あの発言は(笑)。おいらも、現実世界ではぜってー言えない台詞だけど、言ってみたい気持ちも、わかるような気がする。

あの話を読んで思い出したのが、コブクロの社長、坂田美之助氏だ。彼は、和歌山のゲーム会社の社長で、たまたま大阪に来た日に路上でコブクロの歌を聴いて、音楽の専門家でも芸能の業界人でもないのに、名刺渡して、彼らの面倒を見始めた。大企業が次々芸術活動のパトロンから撤退してるこの時世に、、、坂田氏のことを知ったとき、すごく驚き、感動した。そして、そんな支援を受けるコブクロの二人の魅力ってすごいな、とも思った。人を、その人の才能を素晴らしいと思う。だから、応援する。金を出して支える。これは、芸術の本質的なあり方であり、芸術はそもそも、そんな無償の(というか、ある種利害を度外視した寛大な)愛なしには存在し得なかったのだ。(なんか大上段な書き方だなあ。。。(汗))

うまく言えないけど、そんなことをつらつらと考えた、今日の夜でした。
ま、黒木くんが「大家さん」になるのかどうかはわかりませんが、あたるも八卦、あたらぬも八卦。ターニャ、ここはプライド捨ててでもピアノ弾きたかったら選び間違うなよ。利用せーよ。と、まぁ、無責任な外野は思うのでした。(おいらは二人がくっつくかどうかよりも、二人が演奏家として独り立ちするかどうかの方が気になるんよね。ロマンのかけらもないかもしれんけどさ。)


暇かって?暇してるけど、暇じゃない。そんな日々です(泣笑)。ちゃんと仕事しなくっちゃなー♪なまけごこーろーは、だめーだーよー♪なんて、歌にもならんような状況っすね。

がんばれ、自分。踏ん張りどころだべ。
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いつかの補足(「のだめカンタービレ」ネタバレあり)

2007-06-27 20:40:56 | 「のだめカンタービレ」
相変わらずの毎日ですが、徐々にリハビリ♪


忘れる前に、今号のKiss掲載の「のだめカンタービレ」の感想補足。

おいらはターニャ好きだ。一番好きなのは、今号では「成功する人って。。。」と次の「わたしもこの人たちと。。。」のとこ。所長のこういう表現、おいらは大好き。ターニャは、自分で自分を救える奴だと思えた。その正しさが、好きだ。

もちろん、打算的な性格を標榜しながら、あんがい家庭的にアパルトマンの仲間達を大事に思ってるとこなんかも、ツボ(笑)。まだ19か20歳だろ。かーわいー♪と思うな。

対して、黒木は23か?24か?恥ずかしいぐらい蒼い部分に共感(爆笑)。今後、黒木がどうなっちゃうのか、横目で観察したくなるぐらい、ひじょーに興味があります。千秋、助けてやってくれ。

ま、そゆことで。峰も登場して、次回からは、ますますにぎやかになりそうですな。

里麻ちゃんのたくましさにも刺激されつつ。。。んじゃ。
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眠いのに 何やってんだか(「のだめカンタービレ」ネタバレあり)

2007-06-26 01:06:08 | 「のだめカンタービレ」
NHKで「うつ」に関する番組やってましたね。偶然テレビつけたらやってて、つい観てしまった。30代のうつが多いって。やっぱりなぁ。。。何となく、納得。

番組見つつ、自分どうやって乗り切ったんだろう。。。と自問。(いや、まだ全然乗り切っちゃいないんだけど。。。)結構危険な時もあったような気がするんだが、安全弁、というか本能が優先するので、危険になると、それ以上仕事できんくなる。そんでぺろんぺろんとすりぬけてきた、と言うことか?(今振り返って、そんなまとめだと結構ショックかも(爆))まぁ、それが許されてきたんだから、そうとうゆるゆるの職場環境ということになるのかな。。。まぁ、メンタルヘルス上は、健全だった、とも言える。(おいら、運いいのだな。。。)

