12月15日(金)のレーザーテック研究です。
ついに、売られすぎサインが点灯。指数値も1.000となり、このまま下落トレンドに入るか、それとも怪力で踏ん張るかの正念場を迎えております。
今日の終値の32700円が新たなベースラインとなります。売られすぎサインの点灯は9月12日以来。その前日にも点灯。ちょうどその頃は売買判断指数の1.000以下が連発されており、レーザーが苦境に立っていた時期です。
9月14日にようやく1.000超えの水面上に浮上。そこからは押し目を喰らいながらも、5000円程度の上昇を果たしております。
レーザーテックの売買判断指数の解釈で難しいところは、前場には実は0.975あたりまで下落しておりました。-50円安の段階でです。ところが、途中から1.000に張り付きながら、下落幅を拡大していっております。
これは他の銘柄には見られない、レーザー特異な現象かと思います。
計算式はいささか面倒ですが、過去28日間でのOSCの最低値を記録した日の指数値を使っております。INDEX-MATCH関数を使った複雑怪奇なものです。この関数で、市場の日々の歪みを、特に窓を開けて下落や上昇をした日の「補正」を行って、売買判断指数を導いております。
レーザーテックの場合は、不自然な上下運動が激しいことも、特異な値動きをする理由ではないかと推察しております。
しかし、売買判断指数そのものに実際の値動きは連動してついてきておりますので、1.000またはそれ以下からの立ち上がり過程での売買の有効性には変わりはありません。
さて、結論的には来週のレーザーテックは、節目に立っていることは間違いないでしょう。今日の点灯を一過性に終わらせるのか、それとも数日から1週間程度の調整入りのサインなのか?
ここから先は、神のみぞ知る世界となります。市況が崩れなければ、もう少しの調整からの反発もありえますが、ここ4日間は前日安値を超えることなく終了しております。
従って、安いと思って掴んだ方々が、損失を抱えている状態。戻り売りに晒されるリスクが高まっております。ちなみに貸借倍率は0.75倍。13日と変わっておりません。これは週一回のデータ更新のせいかも知れません。
と思って、SBI証券のHPを見たら、毎週第二営業日に更新となっておりました。どうりでね。
以上です。