二つ星の空

(旧「風からの返信」-11.21.09/「モーニングコール」/「夢見る灯台」/「海岸線物語」)

雪溶けと霞

2008-03-27 22:37:01 | Weblog
日中ふと、自分が書いたブログの内容を、全然脈絡無く思い出すことがあります。(そういうしょうもない記憶回路が、自分にはある。。。(_ _;))

客観的に、冷や汗が出る程、恥ずかしくなる瞬間です。いや、マジ、痛いです。自分自身、検索かなんかで他人様のブログに辿り着いて、もしそれがおいらのこのブログみたいだったら、即座にブラウザ閉じて、履歴も削除しますね。「あいたたた。見なかったことに(汗)」って感じだと思います。


どーしてそんなことを、あえて(時には酒の力を借りて?まで)書きたいのだろう。。。

まぁ、意味はほとんどないのですが、きっと、ふだん動かさない筋肉みたいなのを使いたいんでしょうなぁ。。。そんなわけで、おいらにとっては「脳内トレーニング」に近い戯れ言書きで、偶然いらっしゃった方には大変お目よごしですが、申し訳ない、とお詫び申し上げて、以後続行(爆)させていただきます(苦笑)


そうそう!コブクロライブ行きました♪近々、レポする予定(笑)いや、ほんと、生きててよかった!
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満月ですね(^ー^;)

2008-03-22 22:48:16 | Weblog
まんまるの月を横目で見ながら、高速。麗しの満月。今日も魂抜かれそうな美しさっす(爆)。

今日はあんまり遠くなかった。ただ、往復150Kmくらいは通勤圏内、って同僚が言ってたが、それくらいだったら近くに部屋借りたいよなぁ。。。かなうなら。

閑話休題。


春ですね。あちこちで、宴がはなやかです。おいらも、調子に乗ってあっちの会こっちの会と渡り歩いてますが、どこ出ても泣きそうになるのは、年のせいですか(苦笑)。

今日も泣きました。泣けました。プロジェクトX、ミッションコンプリート。新旧スタッフの口から出るのは「ありがとうございました!」しかなかったなぁ。。。


欺瞞もフタされた感情も、引き出された感情も、、、全て、伝えきれないコトだらけの、優しい時間。


ココロから、おめでとう。ココロから、ありがとう。


意味不明な自己満足の、一寸先は闇なこの瞬間。生きててよかったな。この人達と巡り会えてよかったな。心から思う。幸せを。


全て、満月の遠吠え。消えてゆけ、虚空の彼方へ。


月に吠える、幸せな奴一匹。この思い、満月に捧げます。



追伸:この間、NHKスペシャルで、チンパンジーの群れのリーダーの交代劇を観察した番組を見た。もんのすごいもんだなぁ、とあぜんとしつつ、彼らの行動から、その心の動きを推測する、研究者さんたちの観察眼の鋭さ、そして、浮き彫りになる、あまりにも人間に近い彼らの葛藤や生き様(?)を観ていて、、、思った。

人間、同じことやってるんだなぁ。。。

この番組制作にあたった皆さん、そして、現地に寝泊まりしながら、長期にわたって観察を続けている研究者の皆さんに、こころからの敬意と感謝を捧げます。ありがとうございました。

これ、社会人必見の名番組っすよ♪。。。とか言ってみたりする。いや、マジですごくおもしろかった!
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暁を呼ぶ「夢伝説」~スターダスト・レビューの今~

2008-03-20 22:44:33 | その他音楽
Hey, guys!

前のブログでも書きましたが、スターダスト・レビューのライブに行ってきました。

何年ぶりかなぁ、、、下手すると10年ぶり?!時の流れに愕然としましたが、久しぶりに行ったスタレビは、昔ながらの「愛すべきスタレビ」でした♪


おいらがスタレビにはまってたのは、平成一桁の頃です。ちょうど、彼らのブレイク寸前の頃。徳永英明にハマって、立ち読みした雑誌で、徳永氏が「スタレビ大好きで、特に夢伝説が好きです」とインタビューに答えてたので、To You とSuper Donuts(!!!この頃ってまだレコードだったんだよ!)買いました。RENDEZ-VOUS発売前の頃です。よく、こんな地味な時にはまったな、と思います。正直、この頃のおいらは「大貫妙子マイ・ラブ!」な時期で、クラシックとアコースティックなポップスどんばまりの時期でしたので、(そんな状態でなぜ徳永氏にハマったかも正直不思議だが)スタレビの高度にソフィスティケイトされたエンターティンメントな世界は、心地よくはありましたが、十分理解できてなかったような気がします(恥)。そんでも、ジャジーな雰囲気とか、ワールドミュージック的幅広さとか、ものすごく憧れてました。初めて行ったライブで、「思い出に変わるまで」のジャズアレンジっぽくしたのを聴いたとき、コドモだった自分が、新しい世界(笑)を知ったようなドキドキ(爆笑)を感じました。マジです。アレンジの面白さ、即興の面白さ、フェイクやかけあいや客としての一体感や、、、ライブの面白さを教えてくれたのはスタレビです、と言っても、過言ではない。

今、コブクロのライブで行われてるものは、だから、おいらは「ニヤリ」としながら嬉しくなってしまう。スタレビを、若い世代が受け継いでるなぁ、、、って感じで。


そして、久しぶりに参加したライブ「31」(あ、これも数字だな。ちなみに31枚目のアルバム、という意味です。31周年ではありません(^ー^;)リリースは去年の9月♪)。スタレビは、スタレビだった♪そして、楽曲のクールさもホットさも、根本さんの歌声も、メンバーのコーラスも10年前と全然変わらなかった。柿沼さんが歌うまくなってたり(失礼!(汗))という若干の変化はあったけど。Vohさんが相変わらずいい味出してたり、寺田さんが、変わらぬ細さでパワフルなドラム聴かせてくれたり、その他のメンバーがココロなしかマッチョ(笑)になってたり。

びっくりしたのは、お客も10年前の雰囲気と一緒だったこと(笑)。スタレビのファンって、すごく反応がいいんだ♪「ここは拍手でしょう♪」「ここは踊るでしょう♪」ってとこで、ステージに会わせて確実なレスポンスがある(笑)。しかも、引き際も見事。もはや、ステージと阿吽の呼吸(!?)。この気持ちよさって、異常なくらいだ(笑)。どうして、初めて会った人間の集合なのに、ここまで一体感があるんだろう。。。

ちなみに、ウェーブはありませんでしたが(苦笑)、ブートキャンプしましたぜ♪老若男女のタテノリ。会場古いとこだったらあぶねーよ(汗)。でも、スタレビだから、許してしまう(?)。絶妙のタイミングで注意呼びかけるから、客も暴走せずに乗れるんだよね。「こんなとこで死んだら、親戚に笑われますよ!!!」って、根本さん、、、相変わらず、最高だ♪


残念ながら新曲はわからんかったんだけど(汗)、「愛の歌」はDVD(「25年に一度の大感謝祭」)で観てたんで、思いっきり参加しました。他の会場と比べてどうだったかなんていろいろあるだろうに、「さいこー!!!!」と客をほめるのがうまい根本さん。言葉ってこうやって使いたいな、って思った瞬間だった。

古い歌も聴けたし(「常夏のジャガタリアン」♪知らん客がいたのは残念だったが。。。)、「木蘭の涙」のオリジナル・ヴァージョンも「トワイライト・アベニュー」も聴けた。そして、「夢伝説」。。。生で聴けて、本当に幸せだった。何だか、世が明けていくような、日常の不安が朝日に溶けていくような(それは錯覚なのだが(爆))、清々しい気分になれた。

ありがとう、スターダスト・レビュー!

そして、これだけの力を常にキープしているスタレビに、今年こそ、運命の女神が微笑んでほしい、と思った。

「ぼくらだって、一度くらい紅白に出たいですよ(笑)」根本さんの冗談めいた一言に、考えてしまった。わかってる。スタレビは、実力から言えば紅白出られるバンドだって。話題性、という点で損してるだけだって。おいらも、観たいんだよなぁ。。。紅白でのスタレビ。

妄想で企画してみる。売り出すのはどうやって?

新曲?これが一番彼らの本意だろうが、「夢伝説」や「トワイライト・アベニュー」を超える名曲が必要だ。

既存の曲で?「愛の歌」なんかいいが、熱病的なブームを呼ぶような曲ではないよな。もともとスタレビは、「ちょっと平熱」っぽいとこが特性だし。う~ん、ムズカシイ。

「木蘭の涙」とか話題になったけど、マスコミがあんまりとりあげなかったもんな。話題性、って難しいもんだな。「中高年の星、スタレビ!」ってか?それもいいかな。「スタレビ行くと、コミュニケーション力あがります!」とか?これ実際あるとは思うけど(笑)。営業下手な奴は、学ぶ点多々あるのは確か(苦笑)。

そんな、スタレビに「心配してくれんでもいーわ!」と突っ込まれそうなことを考えながら、帰りました。おいら、時々、果てしなく暇人だな。。。

ともかく、今年の紅白、「ジェロが出るなら、スタレビも!」のスタンスで臨みたいと思います(^ー^;)来るなら今年、って気がするのですよね。単なる妄想だけど(汗)

そんな、たわいもない感想でした。では。
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はじまりの日 その2

2008-03-18 23:58:55 | Weblog
背中を押す 春の風
少し冷たい でも 凍えるほどじゃない

この風に乗ったなら きっと 空まで


想い 見上げる 蒼い空
まだ 儚く 日差しの力が必要な
透明の きれいな水の粒


誕生も死も 決定事項ならば
全てが 予定調和の 檻の中

でも ぼくらが 生きるのは
この瞬間

未来も 過去も ぼくらを損なわない
今、この瞬間の 思いだけ
誠実に つないで
今を 生き続けよう

おめでとう


羽ばたいていく きみに


ずっと ぼくのココロに
住む きみに

--------------------------

暴走シリーズ、第2弾。
春なんで、、、お許しください。
きめ~感じになってますが(苦笑)、ここんとこ、毎日送別会なんす(爆)

悲喜こもごもの4月人事。暗雲は見ない振りして、飲みに逃げてます。とりあえず、皿まで食え、という感じです。

屍拾う人はいないと思うので、生きてる範囲内で頑張ります。次長~!!!


そうそう、スタ・レビライブに行きました。今年はスタ・レビの波、来そう、と思いました!それについては、また改めて。では!
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よい日この日♪

2008-03-17 23:52:26 | Weblog
卒業式シーズンですね。

なーんか、この年になると、自分の頃どうだったかなんてほぼ忘却の彼方(苦笑)ですが、「ガクナビ」とか観てると、みょーに気になります。

今日のめざましでは、閉校になる学校の7人の卒業式がとりあげられてました。

自分が卒業した学校がなくなっちゃうって、切ないだろうなぁ。。。でも、仲間とか町の人達とか、学校の代わりに、思い出になって残っていくんだろうなぁ。。。

おいらは、卒業した学校は残ってますが、残念ながらその地を遠く離れちまって、今では仲間ともあんまり連絡取れてない有様。わびしー(爆)。中学校とかめちゃくちゃ懐かしいんだけど、全然行く機会ないもんなぁ。。。なんか、地元の友達とか、会えば会ったで、すぐにあの頃に戻って話せそうな気はするんだけどね。(10年前に会った時は、そうだった(笑))


う~ん、、、明日は近所の学校が卒業式です。卒業生みんなに幸せの翼が生えて、羽ばたいていきますように。自分の子じゃなくても、感慨深いもんだな。

以上、いつものごとく、乗りやすいおいらでした(^ー^:)
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丘を越えて♪

2008-03-17 02:41:50 | Weblog
昨日、浮上するまでにお世話になった曲(苦笑)

「White Days」「永遠にともに」「ここにしか咲かない花」「鴨川」「テルーの唄」「奇跡の星」「青い風」「愛が呼ぶ方へ」。。。

どれもヘビロテです。疲れてたんかなぁ。。。とりあえず、今は元気です(笑)

手嶌葵ちゃんの歌い方が、「テルーの唄」と「奇跡の星」でかなり違うことに気付く(遅い!)。「テルーの唄」は寂しくて、「奇跡の星」は、何か嬉しそうだ。声が明るいっつーか。いいなぁ。当たり前のことなんだけど、声の陰影ってこんなにつけられるんだ、っていうことがわかって、驚いた。