今は、ちっとバランス悪いですが、これで潰れたら自分としても悔しいので、踏ん張って行こうと思います。

ところで。最近やさぐれてる(サボタージュ症状収まらず)ので、帰りに本屋で雑誌買いました。週刊紙にはさんで、Kissも買いましたよ。「のだめカンタービレ」!黒木~♪(苦笑)ターニャにとっちゃ、千載一遇とはこのことだよな、と笑った。あの警戒心の強い黒木が、疲労困憊して満腹で油断してこたつで寝てるなんて、一生のうちに何度あるか、だろう。(あ、でも、以前もソファで寝てたか。)ターニャ、やったな!頑張れよ!。。。なんだか、男女が逆転してるようにも思えたが、ターニャかわいいんで、許す!(えらそー。。。)黒木の描かれ方に微笑ましく笑わせていただいた、今日でした。

そんなこんなで。。。そろそろ寝ます。いくつになっても、寝るのが好きで、困ったもんです。。。
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日々変わりゆくこと

2007-01-09 00:28:51 | 「のだめカンタービレ」
おいら、最近、気むき(気まぐれ)です。毎日、毎日、細胞が変わってますからね。、、、ということもないんだけど。

最近、「もやしもん」を読んでます。ええ、元「農大物語」(笑)。

中坊の時に黒カビにハマッて「カビ踊り」とか踊ってた者としては、この漫画、えらいおもしろいです。まぁ、カビや菌だけじゃ読者を呼ぶに弱いのか、ボンデージ(bondage)服とか、レズとか○○(?)とか、色々迷走してますけど、、、(笑)その迷走感も、「ああ、学生時代やなぁ」という混乱っぷりともとれなくもない。大学時代の限りないモラトリアムの匂いが菌達と共に漂ってる感じで、そのまったり感、発酵感が魅力です。

いや、ホントに。

実は、「のだめカンタービレ」に菌達が出張出演した時に、心奪われたのです。「のだめ」感謝。「もやしもん」に出会わせてくれてありがとう。

そうそう、「のだめ」つながりで、脈絡なくもう一つ。

「Dr.コトー診療所2006」第10話の最後で、コトー先生が、病院の彩佳を見舞って「来ちゃった」とか言っていたが、あれ、、、どこかで聞いた台詞だなぁ、と思ったら、「のだめ」のポールが、マルレ・オケのオーディションで言ってましたね。あはは。よくある台詞なのかもしれないが、ポールもコトー先生も、同類かぁ、、、と思ったら、ちょっと笑えたのでした。
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「のだめカンタービレ」のすごい展開(ネタバレあり)

2006-09-25 21:58:58 | 「のだめカンタービレ」
ひねりのないタイトルですみません。

「のだめカンタービレ」Lesson 97(おお、あと3回で100回だ!)の感想です。

以前から、「のだめ~」は、軽妙なギャグのセンスと、深いキャラクター設定と、一見あっさりしていて、実は周到に準備されたストーリー展開に、うならされてばかりでした。

今回も、すごいです。ネタバレOKの方は、先へお進みください。







今回、タイトルには「マレルオケ再生へ向け セカンド・ステージ突入!」のあおりが、、、最初「かっけー」と思い、今、書き写していて、誤植に気づいてしまったりもしました(苦笑)、、、さらに、表紙の左肩には「ルー・マルレ・オーケストラ <第2391回定期演奏会>」とあって、それだけでも、マルレの歴史を一瞬のうちに感じさせられました。表紙の遠景の中で一瞬「黒木は?ポールは?」と探してしまったのは、ファン心理(笑)です。

一曲目の「ロメオとジュリエット」、今にも演奏が聞こえてきそうなカット割りは、いつもの疾走感とともに健在です。ハープ奏者が麗しい。フルート、オーボエの連携カットも定着しましたね。懐かしのシンバル君(笑)もりりしく再登場しています。オクレール先生の「遅かったね~」の台詞は、本当に洒落てるなぁ。。。しかし、恵ちゃん、コートの下は、、、さすがに、爆笑しました^-^;スカスカせんのか?!

