二つ星の空

(旧「風からの返信」-11.21.09/「モーニングコール」/「夢見る灯台」/「海岸線物語」)

明日

2006-03-27 23:42:32 | その他音楽
小田和正。心の代弁者^-^;

あの歌の詩が、胸にリフレインする。
あの時とは違う意味を込めて。
今生まれた新しい想いを込めて。

すごいな。100万通りの心を乗せることができる歌。
それを人は「名曲」と呼ぶのだろうか。


そんな美しい歌と並行して、頭の中をぐるぐると巡る、今日の一節。

『遠からず君は何者でもなくなり、いずこにもいなくなることを考えよ。また君の現在見る人々も、現在生きている人々も同様である。全ては生来変化し、変形し、消滅すべくできている。それは他のものがつぎつぎに生まれくるためである。』
by Verissimus(いわゆる「マルクス・アウレーリウス」^-^;)


大昔のローマの皇帝と、現代の我々が、同じメンタリティを持っているのは、苦笑を禁じ得ない。今の我々って、それぐらい労働を免除された特権階級並の待遇なのだろうな。奴隷の代わりに科学技術を駆使して。思う存分、「自分」という存在を感じることができ、そのせいで却って自分をがんじがらめにして、息苦しくなっている。

今のおいらは、ローマの皇帝ほどの重責もなく、形而上学的な懊悩もなく、目の前のタスクを締切内で処理することで精一杯だ。

それは、とても幸せなことだと思う。そして、人から与えられる愛情をほろほろと受け止めたり受け止め損ねたりしながら、、、
それは、まるで、降り注ぐ桜吹雪の中で、立ちつくしているかのようだ。

運命よ、あなたの意のままに。全てを受け止め、私は、あなたの指す方角を目指そう。
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弱った。。。

2006-03-26 21:28:23 | Weblog
勤労意欲がやばいくらいにナッシング。

というか、集中力切れ。頭が動かん。あしたまでに、あれとこれとそれと、そしてこれも。。。(どうやら片手じゃ済まないらしい(汗))

ミッション・インポッシブル。あり得ない任務。甘えは許されない。それなのに、何故、おいらは甘えているんだろう。

とりあえず、こんなネガティブっぷりをブログにさらして、やっとその恥ずかしさで立ち直ろうとしてるおいら。ダメ人間です。

がんばらなくちゃ。朝が来るまで。
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言葉の力

2006-03-22 22:57:34 | その他音楽
小田和正の「Re」を想う。

言葉には、声がついてくる。その声には、力がある。心の力、なのかも、しれない。



誉められると、木にも山にも登るおいらですから。(動物占いでは、さるデス、案の定(笑)。)誉められると、とても嬉しいのです。そりゃ、もう、涙が出るほど。

メールの奥から語りかける声の優しさに、手を合わせたくなる瞬間が、あるのです。その心の優しさに、感謝。たとえ社交辞令でも。

最近、スーパーに行っても、店員さんが優しいような気がしたり、どこに行っても、皆、優しい気がする。職場のチーム以外は(爆)。それも、皮肉ではなく笑顔で、受け止められるようになってきたりして。そんな日常。(まぁ、チームも、優しいことは優しいです。おいらがちゃんとしてさえいれば^-^;)

人の情けが身にしみる今日この頃です。要はね、取引先の担当の人から優しいメールをいただいた、ってだけなんスけど。それ読んで、本気で喜ぶのもどうか、って自戒しつつ、めちゃ癒されてる、という話でした。

明日もがんばろう。「Re」その先に、ペイ・フォワード。おいらの幸せが、他の誰かを幸せにするように。

(あ~、また、一人で盛り上がってます^-^;陳謝)
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祝日。。。ですよね^^

2006-03-21 12:53:26 | Weblog
デスクワークの日。苦手なので、全然効率よくないです。昼だ昼だ、昼飯だ、って感じ(我ながら頭痛い奴。。。)

ちょっと思考力判断力低下中。Let it be.じゃいけませんか。明日のスケジュールがとんでもないことになっていることに今頃気づいて大騒ぎ。どーやって乗り切るかな。身体が二つほしい。(←ぼけっとしている内にダブルブッキングしたらしい^-^;)

(あ、今いーこと思いついた(笑)ソレで乗り切ろう♪決まり!!←こーゆーことしてるから、「独断専行」と言われるんだな。ごめんよ同僚^-^;)

先週末の占いでは「来週のあなたの運勢は、、、お伝えするのがためらわれるほど★★なので、むしろそれについては言いません。しばらく堪え忍んだら、その後はうまくいく時期がくる、と、お伝えしたいと思います」ってな書きっぷりで、「おいおい!フォローはないのか!フォローは!?」と、お遊びと知りつつ半泣き笑いの状況でした。もうそんなのって、占いじゃないから(笑)。現実だから(大笑)。

基本的に、占いって、自分は信じてるんだろうか、信じていないんだろうか。きっと自分にとって、占いは天気予報と同じなんだろうな。環境を予測する、一つの指針。当たるも八卦、当たらぬも八卦(気象予報士に対しては、大変失礼な言いぐさだな。申し訳ない(爆))

そんなどーでもよさそうなことをだらだらと考えながら、なんかこう、元気の出る昼飯って何だろう、、、と、カレーパンをぱくつきながら思う、今日この頃。

再見。
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Good night, and Good Luck

2006-03-18 21:35:06 | その他映画
お久しぶりです。生きてます。

XDayが、今週2回、来週2回、、、人生の明暗を分けるような(?)日が、こんなに立て続けにあってもいいもんでしょうか。それとも、おいらが小心すぎるのでしょうか。。。まぁ、命をとられるわけでもなし、と思えば、どの日も「ただの1日」ではありますが。(きっと、そうなんだろうな。淡々と、やるべきことをやって締切に間に合いさえすれば、そして内容がクライアントの要求水準に達していれば、何も問題はないはずなのだから。。。ってか、当たり前のことを実現するのがきっつーい今日この頃(><;))


週末恒例の、仕事嫌々病が悪化しそうな気配ですが、いい薬を見つけました。

「グッドナイト&グッドラック」
ジョージ・クルーニー監督+出演作品。デイヴィッド・ストラザーン主演。
オフィシャルサイトは、○ttp://www.goodnight-movie.jp/

ジョージ・クルーニーは、、、あまり気にとめたことがありませんでしたが、「シリアナ」で怪我したのに、療養中に、情熱をかけてこの映画を撮ったんだとか。アカデミー賞の多くの部門にノミネートされたのに、大賞は逃してしまった、とか。主演のディヴィッド・ストラザーンはどこかで見た男前だと思ったら、「L.A.コンフィデンシャル」に出演していた、だとか。(おいらは、L.A.コンフィデンシャルは、ケヴィン・スペイシーの渋さとキム・ベイシンガーの美しさしか、覚えてなかったけど(苦笑))

etc.

そんなわけで。予告編見たら俄然楽しみになってきたのだ。今観たい映画「ナルニア国物語」(予告編で見た、女王とライオンに魅了された、、、)、「北斗の拳」(えっ、阿部寛主演の実写じゃないんですか?(笑))等とは別に、ぜひ見たい映画リストの筆頭になりました。見れるかどうかは、神のみぞ知る、だが。

それにしても、去年ぐらいから、「観たい映画」が多い。映画がおもしろくなってきたのか、おいらが「普通」になってきたのか。(以前は、見たいと思う映画が少なくて、1年に数本見られれば満足だったのに、今では涙を呑むことばかり。。。)

まぁ、「いい」と思うものがたくさんある世の中にいられるというのは、幸せなことなのだろう。



「おやすみ、そして、がんばれ」

  自分へ。そして、全ての闘う人へ。
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崖っぷちなのにMonster(ネタバレ)

2006-03-13 02:19:59 | その他アニメ/マンガ
せっぱ詰まってます。なのに、ここでこんなことしてていいのか?(いや、よくはない。)

うさぎが、ね。極度の恐怖に襲われると、敵から逃げられないんですと。魅入られたように、立ちつくすらしい。それに似ているかも。(いや、おいらのは単なる逃避行動ですが。)

まぁ、うさぎに限らず、極限状態というのは、脳がちゃんと動かないことが多いものですが。

倦まずたゆまず現状に対応できる、忍耐力がほしい。うう。

とりあえず、睡眠時間は確保できています。コタツで(笑)。ベッドの感覚なんて、久しく忘れてしまった感じです。

おいらにとっての優先順位。会社にとっての優先順位。世の中にとっての優先順位。

「こだわりすぎて、顰蹙を買うな」とは、占いの忠告。自戒。

てなわけで、気分転換ついでに。
仕事の合間に視聴していたMonsterのDVDを見終わりました。相変わらずグリマーさんに傾倒。「あの人」やっぱりすごいなぁ、と思うわけです。願わくば、あんな人になりたい。(「超人」になりたくはないけど。)

Monsterって、若い頃、最初に漫画で読んだときは、あまりに苦しくて封印してたけど、今は、冷静に読める。「自分」に対する関心が薄れてきたから、そういうテーマの作品に対して抵抗がなくなったのかも。

ヨハンの不幸は、彼の中に「誰もいなかった」ことだと思う。彼の中には「自分」も「他人」もいなかったから、どこにいても、救われなかったんだと思う。(でも、どんどん「他人に手を出す(というか、下す)」彼は、ずいぶんと外向的(?)だなぁ、と思う。一人じゃいられなかったんだろうか。)

テンマの中には、自分の他に「ヨハン」と「自分が大切だと思う、自分を大切に思ってくれる人」がいる。彼は博愛っぽいから、後者はどんどん増えるんだが。だから、テンマは、自分が何者であるか、悩む必要はない。

グリマーの中には、自分はいない。「自分が大切だと思う人」もいないようだ。でも、彼の中には、ココアをくれた少年「アドルフ・ラインハルト」の記憶がある。彼の生き方は、この件に象徴されているような気がする。自分を失っても、他人の存在を肯定的に記憶することで、彼自身が救われたような。もっとも、彼が記憶している人は、ほとんど、彼から去るか、死んでいるのだけれど。

それにしても、彼の記憶力(「北酒場」にしても、よく歌えるほど覚えてたな(笑))のすごさと、推理力、行動力、体力等、身体的・頭脳的スペックの高さには恐れ入る。ルンゲ警部が「彼は何も語らずにいった」と残念そうに言ったのは、(知的傾向として)同類の匂いを感じ取っていたからかもしれない。ビールを飲みながら話があうような予感があったのだろう(苦笑)。

グリマーはよく「最後に信じられるのは自分だけだ」と、迷っている人に強く言うけれど、本当にそう信じていたんだろうか。感情がない人間にとっては、他人はもちろんだが、自分も相当疑わしい気がするからだ。(自分の浅薄な体験に基づくものだが。)もしかしたら、グリマーが旧東ドイツの新聞記者(+スパイ)をやめた頃、彼の近くにいた人が、彼にそれを教えたのかもしれない。何となく、「スパイをやめる」って、言うほど簡単じゃない気がするんだ。(「007」好きだけどね。)

そう言えば、アニメ「MONSTER」のグリマー役の声優は田中秀幸氏。映画「007」のピアーズ・ブロスナンの声をテレビ版で演じてる人だ。グリマー役、とてもよかったと思う。さすがベテラン。という以上に、おいらはこの人の声と演技が大好きだ。吉岡秀隆と同じか、それ以上に尊敬している。グリマーの声が、田中氏でよかった。人生最大の喜びの一つかもしれない^^

週末の昼間っから恥ずかしい書き込みでスミマセン。(陳謝)そろそろ現実世界に戻ります。

アディオス。
(その後訂正更新。)
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ポーション、プリーズ(笑)

2006-03-10 21:20:44 | Weblog
ここ数日、苛々している。

実は、滅多に苛々しないので、何というか、ものすごく居心地が悪い。。。

八つ当たり感が増していて、愚痴っぽくて、押しつけがましくて、勤労意欲が低下していて、、、いわゆる「ビョーキ」っぽい迷惑な状態だ。上司・同僚・部下よ、すまん。おまいらがそんな状態の時もあったような気がするが、その時「ちぇっ、仕方ねーなー」くらいに思っていた頃の自分が、まぶしいくらい懐かしいよ。

ああ、身体の中の何が足りないんだ。ミネラルか、ビタミンか。内臓機能障害か、脳のバランスが崩れたか。いずれにせよ、面倒だ。あ~、凪の海よ、戻ってこい。

閑話休題。

先日、コンビニ(7-11)で、ファイナル・ファンタジーの「ポーション」売ってましたね。新しいものには目のないB型ゆえ、とりあえず「高い!」とか思いつつ、1本買いました。味は、まぁまぁかな。自然な原材料がたくさん入っている感じが、「おとぎ話の薬」っぽくて、好感度アップでした。(いきなり「タウリン○○mg」とか書かれてたら興ざめだからね。「ローズマリー」とか「ロイヤルゼリー」とかの方が、まだまし、ってもんです。)

あの瓶の色もいいなぁ。青くてきれいで。(色彩感覚がカラスなおいら。)

てなわけで。苛々克服のため、もう一本買おうか、と7-11に行ってみたのですが。

ポーション、ないです。影も形も。一瞬「なんぞ、事故でも?!」とかあせりましたが、どうも大人気で売り切れ状態のようですね。あう、、、ポーション必要デス。HPめちゃめちゃ低いッス。ヘルプ、ミー、プリーズ。

ファイナル・ファンタジーを一回もやったことがないのに気づいて苦笑しつつも、ポーション・プリーズと、夜空に向かって唱える、疲れリーマンの独り言なのでした。
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崖っぷちの風

2006-03-08 04:54:23 | Weblog
。。。が春めいてきました(笑)。のどかなんだか殺伐としてるんだか。

片手でぶら下がりながら「おおっ、ちょっと生暖かい?」とか思っている状況です。来週の自分は生きてそうな気がしますが、半月後は見当がつきません。半殺しの目にあってそうな予感もします。まぁ、、、いいか。(いいのか?>自分)

今日も相変わらずの日常ですが。最近徹夜ができなくなりました。寝てないふりして寝ています。仕事への責任感と睡魔と天秤にかけたら、圧倒的に睡魔が勝ちました。自分がヒラでよかったと、つくづく感じる今日この頃です(笑)。

なんてことはないのかもしれないが、言葉はできれば優しい方がうれしい。笑顔も多い方がうれしい。「偽りでも?」。。。うん、もしかしたら、それでも。

情けないけど、そんな日常。

「ALWAYS三丁目の夕日」。リバイバル上映しないかな。DVDも発売が決まってよかった。とりあえず、その日まで元気でいられるように、頑張ろう>自分。
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夜更けの遠吠え

2006-03-06 01:20:09 | Weblog
夜明けに「眠いぞ~」とか思いつつ仕事してるときに、近所の猫のさかった遠吠え(?)を聞くと、柄にもなく微量の殺意を感じます。そんな今日この頃。寝てないのは自分が悪いんですけどね。猫に八つ当たりしちゃいけませんけどね。

幸せに正常でいるためには、健康で規則正しい生活を送ることが大切だなぁ、と実感します。

先週末は、本能に負けました。「吉岡おめでと~!!!山崎貴組おめでと~!!!そして吉永小百合おめでと~!!!」とかいい気分になって就寝したら、さあ大変。気がゆるんだのか、目が覚めたら土曜の午後九時を回っておりました。一瞬、自分が誰だかわかりませんでしたよ。
パニクりつつも記憶を整理してみると、朝、起床した記憶がうっすらあるし、どうもこのブログにも爽やかそうなログが残っているのですが(苦笑)、それ以降の記憶がありません。二度寝したのか。そうなのか。そのまま夜まで爆睡か。。。

あまりのショックに、またもや寝ました。そのまま翌日の昼まで、、、(起き出した後の家族談。「死んでるかと思って、怖くて部屋に入れなかった」。。。本当に死んでたらどーすんだよ。。。)起き出してからも、半分寝ているようです。使い物にならない脳みそだなぁ、、、

リハビリ用に、つらつらと最近の出来事など。

この冬は、大したこともないようでしたが、なにげにいろいろあったような。

バイパス走行中に、隣の大型トラックからタイヤが外れて飛んできたり、、、(アクセル踏んで逃げましたが、、、いや~渋滞してなくて良かった♪)。凍結時にや~なタイミングで信号が変わって、止まろうとしたら滑りまくって、でかい交差点のど真ん中で停止しちゃったり、、、(恥ずかしかったっす。。。)他人様には言えない間抜けぶり。ここに書いてもいかんわなー。

もうすぐ春。生き延びた!と言えるように、後少し頑張らねば。(3月生まれのおいらですが、4月になると「生き延びた!」」って気になるんです。春が遅い地域だからかな、、、)

そういや、いろいろあって誕生日どころじゃなかった気もするけれど、「日本アカデミー賞」関連の出来事は、おいらにとって最高のプレゼントだったかも知れない♪自分勝手にそうしてしまおう。

信じたものが、皆に祝福される喜び。滅多に味わえない歓喜の一夜だったなぁ。
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明日の風と窓辺の三月

2006-03-04 09:20:50 | その他テレビ
朝っぱらから、失礼します。

昨日の「日本アカデミー賞」で、一つ言い残したことが。

鈴木京香、美しかったぞ~。神木隆之介、堀北真希、みんな初々しかったぞ~。ETC.

それぞれの朝に祝福を。

おいらの今日のテーマ曲はGONTITIと山崎まさよしです。がんばらなきゃいけないなぁ。。。とか言いつつ休憩中。

負けねーぞ。全てはあるがままに。そして全力で。

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第29回日本アカデミー賞!!!!!(長文。。。)

2006-03-03 23:13:59 | 吉岡秀隆
最優秀主演男優賞 吉岡秀隆!!!!!
最優秀監督賞   山崎貴!!!!!
最優秀助演男優賞 堤真一!!!!!
最優秀助演女優賞 薬師丸ひろ子!!!!!
最優秀作品賞   ALWAYS 三丁目の夕日!!!!!

そして、、、
最優秀主演女優賞 吉永小百合!!!!!

ふぅ。。。最高の気分です。

おいら、吉永小百合大ファンだし。でも、薬師丸ひろ子もいいね。ほんと。こんなにいい役者になったとは。「お母さん」ができる女優さんって、貴重だと思う。かわいらしさと、善良さと。記号ではなく、「命」をまとった象徴、と呼びたい。

小雪は残念だったけど。しかたないよ。今日は最高にかわいかった。でも、吉永小百合は別格なんだ。ほんと。吉永小百合がいるだけで、日本アカデミー賞の授賞式会場自体が、どこか神聖で和やかな空間になる、、、とゆーくらい、彼女の存在感を感じます。(変?)

他には、木村佳乃、しっとりしたいい女優になってきたね。石田ゆり子はなんか地味だったな。無理に色気を断っているような。。。それにしても、石田ゆり子と石原さとみは、姉妹のように似てるなぁ。。。どっかで姉妹役やってほしい!

助演男優賞の堤真一。薬師丸ひろ子と同い年かぁ、、、おいらのちっと先輩だな。誰もが心の中で激しく突っ込んでいたに違いない(笑)オダギリジョーへの、「代表発言」っぽいコメントが最高だった。会場中、そして視聴者全員が「堤真一よく言ってくれた!!!」と拍手喝采を送った、のだと思っている(ジョー氏のファンの方ごめん。でも、突っ込まれて、彼も本望だったのではないか、と、、、)


主演男優賞受賞者達は渋かった。確かに最強の男達がそろった感じだが、「役者」としての迫力は、吉岡が一番だったように感じる。他の役者も大好きだけど、「最優秀」の決め手がないんだよなぁ。。。(とか偉そうに言ってみる。)

そして、そして。

吉岡秀隆。本当におめでとう!!!!!いつになく緊張していた彼が、受賞の瞬間に意外そうに口をとがらせ、そして嬉しそうに笑った。寺尾聡からの像の授与。よかったなぁ。薬師丸ひろ子の涙も暖かく感じた。

今は亡き渥美清に捧げた「受賞の言葉」に胸が熱くなった。彼にとっての「生きる」ことと「演じる」こと。これからも胸を張って、おいら達に教えてほしい。


さて、監督賞は山崎貴氏。瞬間抱きついてた吉岡。自分の時よりも、他人の時の方が、いつも嬉しそうだ。


そして、大団円。作品賞も「ALWAYS 三丁目の夕日」。結局「三丁目の夕日」が圧倒的だった。映像も音楽も脚本も、、、こんなに評価されて、スタッフ一同嬉しかっただろうね。

最後、全員集合した時に、じんわり幸せを感じた。皆の真ん中にいる吉岡。そんなすごいものを見る日が来たんだなぁ。中央にいても何故か所在ない印象の吉岡だが、でも、その彼を触媒として、周囲の役者は、鮮明な実在感を増している。

本当に、「ALWAYS三丁目の夕日」は、地味だけどよい映画だった。決して絵空事ではなく。泣き出したいほどの哀しみと苦しみと苦い思いを包む、セピア色の「追想」という名の風呂敷。三畳の部屋に差し込む、斜めの午後の日差しのような、大切な時代の記憶を呼び覚ました映画。

あの映画は、人と人をつなぐもの。そして、「子ども」を守るもの。

勝手に思っているのだが。吉岡が出演している「四日間の奇蹟」「ALWAYS三丁目の夕日」「博士の愛した数式」(そして、一昨年の夏に放映した「ドクター・コトー・スペシャル」も)これらの作品は、子どもへの愛にあふれている。この世は「こども」を守り、健やかに育てていくためにある。そのために、大人は、どんな間違いや挫折を経験しようと、優しさを子どもや世界に注がねばならない。そんなメッセージ。

こんなメッセージを受け取っちゃうのは変かな。

昨今の暗い世相。子どもがゆがんでいく、子どもを「もの」として扱う暴力的な事件が続く中。映画を見て、真っ先に感じたのは「こども」への暖かい視線。

吉岡が関わる作品は、子どもを守ろうとしている。

もちろん、それだけが作品のテーマではないだろうし、他の映画作品も、似たようなメッセージを持っているだろう。でも。「自分は枯れ葉となって、朽ちて我が子の栄養となるのだ」と淡々と語った同僚のように。そこにあるのは、不完全なニンゲンの、哀しいまでの愛情。

世界は救われなければならない。子どもは、守られなくてはならない。全て、それは明日のため。先に生まれた者は土に還り、新しい命を育む。

明日への「祈り」のような。そんな作品。もちろん、「亡国のイージス」も、「北の零年」も、好きな映画はたくさんある。最近の日本映画の充実ぶりは、すさまじいくらいだ。そんな中で、「ALWAYS三丁目の夕日」が金メダルだった、ということが嬉しい。

スタッフ・キャスト・関係者の皆さん、おめでとう。そして、一ファンとして、、、本当にありがとう。
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おはよう

2006-03-03 02:17:46 | その他アニメ/マンガ
深夜にふざけたこと書いてますが(苦笑)。とりあえず、今日の日の始まり。おはようございます。

誕生日、と言っても特別なことは何もなく、いつも通りの「今日」なのかもしれません。でも、それこそが貴重だとも感じる、しみじみモードのおいらです。

何だか、とても優しくされている実感はあるから♪万物に感謝。あなたに感謝。(意味不明ですんません^-^;)自分が、他人にとっても、優しい風になれたら、暖かい日差しになれたら、いいなぁ、、、なんて、不相応のことまで願ったりして。誕生日の高揚感か、深夜の勢いか、、、いやはや、気持ち悪い感じです。(どー考えても、自分のキャラじゃないような、、、)

最近、再度はまっている「Monster」(by浦沢直樹)の中だったら、自分のキャラは誰だろう、、、なんて妄想。一番感情移入できるのは、テンマとグリマーさんですが、これはどの読者も同じでしょう。他人様からみたおいらのキャラって、、、ルンゲ、、、かなぁ、、、ロベルト、、、じゃない、と信じたい。(スーク、という線が濃厚かも(汗))

グリマーさんの話を読んで、あと、薔薇の館の双子の話を読んで、つらつらと、苦しみの大きさを測ることの無意味さについて考えています。とりあえず、自分にはグリマーさんのような恐ろしい経験はないはずなのですが、彼の抱える苦しみは、結構理解可能なので、、、でも「理解可能」と思うこと自体不遜。だらだらと思考中。

自分がどんな顔をしたらいいかわからない状態、というのは覚えがありますが、その頃の自分、写真では確かによく「笑って」ます。おいらはスパイ養成機関に入れなかった(笑)ので、感情の表し方は、演劇部とテレビアニメから習いました。現代っ子(?)なんて、そんなもんかもしれんよ。初めて、「心から怒ったり泣いたりした」ような夢を見た日、その心の動き(の疑似体験)に感動した覚えがあります。目が覚めてから、「これって人間の心みたいだ!」と、思わず雑記帳にメモった覚えまであります。痛いなぁ。。。

「MONSTER」」の中で、自分と他人の距離感をつかみかねている、というかその距離に無頓着なグリマーさんを見ていると、すごく共感してしまいます。彼はバランス感覚自体は優れた人だと思うのですが、「自分」が希薄なせいか、他者との関わり方が無防備、というか、、、。そこに親しみを感じる自分もどうか、とは思いますが。(ここへの書き込みもプライバシーとか羞恥心とか、バランス感覚悪いです、、、お見苦しい点はご容赦ください。)

う~、誕生日の告白にしては、しょぼい感じですが、これからも、いい人生でありますように。

だからね。「おかえり」じゃなく、「おはよう」な毎日を送りたい。(わけわかんねーっすね。今日はちょっち電波チック?)
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