アメリカ市場を左右する2つの懸念、シティバンクとビック3問題のうち、24日はシティに対する資本注入や保証を組み合わせた救済案の発表と、5000億ドルから7000億ドルの新景気刺激策への期待感から、ダウは8443ドル(+396ドル)と大幅に連続高です。
中古住宅販売はほぼ事前予想並の498万件ですが、価格の下落率は過去最大の前年比-11%低下し、中央値は18万3300ドルとなっております。
1999年のある統計によると中央値は10万8300ドルです。これに年率3%程度の物価上昇率を勘案すると、14万ドル程度に相当するかと思われます。もう少しの下落が必要ですね。
それよりも、原油が+4.57ドルですが、率にすると何と9.15%高で終了しております。金も続伸。どうもリスクマネーが、オバマ政権の景気刺激策で需要減退懸念が後退したと見て反発に転じたようです。
ユーロ・ドルも1.29ドルレベルへと上伸し、ドルインデックスも頭打ちの様相です。どうやら、この調子だとこれまでのドル高が是正へと動きそうです。ドル・円は97円に乗せております。96.9円の攻防を突破すると再度100円への道筋が見えてくる位置取りです。逆に突破できなければ94円台へと押し戻される可能性があります。
今日は、資源関連、商社など賑わうことになりそうですね。
◆NYダウ:8443ドル(+397ドル)OSC42%(-5%)11月20日の37%から切り返し中。但し、OSCは-5%となっており、25日は反落調整のリスクあり。
◆シカゴCME日経先物:8470円(大証終値比+520円)
◆ドル・円:97.19円(1円29銭円安)OSC50%(+1%)11月4日の62%以来の高値。次のターゲットは98円20銭あたり。
もう1つのGM問題ですが、USA Todayがこの件を取り上げており、2000を越える読者からのコメントが寄せられて、その中では、意外とビック3への政府資金投入への賛成意見は少ないようです。今や、ビック3以外のクルマが53.5%を占めており工場も沢山あります。「外国車でもいいじゃん。」というのがアメリカの大衆の意見です。また、ビック3の従業員の給与は、アメリカの平均的労働者の2倍以上で、トップも高額の報酬を得ていることが、例の自家用ジェット機やら役員専用レストランなどの問題もあり、一般国民の反感の元となっているようですね。既にビック3の雇用者全体に占める割合は1979年の4.6%から2008年は1.9%にまで低下しております。(関連の部品会社など入れるともちろん絶対値では255万人程度とまだ多い数字ではあります。)
こんなことじゃ、本当に大衆に支持されないGMは潰されるかも知れません。
中古住宅販売はほぼ事前予想並の498万件ですが、価格の下落率は過去最大の前年比-11%低下し、中央値は18万3300ドルとなっております。
1999年のある統計によると中央値は10万8300ドルです。これに年率3%程度の物価上昇率を勘案すると、14万ドル程度に相当するかと思われます。もう少しの下落が必要ですね。
それよりも、原油が+4.57ドルですが、率にすると何と9.15%高で終了しております。金も続伸。どうもリスクマネーが、オバマ政権の景気刺激策で需要減退懸念が後退したと見て反発に転じたようです。
ユーロ・ドルも1.29ドルレベルへと上伸し、ドルインデックスも頭打ちの様相です。どうやら、この調子だとこれまでのドル高が是正へと動きそうです。ドル・円は97円に乗せております。96.9円の攻防を突破すると再度100円への道筋が見えてくる位置取りです。逆に突破できなければ94円台へと押し戻される可能性があります。
今日は、資源関連、商社など賑わうことになりそうですね。
◆NYダウ:8443ドル(+397ドル)OSC42%(-5%)11月20日の37%から切り返し中。但し、OSCは-5%となっており、25日は反落調整のリスクあり。
◆シカゴCME日経先物:8470円(大証終値比+520円)
◆ドル・円:97.19円(1円29銭円安)OSC50%(+1%)11月4日の62%以来の高値。次のターゲットは98円20銭あたり。
もう1つのGM問題ですが、USA Todayがこの件を取り上げており、2000を越える読者からのコメントが寄せられて、その中では、意外とビック3への政府資金投入への賛成意見は少ないようです。今や、ビック3以外のクルマが53.5%を占めており工場も沢山あります。「外国車でもいいじゃん。」というのがアメリカの大衆の意見です。また、ビック3の従業員の給与は、アメリカの平均的労働者の2倍以上で、トップも高額の報酬を得ていることが、例の自家用ジェット機やら役員専用レストランなどの問題もあり、一般国民の反感の元となっているようですね。既にビック3の雇用者全体に占める割合は1979年の4.6%から2008年は1.9%にまで低下しております。(関連の部品会社など入れるともちろん絶対値では255万人程度とまだ多い数字ではあります。)
こんなことじゃ、本当に大衆に支持されないGMは潰されるかも知れません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます