二つ星の空

(旧「風からの返信」-11.21.09/「モーニングコール」/「夢見る灯台」/「海岸線物語」)

「のだめ」&クラシック雑感

2006-05-29 22:42:42 | 「のだめカンタービレ」
最近だれているので、今日も雑談モード。

仮説:「のだめカンタービレ」における黒木泰則は、「ヒカルの碁」における伊角慎一郎である。

なんちゃって。(いや、半分以上本気でそう思ってるけど(笑))

ええっと、今、「ベスト・クラシックス100」なんつーお手軽なものを聴いていますが、(去年かおととし平積みして売ってた奴です)「主よ、人の望みの喜びよ」がオーボエ独奏(マリナー編)になってるんです。気持ちいいなぁ。。。

このCDには、カヴァティーナやタイム・トゥ・セイ・グッバイなんかも入っていて、けっこう楽しめます。おいらカヴァティーナ大好きで村治佳織のCDもタイトルだけで購入したぐらいです。(ディア・ハンターは見てないんだが^-^;)「カヴァティーナ」って、オペラやオラトリオの旋律のきれいな独唱小曲のことを言うそうですね。器楽曲でも旋律のきれいな緩やかな作品をカヴァティーナということがあるらしい。以上、ぐぐった豆(似非?)知識でした。

そういえば、このCDに入っている「サラバンド」(ヘンデル)を聴いていると、映画「風の谷のナウシカ」を思い出す、、、って思ったら、やはりそう感じている人もいるようですね。ちなみに「ドラゴンクエスト」を聴いているとあれやこれやクラシックの曲を思い出しつつ、それでもすぎやまこういち氏の音楽が大好きなおいらです。

あ、雑談ついでにもう一つ。

やっと「絶対音感」を読み始めました。著者:最相葉月(さいしょう・はづき)。文庫本になってヤッホーです。やっと買えたぜ。尊敬する茂木大輔氏がいきなり冒頭部分で出てきてびっくりでした。絶対音感、、、何だかすごそうです。
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風が凄い日

2006-05-28 00:29:27 | 「のだめカンタービレ」
一日中、今も風が凄いです。轟々たる荒れ狂う音。

でも、風の音は何故か好きです。風の被害にあったことがないからかな。昔、台風で被害を受けたらしい某友人は、風の音だけで極度のストレスを感じるらしいけど。

「のだめカンタービレ」を読みました。おもしろかった。この漫画はいいなぁ。昔「ヒカルの碁」を読んでいた時のような気持ちになる。つまり、物語に介入できない無力さを感じつつ、登場人物の魅力に夢中になる、という、、、非常にクールでセンスがいい、しかも(「ヒカルの碁」よりも)ファンサービスにあふれた、知的な物語だと思う。自分も頑張らなきゃな、という気持ちがわいてくる。

そうそう、「スキマの国のポルタ」も視聴。これは先週だったっけ?吉岡秀隆は、ナレーションの仕事がうまいなぁ、と思う。読み方が堂に入ってきた。そのうち、NHKの「ようこそ先輩」とか受け持ったらよさそうだ。(本当は「プロフェッショナル」でもよい、とか思うんだけど、それはさすがに無理か。でも、ドキュメンタリーの語りができるヒトだなぁ、と思うのだ。)

とにかく、前向きになる材料はたくさんある。

で、そんな前向きな気分でおいらが今日何をしたか、というと、とてもお話にならないわけなんですが。。。仕方ないんだよ。今日は風が強いんだから。とか、わけのわからないことを言ってごまかしてましたね。

自分が泣きたいのか笑いたいのか分からない。そんな時は、きっと、幸せなんだろう、と思う。そういうことにしておこう。明日も良い夢を。
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週末の戯言(NHK教育に愛を込めて)

2006-05-14 22:00:09 | 「のだめカンタービレ」
普段テレビは観ない方ですが、見始めるとはまる方です。てなわけで、今週末はNHK教育にはまりました。かっぱえびせん並に、ツボなラインナップでした。特に今日の夕方。

おいらの幸せな(馬鹿な)ところは、自分の生活に全く関係のない、日頃興味のない分野にも、簡単に萌えてしまうとこだろう。建築とか、パズルとか、本屋さんとか、SFとか、自然紀行とか、唱歌とか。。。

そう、「どんな貧しい乞食でも、何かしら余計なものを持っている(byリア王)」のだから。生活に必要なくったって、ちょっとくらい萌えたっていいじゃん、ね。(と、いいわけ)

さて、遅ればせながら漫画雑誌Kissを購入。「のだめカンタービレ」を読んだ。ネタバレOKな方は続きをどうぞ。








「のだめ」は今回もおもしろかった。千秋とコンマスの視点。のだめとテオの視点。黒木君の視点。みな、少しずつ違う世界を生きているのが、場面毎に感じられた。そのズレ具合が素敵だ。それにしてもターニャは、結局黒木君に告白しなかったんだなぁ。。。「みてらっしゃい!(to ヤス)」という台詞に笑った^^がんう゛ぁれ、ターニャ^-^;、、、

おいらは黒木ファンなのでどうしても彼に感情移入するのだが、時間通りにやってきて、誰もいなくてあせっていた場面は、先日同じ思いをしたところだったので、ものすごく「デ・ジャブ」だった。おいらの場合は、5分前だったのに会場に鍵がかかっていて、捨てられた犬のよーな気分でした(笑)。それから、個人的に一押しだった「妖精さん」が入団していて、嬉しかった^^