「鴨川」は、聴いてるうちにちょっと落ち込みました。きれいな曲なんだけど、痛いんだな。馬場さんの声は爽やかで、聴いてよかったけど。

「青い風」のみつきちゃんは、本当に、素直でかわいい声だ。歌の世界が純粋で、聴いてるとほっとする。

ポルノグラフィティの「愛が呼ぶ方へ」は、一時期超はまっていた曲だ。歌詞とメロディとアレンジと。。。コブクロにハマる前の自分が求めていた方向。まぁ、基本この頃の自分は「この曲は好き、この曲は嫌い」と、一人のミュージシャンの中でも選んで聴いてたなぁ、と思う。(大貫妙子さんでも、さだまさしさんでも、矢野顕子さんでも、ドリカムでも、サザンでも、山崎まさよしさんでも、、、基本、選り好み。。。)

久しぶりに、音楽に随分癒された週末でした。


明日も、頑張ろう。
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夜の底を覗いたことは無いけれど

2008-03-16 00:17:53 | Weblog
営業の後、接待の後、送別会の後、、、

ダメだなぁ、と思うことがある。

別れた後の、あの人が、ちゃんといい気分で眠ってるのかな、って気になる。

絶望して死んでるんじゃないか、って、、、なんで、そんなこと思うんだろうね。遊びのように。本気でそんなこと、思っちゃいないくせに。自分なりに精一杯を務めた後、笑顔で別れて。なのに。


どこまで頑張っても届かないもの。届かない部分。そんな崖っぷちをいつも覗いてるような気がする。自分はそれでも絶望しないのだ。それほど、自分は神経が太い(苦笑)

やさぐれて酒飲んでも、全然酔えないんだ。涙も出ない。何のために、人は出会うのだろう。寂しいから?もっと他の何か?

極めて自分勝手に盛り下がるこんな時は、「White Days」が無性に聴きたくなります。次は「永遠にともに」。なんでかなぁ。。。癒されるのかな。わかりません。(どーしてもそれでダメな時は、次に「ここにしか咲かない花」でチャージする)

とりあえず、麒麟のスタウトは、カラメルソースっぽいです(笑)。お菓子の風味。おいら、そんなの好きだけど(爆)。

反省会これにて(反省しとらんが。。。)終わります(笑)。では。
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はじまりの日 その1

2008-03-13 02:01:54 | Weblog
傷や 裂け目や 奥底の 沈む難破船

見せたくない 海は 全てを 覆って
知らんぷり

哀しみも 弱さも 美しくないものは すべて 恥じて

「わたしを 見ないで」

海は 空を 映すことに 夢中
空の蒼を 纏って 染まって
海は やっと ほっとできる
そんな 海を 空は 不思議に思いながら
うれしがっている
海の表が、獏とした自分を 確かに映し出してくれるから


空が生むものと 海が生むもの
重なりあって 生まれたのは
この星の 命

幾億年の 約束と 記憶 今も 昨日のことのように

空の蒼に 隠れながら
引っ込み思案な 海は 今日も
素知らぬ顔で かもめ相手に 歌っている
空は 風を相手に 歌ってる


おめでとう ありがとう さようなら こんにちは

すべての 愛と すべての 別れを 今日も


---------------------------------------------



なーんだろ。ふと思いつきました。(この年で、こーゆーことを「ふと」思いつくな!!と突っ込まれそうではあるが。)

空と海、って、なんだか、、、と思っているうちに、浮かびました。夫婦とか恋人とかって、究極、お互いを映しながら、お互いを模してるのではないか、と、ふと思ったので。(そこにナルシシズムの片鱗はあるかもしれないが(汗))我が身や周囲を振り返れば、決して鏡のようなカップルばかりではないけど。全く違う者同士が、互いに似てくる姿は、結構感動する。

まぁ、、、ね。多分、何%かは、「White Days」聴きすぎたせいなのかなぁ。。。と。あの歌、壮大ですからね。(苦笑)

