今日の前場、買い持ち越しの6920レーザーテックですが、海外安を受けて845円安で始まる。ここが底かと思いきや、数度19000円の大台を突破するもそれまで。前場引けにかけて節目の18780円(これは何と、昨年5月10日の安値)をしばらく上下しておりましたが、どうしても18800円から上には行けず、18790円で損切り。
その後、再度動意づいたので18790円が底と判断し18805で買いエントリー。その結果はご覧の通りで、前場終了にかけては死んだような状態。18715円で損切り。往復ビンタを食らってしまいました。長く相場をやっているとこういうことは度々ありますが、昨日のテクニカルデータを完全に読み誤ったようです。
ポイントだけ書くと、下げ基調での直近壁突破が途切れた翌日は「売り」が原則。その後に売られすぎサインが出るとしても、その途切れた日からの日柄調整が4-5日は必要になります。その間は、売られすぎサインが点灯しないことが条件。
レーザーテックは前場終了段階でOSCも49.4%まで低下。節目の50%をいとも簡単に下回りました。完全な下降トレンドです。この日柄調整を待つことをせずに、底値と判断して買いホールドした筆者の完全な判断ミスでした。
もう一度、冷静な判断力を養う必要がありそうです。それにしても、レーザーテックはセミプロ級のトレーダーが多く、日中の値動きは騙しが多い難易度の高い銘柄ですので、それなりの覚悟を持って参戦しないとコンスタントに勝つのは結構難しい銘柄ですね。
筆者にしても、寄り付きからOSCが大きくアンダーしており、その後の反発も19000円超えから上に行けなかった段階での早期の損切りが正解でしたが、場を見ていると、また切り返しがあるのではないかとの期待感から傍観してしまいますね。これが心理的には一番やっかいなところ。そして、下げが始まると、あっという間に持っていかれ、その後わずかな反発で少しの期待感をもたせ、少し戻したところで、待ち構えていたような大きな売り攻勢に遭うといった塩梅ですね。
先日、自分でレーザーテックは下降トレンドに入ったと書いたばかりなのにこの始末。
以上、テクニカル指標の完全な読み違えを行ったことの大いなる反省記でした。