Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

今日は寒露・気寒く露草重し

2024-10-08 23:03:00 | 季節行事


今日は寒露。草木についた露が冷たく感じられるころです😊


初候である10/810/12は「鴻雁来る(がんきたる)」。

渡り鳥である雁が、北の地から海を越えて渡ってくるころです。雁は昔は狩猟の対象とされていた鳥ですが現在では禁猟となっています。「かんもどき」というお料理がありますが、もともとは精進料理で、雁の肉に味を似せて作られていることに由来するという説があるようですよ😳


ヨーロッパでは古くから魔除けとして重宝されてきたナナカマドが、他の木々に先だって紅葉し始めるのもこの時期🎵


次候である10/1310/17は「菊花開く(きっかひらく)」。

99日の重陽の節句(菊の節句)に遅れる事1ヶ月あまり、旧暦の99日に近いこの時期は、菊の花が咲き始めるころです。殺菌効果のある菊はもともとは薬草として中国から日本に伝わりました💕


園芸ブームの起きた江戸時代には、植木職人によって様々な品種改良が行われ、「菊合わせ」という菊の新花の品評会もたびたび行われていたそうです😊


また、このころには秋の味覚の代表格である栗🌰が出回ります。焼き栗に蒸し栗、栗ごはんに栗おこわ、栗きんとんに栗かのこ、栗の甘露煮に栗の渋皮煮などなど甘くて美味しい栗料理がたくさん味わえます❤️


末候である10/1810/22は「蟋蟀戸に在り(きりぎりすとにあり)」。

きりぎりすが戸口で鳴くころです。蟋蟀(こおろぎ)と書いてきりぎりすと詠むのはなぜだろうと思ったら、万葉集の時代には「蟋蟀」とは秋に鳴く虫の総称として使われていたようです。


秋は色々な虫の鳴き声が聞こえますが、この時期に野山へ出かけて虫の音に耳を済ませて楽しむことを「虫聞き」といいます。江戸時代の庶民たちは春の花見、秋の月見や菊見、冬の月見🌕と同様に、この虫聞きを楽しんだそうです


「虫時雨」という言葉がありますが、たくさんの虫たちが一斉に鳴く声がまるでざぁっと降る時雨の雨音のようという意味で、まさにその通りですよね💕



9月のデスク飾り

2024-09-27 23:29:00 | 季節行事

今月も会社のデスクで癒しをくれていたデスク飾りをご紹介します💕



9月といえば中秋の名月🌕ということで、お月見にちなんだ飾り物を飾っています🎵


ちりめんでできたウサギ🐰が餅つきをしている様子がとても可愛らしいのですが月がなかったので、自分で黄色い画用紙を切って月🌕を作ってしまいました()


以前はこれだけでしたが、少し寂しいので、10月に飾っていた秋草の手桶も、ススキの代わりに飾っています。こちらもすベてちりめんで出来ているもので、ススキらしきものも入っているのでちようど良いかな、と❤️


また来年活躍してくれる時期まで、きれいにして大切に仕舞っておきます



お彼岸のおはぎ

2024-09-24 23:23:00 | 季節行事

今年も秋のお彼岸に入りましたが、お彼岸といえばいつも思い出すのが「おはぎ」。定番のお供え物ですが、私にはこの時期にしか食べられないおやつでした💕



春にも秋にもお彼岸にはもち米とあんこで作ったお菓子をお供えするのですが、同じお菓子を春は牡丹にちなんで「ぼたもち」、秋は萩にちなんで「おはぎ」と呼ぶのは、季節を大切にする日本らしいとても美しい習慣ですよね❤️


