4月5日(火)のレーザーテックは、これまでの上げ基調から下げ基調に転じたかの値動きでした。朝方はOSCが60%に達していたので、これは強いと思っておりました。
しかし、結果としては昨年末から1月4日にかけてのOSC65%までの駆け上がりのエネルギーはなかったのかも知れません。これまでの「助走」が昨年暮れとは段違い。その証拠に、このところOSCをコンバージェンス(終値はマイナスなのに、OSCだけ切上げていく状態)させていました。
つまり、上げエネルギーが「空回り」している状態。そのエネルギーが今日で途切れそうになっております。
まだ誤差の範囲ですが、OSCは55.6%で、昨日の57.9%、一昨日の55.7%よりアンダー。3月15日からの5000円の戻しがやっとだった可能性が大。しかし、一応、30日壁の20595円は突破。但し、これはこれまでの突破の状況と違い、ジリジリと下げてきての突破。この壁の推移をみれば一目瞭然です。
市場の切り返しに乗じて3月15日を底にして戻してはきておりましたが、基本はダウントレンド。
一旦、今回の切り返しの相場が終わったのかも知れません。そうなると、基本戦略としては、OSCを見ながら、前日よりアンダーするタイミングでの売り攻勢が強ければ、一旦「売りから入る」形となります。今日の朝方の勢いから、20600円の下値での攻防戦と見た方々の勝ちでした。朝方の上値はOSC60%のピーク値でした。