知人に紹介されて松坂屋本館6階美術画廊で開催されている海野光弘 木版画展に行って来ました。初期の作品を少し並べます、案内ハガキにあり、どんな作品があるんだろうと興味津々でした。
意外や初期のものは人物像が中心で、26歳の時に版画展に出展したという等身大の大きさの女性を描いた作品は見ごたえがありました。販売価格は100万円で、やっぱり、という感じでした。
非売品の初期の作品も展示されており、海野光弘さんのイメージが少し変わりました。私が知らなかっただけかもしれません。次々に作品が売れているようで、かなりの固定ファン層があることがうかがえました。
私は2007年カレンダーを買いました。その最後の所に海野光弘さんの詩がしたためられています。
人は街へ街へと文明を追い急ぎ
古いたたずまいは奥へ奥へと消えていく
そのあとを追うように私のふる里を
素朴な人間の生活を求めて今日も歩きまわる
あのかやぶき屋根の匂いとその下に息づく人々の生活
そして自然との調和のいかに美しいことか
やがて現代という名の重みを支えきれずに
幻の昔語りになるにしても
39歳で亡くなられた海野光弘さんが生きていたらこの現代をどう語ってくれたのか、どんな作品が生み出されていたのか、多くの方々がそう思っているに違いありません。
意外や初期のものは人物像が中心で、26歳の時に版画展に出展したという等身大の大きさの女性を描いた作品は見ごたえがありました。販売価格は100万円で、やっぱり、という感じでした。
非売品の初期の作品も展示されており、海野光弘さんのイメージが少し変わりました。私が知らなかっただけかもしれません。次々に作品が売れているようで、かなりの固定ファン層があることがうかがえました。
私は2007年カレンダーを買いました。その最後の所に海野光弘さんの詩がしたためられています。
人は街へ街へと文明を追い急ぎ
古いたたずまいは奥へ奥へと消えていく
そのあとを追うように私のふる里を
素朴な人間の生活を求めて今日も歩きまわる
あのかやぶき屋根の匂いとその下に息づく人々の生活
そして自然との調和のいかに美しいことか
やがて現代という名の重みを支えきれずに
幻の昔語りになるにしても
39歳で亡くなられた海野光弘さんが生きていたらこの現代をどう語ってくれたのか、どんな作品が生み出されていたのか、多くの方々がそう思っているに違いありません。