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相場の転換点の再定義ー補足編1

2023-04-22 13:18:30 | テクニカル分析
先日、「相場の転換点の再定義」というタイトルのブログを公開しましたが、もう少し補足します。

1.表示形態:

 ①前日MIN指数値>当日MIN指数値 →ピンク色に表示されます。
 ②前日MAX指数値<当日MAX指数値 →グリーン色に表示されます。

2.転換点の判断ポイント:

 ①MIN指数値のピンク→翌日以降のMAX指数値のピンク
  つまり、ピンク色が左から右へと移動したケース。MIN→MAXへの移動は
  切り返し転換のサインとなります。
  例:ソニーGの2/22→2/24=終値=ベースライン。(11355円)
    この日のOSCは44%(OSCのベースライン)

 ②以後、11355円とOSC44%に対して、その日の安値とOSC(こちら
  は前日比)が共に上回っている日に買い。

 ③3月3日が安値11400円。OSC58%(前日比+5%)なので引けま
  でに買い。大引けで11545円。

 ④以後、安値とOSCが上回っている限りホールド。

 ⑤3月8日にOSCが前日より下回りましたので引けに売り。12060円

以上が、底値からの立ち上がり過程での買いタイミングを、MIN指数値(ピンク)→翌日から2-3日後までのMAX指数値(ピンク)へと移動した場合のタイミングについて基本的なルールを記しました。

今回は「ピンク」→「ピンク」への右移動のケースでしたが、「ピンク」→
「グリーン」への左移動や、「グリーン」→「ピンク」への左移動や、「グリーン」→「グリーン」への右移動などのパターンがあります。

売りか買いかの判断は、こうして見つけた転換点からのOSCの変化と当日安値の推移によって行います。なぜ買いか売りかの別々の判断が生じるかというと、相場にはご存知のように、いわゆるオーバーシュートがつきものだからです。上げすぎた場合は下げ反動が大きいし、下げすぎた場合は上げ反動も大きいというランダムな動きをするからですね。ここが株式相場のテクニカル分析の難しいところです。

ですが、上記のようなベースラインを元にして、OSCの推移を参考にしながらの買いか売りかの判断をして、デイトレまたはスイングトレードを行えば、かなりの確率で値動きが予想できることが分かりました。

ご参考までに。


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海外市場概況(4.21.2023)

2023-04-22 07:59:12 | 海外市況概況
4月21日(金)の海外市場概況です。

1.NYダウ
 下落トレンドに13日に転換しているものの、まだ14日MIN指数値を切り上げ続けており、渋とく粘っております。30日壁突破は20日に途切れておりますので、ここから先は、14日MIN指数値がいつ下降に転じるかにかかっております。ちょうど2月21日がその転換点でした。その時の終値が33130ドル。その後、2月28日に陰の極を迎えた時の終値は32657ドル。その差473ドル。一日で500ドル以上上下する不安定時期に比べると、何とも穏やかな日和が続いております。これがいつ変化を見せるか? 今は売買は控えるべき時でしょうね。

2.Nasdaq
 ついに弱気転換のサイン。14日MAX指数値が下降に転じました。2月23日のパターンに近似しております。この時の終値が11590ドル。陰の極を迎えた翌日3月10日の終値は11139ドル。その差451ドル。ほぼダウと同じような下落。

3.ドル・円
 4月10日に強気転換(円安方向)してから、13日に一時下落に転じかけたものの、その後立ち直っております。131.335円がベースラインですので、まだまだ円安のトレンドは変わっておりません。

4.CME日経先物
 こちらはNasdaqと違って、更に14日MAX指数値を切り上げております。30日壁突破も7日連続。3月15日からの上昇ラリーは継続中。3月21日がそのスタートポイントでしたが、翌22日の日経平均も521円高と爆上げ。

以上です。
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