そして、2曲目のバッハはものすごかった。実は、先週末(先々週末?)のNHKで、ピアノの弾き振りを初めて見たんです。「へぇ~、こうやってやるのかぁ」と感心しながら、指揮者の超絶美麗なピアノに酔いました。その時と同じくらいの緊迫感と臨場感、そして感動を、今回の千秋のバッハのシーンに感じました。千秋とコンマスの視線のやりとり。張りつめた独奏部分。ありがとう所長。ありがとうNHK。芸術鑑賞に予習は大事だなぁ。。。(おいらの場合、とにかく予備知識がないので^-^;毎週のN響アワー以降のクラシック番組には、本当に御世話になってます。)。。。にしても、客席で曰くありげに鑑賞しているあの短髪の紳士は誰なんだろう?

そして、衝撃の展開。やっぱり「のだめ~」は一筋縄ではいきません。天才芸術家の晴れ舞台は、一気に、苦悩と混乱のクライマックスへ。^-^;

2曲目が完璧に終わり、この上もない達成感に包まれて千秋が客席に礼をしたとき、目に飛び込んできたもの。それは、来ているはずのない、(そして10年以上逢っていなかったはずの)父の姿。ここからの千秋の動揺ぶりが痛々しかったです。

天才といえども、集中の乱れは指揮にあっという間に影響し、、、3曲目、曲は未聴なのですが、それでも感じるハラハラ感の描き方が、すごくツボにはまりました。オケの緊張が高まる様子、そして、その一瞬!!!。。。こえ~。。。。

2曲目の完璧な意思疎通があったからこそ、コンマスは千秋の異変に感づいていたのでしょう。そして、この日2回目の弾き振り(笑)が見られます。コンマス、トマ・シモン、久々の弾き振りです!。。。思えば、千秋が着任するまでは、実質的にこの人がいつも振ってたわけですよね。(誰が指揮者として立とうとも^-^;)マルレの古参は、だからこそコンマスの指揮にすぐに対応して、新しいメンバーにもそれを伝えることができたのでしょう。人生、何が幸いするか分からないものです。。。

それにしても、目の前に絶大な信頼を寄せる指揮者が(曲がりなりにも)まだ振っているときに、その影響下から脱してコンマスの振りに切り替える、というのは、そうとうな運動神経が必要なのではないか、と想像するのですが、どうでしょう。。。だって、音楽続いてるんだし。。。動いてる電車の車両から、並行して走る隣の電車に乗り換えるような緊迫感を勝手に想像して、この辺、ものすごくドキドキしました。

そして、ついに千秋が「真っ白」になった時、オケはコンマスの振りで、見事に千秋をフォロー!
最後のページのオケに拍手喝采を送りつつ、壇上の千秋が気になります。孤高の天才+努力の鑑は、果たして復帰するのか?のだめは、ステージ後に、千秋と言葉を交わせるのか?

千秋という男の持つすごさ、弱さ、含めて、今回、ものすごく魅力的に描かれていました。

最後に。最終のコマの、父の言葉。あれを読んで「あちゃー」と思いつつ、この父は、この状況ではこれしか言えないんだろうなぁ、、、とも思えて、あまり「ヒドイ!」とは思いませんでした。多分、芸術の具現を試みるとき、全ての言い訳は通らない。ステージの上であればこそ。同じ音楽家として、だから、ああ言うしかないのかな、、、と。でも、同時に「お前が言うな、それを!」というツッコミも十分可能なわけで、だからこそ、あの最後のコマは、哀しくもユーモラスに、この回のエンディングを締めくくっていたように感じます。この親子、、、バカだねぇ。。。



ああ、これだから、「のだめ~」は、やめられない。


ところで。本編とは関係ないですが、お知らせのページに告知発見。CDブック2の「魔法使いの弟子」がフェイドアウトになっていたので、完全版と交換してくれるそうですが。。。なんで、そんなことが起きたのだろう。。。

事態の収拾にかかる費用と労力と諸々に思いを馳せ、思わず担当者の悲運を案じてしまいました。。。切ない。。。(担当者氏よ、強く生きてください。)おいらも、気をつけよう。。。と、つい、仕事の再点検をした、小心者でした^-^;
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Kiss18「のだめカンタービレ」読了(ネタバレ注意)

