まつや清の日記 マツキヨ通信

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自民・民主党首討論はどっちに軍配?少数政党の出番は?

2007年07月02日 | その他
 昨日の21世紀臨調主催の自民・民主=安倍・小沢党首討論をNHKが録画放送。アメリカの共和・民主大統領候補の1対1のディベートにも似た企画、なかなかの見ごたえがありました。しかし、このようにして固まる二大政党制論に少数政党がどう反撃できるか。

 25分間という質問時間、相互に突っ込みあい。自分だったらどう質問するか、どう答えるか、緊張感が伝わってきました。小沢代表、質問では久間発言を踏込んで迫力も見せるも、安倍首相は開き直り、財源、責任政党論で押しまくり。どっちに軍配か?

 各新聞報道で自民・民主の対立点紹介で対等感があります。しかし、TVでの映像は原稿を読む、ニコニコ顔の小沢さん、「ゆとり」の演出かと思いますが、幼稚っぽく憲法改正を掲げてきた安倍首相の「開き直り」ともいえる小沢「追求姿勢」に迫力ありです。

 その憲法改正を一言も云わない安倍首相、年金問題が争点だ、この姿こそは民主党長妻昭衆議院議員の国会質問で追いこまれた結果、もっと闘う民主党を見せることが出来たはず。年金問題、「責任政党としての無責任さ」をどう指摘すべきであったのか。

 最後の1分メッセージでも小沢代表は安倍首相に感謝の言葉、首相は一切無視。あの安倍首相の居直り「追求姿勢」、演出としての強がりに怖さを感じました。毎日新聞は、2人の討論力の不足、質問の幾つかが国会党首討論で繰り返された内容と厳しい指摘。

 民主党のこの迫力不足に、少数政党がどのような「迫力」を見せる事が出来るのか。