株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

市場概況(1.11.12)

2012-01-12 08:15:13 | 市場概況
1月11日(水)の市場概況です。日経先物は午後3時15分現在。 下に11日の海外市況

◆日経先物:8430(+10円)OSC51%(-2%)1月4日のOSC55%、終値8530円から下落に転じる。RSIは54%(+8%)
◆日経平均:8448円(+26円)OSC55%(+2%)12月30日のOSC58%、終値845円から下落に転じる。RSIは53%(+-0%)
◆TOPIX:733(+2)OSC58%(+2%)1月4日のOSC62%、終値743ポイントから下落に転じる。RSIは57%(+2%)
◆マザーズ指数:384(-4)OSC46%(-8%)1月6日のOSC58%、終値396ポイントから下落に転じる。RSIは39%(-10%)

◆騰落レシオ(25日間)
 東証1部:99.91%(-2.59%)-1月11日現在。
 マザーズ:86.79%(-4.2%)-1月11日現在。

◆10日高値移動平均値超の銘柄比率34%(+4%)
◆10日安値移動平均値未満の銘柄比率38%(-1%)

主力市場はまずまずの動きでしたが、その分、新興市場およびネット銘柄が売られております。主力市場が売られると、逆に新興市場が買われるという傾向が、どうやら市場参加者の間に定着しているかのようです。

そのネット関連の3632グリーの落ちどころを昨日に続いて見誤り。今日はピボット値も随分と押されておりましたので、押しこまれたところからの反転を予想しておりした。現に、朝方の押し目からの反転はその予想通りでしたが、後場からはまさに一方的に押される展開。売りの見せ玉が執拗に現れておりましたが、時々ぱくりとどなたかが食っていましたので、これはその筋の共食い減少かと思います。そのグリーの後場に買いましたが、やはり4円ほど抜くのがやっと。後は、下からの反転攻勢のタイミングを見計らっておりましたが、5本線を越えても、25本線の手前ではっきりと突き落とされる始末。

持ち越しはありません。

以下は11日の海外市況

◆ドル・円:76.85円(+1銭)OSC38%(+2%)12月21日のOSC64%、終値78.08円から円高方向へと切り返し中。RSIは25%(-6%)
◆ユーロ・ドル:1.271ドル(-0.007ドル)OSC41%(+-0%)1月3日のOSC49%、終値1.305ドルからユーロ安へと転じる。RSIは28%(-2%)
◆USドルインデックス:80.81(-0.25)50MA(78.86)上でのジグザグ上昇の上限に。(10日現在)
◆10年債利回り:1.93%(-0.07%)50MA(2.0%)を上限にしての上下動中。
◆米3ヶ月国債:0.02%(+0.0%)対10年債スプレッド:1.91%(-0.07)3%切ると要注意。
◆NYダウ:12449ドル(-13ドル)OSC67%(+2%)RSIは69%(-9%)12月19日のOSC41%、終値11766ドルから切り返し中。
◆ナスダック:2711ドル(+8ドル)OSC71%(+1%)、RSIは72%(-6%)12月19日のOSC38%、終値2523ドルから切り返し中。
◆上海総合:2276(-10)OSC61%(-1%)RSIは59%(-2%)1月5日のOSC41%、終値2148から切り返しに転じる。
◆VIX指数:21.05(+0.36)200MA(25.74)を割り込み下落の最下点に到達中。
◆WTI原油先物:101.09ドル(-1.02ドル)200MA(95.71ドル)を一気に回復し、上昇の節目に到達し調整中。
◆CRB指数:314(-2)50MA(311)を一歩抜け出す。
◆NY金:1641ドル(+10ドル)200MA(1631ドル)を大きく割り込み後、何とか一歩抜け出す。
◆バルチックドライ指数:1193(-65)200MA(1605)をも一気に割り込み下落中。
◆セミコンダクターインデックス:388(+2)50MA(371)を再度突破し200MAにあと一息。
◆シカゴCME(円建て):8445円(+15円)

バルチックドライ指数の一直線の下落が止まりません。日本の船会社はこの指数に影響ばかりされるないよう経営改善を図っているとは聞いていますが、それにしても、船の量と荷物の量のアンバランスがあるようです。

昨日の海外市場は、フランスが格下げされるとの通知を政府が受けているとの噂から、債券が買われてVIX指数もあがり、株はナスダック、商品はSOX指数(これはナスダックに連動)があがりましたが、原油は一服状態。

しかし、欧州各国は市場に促されっぱなしですが、この市場の要請に応えてECBがユーロを無制限に刷るようなことをすれば、一体どうなるか?FRBがそれをしましたが、結局市場に金は流れず、商品高やPIGGSのCDS買いなど、マネーの供給しすぎの歪みで、ますます世界経済を不安定にしてしまいました。

政府や中銀の対応は、何も市場に促されて、操り人形のように行うことではないことが、このように証明されております。ここが欧州各国の取り組みの難しいところですね。確かに、国債の信用はこれまでの放漫財政でがた落ちですので、これはこれで立て直さねばなりませんが、ユーロの無制限な印刷で、将来に禍根を残さないとも限りません。ここは、じっくりと本質的な債務危機対応を真面目にやりながら、市場の熱が冷めるのを待つのがいいかも知れません。それと、市場の性急な督促との綱引きがずっと続いている状態ですね。

ユーロが売り込まれているのは、ECBが銀行に対して3年もの無制限の資金供給をすると、昨年暮れに発表したためです。つまり、ユーロが市場に溢れ出しているためのユーロ安。これはECBが直接に国債などを買っている状態とは異なります。銀行間の資金調達を中銀が支援している形。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1月11日(水)のつぶやき→「前場終了段階の10DHMA超の銘柄数%は33%(+3%)、10D...」

2012-01-12 01:15:36 | 株に出会う
11:36 from web
前場終了段階の10DHMA超の銘柄数%は33%(+3%)、10DLMA未満の銘柄数%は36¥5%(-4%)ですが、ほとんど動かず。9983ファーストリテイリングがマイナスから一気にピボットまで上昇。14800円での売りを置いておいたのですが、少し欲張りすぎた。

15:31 from gooBlog production
市場概況(1.11.12) blog.goo.ne.jp/mariomari/e/1b…

by mariomariot on Twitter
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする