株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

レーザーテック研究(12.15.2023)

2023-12-15 16:35:07 | レーザーテック研究
12月15日(金)のレーザーテック研究です。

ついに、売られすぎサインが点灯。指数値も1.000となり、このまま下落トレンドに入るか、それとも怪力で踏ん張るかの正念場を迎えております。

今日の終値の32700円が新たなベースラインとなります。売られすぎサインの点灯は9月12日以来。その前日にも点灯。ちょうどその頃は売買判断指数の1.000以下が連発されており、レーザーが苦境に立っていた時期です。

9月14日にようやく1.000超えの水面上に浮上。そこからは押し目を喰らいながらも、5000円程度の上昇を果たしております。

レーザーテックの売買判断指数の解釈で難しいところは、前場には実は0.975あたりまで下落しておりました。-50円安の段階でです。ところが、途中から1.000に張り付きながら、下落幅を拡大していっております。

これは他の銘柄には見られない、レーザー特異な現象かと思います。

計算式はいささか面倒ですが、過去28日間でのOSCの最低値を記録した日の指数値を使っております。INDEX-MATCH関数を使った複雑怪奇なものです。この関数で、市場の日々の歪みを、特に窓を開けて下落や上昇をした日の「補正」を行って、売買判断指数を導いております。

レーザーテックの場合は、不自然な上下運動が激しいことも、特異な値動きをする理由ではないかと推察しております。

しかし、売買判断指数そのものに実際の値動きは連動してついてきておりますので、1.000またはそれ以下からの立ち上がり過程での売買の有効性には変わりはありません。

さて、結論的には来週のレーザーテックは、節目に立っていることは間違いないでしょう。今日の点灯を一過性に終わらせるのか、それとも数日から1週間程度の調整入りのサインなのか?

ここから先は、神のみぞ知る世界となります。市況が崩れなければ、もう少しの調整からの反発もありえますが、ここ4日間は前日安値を超えることなく終了しております。

従って、安いと思って掴んだ方々が、損失を抱えている状態。戻り売りに晒されるリスクが高まっております。ちなみに貸借倍率は0.75倍。13日と変わっておりません。これは週一回のデータ更新のせいかも知れません。

と思って、SBI証券のHPを見たら、毎週第二営業日に更新となっておりました。どうりでね。

以上です。
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市場概況(12.15.2023)

2023-12-15 16:15:32 | 市場概況
12月15日(金)の市場概況です。

1.日経平均
 売買判断指数が1.000以下の時に終値を点灯させるようにしておりますが、日経平均は3日連続で点灯。8日にも点灯しておりました。

これが点灯している間は、買いは控えるのが原則。翌日、点灯が消えているのを確認して、かつ、前日終値より当日安値が上回っているのを確認しての買いとなります。

その基準となる数字を、ベースラインと称しておりますが、今日の日経平均の終値の32971円がそれに該当します。

昨日は32686円で終了しており、前日より240円安でした。売買判断指数も0.971に急降下しておりました。1.000以下での終了は、日経平均としては、10月2日以来の出来事でした。

他の個別銘柄でも、このような1.000以下を久しぶりにマークした銘柄も結構多く、今日の反発を招来したものと思われます。例えば、6861キーエンス、6273SMC、7269スズキなどです。

SMCは出来高が細く、値動きが荒いのですが、1.000以下になった日の翌実はかなりの確度で上昇しますね。但し、市況が非常に悪い時は1.000以下を連発しますので、その場合は、売買判断指数が底打ちした段階での日計りでのトレーディングが良さそうです。

2.グロース250
 こちらもSMCと同じく、売買判断指数が1.000を切った翌日は上げる傾向にあります。今日は上げておりますが、まだ判断指数は0.999と低い水準です。本復とは言えませんが、11月2日までのような形にはなってきております。反発力を強めていく可能性が大。

以上です。
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NY市場概況(12.14.2023)

2023-12-15 07:43:32 | NY市場概況
12月14日(木)のNY市場概況です。

1.NYダウ
 6連騰で史上最高値を更新。OSCも+1%の76%に、RSIはほとんど変わらず、9日RSIはむしろ1.2%低下。ジェットコースターが頂点付近に達すると、段々と昇る勢いがゆるくなりますが、そんな動きに似ております。商品投資ファンドが買いに転じたことが大きいとの記事がありましたが、強気が強気を生む典型。そのファンドは来週にも売りに転じる可能性ありとなっておりました。

株は、10月4日(投資の日)に買い、12月末までに売るのが最も効率が良いとの話もあります。何事も12月は行けるところまで行くという心理状態が社会的にも醸成されやすい。

2.Nasdaq
 ダウと同様ですが、こちらは陰線引けでOSCも2%落として71%。それでもトコトコとついていっております。30日壁突破以外はこれといったシグナルは出ておらず。

3.ドル・円
 いよいよ、アメリカ金利は打ち止め、日銀はマイナス金利を解除し金利を上げる方向、と言った潮目の時期ですので、当然、為替は円高へと大きく回帰中。その転換点は12月4日の147.2円で終わった時期と判断しておりあます。OSCがちょうど直近での最低値をマークした日で44%でした。11月20日も同じ44%での最低値。その後一旦円安への揺り戻しがあり、再度円だけへの回帰を鮮明にしたのが12月4日でした。

4.CME日経平均先物
 7時40分現在32595円で、日経平均の終値比で90円ばかり安い。再度、前日安値割れでの終了。調子が上がっておりません。しかし、32330円というベースラインはまだ維持しております。

5.VIX指数 12.48(+0.29)

6.SOX指数 4097(+107)

7.米10年債利回り 3.922%(-0.103%)大幅下落。

以上です。
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