では、また♪
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No.4 「どんな空でも」 ~終わりの向こうの、明日のうた~

2008-03-11 23:27:12 | 5296
アルバム「5296」の4曲目は、「どんな空でも」。

この曲は、ご存知の通り、NHKプレミアム10の特集でも、そのレコーディング風景が紹介され、コブクロがこの歌にこめた思いも、丁寧に語られていた。もう、語り始めたらきりがなくなる(爆)。

「どんな空でも」を聴いた時の感想。

「5296」の中で、「どんな空でも」は、新たな幕をあける役割を果たしている。
「蒼く 優しく」が「overture~theme(テーマ曲)」つまり、主題、だ。
「コイン」は、主題の提示の後の、展開。深刻な主題をひと時覆い隠す、平和で希望にあふれる一節だ。
「蕾」で、一気に、主題が劇的な変化を起こす。テーマ曲の流れを受けつつも、もっと根源的に深刻にテーマを描き、しかも、すべてを包括して、物語を一気に盛り上げ、集束させる。

つまり、「蕾」で、いったん楽曲は集束する。(なぜなら、そこで世界が完成するからだ。)そんな印象がある。

「どんな空でも」は、その後の曲だ。終わりの向こうの、新しい曲。明日の朝に夜明けの光が射すような、そんな歌だ。

「どんな空でも」の歌い出し。いかに裏でシーケンサーが鳴ってたとしても、リズムとってたとしても、あの黒田氏の自由な歌声に、小渕氏のコーラスが寸分違わぬタイミングで、少しのハーモニーのズレもなく、気持ちよく寄り添って伸びていく。あれは、すごい。「アナログ・デジタル」の本領発揮。なんで、あれ一緒に録音しなかったんだろう、と思うけど。お互い口みながら歌うのが楽だろうに。それとも、縛りなく黒田氏に歌わせて、それにどこまでもあわせられる、という小渕氏の自負なのか。難度どれだけ上げたら気が済むねん!ってくらい、あっけにとられた。(おいら音楽はド素人なので、全く見当違いのことわめいてる可能性が大です。お見苦しくてすんません。音楽関係者の方がいらしたら、笑って見て見ぬ振りしてやってください。。もしくは、「アナログ・デジタル」の真相を教えていただけたらありがたいっす(汗)。)

「どんな空でも」は、夜明けを思う歌だ。見えない青空を見上げる歌だ。空いっぱいに歌が広がり、どんどん勇気がわいてくる。そんな曲だと思う。

朝、この曲を聴くと、心に日が差したように、暖かくなる。
夕方、この曲を聴くと、生活に輝きが戻るように感じる。
夜、この曲を聴くと、この曲が語ろうとしないが含んでいる、奥の哀しみに感応して、泣きそうになる。
なんだか、ブラームスの「交響曲第1番」第4楽章を思い出す。なんでかなぁ。。。


ともに歌い、ともに手を握り、そうしてやっと、人は人らしくなっていく。
重なる合唱の厚みが、人間の歌になって、幸せそうに響いていく。

どこまでも真面目な「5296」。「どんな空でも」は、5296の世界に、新たな朝をもたらす、明星のような曲だ。

コブクロが、曲に込めたもの。目指すもの。それを想うと、果てしない気持ちになる。彼らは、どこまで高みを目指すのだろう。

ストイックに。がむしゃらに。したたかに。ひたすらに。

スタンダードと呼ばれる、数ある名曲達に似て非なるこの曲は、ちゃんと、この曲にしかない輝きをもって、独特の「スタンダード」として存在している。

あんな風に、楽しそうにレコーディングしてるんだもんなぁ。。。天才だよ。

いつにも増してまとまりませんが、「どんな空でも」は、とてつもない曲です。単純な曲だと思ってたら、痛い目に遭います(笑)。限りないリスペクトをこめて。
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「シリーズ激動の昭和~3月10日東京大空襲~語られなかった33枚の真実」

2008-03-11 00:44:53 | その他テレビ
TBS系で、やってましたね。

気付いたら始まってたので、最初の20分ぐらいは見れなかったんですが。


3月。いつのまにか、自分は1コ年を取っていて、、、それだけでも、果てしない感じがするのですが、63年前の今日は、東京の下町で10万人の一般市民が一晩で焼き殺されていた。同じ3月。

あの写真はどこかで観た記憶があるんだけど、逃げずにしっかり見つめたのは、きっと今日が初めて。カメラマン(警察官)石川光陽氏が記した、1945年の事実。10万人の命、、、生きながら焼かれた、一人一人の無念。

相対化や比較は、この際放棄します。

ただ、ただ、哀しかった。何も取り戻せないことも。誰も還らないことも。今、生きている被災者の人達の記憶の傷も。

仲村トオルは、いい演技してた。原田泰造も、酒井美紀も、竜雷太も、、、派手すぎず、でも、存在感があって、とてもよかった。

生存者の皆さんの証言が、「彼らが存在した」ことを妙に肌に近く感じさせて、その分、ドラマが身に迫って感じられた。どんなにか苦しかったろうに、カメラの前で語ってくれた、その人達の想いの強さに支えられて、この番組は、確かなメッセージをもった作品になっていた、と思う。

繰り返し、語られなければならない。いくら、時が経っても。何度でも。何度でも。繰り返し、語ることでしか、ぼくらが、彼らに寄り添う術は無い。

10万の、一人一人の命と。


やがて、ぼくらも還っていくのだけれど。それでも。むごたらしく生を断たれることは、もう、二度と、誰にとっても、あってはならない、はずなのだ。

自堕落で言い訳ばかりの人生の中で、それでも、誓うよ。小さな声だけど。ずっと。


「(生きながら焼かれ、逃げ場も泣く苦しみ抜いて亡くなった数多くの)遺体が折り重なっていて、ね。その上に、青い空が広がっていてね。。。」

絶句し、涙ぐんでその場から目をそらした、当時少年だったその人の中にある、永遠に消えない光景。亀戸駅前でそんなことがあったなんて、知らなかった。知らなかったけれど、そこで起きたことは、事実なんだ。愕然とし、呆然とする。


知ることは、第一歩。この間、絢香ちゃんが言ってたな。本当だ。知ること。知らなくては。何も始まらないんだ。

この番組を企画/制作してくれたスタッフ・キャスト・関係者全ての人に感謝したい。ありがとうございました。

忘れたくない。でも、忘れがちなおいら達のために、また、放送してください。お願いします。
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「あきらめちゃだめだ」と、きれいな笑顔

2008-03-10 23:52:19 | Weblog
高橋尚子選手の笑顔に、こっちが泣けた。

「あきらめちゃだめだ、あきらめちゃだめだ、あきらめちゃだめだ、と、何十回も、何百回も自分に言い聞かせてきたので、結果が出せればそのことを伝えたかったですが、、、それを言えなかったのが残念です。」

きれいな笑顔で、どんな悔しさを胸に抱えて、それを言うんだろう。

ああ、、、なんか、一緒だな。頑張ってる人の笑顔は、みんな、きれいだ。


高橋選手、ありがとう。あなたの言葉に、確かに勇気づけられた人は、たくさんいる。おいらも、その中の一人。

あんな風に、彼女のように、号泣を越えて、笑っていたい。そう思ったんだ。

本当に、ありがとう。

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CMに癒される日々

2008-03-09 22:12:01 | Weblog
意味ない話です。すみません。。。

最近のCMが好み直球ど真ん中で、ヤバいっす。

・NTT communicationsのMUSICO(ミュージコ)「いつか離れる日が来ても」by平井堅、3/12から配信)を夫婦が別々の家で電話しながら、仲良さそうに聴いてる、というストーリー。遠距離別居婚が、いまトレンディ?!なーんか、こそばゆい、っつーか、薄気味悪い、とゆーか。(新たな購買層ターゲット発掘、ってか?)。。。

あれこれ文句言いつつ、あまりに爽やかなCMに、ココロとろかされそうになりました。だって、牧瀬里穂だよ。。。(単純莫迦。。。)ただ、まぁ、、、MUSICOでダウンロードした曲を、離れた場所で同時に聴いて幸せになる、って発想は、往年の名作ドラマ「北の国から ~巣立ち~」で、純とれいちゃんが、東京と北海道で同時にレンタルしてきたビデオ(「ローマの休日」なんか)を自宅で観て、デートした気分になってる、という、何とも微笑ましい青春の一ページ(苦笑)を思い出します。オマージュか?。。。

・スバルのCM。シンプルにしてメッセージ性高い、何だか分からんがいい感じのCMだった。「スバルを選ぶ人は、車を楽しむ人です。」確かになぁ。。。今はトヨタに乗り換えたおいらなんぞは、しみじみします。(それ風に言うと「トヨタを選ぶ人は、燃費を考える人です。」ってとこか。。。)自社のイメージを作るって大変だな。スバル・ユーザーだっただけに、一瞬ココロ動かされました。

・ペプシ-nexのCM。商品は割と常に机の上にありますが(笑)。動いてるCMは初めて見たなぁ。(自販機の宣伝画像とキャッチコピーはおなじみだが。)路線をキープしつつ、「おいしい」だけをメッセージにする、シンプルさ。商品の持つ「すっきり」感も伝わって、イメージ的にいい感じだった。

・JAL先得キャンペーンCM。コブクロの「君という名の翼」をフィーチャーした、この春のCM。単純に「おおっ、君という名の翼!」と嬉しかったのが第1印象。この曲が持ってる華やかさや躍動感が、うまくCMの伝えたいことの「気分」にマッチして、気持ちよかった。そして、けっこう直球に空を映してる飛行機会社らしい映像と、わが道をいくパワーを持った(笑:ほめとるんよ♪)コブクロの音楽の融合感が、なぜか昭和のJ-POP全盛期を連想させて、なつかしい気分になった。なんやろね。。。「元気だった○○才の頃」と思い出させるような(苦笑)そういう懐かしさを感じた。
あの頃の気持ちに還って、いっちょ元気出して旅行に行こうよ!ってなメッセージに感じてしまうのは、おいらだけでしょうか?!

以上、なーぜか、なぜか、1時間テレビ観てたら遭遇した、CM達でした。(JALを除く。あれは、kobukuro.com配信を観た。)
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横浜アリーナ2日目

2008-03-09 13:32:25 | コブクロ
今日も、いいライブになりますように♪

快晴の空に、響け! みんなに、届け!

では、また。(行ける人、思いっきり楽しんでくれ。行けないおいらは、想像力で補完。。。)
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コブクロ・ライブ・ツアー「5296」始まる!

2008-03-08 10:29:06 | コブクロ
いよいよ、今日からですね。

数日前から、自分までなんだか落ち着かなくなってる(爆)。どんだけ、影響されやすいんだか。

昨日(今朝?)は久しぶりに、夜、眠れませんでした(爆笑)。疲れて眠いのに眠れない、、、って、すごい久しぶり。スタッフじゃないんだから。。。おいら、乗り過ぎ(苦笑)。(まぁ、仕事上いろいろ、というのも、正直ある。だが、大したことではない。きっと不眠の主原因は、「遠足前の興奮」と一緒。。。しかも、「自分が行けない遠足」なのに興奮してるって、、、)


横浜アリーナ。初日。

Good luck!コブクロとスタッフの皆さん。Good luck!観客の皆さん。(うらやましい!^ー^)

すべてがうまくいくよう、祈ってます。今日は、太陽出ているよ。あったかいライブになりますように。

今日はおいらも、ちょっといろいろ。ライブの成功を祈りながら、頑張って乗り切ります♪

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No.3 蕾(つぼみ) ~純粋にして完全な歌~

2008-03-07 00:16:32 | 5296
今日の感想は「蕾」。


この曲のレビューは難しい。なぜか。。。完璧な曲だからだ。

いきなり思考停止のような発言で申し訳ないが、本当に「蕾」という曲の持つ完全性は、まるでよくできた工芸品のようで、小渕氏が「別冊カドカワ」で語っているように、声も、曲も、アレンジも、全てが「これ」でなければならない、とすら思えてくる。それくらい、見事なまでの極上のバランスで、この曲を構成する全てのパーツが支えあい、高めあい、織りあわせられている。

それほどまでに完成度の高い「蕾」だが、何度聴いても不思議なのは、この曲の立ち位置が、日本の音楽シーンの中で独特な場所にあるように思える点だ。

「蕾」のような曲って、他にどこにあるだろう。。。?

考えてみると、日本のJ-POP、歌謡曲、及び演歌等が描いてきた情景は圧倒的に恋愛の心情であって、こんな風に「母親(もしくは母以外の肉親)への愛」を純粋に中央に据えて歌いきった曲、というのは、とても珍しく思える。もちろん、演歌の中にもJ-POPの中にも、肉親への愛や望郷の念を歌った曲は、少なからずある。だが、「蕾」が見せる情景の美しさ、ニュートラルで透明な空気感、劇的な盛り上がりを見せるくせに暑苦しくはない、という絶妙の温度感、純粋にしてまっすぐな曲の志向性、等は、なかなか似たものを探すのがムズカシイ。昔、さだまさしらが「ニューミュージック」と呼ばれ、その独特の立ち位置を確立した時期があった。さだまさしも「案山子」や「無縁坂」等、恋愛ではない世界を奥深く歌い、時代の中に強くその存在を印象づけたものだった。では、コブクロはさだまさしと同じカテゴリーなのか。。。う~ん、、、似ているのだが、コブクロは、コブクロとしか言いようが無いような気がする。さだまさしの歌はさだまさしにしか作れないように、きっとコブクロの曲は、コブクロだけが拓く世界、コブクロだけが見せてくれる情景なんだ、と思えてしまう。

名曲、というのはそういうものかもしれない。他の「名曲」と言われる数々の素晴らしい楽曲の中に置かれたとき、「蕾」も、同じだけの存在感を放って、この時代、平成19年という微妙に独特な時代に、刻印されているのだろう。ずっと。

そして、時代を超えても。きっと「蕾」は聴かれ続け、歌われ続けるだろう。そんな曲なのだ。


「蕾」の誕生のきっかけは、サビの♪消えそうに~、咲きそうな~♪の部分だったという。「そこから、全てが生まれた」と小渕氏も黒田氏も言う。

おいらも、サビのこのフレーズが大好きだ。聴くたび胸が熱くなって、説明しようの無い感動と哀しみがこみ上げてくる。

だが、実はこの曲にはもう一つの感情の導火線があると思うのだ。

それは、Aメロの冒頭部。

「涙こぼしても/汗にまみれた笑顔の中じゃ/誰も気づいてはくれない/だから あなたの涙をぼくは知らない」(「蕾」,コブクロ「5296」(2007)より)

この短い一節だけでも、十分、詩として成立する。それだけの、深みと味わいがある。


この一節が、どれだけ人の心を揺さぶる力を持っていることか。どれだけ多くの感情を刺激することか。この曲が暗喩する全てのことがらが、聴く者のココロの奥底を直撃する。

泣くとか、泣かないとかの問題ですらなく。突然に心の奥に優しい光が差し込まれたかのように、「蕾」は、人間のココロ、を唄う。感動する以外、何ができるだろう。

本当に、きれいで透明な、宝石のような楽曲である「蕾」。まるで、天使に捧げられたかのように、亡くなった人に届けとばかりに、この曲は、高く高く空へと上昇するイメージを孕んでいる。

この曲が描いたのは、限りない愛情。自分ではない者を命をかけて生かそうとする、大きな愛情への感謝と歓喜。

それが失われたことへの喪失感と、永遠に心の中に留めようとする誓いと。


「蕾」は、聴く者を「愛することのできる人間」へと還す。そんな楽曲だと思う。この曲を生み出してくれたコブクロは、本当にすごい。


追伸:この曲の「完全性」をさんざん強調した後でこんなことを書くと矛盾しているようだが、昨年末の「僕らの音楽」で演じられた「蕾」は素晴らしかった。ギタリスト小倉博和氏とのギター競演。ものすごく、沁みて、ぞくぞくした。コブクロの2人も、気持ち良さそうに演じていたなぁ。「蕾」の可能性がまた一つ開いたような、そんな感じだった。

(いつにもまして、支離滅裂。もっと伝わるように書きたいのだが。。。陳謝!)
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