2006-09-11 22:16:56 | 「のだめカンタービレ」
ちわっす。

「死亡推定時刻」を視聴後、柄にもなく悶々として、薄暗い中を彷徨ってました(^-^;)それについては、また改めて。

雑誌Kissの9月10日発売号を購入。「のだめカンタービレ」読了。

いや、、、まずは、表紙にびっくり^-^;

Kiss Onlineで事前に5人の姿を見て、まずビビリ(笑)、本屋で、予想以上にドアップの5人を見て、またさらにビビリ、、、一瞬「テレビドラマ化記念 Who's Who」かなぁ、と思ったのですが、ドラマで「のだめ」に興味持った人にとっては、この表紙は永遠の謎ですな^-^;あ、そんで「この人達だれ?!」ということで単行本も買わせよう、ってか。うまいな^-^

まぁ、そんな邪推はおいといて。この表紙がキャラの特性を表してるようにも思えて、おもしろかったです。のだめは、あくまでかわいく、あかるく^^千秋はあくまで鬱々と真理を追い求めてストイックに。ターニャは感性の人?色気と雰囲気がいいなぁ。リュカはポジティブで才能ある明るさを体現。とすると、黒木は?彼の余裕の笑みは、この物語での彼の位置を意味するのだろうか。やはり、才能ある輝き(?)なのか?。。。う~ん。深読みしすぎて、胃が痛いッス。

そして、本編の表紙もまた素晴らしい。おいら、この表紙のコピーが好きだ。この表紙とすごく合っていると思う。そして、二人の関係は、これだからこそ、いいのだと思う。

異論のある人もいるだろうけど、同じ部屋の窓から外を見て、別々のことを感じているような、二人の開放感が、たまらなく好きだ。4ヶ月離れていても、しおれもせずにたくましく自分の道を見つけるのだめが好きだ。音楽のこととなると、当然のようにのだめを忘れる真一が好きだ。あ~、でも、こんなこと思うの、少数派なのかな^-^;

千秋が最後のコマで、「オレはもっと先へ行く」と言っているのがおもしろい。夏のリサイタルで、すっかり「置いていかれた」感のあった千秋だからこそ、ここまでつっぱるのだろう。千秋にとって、のだめがとなりや前後(?)を走っているのが前提で、だからこそ、千秋は勝手に、のだめを離れても、のだめを近くに感じているのだと思う。むしろ、「この間に少しでも引き離さなきゃ、、、」ぐらいの、鬼のよーなことは、考えてるような気がする(笑)。

それにしても、勤勉だよな、、、若者達。おいらも、ちったー真面目にやらんと、罰あたるさね。きをつけんにゃ。

最後に。
オマケのクリアファイルに思わずにやりとしてしまった。CDブック2の発売記念か。この3人の図に、おいらは勝手にストーリーを妄想してた。

これは、Aの音を合わせてるんだと、勝手に妄想。(指使いはわからん^-^;)

まず、のだめがオーボエでA-を出す。(それにしてもこのオーボエものすごく精密。。。やはり、あのマークがヤマハっぽい^-^;)

それを聞き、バイオリンでAを出す黒木。(実は、数少ない副科バイオリンだったりするとおもしろい。中学校までピアノとバイオリンを習ってたけど、吹奏楽部員に泣きつかれてオーボエ始めたとか(爆))久しぶりのバイオリンに、「オーボエに合わせるのって、実は大変?」とか、少しあせっている。(でも音はばっちり。)

そんな黒木を微笑ましく見つつ、チェロでAを合わせる千秋。パーフェクショニストの千秋は、当然のように、余裕でチェロを弾く。

そんなわけで、この後、何の曲を合わせるのかなぁ(できるのか?!)、と想像するだけでも、楽しいのだった。。。(あう。妄想バカ。。。気色悪くて、すんません。)


(ああ、何という長文の気持ち悪い妄想文なんだろう。お目汚し陳謝)
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のだめCDブック2

