11月30日(木)のNY市場概況です。
1.NYダウ
いやはや、ここまで上げるとは? まさに摩天楼上げ。OSCは70%に到達。RSIは短中とも90%超え。売買判断指数は1.119で、データを取り出して以来の最高値。インフレ指標が下がってきたのが材料らしいですが、利下げ期待ということなんでしょうか。
2.Nasdaq
ここまでダウと連動しなNasdaqというのも珍しい。MIN指数比は1.03ですが、売買判断指数が1.137と既に高水準なのが影響しているのか、このあたりの2つの指標との相関関係を、後で検証してみたいと思います。
注目すべきは売られすぎサインが点灯していることです。10月26日以来のこと。通常は売買判断指数が1.0以下の時に点灯するのですが、今日は1.137もあります。過去は1.03程度のケースはありましたが、今日は突出して高い。1.05とかまでだったら翌日は上げるケースが多かったのですが、今回のNasdaqは果たしてどうなるか?
3.ドル・円
5日ぶりに反発。米10年債利回りが微妙に上昇しているのが効いているかも知れません。まだ米国株価への影響はありませんが、日本株には円安方向への揺り戻しは、少し良い方向へと行くかも知れません。
OSCが+8%の54%に到達。まだ下値模索の状態ですので、本格円安回帰とは言い難い状況。
4.CME日経平均先物
7時半現在33520円で、日経平均の終値比で40円ほど高い。OSCを58%に上げ依然として好調をキープ。昨日の売られすぎサインはすぐに消灯。10日MAラインも60円ほどですが奪還。
5.VIX指数 12.92(-0.06)
6.SOX指数 3725(-29)
7.米10年債利回り 4.332%(+0.073%)
以上です。