休日のバッハ（１．１４．１２）

今日の「休日のバッハ」は、平均率クラヴィーア曲集の第１３番嬰ヘ長調のプレリュードを、２人のピアニストによる演奏の違いを聴いて頂きます。

英語で曲名が書かれている方がポリーニ、日本語で書かれている曲がエル＝バシャです。

エル＝バシャの方が、少しだけですが演奏時間が短くなっております。その分、歯切れ良くこのプレリュードを演奏していますね。より力強いタッチです。

それに比べて、ポリーニの方がよりマイルドで情緒的で深みのある演奏となっております。

私は、どちらかというとポリーニの演奏に惹かれます。それは、この曲の次のフーガを聴くと分かりますが、天国に昇るようなフーガです。

しかし、そのフーガですが、これは以前にもご紹介したスヴャトスラフ・リヒテルの右に出る演奏はないと思っております。ポリーニよりも更にゆったりとしたテンポで流れて行くこのピアノ曲、これに送られてあの世に逝きたいと思うほどです。ついでに、このリヒテルの演奏も追加しました。

と言うわけで、今日は３人のピアニストの演奏の違いというものを、ご自身の耳でご確認下さい。もちろん、それぞれの方々の音楽に対する感性は違っておりますので、上に書いたこととは全く異なる見方をされる方が大勢いらっしゃると思いますが、音楽の楽しみの１つとして、こうした演奏スタイルの違いを感じるということがありますね。

いつものように、ここをクリックして、ウィンドウズ・メディア・プレイヤーでお聴き下さい。期間限定の公開です。

市場概況（１．１３．１２）

１月１３日（金）の市場概況です。日経先物は午後３時１５分現在。　下に１３日の海外市況

◆日経先物：８５００（＋１２０円）ＯＳＣ５６％（＋５％）１月４日のＯＳＣ５５％、終値８５３０円から下落に転じる。ＲＳＩは６２％（＋１３％）
◆日経平均：８５００（＋１１４円）ＯＳＣ５５％（＋３％）１月６日のＯＳＣ５０％、終値８３９０円から切り返しに転じたか？ＲＳＩは５９％（＋４％）
◆ＴＯＰＩＸ：７３５（＋７）ＯＳＣ５４％（＋１％）１月４日のＯＳＣ６２％、終値７４３ポイントから下落に転じる。ＲＳＩは６１％（＋３％）
◆マザーズ指数：３８０（＋２）ＯＳＣ４０％（－１％）１月６日のＯＳＣ５８％、終値３９６ポイントから下落に転じる。ＲＳＩは３２％（－４％）

◆騰落レシオ（２５日間）
　東証１部：９４．６５％（＋１．２２％）－１月１３日現在。
　マザーズ：８１．２９％（－１．８％）－１月１３日現在。

◆１０日高値移動平均値超の銘柄比率３１％（＋１０％）
◆１０日安値移動平均値未満の銘柄比率３７％（－１７％）

今日は、朝方に付けた安値を後場にキープしてからは、じり高での終了。日経平均は８５００円乗せ。
来客があったので、前場にグリーを少しいじっただけ。そのあとはノートレードでした。

持ち越しはありません。

【以下は１３日の海外市況】

◆ドル・円：７６．９４円（＋１７銭）ＯＳＣ４３％（＋５％）１２月２１日のＯＳＣ６４％、終値７８．０８円から円高方向へと切り返し中。ＲＳＩは２８％（＋６％）
◆ユーロ・ドル：１．２６７ドル（－０．０１５ドル）ＯＳＣ３９％（－４％）１月３日のＯＳＣ４９％、終値１．３０５ドルからユーロ安が継続中。ＲＳＩは３１％（－６％）
◆ＵＳドルインデックス：８０．７７（－０．５８）５０ＭＡ（７９．０８）上でのジグザグ上昇の上限に。（１２日現在）
◆１０年債利回り：１．８９％（－０．０５％）５０ＭＡ（１．９９％）を上限にしての上下動中。
◆米３ヶ月国債：０．０３％（＋－０．０％）対１０年債スプレッド：１．８６％（－０．０５）３％切ると要注意。
◆ＮＹダウ：１２４２２ドル（－４９ドル）ＯＳＣ６７％（－１％）ＲＳＩは６４％（－６％）１２月１９日のＯＳＣ４１％、終値１１７６６ドルから切り返し中。
◆ナスダック：２７１１ドル（－１４ドル）ＯＳＣ７２％（－２％）、ＲＳＩは７４％（－７％）１２月１９日のＯＳＣ３８％、終値２５２３ドルから切り返し中。
◆上海総合：２２４５（－３０）ＯＳＣ５６０％（＋１％）ＲＳＩは５９％（－５％）１月５日のＯＳＣ４１％、終値２１４８から切り返しに転じる。
◆ＶＩＸ指数：２０．９１（＋０．４４）２００ＭＡ（２５．７７）を割り込み、下落の最下点に到達して反発中。
◆ＷＴＩ原油先物：９８．７ドル（－０.６６ドル）５０ＭＡ（９８．６４ドル）に超接近中。
◆ＣＲＢ指数：３０８（－２）５０ＭＡ（３１０）を再度割り込む。
◆ＮＹ金：１６３１ドル（－１８ドル）２００ＭＡ（１６３３ドル）を再度割り込む。
◆バルチックドライ指数：１０５３（－５２）２００ＭＡ（１６００）をも一気に割り込みつるべ落としの下落中。
◆セミコンダクターインデックス：３８３（－８）２００ＭＡ（３８８）を突破するも再度下回る。
◆シカゴＣＭＥ（円建て）：８４７０円（－３０円）

ドイツ、オランダ、アイルランド以外の欧州国債の格下げの観測（フランスはその後Ｓ＆ＰがＡＡ＋に格下げ）やＪＰモルガンの減益決算で、ＮＹ株は急落するも、下げ幅を縮めながらの終了です。

なお、１月のミシガン大学消費者信頼感指数は７４ポイントとなり、これは予想を上回っております。消費については好調のようですが、これが米貿易赤字を拡大しております。予想を２８億ドル上回る４７８億ドルの赤字です。このところ、米消費が好調と伝えられておりますが、これは貯蓄を崩しているのか、またはクレジットなどの借金をまたぞろ増やしているのかのどちらかですね。住宅価格は下がりっぱなしだし、株も昨年秋以降は変調を来している訳ですから、急に金回りが良くなる筈はありません。要するに、米国民に長年染み付いた浪費癖は、我慢できても３年程度ということかも知れません。

東北地方での独高級車の売れ行きが前年の１．５倍だそうです。こちらは、人生の哀愁を感じてのやけくそ買いとの観測？？

1月13日(金)のつぶやき→「前場終了段階の１０ＤＨＭＡ超の銘柄数％は２８％（＋７％）、１０...」

12:18 from web
前場終了段階の１０ＤＨＭＡ超の銘柄数％は２８％（＋７％）、１０ＤＬＭＡ未満の銘柄数％は４２％（－１２％）です。グリーは２５本線割れがなく、今日は上り調子。ＯＳＣも＋２％の３２％です。そのグリーで耐えきれず２２１５円で売ってしまったのが痛いけど、この株、節目を抜けると凄い力。

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