2006-09-03 01:40:07 | 「のだめカンタービレ」
買いました。。。まだ聴いてません。眠すぎ。

久々の頭脳労働に、頭がオーバーヒートです。夕方、血糖値が下がって、死にそーでした^-^;(大げさ)。

最近、通勤途中にPASSION FLIGHT(藤井香織(フルート)アルブレヒト・マイヤー(オーボエ)ニコル・ハーグナー(ピアノ):発売元 ビクター)をよく聴くのだが、これ聴いていると、何となく、「のだめカンタービレ」を思い出す。

このCD、発売は2001年でけっこう前なのだが、とても爽やかで今風(?)で聴きやすい。解説が茂木大輔氏でびっくりしたが、いつものように軽妙な語り口で、この解説を読むと、演奏が一層色彩豊かに聞こえるから、不思議だ。

さまざまな曲がとりあげられているが、中でも1曲目は10分もある「『ウィリアム・テル』の主題によるフルートとオーボエ(コール・アングレ)のための華麗なるデュオ」(ドゥメルスマン&ベルテルミ)。こんな編曲もあるんだなーと感心。「ウィリアム・テル」は最近、「のだめ」でも取り上げられてオーケストラ版を聴いたばかりだから、違いがおもしろい。

それにしても、二人の共演はまるで仲の良い兄と妹のようで、茂木氏の解説の通り、とても微笑ましい。茂木氏によると、フルートとオーボエだけの組み合わせは楽器の特性から色々と困難な点が多く、「喧嘩になったら手がつけられない、怪我人、でますぜ・・・というわけだ(解説より引用)」ということらしい。だから、「これすなわち人間関係にも影響し、だから作曲家にこの編成の音楽を依頼するペアや、曲を書く勇気を持つ作曲家が少なかった、、、(以下省略。同上)」ということになるらしい。

そこで思い出すのが、青緑百句にも登場した、カトリーヌ(^-^;)。生真面目な黒木(オーボエ)を翻弄したフランス人代表のように、巷では思われていそうだが(違う?)、おいらは、この娘に少し同情する。おいらの脳内補完(妄想)では、カトリーヌは、最初は黒木とのデュオを、ふつーにやる気だったと思うのだ。だが、「黒木の優秀さ」はクラスメイトにも知れ渡っていたようだし、周囲から「比べられるよ」「大丈夫か」などと言われて、あわれカトリーヌはすっかり怖じ気づいてしまったのではなかろーか、と、余計な心配をしたものだった。いわば、卓球の福原愛ちゃんといきなりダブルスを組むことになった、一般の卓球部員、という感じだろーか。(どーゆーたとえなんだか、、、)

黒木、耐えろよ。ポールがメンバーになったのは、ポール自身がものすごい実力者で自負もあり、周囲も認める変人(笑)だったからなのだ。きみと組むには、それぐらいの神経の強さが必要なのだ。

な~んてね。そんなことを、以前から思っていたのだが、PASSION FLIGHTを聴いて、その思いを強くした次第。藤井香織とマイヤー、二人の奏者のアンサンブルの見事さを体感して、あまりの心地よさに、逆に「こりゃ、仮に実力差があったら、できねーわ」と思ってしまった。

カトリーヌ。がんばれよ~。と、何となくエールを送りたくなった、今日この頃なのでした。
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愛されるキャラクター?ANAにて

2006-08-27 23:29:12 | 「のだめカンタービレ」
msnのトップページにもリンクがあるんですが。
ANA国内線の「スキップサービス」(9月1日より)のキャラクターが何か微笑ましくて見覚えあるなぁ、と思いました。

○ttp://www.ana.co.jp/dom/checkin/skip/index.html

おおっ、これは「のだめカンタービレ」のくろきんこと黒木君ではないか?!