つい数年前までは、実家でも必ずお彼岸にはおはぎを作ってお供えし、下げたものを頂いていました🎵


実家のおはぎは例年2種類で、1種類がもち米を餡で包んだもので、もう1種類が餡をもち米で包んでうえからきな粉をまぶしたもので、私はきな粉のおはぎが大好きでした😍


ここ数年は母もおはぎを作らなくなってしまったので、今年も近所のお団子屋さんで買ってきたものを食べて楽しみました😊



再び美容院へ/お墓参り

2024-09-23 23:22:00 | 季節行事

夫のいない1週間の始まりです😮‍💨


今日は子供たちと思いっきりのんびりと寝たあとは、お昼ごはんを食べて、午後からお出かけ🎵



まずは娘を美容院へ連れて行きました。


先月カット💇したばかりですが、その際に軽い矯正をかけた方がまとまりやすいというお話があったので、今日は矯正をしにやってきたのです💕


前回ですっかり美容師さんも美容院も気に入った娘は一人で大丈夫とのことでしたので、最初のオーダーだけして、あとは美容師さんにお任せしてお店を出ました💦




娘と分かれた後は、息子と一緒に義実家のお墓参りへ。夫が来られないので代理でのお参りです😅


今回はお掃除🧹もお花💐の取り換えも息子がとっても頑張ってくれて助かりました。パパがいない分ママをお手伝いしないと❗️と思ってくれているようです🥰



すぐお隣に神社⛩️がありましたので帰り際にご挨拶をして、娘をお迎えして帰宅🚙



夫がいないと子供たちのリクエストだけでご飯を決められるので、今日は回るお寿司屋さん🍣に食べに行きました🎵


夜はみんなで好きなテレビを見てのんびり過ごしていると、前回夫が出張に行った時は子供たちがまだ小さくで大変だったのに、もう全く手がかからなくなったのを感じて、子供たちも大きくなったなぁとしみじみしてしまいました😊



明後日は秋分・秋の最中昼夜平分

2024-09-20 23:37:00 | 季節行事


明後日は秋分。昼🌞と夜🌝の長さがぴったりと同じになる日。農耕民族である日本人にとっては、冬至・春分・夏至・秋分はとても大切な節目でありました💕


初候である9/229/27は「雷乃声を収む(かみなりこえをおさむ)」。

夏に雷⚡️とともに突然降る夕立☔️も収まるころで、秋晴れの空が見える時期ですね。夏には入道雲☁️がかかっていた空に、鰯雲や鱗雲など、秋の雲がたなびきます😊


ちょうどお彼岸時期ですが、この時期になると、それまで何もないと思っていた場所に突如として真っ赤な曼珠沙華が咲き出します。お彼岸のころに咲くので、彼岸花とも言われていますね。


その赤さや急に現れたように咲くこと、また墓場に多く植えられていたことなどから縁起が良くないとして切り花として飾るのを嫌がる人もいますが、私は綺麗だなぁと思います


ただ、曼珠沙華は毒草で、間違って食べてしまうと吐き気や下痢、ひどいときは中枢神経の麻痺を起こすこともあるのでご注意を💦


鈴蘭・水仙・レンゲツツジ・キョウチクトウ・シャクナゲなども、綺麗で身近な花ですが実は有毒ですので、食べたり蜜をなめたり、活けていた水を誤飲したりしないようにお気をつけて💧


次候である9/2810/2は「蟄虫とを?す(すごもりのむしとをとざす)」。

涼しくなり始め、虫が土の中での巣籠りの支度を始めるころです🎵


中秋の名月がちょうどこの時期です。旧暦815日の満月を指して中秋の名月と言いますが、満月🌕になる前や後の月まで楽しもうと、十三夜・小望月・十五夜・十六夜・立待月・居待月・寝待月🌖など、日本人は様々な名前を秋の月につけてはその美しさを愛でていました❤️


さらには十五夜に月が雲☁️に隠れてしまって見えないときにまで無月とつけたり、雨が降ってしまった場合には雨月とつけて、その見えない様までも楽しんでいたようなのです😳


末候である10/310/7は「水始めて涸る(みずはじめてかれる)」。

夏のあいだたっぷりと水を張って青々とした苗を育てていた田から水を抜いて、稲刈り🌾の準備にとりかかるころです。


青かった水田が次第に黄色味を帯びはじめると、どんどん稲穂が実って穂が垂れ下がり、一面に黄金色の景色を見せてくれます💕


私も小学校で田植え・稲刈り・収穫祭を経験しましたので、稲穂が垂れ下がってくると「そろそろ稲刈りの時期かな」と、懐かしく思い出します😊