先日、「相場の転換点の再定義」というタイトルのブログを公開しましたが、もう少し補足します。
1.表示形態:
①前日MIN指数値>当日MIN指数値 →ピンク色に表示されます。
②前日MAX指数値<当日MAX指数値 →グリーン色に表示されます。
②前日MAX指数値<当日MAX指数値 →グリーン色に表示されます。
2.転換点の判断ポイント:
①MIN指数値のピンク→翌日以降のMAX指数値のピンク
つまり、ピンク色が左から右へと移動したケース。MIN→MAXへの移動は
切り返し転換のサインとなります。
例:ソニーGの2/22→2/24=終値=ベースライン。(11355円)
この日のOSCは44%(OSCのベースライン)
②以後、11355円とOSC44%に対して、その日の安値とOSC(こちら
は前日比)が共に上回っている日に買い。
③3月3日が安値11400円。OSC58%(前日比+5%)なので引けま
でに買い。大引けで11545円。
④以後、安値とOSCが上回っている限りホールド。
⑤3月8日にOSCが前日より下回りましたので引けに売り。12060円
以上が、底値からの立ち上がり過程での買いタイミングを、MIN指数値(ピンク)→翌日から2-3日後までのMAX指数値(ピンク)へと移動した場合のタイミングについて基本的なルールを記しました。
今回は「ピンク」→「ピンク」への右移動のケースでしたが、「ピンク」→
「グリーン」への左移動や、「グリーン」→「ピンク」への左移動や、「グリーン」→「グリーン」への右移動などのパターンがあります。
売りか買いかの判断は、こうして見つけた転換点からのOSCの変化と当日安値の推移によって行います。なぜ買いか売りかの別々の判断が生じるかというと、相場にはご存知のように、いわゆるオーバーシュートがつきものだからです。上げすぎた場合は下げ反動が大きいし、下げすぎた場合は上げ反動も大きいというランダムな動きをするからですね。ここが株式相場のテクニカル分析の難しいところです。
ですが、上記のようなベースラインを元にして、OSCの推移を参考にしながらの買いか売りかの判断をして、デイトレまたはスイングトレードを行えば、かなりの確率で値動きが予想できることが分かりました。
ご参考までに。