。。。いや、似てる、というのは言い過ぎかもしれませんが^-^;
(ただ、髪型が7:3で、目が点目で、、、)

まぁ、ね。黒木君なら、どこの飛行機でもフリーパスだと思いますよ。あの人柄なら(笑)。優秀にして愛されるキャラクター。見習いたいもんです、ハイ。(と勝手に黒木だと認定。)

とりあえず、癒されたので報告。ちなみにANAの「FAQ」には「このキャラクターの名前は?」というマニアックな質問はありませんでした。では。
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「のだめカンタービレ」15巻限定版(購入^-^;)

2006-08-26 22:40:42 | 「のだめカンタービレ」
買ってしまいました。「のだめカンタービレ」15巻限定版。

ちなみに、通常版はもうずっと前に購入済み。マングースはもともと大好き(のだめにはまる前から、生き物的に(笑))だったし、のだめのマングースもかわいいとは思っていましたが、自分には縁のないモノと思っていました。

いや~、もうとっくに販売終了したと思ってたのに、某通販サイトで見かけた瞬間、「まだ残ってたんかい!?」と反射的に購入しちゃいました。だって、ねぇ、、、「手作り」「丁寧な作り」「かわいい」etcという噂を聞いていたものですから、、、夜な夜な内職してマングースを作っていたであろうお姉様方、お母様方の姿が浮かび(妄想)、売れ残ってるなんて不憫すぎて、居ても立ってもいられなくなったわけです(爆)。(男性が作ってたら、すんません。。。)

いや、マングース。かわいいです。ほんと。もともと二ノ宮知子氏のデザインが秀逸なのですが、それを忠実にかわいく再現しているのが見事です。ピアニカがまたかわいい。「ぎゃぼ」は、アクセント的には予想通り。ただし、そうとう早口(笑)。姪っ子のみやげにしようと思いましたが、姪の口癖が「ぎゃぼ」になったら妹夫婦に恨まれそうなので、どうしようかなぁ。。。

てなわけで。馬鹿なことしながら、今週末はアルコールも断ち、残業モード。つーか、締切すぎてるから仕方ないんですが。体力・集中力がほしいっす。欲張りは身を滅ぼす、と言うけどさ。


今、この瞬間が二度と戻らないから。全てのモノが愛おしく輝いて見えるんだね。本当に。いつまでも、祭りが続けばいいのに。

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暑いね

2006-08-12 15:01:34 | 「のだめカンタービレ」
久々の休みに、寝たり起きたりしています。(今日はいろいろやるはずで、朝飯食べたところまでは元気だったんだがなぁ。。。)

ささいなことですが、朝、二の腕の脱力感が気持ち悪い。午後になって、前腕に移りました。握力がめちゃめちゃ失調。。。これってビョーキ?^-^;

そうそう、「シゲさんの、海の男養成講座(嘘)」はどうなったんだろう?NHKの「にっぽん夏紀行」。あっけなく、残業で視聴不可でした。ビデオに録れよ、今時。と言われそうですが、前日は眠くてそれどころじゃなかったんで。

とりあえず、狂騒の一週間がおわって、思い出すと反省と後悔で沈没しそうになるので、前だけを見ていたいと思います(苦笑)。

ところで。
「のだめカンタービレ」ドラマ化?すげー。めざましニュースで知った。そう言えば、のだめを知ったきっかけもめざましだったんだよな。ドラマ・featuring玉木宏and上野樹里とのこと。

千秋真一のイメージって、おいらにとっては「美形+上品+一途で暗く強圧だが包容力あり」(千秋ごめん)なので、その辺(?)を、玉木宏がどこまで出してくるかで、千秋に見えるかどうか、だなぁ。。。めざましで女性アナが言ってたけど、とりあえず「髪、黒く染めてほしい」うん、同感^-^;だって、「黒王子」だもんね。
(おいらのイメージでは、要潤とか、昔の藤木直人に、包容力をプラスした感じなんだよなぁ。)

上野樹里は、とりあえず期待。キュートでまっつぐ(笑)な飛び抜け感を出してくれ。

と、、、言いたい放題した後は、とりあえず、地道な日常へと戻ろう。では。
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梅雨と夏との結婚

2006-07-12 21:36:11 | 「のだめカンタービレ」
~「結婚」という用語は、W.ブレイクの場合、特に象徴的な意味を持つ。~

。。。なんて。ね。その言葉に、およそロマンティックとは言い難いこーゆー印象しか持っていないおいらは、家族から総スカンでしょうか。そうですか。


いや、それで、振り出しに戻るけど。

「天国と地獄の結婚」「理性と野生の結婚」「秩序と混沌の結婚」etc.etc...

