12月22日(金)のNY市場概況です。
1.NYダウ
昨日の高値更新した後は、150ドル程度の下落で終了。前日比で-18ドル。OSCはこの急降下で-8%の60%に。OSCが84%の最高値を記録した翌日の高値が37641ドル。OSCは翌日の株価の傾向を示す先行指標ですので、こうして翌日に高値更新となりやすい。
注目点は売買判断指数が37386ドルで点灯したこと。10月27日の32418ドル以来。この間5000ドル近い上昇。この先、この指数が更に上に行くのか、それとも下降トレンドとなるのか、非常に重要な局面。
しかし、レーザーテックもそうですが、久しぶりに売買判断指数を点灯させ、それが日にちをおいて前回の指数よりかなり上で点灯。このパターンは、5月24日に32800ドルで点灯させ、8月4日に35066ドルで再点灯させたパターンによく似ております。8月4日の後は10月27日の32418ドルまでの下落相場を演出しております。
今回も、そのパターンのような気がします。
2.Nasdaq
こちらは売買判断指数はまだ点灯せず。前回の8月17日の点灯(13317ドル)で底打ちしてから、途中10月26日には0.988まで押し込まれてからは上昇一途です。今日はまだ1.079もあります。
もう少し調整が必要というところか。
3.ドル・円
OSCが50%に復帰。新たなベースラインが142.1円ですから、今日の安値の141.878円はあと一歩。この壁を超えれば、今回の円高ラリーも一息つく可能性があります。
4.CME日経平均先物
33220円で終了。日経平均の終値比+50円。来週はほぼ同じ水準から穏便にスタートできそうです。
5.VIX指数 13.03(-0.62)
6.SOX指数 4133(+14)
7.米10年債利回り 3.898%(+0.006%)
以上です。