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市場概況(7.11.12)

2012-07-12 08:17:06 | 市場概況
7月11日(水)の市場概況です。 先物は午後3時15分現在。 下に11日の海外市況

◆日経先物:8850円(-10円)OSC43%(-5%)7月5日のOSC68%、終値9090円から下落に転じる。 RSIは56%(-5%)
◆日経平均:8851円(-7円)OSC42%(+6%)7月5日のOSC66%、終値9080円から下落に転じる。 RSIは52%(-4%)
◆TOPIX:757(-1)OSC41%(+5%)7月4日のOSC66%、終値779ポイントから下落に転じる。 RSIは52%(-5%)
◆マザーズ指数:357(-1)OSC43%(-5%)5月28日のOSC31%、終値304ポイントから切り返し中。RSIは65%(-6%)

◆騰落レシオ(25日間)
 東証1部:116.6%(-10.74%)-7月11日現在。
 マザーズ:104.94%(-8.4%)-7月11日現在。

今日は、完全に手掛かり難からの小幅下げ。但し、終盤になって先物を始め大きく切り上げております。為替の円安への転換と連動したらしい。でも、為替は今日一日を見れば、ほぼフラット。FOMCの議事録の要旨が今晩明らかになるので、それによる追加緩和期待があるかどうかだけを注視している奇妙なマーケットの習性。モルヒネを待ってる患者のようです。

以下は11日の海外市況

◆ドル・円:79.76円(+33銭)OSC62%(+8%)6月1日のOSC36%、終値78.0円と80円の間でスイング中。RSIは42%(-6%)-11日現在。
◆ユーロ・ドル:1.224ドル(-0.001ドル)OSC35%(+3%)RSI34%(+5%)6月20日のOSC55%、終値1.271ドルからユーロ安継続中。-11日現在。
◆USドルインデックス:83.57(+0.17)50MA(81.75)に近づくも反発中。-11日現在。
◆10年債利回り:1.54%(+0.01%)50MA(1.70%)を割り込み、下落トレンド線上に下落中。
◆米3ヶ月国債:0.1%(+0.01%)対10年債スプレッド:1.44%(+-0.0)3%切ると要注意。
◆NYダウ:12605ドル(-49ドル)OSC51%(-7%)RSIは42%(-1%)7月5日のOSC72%、終値12772ドルから下落中。
◆ナスダック:2888ドル(-14ドル)OSC52%(-7%)、RSIは45%(-2%)7月5日のOSC73%、終値2976ドルから下落中。
◆DAX指数:6454(+16)OSC54%(+2%)RSIは55%(+3%)、7月4日のOSC72%、終値6565から下落中。
◆上海総合:2175(+11)OSC41%(+3%)RSIは27%(+5%)5月29日のOSC62%、終値2390から長期下落中。
◆VIX指数:17.95(-0.77)50MA(20.57)の上値抵抗線にタッチして下落後浮遊中。
◆CRB指数:291(+2)50MA(283)を下から突き抜け浮遊中。
◆WTI原油先物:86.03ドル(+1.87ドル)50MA(88.21ドル)を目指して反発中。
◆NY金:1578ドル(+10ドル)50MA(1594ドル)を挟んでダウントレンドで上下中。
◆セミコンダクターインデックス:360(-3)200MA(391)の上値抵抗線に超接近するも跳ね返され下落中。
◆シカゴCME(円建て):8875円(+25円)

11日の海外市場はかなり変則的な動き。

FOMCの議事録要旨には、特段の追加緩和の雰囲気は感じられず、かといって、今の景気に対してさほど悲観的でもなく、
まず、ドル・インデックスがセオリー通りに上昇。それに伴いNY株は少し下落。ドルの上昇からユーロや金は売られるも買い戻しも出る。円は、かなりの上昇。この点は不明。VIX指数は逆に低下。債券はほとんど変わらず。原油は、これは在庫情報に反応して上昇。CRB指数は結構良好に上げております。セミコン指数はこのところ下落一途。シカゴ先物は円安効果でプラス終了。ユーロは下げてもDAX指数はまずまず上昇。

どうやら、全般に悪い中、CRB指数への資金の移動は認められるようです。金も原油もセミコンもみんな悪いし、かといって、米国債のような債券は高すぎる(金利が低すぎる)ので、今、投機筋が一番儲けられるのが、この指数です。景気が悪くなろうとも、天候不順や新興国での食料需要増で、やはり生きる糧としての穀物類は、いわば必需品として狙われているようですね。
コメント
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