なんでこんなことを考えたか、というと、「のだめカンタービレ」を読んで以来、主人公の千秋真一と野田恵の関係が、一種、『そういう意味』での結婚を象徴しているように、思えてならないからだ。

音楽という神の作り賜うた世界、そこにある、ふたつのベクトル。希求する千秋の上方へ向けたベクトル。すなわち、理性の支配するムジカ。地を並行して風のように全てを包み、吹き抜ける、のだめのベクトル。すなわち、感性と疾走するカントル。

森の上で、二つの矢印が柔らかく交差し合い、寄り添いながら、究極の美の旋律を創り上げている。



あ~~、こんな妄想持ってるおいら、処置なしだね。

そんなわけで。「梅雨と夏」これは、ねぇ、もう、どう言おうか。言葉もいらない古女房、というか、つーかーの夫婦、というか。

もうすぐ、季節が変わるのです。
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続投【転ぶということ】

2006-06-25 22:46:45 | 「のだめカンタービレ」
近況を一つ。

神社でこけました。境内の中じゃないけど、公園になった小山で、下りの階段の途中。なぜか遠くにいた鳩が一斉に飛び立ったので、「おいらまだ遠いのに、なんで~?」と気がそれた瞬間、見事にはいつくばっておりマシた。なんか、おったのかな。スピリットとか、フェアリーとか。幸い、膝をすりむいた以外は大したケガもなく、ただ間抜けなだけでしたが。

思えば、自分の人生、常に転んでいた気がする。子どもの頃も、思春期も、大の大人になってからも。平らなアスファルトの上で捻挫した高校時代。自転車で気分良く走ってたら縁石に乗り上げて右足首脱臼した大学時代。社会人10年目には、階段を降りる途中でこけて、前転で着地しました。社会人15年目には暗がりで会社の出入り口がわからず、携帯で聞きながら歩いてたら、納品車の出入り口用通路に落下、、、人生って、そんなもん。(よく無事で済んだもんだ。)

そんなわけで、【ここから趣味語り】今、はまっている漫画「のだめカンタービレ」に出てくる「のだめ」こと、野田恵ちゃんが、よく転んでいるのが非常に親近感を感じるのですが。一つ疑問が。恵ちゃん、転ぶと膝小僧すりむかないかい?彼女の豪快なスライディングを見ると、どーも胸から転んでいるようで、そこのところに、時代の流れをちょっと感じて寂しかったり(?)もします。(注:最近の子ども達は、転ぶときに手をつくことが出来ず、胴体着地することが多いらしい、と聞いたので。おいらは、とりあえず掌と膝を盾にして、それ以上の部分がダメージを受けることはないんだけど。。。そのかわり、スーツの膝は一発で穴空きますけどね^-^;)

そんな、どんくさい話でした。

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のだめ効果でニュース?

2006-06-20 20:58:28 | 「のだめカンタービレ」
昨日のニュースですが。こんなのありました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060619-00000042-kyodo-int
「オタク文化、仏で人気 イベントに6万人予想」


正式名称は「ジャパンエキスポ」らしいです。
これって、のだめがフランクと一緒に参加した奴ですかね?^-^;今年は7月7日から3日間の予定で、6万人の入場を見込んでいるとか。パリ郊外だけで、2500人のコスプレイヤーがいるって。。。皆、どんな格好をしてるんだ?プリごろ太じゃないよな^-^;

今年(去年?)はリサイタルでイベントどころではなかったのだめ嬢ですが、フランクにおみやげを頼んでいたのかどうかが気になる。微妙に部屋のグッズが増えてたりしないんだろうか(笑)。

それにしても、こんなことが記事になるのも、のだめ効果なんだろうか。。。いい時代だなぁ。。。(しみじみ)
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