控え室での会話「ミルク・・・」のくだりも複雑。いなくなったメンバーというのは、今回は「自主的にやめたメンバー」だけのはずだけど、、、あ、そうか。エキストラで毎回のように来ていた「臨時」団員は、オーディションによって選ばれなければ、リストラされたようなものなんだな。クロキンがその辺の事情にまで気づいてしまったとしたら、大変だろうなぁ、と思う。(気づいてほしくもあるけど。)彼にとっては、マルレ・オケは初めての「社会」なのだな、、、(まだ半分学生だけど。)今までは「もっとうまくなったら、もっと楽しくなるんじゃないかって、、、」と純粋に音楽の道を進んできた彼だが、「生活」の割り切れなさをも乗り越えてほしいなぁ、と思う。そういう点から考えると、彼が、千秋を選んで千秋の側にいようとするのは、すごく正しいと思う。千秋は芸術そのものを希求する人だから。千秋の側にいれば、黒木くんは迷うことはないだろう。そして、千秋は、のだめちゃんの近くにいれば、やはり迷わずにいられるのかもしれない。人は皆、本能的に、自分の求めるものを知っているのだなぁ、と、何となく関心。こんなことを感じさせてくれる、この漫画に感謝。
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魅惑のオーボエ(のだめネタバレあり)

2006-04-15 22:41:15 | 「のだめカンタービレ」
久しぶりに本屋に行った。かれこれ2週間ぶり?いや、一ヶ月ぶりか。

最近の、「生き残りゲーム」的な生活も終わり、今日は久々に人間らしい休日。

急に暖かくなって、桜が一気に開花した。心の準備ができてねーよ(苦笑)
本来なら、酒持って弁当持って繰り出すところだが、今年は家族が離散している。「ねぇ、花見に行こうよ」と電話したら、「それどころじゃないはずでしょ!」と逆に気合い入れられました、ハイ。確かにその通りです。今週末はやるべきことがいろいろと、、、でも、家族で花見、行きたいじゃん(涙)。そんなわけで、「やるべきこと」も微妙に片付かない、中途半端な一日でした。(懺悔)

さて、本屋に行って、見つけた女性漫画月刊誌(笑)。Kissという題名が購買意欲を削ぎますが、「のだめカンタービレ」が表紙で、しかもおいらの好きなオーボエ奏者「黒木泰則」が初表紙となれば、買わずにはいられない。とゆーわけで、買いました。内容もよかった。「のだめ」って、ストーリーがけっこうクールで現実的なところが好きだ。主人公の一人、恵ちゃんも、等身大の女の子で、あんまり情緒的でないところがいい。(あんまりけなげに見えないところが、魅力的、というか(笑)。)

それにしても、カレーね、、、たしかに夏場は食中毒になるよ。おいら、1DKのアパートに住んでたとき、猛暑の日に、朝、熱して食ったカレーが、夜、帰ったら、カビ噴いてた経験がある。密閉された部屋の中で、漫画みたいにこんもりとカビの胞子がカレーの鍋を覆ってたよ。。。夏場の食中毒には気をつけましょう(苦笑)そーいや、夏場にイカめしであたったため、以来イカめしは苦手です。知り合いは、卵であたって救急車で運ばれました。食べ物を侮ったらイカンです。

話がずれたか。

のだめの話。以前から「オーボエ吹きたい、習いたい」とほざいていたおいらですが、本当に、習いたいなぁ。。。時間的には、「無理?無理かも、、、でも、頑張れば可能かも」って状況です。配置換えあったからね。今の部署なら、、、でも、オーボエ、高いんだよなぁ。。。「1年間、衣食を切りつめられるかい、オーボエのために?」という問に、答えられるのか、自分。。。
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「のだめカンタービレ」

2005-08-12 22:14:04 | 「のだめカンタービレ」
いつぞやの「めざましテレビ」で軽部さんが言ってた、今話題の漫画。「のだめカンタービレ」。音楽大学の学生、野田恵(通称「のだめ」、なんつーあだなだ。。。)と、先輩である千秋真一の、音楽にまつわる生活を描いたコミックだ。

ここ数日のあまりの調子の悪さに、何か薬が欲しくて、1、2巻を衝動買い。

いやー、笑った、笑った。帯にもあるけど「こんなに笑えるクラシック音楽があったのか!?」はあたってるね。腹抱えてしまいました。

のだめちゃんが、何よりかわええ。あのキャラクターが実在したらヒクだろうけど、実際あんな風にすり寄られて、情の移らない奴がいるだろうか。そして、飼い主のようにきちんと面倒見ている千秋の姿って、世の女性のひとつの理想像なんだろうな。いやー、男の妄想も女の妄想もきちんと生かしてる、クレバーな漫画だと思います。

それにしても、ピアノ上手そうでうらやましい。おいらは指がぜんぜん動きません。

学生時代に、バスケやってて両手の力をバランスよくつけたいがために独学でピアノやってた奴がいた。そいつの腕前が半端なくすごくて、驚嘆したのを覚えてる。何でも、指の力を鍛えるためにはピアノがいいんだそうな。バスケとピアノって対極だと思っていたのだが。バスケのためのピアノ。目的が筋トレだから、弾く曲も技巧的で派手だったです。

ピアノ、に限らず。続けることってかっこいいなぁ、と思う。おいらも、中途半端をやめて、ちゃんと続けなくちゃ。(いろいろと。)

そんなわけで、「仕事残ってるから、法事の当日に参上」と実家に伝えていたのに、まるで療養生活だった、この二日間。怠け者の節句働き、のはずが、全面的に怠けてしまったのでした。
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